真剣で料理人をやりなさい!?   作:シャト6

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第6話

1ヶ月が経ち、いよいよ川神大戦当日がやって来た。

 

大和「いよいよだな」

 

大串「これが、向こうから得た布陣図だ」

 

モロ「うわっ!中央の布陣が物凄いね」

 

大和「けど、そのお陰で左右の布陣は手薄だ。そして、ウチの本陣は余程の事がないかぎり中々近付けないさ」

 

布陣図を見ながら、作戦会議をする。師岡の言う通り、中央にかなりの数が集まっていた。そして、大和言う通り、その分左右にいる布陣の数は少ない。しかも、F組のクラスの本陣は、周りを川で囲まれているため、簡単には手は出せない。

 

飛翔「いよいよだな」

 

大和「ああ。飛翔の助っ人はいつ出てくるんだ?」

 

飛翔「始まって数人はすぐに出てくるさ」

 

大和「なら、期待させてもらうぞ?」

 

鉄心「それでは・・・川神大戦開始!!!!」

 

とうとう始まった。さて、戦況はどう動くのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使「ヒャッハ~!ワクワクするぜ!!」

 

亜巳「いいね~♪いい男連中が多いじゃないか」

 

竜兵「へっへっへ♪どいつこいつも、いいケツしてるじゃねぇか」

 

辰子「2人とも駄目だよ。飛翔君に怒られるよ?」

 

亜巳「分かってるよ!」

 

釈迦堂「お前らは先にやってな。俺ぁ、もう少し後みたいだからよ」

 

天使「分かったぜ!ヒャッハ~!!」

 

釈迦堂を除いた4人は、早速敵と戦っていくのである。辰子以外は、物凄く楽しそうに敵を倒している。特に、天使と竜兵は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大串「報告だ。川盛が用意した助っ人が、次々と敵を倒してるそうだ」

 

大和「凄いな」

 

モロ「今のところは、こっちが優位だね」

 

大和「けど、アイツがそれで終わるはずがない。それに、向こうには弁慶達もいるんだ」

 

大和の言葉通り、葵は1つ目の策に打って出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬馬「やりますね大和君。では、こちらも動きましょう♪弁慶さん、義経さん、お願いしますよ」

 

弁慶「分かってるよ~♪けど、後で川神水飲ませてよ」

 

冬馬「ええ、極上の川神水を用意していますよ♪」

 

そして2人は行ってしまった。場所は変わって英雄がいる場所。

 

英雄「フハハハ!このまま押し進め!!」

 

準「ったく、無茶するぜ」

 

マルギッテ「ですが、もうじき弁慶達が合流します」

 

準「なら少しは安心できそうだな」

 

すると、目の前にF組のメンバーがやって来た。

 

一子「川神一子参上!!」

 

英雄「おおっ!!一子殿!!」

 

源「おい一子、一人で突っ走るな」

 

一子「アハハ・・・ゴメンねたっちゃん」

 

源「ったく仕方ねぇな」

 

クリス「クリスティアーネ・フリードリヒ!推参!!」

 

マルギッテ「お嬢様・・・私がお相手致します!!」

 

クリス「マルさんか・・・ならば、本気で参る!!」

 

準「俺の相手はお前らか?」

 

源「いや、俺が相手だ」

 

一子「私の相手がいないわ」

 

「その心配はないよ~」

 

やって来たのは、義経と弁慶だ。

 

英雄「遅かったな。義経に弁慶」

 

義経「く、九鬼君!」

 

弁慶「これでも、急いで来たんだよ~」

 

一子「貴方が私の相手って訳ね」

 

弁慶「そだよ~♪」

 

義経「よ、義経はどうすればいいのだ?」

 

弁慶「主は、英雄の護衛をお願いね~♪」

 

義経「分かった!義経はしっかりと九鬼君の護衛をするぞ!!」

 

ここでもまた、戦いが開始されていた。一方、F組本陣は・・・

 

真与「こ、ここにいてもいいんでしょうか?」

 

千花「真与は大将なんだし、ドッシリ構えとけばいいのよ」

 

「へ~、随分と余裕だな」

 

羽黒「はっ?」

 

やって来たのは、九鬼英雄のメイドである忍足あずみだ。

 

あずみ「悪いが、英雄様の為に倒されてもらうぜ!!」

 

千花「!!」

 

3人は目を瞑っていた。しかし、何時まで経っても攻撃はこない。ゆっくりと目を開くと、そこには・・・

 

あずみ「テメェは・・・」

 

由紀江「黛由紀江、見参!!」

 

松風『頼れる助っ人、松風もいるぜ~♪』

 

現れたのは、大和が助っ人として読んでいた一年の由紀江であった。因みにもう1人は携帯ストラップである松風である。

 

あずみ「なるほど・・・お前が黛十一段の娘か!!」

 

由紀江「貴方の部下は、全員倒しました。まだ続けますか?」

 

あずみ「はっ!すげ~剣圧だな!」

 

由紀江「私なんてまだまだです。私より凄い圧を知っています」

 

あずみ「テメェよりもだと!?」

 

由紀江「お話はここまでです」

 

あずみ「チッ!!」

 

あずみは本陣から撤退した。そして、周りの安全を確認して、冬馬に連絡をいれた。

 

冬馬「やりますね大和君。ですが・・・これからですよ♪お願いします、モモ先輩」

 

冬馬の言葉に、百代はゆっくりと立ち上がった。飛びっきりの笑顔で。そしていよいよ、武神が動き出すのである。

 

英雄「ぬぅ・・・」

 

準「どうすんだ英雄!!」

 

マルギッテ「このままではまずいですね」

 

すると、空から物凄い気配を感じた。上を見上げると、S組の切り札である川神百代が降ってきた。

 

百代「ようやく戦えるのか!!楽しみだな~♪」

 

大和「とうとう動いたか姉さん!!」

 

飛翔「とにかく、俺達も行くか」

 

俺と大和も、敵の大将の所に向かった。

 

百代「さて、私を楽しませてくれるのは誰だ?」

 

一子「やっぱり・・・お姉様がいたのね」

 

クリス「どうする!状況が一気に変わったぞ!!」

 

源「チッ!!やってくれるぜ!!」

 

岳人「ど、どうすんだよ!?」

 

大和「姉さん、やっぱり来たね」

 

百代「大和か」

 

大和と飛翔も皆と合流する。既にウチのクラスの何人かは、百代の手によってやられていた。

 

大和「姉さんの相手は、この人達だ!!」

 

「へっへ。ようやく俺の出番か」

 

飛翔「ええ、お待たせしました。宜しくお願いしますよ、釈迦堂さん」

 

釈迦堂「おう!報酬はきっちり貰ってんだ。しっかりと働くさ」

 

大和「まゆっちも頼んだぞ!!」

 

由紀江「分かりました大和さん」

 

百代「ハハハハッ!まゆっちは予想してたが、まさか貴方が来るとは思いませんでしたよ!釈迦堂さん!!」

 

釈迦堂「お前と闘うのも、久々だな百代。それに、俺や嬢ちゃんだけじゃなさそうだぞ?」

 

百代「なに!?」

 

すると、再び上空から誰かが降ってきた。

 

「フハハハハハッ!!九鬼揚羽、降臨である!!!!」

 

英雄「あ、姉上!?」

 

あずみ「揚羽様!?」

 

百代「やるな大和!まさか揚羽さんまで呼んだとはな!!」

 

燕「私もいるよ~ん♪」

 

百代「燕もか。新旧の四天王が揃い踏みとはな!!」

 

対戦相手を見てテンションが上がる百代。

 

飛翔「それだけじゃないですよ」パチン

 

指を鳴らすと、S組の助っ人として戦っていた弓道部のメンバーが、百代に矢を向ける。

 

百代「これは?」

 

飛翔「買収しました♪報酬は、俺の手料理です」

 

百代「面白い・・・面白いぞ!まさかユーミンが葵を裏切るとはな♪」

 

弓子「飛翔君には、返しきれない程の恩があるで候。それに、飛翔君の料理を食べれるなら、安いで候」

 

飛翔「そして・・・」

 

俺の背後から、物凄いスピードで天衣さんがやって来た。

 

天衣「久し振りだな」

 

百代「ハハハハッ!まさか、橘さんも来ているとは」

 

天衣「飛翔からの頼みでね」

 

飛翔「さぁ、どうします?」

 

百代「どうもこうも、死合いを始めるぞ!!」

 

そして、計7人の闘いが始まるのであった。

 

飛翔「大和は、大将の首を取ってこい!」

 

大和「飛翔はどうするんだ?」

 

飛翔「弓子先輩を裏切らせたんだ。責任をもってここにいるよ」

 

大和「分かった!怪我をするなよ!!」

 

そして大和は、キャップ達を引き連れて英雄の所に行ったのであった。

 

百代「フハハハッ!いいぞ!いいぞ!!」

 

釈迦堂「ったくよ~!昔よりヒデェじゃね~か!いけよリング!!」

 

天衣「いくぞ!!」

 

由紀江「参ります!!」

 

燕「いっくよ~♪」

 

揚羽「今日こそ、お前に敗北を味わわせてやるぞ!!」

 

弓子「射つで候!!」

 

1人相手に大勢が襲い掛かる。恐ろしい光景である。

 

飛翔「これくらいしないと、勝てないしな。もっとも、勝てるかも微妙だけどさ」

 

少し離れた場所で見てると、辰子さん達がやって来た。

 

辰子「飛翔く~ん♪」

 

飛翔「た、辰子さん!!」

 

亜巳「ふ~ん。さすがは武神だね」

 

天使「うっひゃ~!師匠でも押し込まれてるのかよ!?」

 

竜兵「バケモンだな」

 

それぞれの感想が述べられる。飛翔達は、百代達の戦いを見守るのであった。

 

百代「クッ!流石に人数が多いな」

 

揚羽「ならば、このまま負けを認めるか?」

 

百代「冗談を揚羽さん。ってな訳で、悪いけどまゆっちと橘さんには、退場を願おうか」

 

燕「危ない!!」

 

そう叫ぶ燕だが、時既に遅かった。

 

百代「川神流、無双正拳突き!!」

 

由紀江「きゃあっ!!」

 

天衣「グハッ!!」

 

百代「そしてユミ達もだ!!人間爆弾!!」

 

釈迦堂「嘘だろ!?」

 

その言葉を最後に、百代の回りにいた連中は吹き飛んでしまった。

 

飛翔「だ、大丈夫ですか!?」

 

飛翔は急いで弓子の元に駆け寄る。

 

弓子「な、何とかね。私達は殆ど爆風だけだけど、他の人達は・・・」

 

飛翔「ええ、モロに喰らいましたね」

 

見ると、百代の周りには爆発に巻き込まれて倒れている人しかいなかった。

 

飛翔「・・・やれやれ。まさか、俺が出ることになるとはな」

 

弓子「飛翔君?」

 

飛翔「弓子先輩、少し離れててください。そして、辰子さん達の側にいてください。辰子さん!!」

 

辰子「分かったよ~♪」

 

辰子は弓子を連れて離れた。飛翔は百代の元に歩いていく。

 

百代「ん?飛翔じゃないか。どうしたんだ?」

 

飛翔「随分と派手にやりましたね」

 

百代「久々に楽しめたぞ♪けど、やはり物足りないな」

 

飛翔「でしたら、俺が相手をしましょうか?」

 

その言葉に、百代は驚いていた。

 

百代「お前がか?止めておけ、武道の心得もない素人が、私の相手になるはずがない」

 

飛翔「どうかな?」

 

未成年だが、煙草に火を点ける。因みに飛翔が煙草を吸うときは気合を入れる時である。鉄心はその事を知っているので止めない。普段は吸わないのを知っているからである。そして一服すると百代を睨み付けた。

 

百代「なっ!?」

 

飛翔「どうしました?モモ先輩」

 

百代(馬鹿な!!私が怯えているだと!?)

 

睨まれて百代の体は、知らない間に微かにだが震えていた。

 

釈迦堂「へっへ・・・相変わらず恐ろしいな。アイツの殺気は」

 

揚羽「一体何者だ!?」

 

釈迦堂「そんな検索は後回しだ。急いで離れないと、巻き添えを食らうぞ」

 

燕「ま、巻き添え!?」

 

由紀江「あの殺気・・・まさか!?」

 

由紀江だけは、何かを思い出していた。

 

天衣「急いで離れるぞ!!」

 

そして釈迦堂達は、辰子達がいる場所まで避難した。

 

釈迦堂「あの殺気を受けて、お前らはどう思った?」

 

燕「正直・・・死ぬかと思いました」

 

揚羽「我もそう感じた。殺されると思ったのは、生まれて初めての経験だ」

 

釈迦堂「だろうな。けど、一番辛いのは百代だ。アイツはあの殺気をまともに受けてるからな。まともに受けてないお前らですら、そう感じたんだ」

 

天衣「驚きだな」

 

普段の飛翔の姿しか知らない学園の連中は、黙って百代と飛翔の戦いを見守るのであった。

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