千の呪文の男がダンジョンにいるのは間違っているだろうか   作:ネメシスQ

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prologue

 1978年 日本 麻帆良学園都市――

 

「はぁ~、麻帆良の図書館はすげえな。こんな広ぇ図書館初めてだぜ」

 

 図書館島の地下深くで、赤毛の少年――ナギ・スプリングフィールドは自身の杖に乗って飛行しながら巨大な本棚が乱立する空間の中を探検していた。

 ナギ自身は本に興味はない、どころかむしろ勉強が苦手なタイプなのだが、元々好奇心旺盛なナギが謎の溢れる図書館島という場所に冒険心を擽られない筈がなかった。

 そんなナギの期待を裏切らず、図書館島に仕掛けられた罠の数々を突破しながら奥へと進む作業は中々にナギの心を満足させた。

 しかし、どんなものにも飽きは来る。

 目新しい物も見なくなってきたし、そろそろ戻るか、と帰る算段を考えていると、不意にナギの腹がぐぅ~、と派手な音を立てた。

 

「そういや、麻帆良武道会が終わってから何も食わずにここに来たんだっけか……そりゃ、腹減るわけだ」

 

 図書館島を訪れる数刻前、ナギは麻帆良武道会と呼ばれる、表裏を問わず実力者の集う麻帆良伝統の武道大会に出場していた。

 結果はナギの優勝。

 わずか10歳の少年が並み居る豪傑たちを退けて優勝したという事で、ナギは現在、麻帆良中で噂になっていた。

 ナギが図書館島に来たのはそんな騒がしさが煩わしかったのもあるだろう。

 武道会と合わせて、探検を始めてからすでにかなりの時間が経過していた。

 自分の腹もしきりに空腹を訴えている。探検に夢中になっていた時は気にならなかったが、そろそろ限界のようだった。

 さっさと地上へ戻ろうと、杖を操作するナギ。

 と、その時ナギは視線の先に何やらぼんやりと光るものを見つけた。

 

(何だ? 本棚が……光ってる……?)

 

 その光が気になり件の場所へ移動してみると、そこには確かに淡く光る本棚が立っていた。

 いや、正確には違う。

 光っているのは、一冊の本だった。

 

(何だ、これ……)

 

 吸い込まれるようにその本に手を伸ばすナギ。

 本棚から取り出して手に取る。

 ぼんやりと光を帯びているその本の表紙は経年劣化の所為か、掠れていて読むことができない。

 不思議に思いつつも、ナギはまるで導かれるかのように表紙を開いた。

 

「うわっ!?」

 

 瞬間、溢れんばかりの光が部屋を覆った。

 あまりの眩しさに手で目を覆うナギを、本から溢れ出た光が包み込む。

 事態を把握できないままナギは光に飲み込まれ、意識を手放した。

 やがて光が収まり、部屋に元の光景が戻った時には、ナギ・スプリングフィールドの姿はどこにも見当たらなかった。

 

 

 

 

 迷宮都市オラリオ。『ダンジョン』と呼ばれる地下迷宮を保有する巨大都市。

 そこでは冒険者たちが日々ダンジョンに潜り、糧を得ている。

 冒険者は例外なく、神の作る【ファミリア】に入る事でその主神の劵族となる。

 一口に【ファミリア】と言ってもピンからキリまであり、大人数を擁する【ファミリア】もあれば、日々の食事代も怪しい零細【ファミリア】も存在する。

 そんな数多ある【ファミリア】の中でも最高峰に位置する【ロキ・ファミリア】が、ダンジョン深層への遠征から帰還する道中にあった。

 現在彼等がいるのは18階層から17階層へ上がる道である。

 地上に一番近い安全階層(セーフティポイント)を抜けた後は、真っ直ぐ地上に向かって進むだけだ。

 とはいえ、今ここにいるのは全体の半分――【ロキ・ファミリア】の副団長であり、オラリオ最強の魔導士でもあるエルフの美女――リヴェリア・リヨス・アールヴ率いる前行部隊である。

 というのも、深層域と比べて道幅の狭い中層以上の階層では集団の規模が大きすぎるとかえって身動きがとりづらくなってしまい、モンスターの奇襲に対応できないからだ。

 三十人規模という大人数で今回の遠征に望んだ【ロキ・ファミリア】もその例外に漏れずにいた。

 そんな前行部隊の主力の一人である第一級冒険者――ティオナ・ヒリュテは愚痴をこぼしながら歩いていた。

 

「ああ、もう! あの変なモンスターさえいなければなぁ~。せっかく苦労して50階層まで来たのに、引き返すなんてさ~」

「仕方ないでしょ。あのモンスターの溶解液のせいで物資がほとんどやられちゃったんだから。それに、あれ以上アイズに負担かける訳にもいかないでしょ」

「う……そうだね。ごめん、アイズ」

「ううん、気にしないで」

 

 不満たらたらのティオナを、双子の姉であるティオネがたしなめる。

 ティオナも我儘が過ぎた発言だったと自覚し、謝罪したが、当のアイズと呼ばれた少女は気にしてないと首を横に振った。

 今回の遠征で【ロキ・ファミリア】は新種のモンスターと遭遇したのだが、その新種が曲者だった。

 超硬金属(アダマンタイト)をも溶かす腐食液を吐き出すそのモンスターは、倒されると爆発し、周囲に腐食液を撒き散らすという厄介極まりない性質を持っていた。

 そんな厄介な新種を相手に苦戦し、負傷者を多く抱え、さらに物資の大半を失った事。

 さらには、6(メドル)を越える大型のモンスターが現れ、倒せたとしても途轍もない量の腐食液が飛び散り、多大な被害を被ることが予想できた事から、【ロキ・ファミリア】は撤退を余儀なくされた。

 その中で、新種の天敵ともいえる能力を持った【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインが一人殿(しんがり)を務め、仲間の撤退する時間を稼ぎ、単独で大型新種を討伐したのだ。

 

「アイズ。あの時一人で任せちゃったけど、体大丈夫?」

「うん、平気」

 

 問題はないとアイズは告げるが、その体にはしっかりとダメージが蓄積されており、節々に痛みを感じていた。

 ティオナはそれに気づきながらも、アイズの意思を尊重して何も言わずに、話を切り替えた。

 

「結局何だったんだろうね、あれ」

「未確認のモンスター……としか言いようがないわね。確かに、色々おかしい点もあったけれど。この魔石とかね」

 

 双子の妹とは似ても似つかない豊かな胸の谷間から、一つの魔石を取り出すティオネ。

 圧倒的な胸囲差(せんりょくさ)を見せつけられたティオナは恨めしそうに姉を睨みながらも、取り出された魔石に目を向ける。

 

「なんか、変な色してるね」

「ええ、普通は紫紺色なんだけど……少し違うわね」

 

 中心が極彩色に輝く異質な魔石を、ティオネは目を細目ながら眺めた。

 

「もうすぐ洞窟を抜ける。気を引き締めておけ」

 

 部隊の先頭を務めるリヴェリアから指示が飛ぶ。

 色々と話をしている内に17階層へ上がる洞窟をあと少しで抜けるところまで来たようだ。

 安全階層を抜けると、モンスターが跋扈するダンジョン本来の恐ろしさが再び襲ってくる。

 中層程度のモンスターなど歯牙にもかけない実力者が揃っているとはいえ、予定外の事態により疲労も濃く、装備品も心もとない現状、下っ端団員たちの実力では油断は禁物である。

 洞窟を抜けた先の大広間には、階層主『ゴライアス』が産まれる嘆きの大壁がそびえ立っている。

 一番警戒すべき階層主は遠征の行きの際に討伐しており、次産間隔(インターバル)を鑑みてもまだ復活までには余裕がある。

 とはいえ、洞窟を抜けた先でいきなりモンスターに囲まれるという事態もあり得る。リヴェリアは団員たちに油断しないよう注意を促した。

 そして間もなく、前行部隊は洞窟を抜けて17階層に上がった。

 大広間には十数体のモンスターが徘徊してはいるものの、いきなり大群に囲まれるという事態にはならなかったようで下っ端等はホッと息を吐いた。

 と、そこで第一級冒険者である狼人(ウェアウルフ)の青年――ベート・ローガが、ある一点に気になるものを見つけた。

 

「ん? おい、ガキが一人倒れてんぞ! しかもモンスターに囲まれてやがる!」

「!」

 

 全員が視線をベートの指す方向へ向ける。

 確かにそこには、ローブを着た赤毛の少年が複数のモンスターに囲まれる中で倒れていた。

 その手に少年の身の丈以上の長さの杖を握っているところを見るに、冒険者なのだろうか。

 それにしても、たった一人で17階層(こんなところ)にいるのは明らかに異常である。

 このオラリオにて、幼いうちから冒険者になる人間は珍しくはない。事実、アイズ・ヴァレンシュタインも7歳の頃からダンジョンに潜っていた。

 しかし、そのアイズにしてもリヴェリアなどの熟練の冒険者とパーティーを組んでダンジョンに挑んでいたのだ。

 こんな場所で一人で倒れていることなど、まず有り得ない。

 

『ヴヴォオオオオオオオオオオオオオッ!!』

 

 少年を囲んでいた内の一頭――ミノタウロスが咆哮をあげながら倒れ伏す少年に襲いかかる。

 遠目から見た限り、その少年の年齢はまだ十歳ほどに見受けられた。

 そんな子供がモンスターたちの凶刃に晒されれば、まず間違いなく命はない。

 

「っ!」

「アイズ!」

 

 少年を助けんと疾走するのは、【ファミリア】内でも屈指の速さを誇るアイズ。

 しかしアイズの速度をもってして、少年までの距離は遠すぎた。

 

(間に、合わない……!!)

 

 最早少年が殺されるのを見届けるしかないのか……アイズが奥歯を噛み締めたその時、少年の体がピクリと反応した。

 

『ヴォオオオオオオ!!』

 

 降り下ろされるミノタウロスの豪腕。

 人をミンチにするには十分すぎるほどの威力を伴ったそれは、地面に叩きつけられたと同時に大きな砂埃を巻き上げた。

 訪れたであろう惨劇に思わず顔を背ける者もいる中、煙が晴れると、そこには……

 

「え……!?」

 

 あまりの驚愕に、アイズは思わず足を止めてしまった。

 それは他の者たちも同じだった。

 その場の全員の視線の先には、無傷で佇んでいる赤毛の少年とまるで痺れているかのように痙攣して動かないミノタウロスの姿があった。

 あの絶望的な状況をどうやって……

 誰もが疑問を浮かべる中、その少年はミノタウロスに視線を向けると、左手に杖を持ちながら何事かを呟き始めた。

 

「――κενοτητοζ αστραπσατο δε τεμετω」

 

 少年の体から魔力が溢れ、紫電が迸る。

 少年はすっ、と右手を頭上に掲げると、ミノタウロス目掛けて一気に降り下ろした。

 

雷の斧(ΔΙΟΣ ΤΥΚΟΣ)!」

 

 一撃。

 斧をかたどった雷撃は、ミノタウロスの固い皮膚を無視したかのように真っ二つに切り裂いた。

 

「なっ、何なんだあのガキ!?」

「階層主を除けば、中層最強クラスのミノタウロスを一撃で……しかもあんな魔法、見たことないよ!」

 

 物言わぬ死体となって倒れるミノタウロス。

 ベートが眉を顰めて唸り、ティオナが呆然とした様子で呟く。

 他の面々も、目の前の光景に驚きを隠せないでいた。

 ミノタウロスはLv.2にカテゴライズされるモンスターである。そして、Lv.の差というものは歴然とした力の差があることを示す。

 となれば、この赤毛の少年もLv.2以上であると考えるのが妥当だろう。

 しかし、このような年端もいかない少年――しかも、聞いたことのない言語による詠唱、見たことのない魔法を使う――がランクアップしたとなれば、必ず噂になるはず。

 にも関わらず、今の今までそんな存在に心当たりはなかった。

 この少年は何者なのか。

 答えの出ない疑問が浮かんでは消える。

 オラリオ最強の魔導士と呼ばれるリヴェリアでさえも、目の前の少年が何をしたのか測りきれなかった。

 

『グルォオオオオオ!!』

 

 ミノタウロスが倒れたのを見て危機感を感じたのか、少年を囲んでいた他のモンスターが一斉に押し寄せる。

 しかし、少年は慌てる様子もなくモンスター達を一瞥すると、その見た目からは想像もできない凄まじい膂力を発揮して殴り返した。

 続いてアッパー、前蹴り、杖による薙ぎ払い、と怒涛の連撃がモンスター達をことごとく返り討ちにしていく。

 少年を助けようという当初の目的を忘れ、アイズも、他の者達も、目の前の光景に魅入っていた。

 残りのモンスターがあと二匹にまで減ったその時、突然階層内で地響きが起こった。

 パキリ――

 壁が割れる音が大広間に響き渡る。

 

「おかしい……まだ復活には早い筈だ……!」

 

 まるで何かに呼応するかのように激しくなっていく震動。

 嘆きの大壁に走った亀裂は止まることなく広がっていき、そしてついに、それは現れた。

 総身7Mを越えるこの17階層の階層主。迷宮の孤王――『ゴライアス』が復活のインターバルを大幅に早めて、出現した。

 最後に【ロキ・ファミリア】がゴライアスを倒したのは十一日前。

 ゴライアスの次産間隔(インターバル)は約二週間。誤差を省みても、例にない早さでの復活だった。

 突然のゴライアスの出現に恐慌状態に陥る【ロキ・ファミリア】の下っ端団員たち。

 ゴライアスのレベルは4。装備品も心もとない現状、Lv.3以下の団員たちが恐怖するには十分すぎる実力差だった。

 

「これは私達がやらないと不味いわね」

「ああ、もう! 大双刃(ウルガ)が壊れてなければすぐ倒しにいくのに~」

「ハッ、装備皆無(てぶら)は黙って下っ端等(あいつら)でも庇ってろよ」

「……言い争ってないで、早く倒そう」

 

 ――ここまで来ると、さすがに自分達が動かなければならない。

 余計な被害を負う前に、総出でかかって終わらせる。

 【ロキ・ファミリア】の第一級冒険者達が、それぞれ戦闘体勢に入る。

 しかし、それを制したのはまたしても件の少年だった。

 

「――veniant spiritus aeriales fulgurientes」

 

 再び聞いたことのない言語による詠唱が少年の口から紡がれる。

 それとともに、鋭い紫電が少年の体を走り抜ける。

 その時、リヴェリアは少年から発せられる桁違いの魔力を感じ取り、目を見張った。

 

「(まずい……これは!)お前達、退避しろ!」

「!!」

 

 いち早く少年の放たんとしている魔法の危険性を感じ取ったリヴェリアが、ゴライアスへ攻撃を仕掛けようとしていたアイズ達に指示を飛ばす。

 尋常でない様子のリヴェリアを見て、アイズ達も迅速に動き出し、少年とゴライアスから離れた。

 

「cum fulgurationi flet tempestas austrina」

 

 そして先程の魔法よりも若干長い詠唱を唱え終えた少年は、雄叫びをあげるゴライアスを真っ直ぐに見据え、右手に貯め込んだ魔力を一気に解放し、撃ち放った。

 

雷の暴風(JOVIS TEMPESTAS FULGURIENS)!!」

 

 解き放たれたのは、先程の雷の斧と比較しても桁違いのエネルギーの奔流。

 文字通り雷を纏った竜巻が射線上にあるものすべてを粉砕していく。

 その余波によるエネルギーだけでその場から吹き飛ばされてしまいそうだ。

 辺りを埋め尽くさんばかりの強烈な光は揺らぐことなく真っ直ぐに目標へと突き進み、やがてターゲットへ到達する。その直後、耳がつんざくような爆発音を響かせ、ダンジョン全体が揺れているかと錯覚するほどの衝撃波が大広間中を駆け巡った。

 ややあって、少年の魔法の影響が収まり、周囲の状況を見渡した時、彼等は目を疑う光景を目撃した。

 

「バカな……階層主(ゴライアス)が……」

「一撃で……」

 

 それは、少年の雷によって翳されたゴライアスの姿だった。

 上半身はすべて削り取られたかのように消滅し、残された下半身も衝撃の余波でボロボロになっている。

 そして、それ以上に彼等を驚かせたのは、その背後。

 階層主を生み出す巨大な壁――『嘆きの大壁』に、直径十数M級の大穴が空いていた。

 ゴライアスが生まれたことによって中心部が砕けていた大壁だったが、明らかに少年の魔法によるものだと分かるほど、その穴は巨大だった。

 その証拠に、天井の一部が同じように削り取られている。

 底が見えないほど深く抉られたその大穴は、放たれた魔法の威力を如実に物語っていた。

 

「ぅ……」

 

 そんな誰もが信じられないような所業をしでかした件の少年は、小さく呻き声を出したかと思うと、糸が切れたかのように地面に倒れ込んだ。

 すぐにアイズ達が容態を確かめるべく少年の元へ駆け寄る。

 少年が魔法を使っていたということで同じ管轄であるリヴェリアが少年を診断し始めた。

 

「どう、リヴェリア?」

精神疲弊(マインドダウン)……いや、違う。これは……」

 

 ミノタウロスやゴライアスを一撃で翳すほどの魔法を連続で使用したのだ。

 精神力の消耗で倒れたのだろうと推察していたリヴェリアだったが、すぐに間違いだと悟る。

 というのも、

 

 グルルルルルル……

 

 少年の腹部から、空腹を訴えるように音が鳴っていたからだ。

 

『…………………………』

 

 何とも言えない空気が周囲を包む。

 先程までのモンスターと戦っていた姿とギャップがありすぎた。

 この空気を破ったのは、やはりと言うべきか最年長のリヴェリアだった。

 未だ腹から間抜けな音を出し続けている赤毛の少年を自身の背に乗せ、地面に落ちた少年の杖を回収すると、アイズ達に向き直る。

 

「とりあえずこの少年を地上まで運ぼう。アイズ達は他の者達に指示を出しておいてくれ」

 

 頷き、アイズ達は混乱している団員達の指示に向かった。

 それを見送ると、リヴェリアは背中越しにお気楽そうな顔で眠る少年を見つめた。

 

(あれほどの魔法を行使しておいて、大して精神力(マインド)を消耗した様子が見られないとは……この少年は、一体――)

 

 帰ったら自分の主神に調べてもらおう。

 リヴェリアは帰還後の予定を決めると、仲間達と合流すべく歩き出した。

 

 

 

 

 かくして、赤毛の少年――ナギ・スプリングフィールドは、ロキ・ファミリアに保護された。

 これが、後に千の呪文の男(サウザンドマスター)と呼ばれる少年と、迷宮都市屈指のファミリアである【ロキ・ファミリア】の最初の邂逅であった。

 

 


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