遂に評価を頂く事が出来ました!!
お名前は伏せますが、ありがとうございます!
これからも頑張ります!
テスト明け故テンション高めの前書きでした。
「……えー、それでは!」
「茅野君のクラス代表就任を祝して!」
「「「「「乾杯!!!」」」」」
クラス代表決定戦の次の日の夜、食堂では1組による菓子パが行われていた。
いつの間に企画されていたのやら、気付けば他クラスの子も結構混じっている。
ちなみに見ての通り、クラス代表は俺に決まった。
仲直りはしたとは言え流石に罪悪感があったので本当はセシリアに譲ろうとしたのだが、とても良い笑顔で、
『私に恥をかかせたいんですの?』
と言われたので、素直に従った。
笑うという行為は本来攻撃的なものであるとどこかの漫画にも書いてあったが、どうやら事実だったようだ。
「それにしても咲があんなに強いなんてなぁ……俺完全に噛ませキャラになってないか?」
「いやお前だって良いところまで行ってたじゃねえか。戦闘センスはお前のほうがよっぽどあると思うぞ?」
「いやいや咲の方が」
「いやいや一夏の方が」
「何をやっているのだ二人とも……」
二人で漫才をやってたら篠ノ之さんに突っ込まれた。
いやこういうノリってええやん?
貴重な男友達だし。本当に貴重な。
正直一人でこの学園入ったら胃が持たないと思います。ええ。
「まぁ何にせよ今度試合だな。アリーナも一応2週間後には使えるわけだし」
「その時には俺が勝つ!」
「ほう?じゃあ今度の特訓でも篠ノ之さんに手伝って貰うか。二方向からの攻撃に対応できるようにしたる」
「お、お手柔らかに……」
その後クラスメイトからの質問に答えたりして親睦を深めつつ、適当に菓子をつまみながらワイワイやっていると、突然後ろから声をかけられた。
「えーと、君は茅野君……だよね?」
「ええ、そうですけど?」
話しかけてきたのは……誰だ?
クラスメイトにこんな子いたっけ?
と言うかこんな質問してくるぐらいだし他のクラスの人だろう。
「私は新聞部2年の黛薫子。あ、これ名刺ね」
「あぁ、上級生の方でしたか。初めまして、茅野咲と申します」
「おぉ……良いねぇその返し。二人目の男性操縦者は紳士的な高身長タイプ……っと」
「いやただの社交辞令ッスけど」
「と思わせといてからの荒っぽさアピール!イイよー絵になるよー。あ間違えた。文になるよー」
「て、テンション高いなこの人……」
一夏が若干引き気味になる。
俺は結構好きだがなぁこういう性格の人。
恋愛的な意味じゃなく。
「織斑君と違って突然学園に現れた男の子だからねー、情報が全く無いのさ。強いて言うなら二年前の……」
「その話はナシの方向でお願いします。色々複雑なんで」
「……うん、了解。本気で嫌みたいだし、詮索はしないよ」
「助かります」
あっぶねえ……
ほとんどの人が忘れてるとは言え手配されてた事は確かだし、学園中に情報がバラ撒かれたらちょっと面倒な事になる、というか俺が泣く。
3年間を針の筵の上で過ごすのは嫌です。
「じゃあ別の質問!彼女居ますか?あ、織斑君は答えなくていいよ」
「えっ?何でですか?」
「そりゃお前……なぁ?」
「彼女がいる人の素振りに見えない!以上!」
「えぇ……」
実際コイツに彼女ができたらどうなるのか想像もつかない。
多分ハーレム系の主人公だし、鈍感属性も持ってるだろうし……
え?何だって?とか言いだしたら殴り飛ばそう、そうしよう。
「で、茅野君はどうなの?ひょっとしてもう……」
「あー、残念ながら居ません。つか俺の境遇って知られてないんすか?」
「え?うん。強いて言うなら窓ガラス破って入学したって事と、織斑先生に頭を下げさせたって事くらい?」
「Oh……」
いや、秘密をしっかり守るのは良い事だけども。少しくらいは話しておいてくださいIS学園職員の方々。
このままだと俺のイメージが尾◯豊っぽい感じのヤバい人で固まってしまう。
盗んだバイクで走り出したりしませんから。
とりあえずこの人には俺の事を話しておこう。
真っ赤な嘘だが学園にも伝わっている内容だ。
「え、えぇと……かくかくしかじかまるまるうまうまで……」
「……それこそ書いていいのか戸惑う情報なんだけど……」
「そこはホラ、面白おかしく編集加えちゃってくださいな先輩」
「中々無茶を言いなさるねぇ……だが乗った」
「ありがとうございます」
固い握手を交わす俺と黛先輩。
こうして「学園内での俺のイメージを良い感じにしちゃおうぜ大作戦」は始まる事になる。
始まりません。
とりあえず俺についての情報操作に関してはこの人に任せよう。
ISが存在するような世界だ、生体兵器だって居ても違和感は無いだろう。
……無いよな?
「よし、情報提供ありがとう!また何かあったら報告よろしく!」
「了解っす」
食堂の出口に向かって歩いていく先輩を見送る。
……と思ったら戻ってきた。
忘れ物でもしたのだろうか?
「ゴメンゴメン、最後に写真だけ撮らしてくれないかな?こう、専用機持ちの集合写真みたいなの」
「わ、
「とーぜん。せっしーちゃん綺麗だし」
「せっしー……?」
先輩の言う通り、セシリアはかなりの美人さんだ。
一夏と並べたらさぞ映えることだろう。
……悔しくなんてないやい。
「はいはい、並んで並んでー」
とりあえずクラス代表だからと言うことで真ん中に俺、右に一夏、左にセシリアが並んだ。
そしてさらっとクラスのみんなも後ろに並ぶ。箒さんはさり気無く一夏の隣へ。
当の一夏は全く気付いていないようで、若干不満そうな顔をしていた。
頑張れ箒さん。今の所ライバルは居ない。筈。
「はーい撮るよー!7×5×3はー?」
「315!」
「いや何でだよ?」
一夏が突っ込みを入れると同時にシャッター音が鳴る。
俺は突然振られたライダーネタが嬉しかったので満面の笑みである。
ちなみに数人を除いてほぼ全員がポカンとしていた。
「先輩、アンタ最高です」
「フッフッフ、専用機の形から予測したけどビンゴだったね。じゃ今度こそさらば!」
バックル型の待機形態なんてそうそう無いだろうからなぁ、やはり分かる人には分かるようだ。
そしてあの一枚で良かったのだろうか、今度こそ黛先輩は食堂を出て行った。
その後、俺は……
「茅野君ってもしかしなくても特撮好き?」
「おぉ、同志よ……」
「今宵はじっくりと語り合おうではないか……」
思わぬ形で見つかったクラス内の同志数人と存分に語り倒すのであった。
余談だが後半からは一夏も引きずり込み、他クラスの人も巻き込んでの大騒ぎになり、織斑先生と山田先生に怒られるまでパーティは続いたのだった。
少し遅れましたが無事にクロスを買えました。
ただ武器強化が面倒臭くなってて多少イライラしたり。