GATE 〜自衛隊彼の刻にて艦娘と共に戦えり〜 作:ハガル民
自分は原作小説読んでいないので、にわかですが、このアニメに心打たれて艦これとクロスオーバーさせて書いてみたいと思いました。
つたない文章ですが、楽しんでいってください^^
原作設定とはばらばらですが、ご辛抱くだされば幸いです・・!
2015年の7月7日のことであった。
「あぁぁ、あぢい、こんなあちぃ日に合同演習なんかしなくったっても良いじゃねぇか・・」
護衛艦『こんごう』の甲板に立ち、双眼鏡で米国原子力空母『ジョージワシントン』を眺めるは
御船 凌3等海佐であった。
「はぁ・・ったくよう・・今日は同人誌即売会だってのに・・
なんで俺を呼ぶかなぁ・・」
「御船3佐、そんなこと言ってると怒られちゃいますよ〜?」
「青島1曹、愚痴聞いてくれよぅ、
今日は友達と行く予定だったんだ。折角久しぶりに会おうとしたら、
上のオッサンどもがこの日は合同演習だなんて言いやがって俺を引っ張り出すんだもん、
泣けるよな」
「どうどう・・欲しかった同人誌は、ちゃんとその友人に頼んであるんですか?」
「おう!それはバッチリだぜ!艦これの新刊・・ちゃんと頼んでおいた!」
「なら、頑張って今週の演習頑張りましょう?」
仕方ない、と御船はやれやれ、と首を振った。
とは言え、正直な話、することがなく、暇ではあった。
普段の訓練通りのことを繰り返すだけ・・。
楽しい訳がない。
アイツと一緒に行けたらな。
好きな漫画のことを全力で話してくれるんだろうな。
そう思い、残念がらずにはいられなかった。
丁度、お日さまが真上を通り過ぎる頃、
ガクンと大きく船体が揺れた。
周りを見ると波はそう高くない。
どういうことだ・・?
そしてその時ジョージワシントンから無線が入った。
なんでも、航路先に一箇所、暗雲が立ち込める場所があるらしい。
御船は双眼鏡で航路を見据えた。
「なんだアレ・・ターミネーターかなんかかよ・・」
ジリジリジリ、と音が聞こえてきそうな、
そう本当に映画、ターミネーターでサイボーグが登場するような電撃が走っている。
目を離さずにはいられなかった。
少し、少しとその場所へ近づき、そしてある時、
稲妻が爆発した。
その光の中で目を開けていると眼球が焼けてしまいそうであった。
目を擦り、その場を見ると・・
信じられなかった。
今までそこに何もなかった場所に、
巨大戦艦が2隻現れたのだ。
一隻はまるで、かつて沈んでしまったかのようなボロボロの、
幽霊船であった。
かたや・・誰もが目を疑った。
もう一隻は高速戦艦『金剛』だった。
2隻の戦艦は、こちらに気づいていないかのごとく、
その間だけで砲撃戦を開始していた。
「ジョージワシントン、指揮官に要請!なんでもいい!航空機を飛ばしてくれ!」
空母の指揮官に偵察、いや果ては攻撃の要請を出す。
1分後に2機の戦闘機は空母を飛び立ち、戦艦へと接近を開始した。
パイロットの無線は米国だけでなく日本の艦船にも共有されており、
会話の内容は以下のようであった。
「甲板に女が一人立っている、茶髪で、妙な服にアクセサリーをつけているな」
「あぁ、こっちもだぜ、だがこっちのは真っ黒で、でも肌は真っ白で・・人間なのか・・アレは・・」
そして更に接近を開始した戦闘機は、
突如として幽霊船に撃墜された。
もう一機は何かを叫び、幽霊船に対して攻撃を仕掛けようと善戦するも、
即座に対空機関砲によってあえなく墜とされてしまった。
「御船3佐!どうしますか!ご判断を!」
「マズイ・・あんなのほっとける訳ないだろ!進め!金剛を援護するぞ!」
速度を徐々に上げ、近づいてゆく、
あくまで護衛艦の装備では戦艦には勝ち目は多くはない、
だが、54口径127mm連射砲での援護により、
幽霊船の砲撃を妨害することはできた。
金剛はトドメの一撃と言わんばかりに35.6cm連装砲を数発叩き込んだ。
幽霊船は、ゆっくり、消し炭のように消え去っていった。
戦艦金剛もまた、いつの間にか姿を消していた。
何か忘れている・・
「そうだ!さっきの戦艦の居たところへ向かえ!
女性の救出だ!」
「でも、あの中で生きていられるとは・・」
「俺たちゃ国民に好かれる自衛隊だろうが!
多かろうが少なかろうが助けるんだよ!」
女性が漂っていた場所を見つけられたのは、偶然だったかもしれなかった。
見つけると共に御船は海へ飛び込み、ゆらり、ゆらりと漂う女性を確保した。
女性は茶髪で頭には鈍い金色をしたカチューシャを着け、
服は特徴的な巫女のような・・まさか・・
「・・・・・・金・・・・剛・・・・?」
彼は知った。
何故彼女を見つけられたか。
それは偶然ではなかった。
「こんごう」の名を持つ船が彼女と彼を引き合わせたのだ。
さて、いかがだったでしょうか?
結構まじめな話になってしまいましたが・・
お楽しみいただけましたか?
この話はできればシリアス、そしてネタを両方交えつつ書きたいと思っております。
多くの人によんでいただき、応援くだされば幸いであります!
感想において、警告いただいた方、ありがとうございました。
一部表現を、にわかであるにもかかわらず調べず自己判断で書いてしまったことを
お詫びします。
F-22ラプター→を航空機、戦闘機、といった表現に改めさせていただきました。