戦姫絶唱シンフォギア~歌わない決闘者系ノイズ目録~ 作:特撮仮面
時系列が関係ない。というか、本当に唐突に頭に湧いたモノだから、他の嘘予告よりも文章量が少ない!!
ついてこれるやつだけ着いて来い!!
現在判明している闇落ちルート条件
・風鳴響一郎と出会わない。
・立花響と出会わないorコンサートで死亡させる。また、その後どのタイミングで立花響・or小日向未来が死亡した場合、闇落ちor業ルート分岐が発生する。
・雪音クリスの死亡
・風鳴翼の死亡
・最初の転移地点がアメリカ。マリアたちに拾われ、特定条件を満たす。
・???(GXの時期に開放)
・響一郎と出会わないor立花響と出会わないルート(もしくは共通BADエンド)
自己を保つため、彼が選択したのは決闘を行うということ。
「はぁ…はぁ……」
「おいおい、逃げることは無いだろう?」
この世界の一般人に決闘を強要する。だが、その決闘は只の決闘ではなかった。
「うわぁあああああああ!?」
「さあ、その魂を俺たちに捧げるがいい!!」
負けたものは魂を食われる。最悪の、闇のゲーム。
突如として日本を襲う、連続行方不明事件。一週間に三十人。老若男女関係なく人が行方不明となったその事件。そのあまりの異常性に、シンフォギアを使用する特異災害対策機動部二課が出動することとなった。
「…あんたが、一連の事件の犯人かい?」
「…事件? 何のことだ?」
本来交わるはずだった道は大きく外れ、修正不可能な場所まで進行していた。
「ふはははは!! 三体を生贄に、邪神ドレッドルートを生贄召喚!! さあ、邪神を前にひれ伏すがいい!!」
「くっ、これが神!? …ごめん、つば――」
「かなでぇえええええええええええええええええええ!?」
少女の魂が邪神に、世界の悪意に飲み込まれる。蒼い翼は怒りに燃え、その炎は少女を復讐の鬼へと変貌させる。
「aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」
「ふん、暴走か。愚かな…」
漆黒に染まった翼。しかし、それは彼には決して届かない。相手にする必要すらないと彼は転移した。
歌が砕ける。混じり合う少女たちは、その存在を歪められ、少年は世界の敵と認識される。だが、世界の悪と言われたところで彼には何にも響かない。
何故なら、彼は決闘がしたいだけなのだから。そこに善悪など存在しないのだ。
「さあ、俺と決闘だ」
今日もどこかで悲しみが連鎖する。
・立花響、小日向未来死亡ルート(死亡ルートでは、響、未来覚醒ルートも存在)
怒り、悲しみ。そんな話ではない。まさに己の身体が、魂が引き裂かれたような、そんな痛み。よくも、よくも彼女を殺してくれたなッ!! 彼が天に吠える。俺は世界を許さない。このような運命を許した世界を、全てを許さないと。
彼の行動は早かった。彼が行ったのは簡単。襲撃、攻撃。それを指示した存在を抹消し、そして彼女をこの世へと呼び戻すということ。
幸い、彼にはその力があった。森羅万象、輪廻転生の理を捻じ曲げ、全てを解決するための力が。
「な、何なんだよてめぇはあああああああああ!?」
「ふ、ふふふ、さあどうした? 足掻け、足掻けェ!! それが我が贄となるのだ!!」
「あ――ぱ、ぱ。ま、ま……」
漆黒の球体が雪を飲み込む。
「貴様!? くっ、我が悲願の邪魔をするかッ!?」
「悲願ん? 知らんなぁ。俺は俺の邪魔をする奴らを叩き潰しているだけだ」
「きさまぁあああああああ!?」
悲願の巫女は、転生することすら許されず、闇に飲み込まれて消える。
「―――!?」
「ああ、俺はアメリカ語が分からんのだ。だから貴様らの言葉など聞く耳は持たん」
「覚悟しろ。俺の全てを奪ったように、貴様らの国を、愛する者を、全て、総て、皆殺しにしてくれる」
直後、アメリカ大陸が地球上から姿を消した。当時、運よく生き残ることが出来た数名の話では、天から赤、青、黄の光が混ざり合いながら降ってきた、と。
『遊吾さん!』
「嗚呼、そっか。ああ、頑張ったかいがあったってやつだ――」
そして彼は、幸せな夢を見る…。
※※※※※※
「あああああ!?」
自分の叫びで目が覚める。荒い息。いったいこれはどういうことか。ダラダラと流れ落ちる汗。どんな夢を見ていたかは定かではない。定かではないのだが、ただとてつもなく恐ろしい夢を見ていたような気がする。
とりあえず落ち着こう。深呼吸を繰り返していると、隣から心配そうな声が聞こえてくる。
どうやら、隣で寝ていた彼女を起こしてしまったらしい。ちらりと時計を見る。午前二時。まだまだ起きるには早い時間だ。彼女の方を向いて、ハハハと苦笑する遊吾。
「いや、何か夢見が悪かったらしい。わりぃな、起こしちまってさ」
ちょっと寝汗酷いからシャワー浴びてくる。そう言ってベッドから出ようとした彼を、暖かな感触が押しとどめた。
柔らかく、暖かい感覚。肩から回された腕。安心する彼女の体温に、思わずベッドから立ち上がることを止めてしまった。
「何? 俺がどっか行きそうだって? 馬鹿言うな――」
そんなこと無い、そう言おうとしたが、彼女に言われて止める。たしかに、俺は前科持ちだったなと。何かと皆の知らぬ間にどこか別の場所に転移してたりよくするし。
「あー、大丈夫だよ。今回はそういうんじゃねえって…。いや、だからなぁ?」
絶対に離さないと腕の力を強める彼女に苦笑すると、彼は彼女の頭に手を置いて、大丈夫だと撫でる。
しばらくそんな時間が続いていたのだが、彼女が何やら良いことを思いついた、とつぶやくと一旦彼の拘束を解除して――そのまま頭に手を当てると、彼を思いっきり抱き寄せた。
「ぉお!? って、ちょ、ばっ!? これは!?」
思わず慌てる彼。勢い余って二人ともベッドに倒れこんでしまう、いや、そこじゃない。ベッドで倒れるのは良い。だが、問題なのはこの感触だ。顔に当たるこの感覚。柔らかさ。暖かさ。そして彼女の香り。気づけば彼は彼女の胸の中に居た。
「離さないって? いや、俺が恥ずかしいから離してくれるとありがたいんですけどねぇ…」
流石にこの体勢は恥ずかしい。だが、彼女が言った。凄い安心するでしょう? と。なるほど、実際良く分からないがこれほど安心する場所もないだろう。彼女の温もり、彼女の鼓動が、彼女が此処に居ることを、自分が此処に居ることを教えてくれる。
「…あー、その、えっとだなぁ……」
このまま寝ていいだろうか? そんな言葉を吐けるはずもなく、言葉を濁す彼。だが、彼の言いたいことを察したのだろう。彼女がクスクスと身体を揺らしながら、いいよ、と言ってくれる。
そっか。それだけ言って彼はそっと彼女の身体に手を当てた。抱きしめる程ではない。だが、確かに相手を感じる。
今日も良く眠れそうだ。
オレノカラダハボドボドダ
俺はバッドエンドが嫌いならしい。