異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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では、どうぞ!




第20話 game終了後!!

 

 

白夜叉は封印から解け、ペストの所に向かい、このことの説明を聞いた。ジンもペストに向かった。ノーネーム一行は歌奈の仕事ぶりに「ギフトが強いだけではなく、交渉力もある!」と思っていた。

 

すると、いきなり歌奈が「ペストは罰を与えないとね♪」と物騒なことを発言した。

 

それを聞いたノーネームは鳥肌が立った。白夜叉もテレビだけだったが、止めに入った。

 

白夜叉「待て!ペストが認めたなら、それで良いのではないか!」

 

歌奈「でも、このゲームで死にかけた人がたくさんいたんだよ。」

 

白夜叉「しかし。」

 

その様子を見ていたサンドラたちは不思議に思った。

 

サンドラ「白夜叉様、なぜそんなに焦ってるのですか?」

 

ジン「そりゃ、焦りますよ。また、あのことが起きたら、ペストが平常でいられなくなるかもしれないから。」と思い浮かべながら、身体を震わせた。

 

歌奈「あのね。私が言ってるのは罰は罰でも『カードで罰を与える』訳じゃないからね。」

 

黒ウサギ「では、あのようなことはしないんですよね。」

 

歌奈「そうだよ。」

 

サンドラ「どういうこと?」

 

白夜叉「ああ、『ペルセウス』が『サウザンドアイズ』から追放したのは知っとるじゃろ?」

 

サンドラ「はい。」

 

白夜叉「それで『ノーネーム』が戦って、『ノーネーム』が勝ったんじゃ。」

 

サンドラ「はい。」

 

白夜叉「では、『ペルセウス』がどうやって負けたかは知っとるか?」

 

サンドラ「いいえ、知りません。」

 

マンドラ「それは普通に戦って、負けただけじゃ?」

 

白夜叉「お主らが思ってる負け方ではないのじゃ。」

 

マンドラ「では、どうやって?」

 

白夜叉「歌奈が激怒したのじゃ。」

 

サンドラ「あの方に怒るのは仕方ないとは思いますが。」

 

歌奈「いや~。あの時は気が動転してね。」

 

サンドラ「何をしたのですか?」

 

白夜叉「歌奈が『罰』と言ったんじゃ。」

 

サンドラ「『罰』?」

 

黒ウサギ「そうでございます。歌奈さんはルイオスさんに『貴方は『罰』を受けてもらいます。『ゲーム』と言う名ではなく、本当の『罰』を。』って言ったんです。」

 

サンドラ「『ゲーム』と言う名ではなく、本当の『罰』?」

 

ジン「そうです。その時、カードを出して、ルイオスに1枚選ばせたんです。しかし、ルイオスはカードを選ばなかった。」

 

白夜叉「その結果、自分で選んで、鏡を取り出すためにギフトを使ったんじゃ。」

 

サンドラ「鏡?」

 

白夜叉「どうやら、その鏡は映した相手の中を見たんじゃ。」

 

サンドラ「それって、どう言うことですか?」

 

ジン「そこはよく分かりません。ただ、ルイオスが青ざめるほどだったので。」

 

サンドラ「歌奈、何をしたの?」

 

歌奈「その鏡はね。映した相手の本性や過去、記憶を見ることができるんだよ。」

 

サンドラ「ウソ!?」

 

それを聞いて、マンドラは少し焦った。

 

サンドラ「つまり、それでルイオスの思い出したくないことや知らされたくないことを言って、降参させたってこと?」と確かめた。

 

歌奈「うん♪」

 

ペスト「貴方って見かけによらず、怖いのね。」と少し口調と違うので、怖かった。

 

黒ウサギ「怒らせなければ、とても『優しい』ですし、『思いやり』があるのです。」

 

つまり、怒らない人が怒ったら、より怖いということだ。

 

飛鳥「まあ、たまに「二重人格じゃないか」と思っちゃうけどね。」

 

歌奈「飛鳥、それって褒めているの?」

 

飛鳥「フッ。」

 

白夜叉「まあとりあえず、お主は『カードでの罰』ではないのじゃな。」

 

歌奈「それって、私には2種類の罰がある言い方だけど、まぁいいか。うん。」

 

ペスト「で、その罰は何?」

 

歌奈「それはね。黒ウサギたちのコミュニティに入ってほしいことだよ。」

 

黒ウサギ「なっ!」

 

ペスト「どうしてだ?」

 

歌奈「『サラマンドラ』は知ってるよね。」

 

サンドラ「はい。」

 

ペストは分からなかったため、歌奈はペストに『ノーネーム』の状況を説明した。

 

黒ウサギ「うれしいのですが。」

 

歌奈「黒ウサギは少し黙っててね。まぁ、無理なら、他の事の罰を受けてもらうけど。」

 

ペスト「いいわ。大元がないから私たちの3人のコミュニティはとても不安定だもの。」

 

歌奈「ありがとう♪」

 

十六夜「これって良いのか?」

 

白夜叉「まぁ、悪くはないが、最大の『魔王』の中にあったコミュニティが自ら入れるなどはいる。それに、奴隷にできることは確かじゃ。じゃが、おおよそ奴隷にされた魔王はあまり良いことはされておらん。まぁ、禁止されている訳じゃないからのう。」

 

十六夜「分かった。」

 

歌奈「じゃあ、これからよろしくね♪ペスト♪」

 

ペストを含む3人はノーネームに入ることになった。

 

そこで1つだけ気になることがあった。

 

サンドラ「1つ良いですか?」

 

歌奈「何?」

 

サンドラ「私が言うのもなんですが、この祭りの試合を参加しましたよね。それでなぜ『ウィル・オ・ウィスプ』を相手に降参したのですか?」

 

今回の魔王ゲームとは関係ないが、さっきの戦いを見れば、それだけの実力があるということだ。だが、祭りの戦いでは降参した。なら、降参する理由がない限り、あの戦いでも勝てると思うのは当たり前だ。

 

力と知恵、弱点などで結果が異なることは多々あるが、今回のと比べると、さほど変わりはない。

 

マンドラ「それは俺も思った。」

 

歌奈「力試しと試合を楽しみたかっただけだよ。」

 

サンドラ「分かりました。でも、それだと力試しで負けたという感じですが、それではなぜペストに『勝てる』意志を伝えたのですか?」

 

歌奈「ああ、それはね。『本気で戦ったら、ペストに勝てるよ』ってことだよ。」

 

ペスト「本気?」と引っかかることを聞いた。

 

サンドラ「それって試合では『手加減していた』ってことですか?」

 

歌奈「『手加減』と言うよりも『本気出さなかった』の方だよ。」

 

サンドラ「?」

 

歌奈「私は試合で楽しみ、『普段出している力ではどうかな?』と思っただけで、『試合に勝ちたかったから』と言う理由じゃないから。」

 

サンドラ「分かりました。つまり、『試合を楽しみ、力試しをしたかった』と言うことですね。」

 

歌奈「うん。」

 

マンドラ「その時の力量は全力で1だとすると、どれくらいだ?」

 

歌奈「う~ん、どれくらいだろう?全力の1/2以下ぐらい?自分でも分かってないや。ただ、全力の半分以下ぐらいしか出してないよ。」

 

マンドラ「分かった。」

 

歌奈「それと。」と小さく呟いた。

 

歌奈はマンドラに耳打ちをした。

 

歌奈「今回は白夜叉の頼みだったから良いけど、また同じように『魔王』を呼んで、自分のコミュニティを見せつけちゃだめだよ。」と言い、マンドラは驚愕し、少し固まった。

 

これで歌奈には『相手の過去を見ることができる鏡』を出せることがマンドラの耳で証明された。

 

歌奈「そういえば、1つ勘違いしてると思うけど、聞いて良いかな?」

 

ペスト「何よ。」

 

歌奈「私は何処に所属してると見ている?」と確認を取った。

 

それを聞いたジンと黒ウサギは少し怖かった。

 

ペスト「それはここにいるってことは『サラマンドラ』か、『ノーネーム』かのどっちかでしょ。」

 

マンドラ「歌奈をうちには入ってないがな。」と即否定した。

 

歌奈「選択を減らさないでよ。」

 

ペスト「それを言っている時点で、『自分はノーネームだ』って言ってるようなものじゃない。」

 

歌奈「じゃあ答え合わせするね。」

 

ペスト「答え合わせをしなくても確定でしょ。」

 

歌奈「ペスト、自信満々みたいだね。」

 

ペスト「そじゃあ、そうでしょ!」

 

歌奈「答えは外れだよ。」

 

ペスト「他のコミュニティってことなの。」

 

マンドラ「それはない。会議にいたのは『サラマンドラ』と『ブラック・パーチャー』と『ノーネーム』」だ。」

 

歌奈「違うよ。」と否定した。

 

サンドラ「では、何処に所属しているんですか?」

 

歌奈「コミュニティは何処にも所属してないよ。」

 

前回と同じように空気が凍った。

 

そして、ペスト「貴方が無所属!」と叫んだ。

 

歌奈「そうだよ。」

 

マンドラ「しかし、ゲームでは『ノーネーム』だったはずだ。」

 

それを聞いた歌奈が急に低い声で黒ウサギに問いだした。

 

歌奈「黒ウサギ、『私は無所属だ』って言ったよね。なぜ私が『ノーネーム』に入っていることになっているのかな?く・ろ・う・さ・ぎ。」と黒ウサギを威圧した。

 

黒ウサギは怯えた。

他の者も怯えたが、サンドラは「それは私です。」と震える声で言った。

 

歌奈は威圧を止めてから、言った。

 

歌奈「サンドラがしたの?」といつもの調子で質問した。

 

サンドラ「はい。白夜叉様やジンちゃんの近くにいたから、そこに所属していると思いましたので。」と引き続き震える声で言った。

 

歌奈は「ハァ~。」とため息をついた。

 

歌奈はいつもの調子で「まぁ。私も何も言ってなかったから、仕方ないね。」とあきらめた。

 

レティシア「私も歌奈は『黒ウサギのコミュニティ』に入っていると思ったぞ。」

 

歌奈「あっ!レティシアにも言ってなかったことを忘れていた。」

 

レティシア「なら、生活はどうしているんだ?」

 

歌奈「働いて、稼ぐんだよ。」

 

耀「テキパキしているけど、アルバイトみたいな仕事は頼まれてないよね。」

 

白夜叉「いいや、しとるぞ。ワシが頼んだことをしてくれたぞ。」

 

黒ウサギ「白夜叉様が!」

 

白夜叉「そうじゃ。働くには依頼もしくはお願いする者が必要じゃ。それで今回はワシが1つのお願いを言ったのじゃ。」

 

サンドラ「それは何ですか?」

 

白夜叉「1つは“魔王の打倒”じゃ。」

 

ペスト「私への打倒じゃない!」と突っ込みを入れているかのように見えた。

 

歌奈「まぁまぁ、落ち着いて。」

 

ペスト「貴方に言われても困るわよ!」となんか突っ込み役になっていしまった。

 

片から見れば、魔王の威厳はなくなり、コントをしているかのように見た。

 

歌奈「それで後に白夜叉から依頼の報酬としてもらうんだよ。」と言い、一旦別れ、白夜叉のところで報酬をもらった。

 

後に、それぞれ別れて、マンドラは十六夜からも同じことを言われた。

 

マンドラ「またか。」

 

十六夜「またとは?」

 

マンドラ「お前の他にもいたんだよ。」

 

十六夜「ほう。俺以外にも気づいたやつはいたのか。そいつは誰だ?」

 

マンドラ「お前も知っている歌奈だ。」

 

十六夜「あいつはやっぱり面白れえな!」と言い、歌奈たちのところへ行った。歌奈は白夜叉から報酬をもらい、本拠に戻ろうとしていた。

 

 






次でこの章は終わります。

では、またの次回です。

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