異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
学校に書類を出し、許可が下りた。
登校日になる前に買い物を済ませておいた。主に食事だ。スーパーやデパートに寄り、生活に関するものは不足してはいないが、それなりにこの世界の常識や品物を仕入れなければ、周りから妙な視線で見られるだろう。ただし、流行に合わせる気はまったくなかった。
この世界はただでさえ、犯罪率が異常なほど高いため、この世界の常識外な行為や言動、生活をしていれば、すぐに家宅捜索に入られてしまう。それは歌奈たちが住んでいる国も例外ではない。
家宅捜索に入られてしまったら、質問攻めが押し寄せるのは予想済みだ。その事態に落ちいてしまえば、この国の政府自らがこの家にある技術を盗み、それが世界まで広がり、よく分からない世界になってしまうのは当然であろう。
そうならないためにも歌奈と羽菜はそれなりに世界に合わせ、強盗に入られないようにセキュリティを厳重にしなければならない。
登校初日、家で準備をしていた。ある程度準備を終えると、学校へ向かった。だが、途中から遠くから荒い声が聞こえていた。
歌奈「向こうで騒がしいね。」
羽菜「気にしてたら、遅れますよ。」
歌奈「は~い。」
歌奈と羽菜は向こうで男女がガヤガヤ騒いでいたその時、騒いだ方から叫び声が聞こえた。
?「避けろー!」
歌奈と羽菜は聞こえた方に振り向いて、無人の自転車が速度を落とさずに突っ込んできた。
羽菜「歌奈ちゃん!」
歌奈と羽菜はすぐに避けた途端、自転車が大爆発をした。歌奈はすぐに羽菜を連れて、“時空”で別の空間に入って、穴を閉じた。幸いにも煙のお陰でこのことは知られなかった。自転車はそのまま大きな河に落ちた。歌奈と羽菜は怪我をしなかった。
だが、遠くから見た男女2人、アリアとキンジは顔を青ざめて、近くに寄ったが、粉砕した自転車の跡しかなかった。
その後、アリアとキンジはまだ災難が続いた。
歌奈と羽菜は怪我の確認をしていた。
羽菜「良し、怪我はないですね。」
歌奈「いきなり自転車が爆発したから、ビックリしたよ~。とりあえず、何もなかったから、行こうか?」
羽菜「そうですね。行きましょう。」
歌奈と羽菜は歌奈の“時空”で穴を開け、武偵高校の近くの人通りの少ない所に降りて、穴を閉じ、学校に向かった。
そして、歌奈と羽菜は違う学科の試験を受けて、ランクが付けられた。
歌奈は“通信学部”の“情報科”でランクはE 、羽菜は同じ“通信学部”でも“通信科”でランクはS 、歌奈は多く手加減をしたので、結果がEだったのだが、羽菜は少ししか手加減をしなかったことがあざとなり、結果がSになってしまった。
学年は同じ1年生でクラスは分かれた。歌奈と羽菜は別々の教室で自己紹介をして、昼休みに入った。