異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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第32話 武偵殺しの正体!

今までの事件の経緯を聞き、アリアも悔しがっていた。直後、飛行機が揺れた。アリアとキンジ、歌奈と羽菜は獣を取り出し、警戒をしながら、原因を探るために一緒に飛行機内を歩き回った。

 

人らしき者が見え、キンジとアリア、歌奈と羽菜は追いかけた。ドアの前まで着き、開けた途端、その人に銃を向けた。

 

キンジ「そこまでだ!」と叫んだ。

 

その人が声を聞き、その人がこっちに振り返ってきた。

 

キンジ「お前は!」と驚いていた。

 

その人は止めるように言った人だったからだ。

 

?「今回もきれいに引っかかってくれやがりましたねぇ。」

 

アリアたちにはこの声に聞き覚えがあった。その人は皮を外した。キンジとアリアは再び驚いた。歌奈と羽菜も少し驚いた。

 

キンジ「理子!」

 

理子「ヤホ~。理子だよ~。」

 

キンジたちの同じクラスの理子だった。

 

キンジ「今までのはすべて理子がしたのか。」

 

理子「あれらは全て前置きだよ。本命はアリアだよ。」

 

アリア「あんた、何者よ。」

 

理子「理子・峰・リュパン4世―それが理子の本当の名前。」

 

キンジ達はこの名に聞き覚えがあった。歌奈たちもだった。だが、歌奈と羽菜の知る常識はこの世界とは異なる。

 

理子「これはお母様がつけてくれた名前なのよ。でも、家の人間はみんな理子のことを名前で呼んでくれなかった。おっ母様がつけてくれたこの可愛い名前を、呼び方を変えて、おかしい名前を変えているんだよ。」

 

アリア「おかしい?」

 

理子「4世4世4世さぁ! どいつもこいつも使用人どもまで・・・理子をそう呼んでたんだよひどいよねぇ。」

 

アリア「そ、それがどうしたってのよ。4世の何が悪いのよ?」

 

理子「悪いに決まってんだろ!!あたしは数字か!あたしはただのDNAかよ!あたしは理子だ!数字じゃない!どいつもこいつもよ!曾おじい様を越えなければ一生あたしじゃない!リュパンの曾孫として扱われる。」

 

主張する際に狂いながら叫んだ。

 

羽菜「それでアリア、いや、()()()()()()()()()を狙ってたんですね。」

 

アリア「それいつ聞いたのよ!」

 

羽菜「私の情報網を甘く見ないでほしいです。」

 

理子「初代オルメスには優秀なパートナーがいたんだ。だから条件を合わせるためにお前をつけてやったんだよ。まぁ、他の人も巻き込まれたチャリジャックは少し焦ったがよ。」

 

アリア「あんたね。」(怒り)

 

キンジ「バスジャックもお前が?」

 

理子「クフッ。キンジ、武偵はどんな理由があっても時計を預けたりなんかしたら駄目だよ 狂った時計見たら遅刻しちゃうぞ。」

 

キンジ「何もかもお前の計画通りかよ!」

 

理子「んーそうでもないよ。予想外のこともあったもん。チャリジャックで出会わせてバスジャックでチームも組ませたのに、どちらともくっつききらなかったのは計算外だったもの。チャリジャックのことはさっきも言った通りに周りが巻き込むとは思わなかったし、バスジャックで歌奈が意外な仕事ぶりをしてたもの。さらにキンジがお兄さんの話を出すまで動かなかったのは意外だった。」

 

キンジ「兄さんを・・・知ってるのか?」

 

理子「知ってるも何も殺したのは理子だもの。それに恋人♪」

 

キンジ「お前が!」

 

理子「フッ、ほらパートナーさんが怒ってるよ。一緒に戦ってあげなよ。いいこと教えてあげる。あなたのお兄さんは理子の恋人なの。」

 

キンジ「いい加減にしろ!!」

 

アリア「キンジ!理子はあたしたちを挑発してるわ!落ち着きなさい!」

 

キンジ「これが落ち着いていられるかよ!」

 

羽菜「さすがに冷静になった方が良いと思います。」

 

キンジは何とか気持ちを落ち着かせようとした。

 

理子「そういや、歌奈と羽菜は本当に何者なの?私の方であっちこっち調べたけど、学校しか情報がないし、その情報もぱっとしないし、よくあの学校に入れたね。」

 

アリア「それは私も思ったわ。学校しか情報がないし、パッとしなかったわ。」

 

歌奈「私たちが何者か知りたいの?」

 

アリア&理子「そうよ。」

 

キンジ「ああ、Sランクのアリアや理子でも分からないのは俺も気になるな。」

 

歌奈「言っても良いけど、羽菜ちゃん、良いかな?」

 

羽菜「まぁ、いずれバレると思いましたから、良いでしょう。」

 

歌奈と羽菜は別の世界から来たことをキンジ、アリア、理子に話した。それを聞いたアリアたちは驚いた。

 

歌奈「信じられないかもしれないけど、本当だよ。」

 

理子「ふざけるのも程々にして欲しいけど、信じてあげる。」

 

キンジ「だから、色んなことに慣れていたのか。」

 

羽菜「そうです。」

 

アリア「合点が付くから、納得しえないわね。」

 

理子「まぁ良いよ。アリア、何か勘違いしてるみたいだけど、2丁拳銃が自分だけだと思ったら大間違いだよ。」

 

そういうと、理子はカクテルを投げ捨てると新たなワルサ―をスカートから取り出した。だが、アリアは止まらない。

 

アリア「くっ!この!」

 

理子「アハハ。」

 

2人は至近距離から互いに銃を撃ち、射撃戦を避け、かわし、相手の腕を自ら弾いて戦う。次の瞬間、弾切れをおこしたアリアは両脇で理子の両腕を抱えた。2人は抱き合うような姿勢になり銃声が止む。直後、キンジはバタフライナイフを理子に向ける。

 

キンジ「終わりだな理子。」

 

理子「カドラ―奇偶よねアリア、理子とアリアはいろんなとこが似てる。家系、キュートな姿、それと2つ名。」

 

アリア「?」

 

理子「あたしも2つ名を持ってるのよカドラの理子。でもねアリア。アリアのカドラは本物じゃない。お前はまだしらないこの力のことを。」と言いながら、理子の髪がうごめいた。

 

まるで神話のように動いた理子の髪は、背後の隠していたと思われるナイフでアリアの襲いかかる。1撃目はなんとかよけたアリアだが反対のナイフがアリアの頭に鮮血を飛び散らせた。

 

アリア「うぁ!」

 

反射的に後ろに下がるアリアだが、理子はその隙を逃さずに撃った。キンジはすぐにアリアを連れて、この場を退場した。

 

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