異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
時空の狭間で歌奈と羽菜は周りを見渡し、位置を確認するために家から出ていた。それで今いる場所が分かるのだろうか・・・。すると、後ろから声が聞こえた。
??「やっと見つけましたよ。」
歌奈と羽菜が振り向くと、謎の少女がいた。歌奈と羽菜はその少女を見て驚いた。
歌奈「なんでここにいるの!?」
??「何故って、何となくいただけです。まぁ、本当のことを言えば、探していたら、たまたま見つけたからですよ。」
羽菜「・・未だに根に持っているんですか?」
すると、当たり前のように言った。
??「当然ですよ。恨みたくないんですか?私は神に祈ったんですよ。」
歌奈「確かにあのことについては忘れずに鮮明に覚えているよ。でもね。しょうがないとしか言えないんだよ。それでも恨むのは逆恨みか、八つ当たりだよ。」
それぞれの主張がぶつかり、全然話になっていなかった。
??「ハァ~。仕方ない。」
指をポケットの中に入れ、指輪らしき物を取り出した。その指輪を歌奈に投げつけ、指輪は歌奈の指にはまった。その瞬間、歌奈はすぐに青ざめた。咄嗟に指輪を取ろうとするが、取れなかった。
歌奈「いや、取れない。また・・・・。」
羽菜「歌奈ちゃん!!!」
??「さて、これで良いでしょう。後日、また聞くね。」
それだけ言うと去った。羽菜は歌奈の指にはまった指輪を取ろうとするが、まったく抜けない。
羽菜「相変わらずこの指輪は抜けないですね。前回はすぐに取れたんですが、今回はしぶといですね・・・。」
歌奈「また、・・・・・・私を守ってくれるの?」
羽菜「しますよ。また時間をかけてこの指輪を取ってみましょう。」
歌奈「・・・うん。あの子・・・・・まだ“元世界”の人々が憎いんだね。」
羽菜「はい。それで自分の世界だけ滅んだことに憎いんでしょう。ですが、あの子が憎みたい“元世界”の者たちは世界の消滅と共に死へと散りました。もう存在していません。」
それは何としてでも羽菜と歌奈が止めなければならない。が、あの事件直後は羽菜も歌奈も心の整理ができていなかったのも事実だ。
歌奈「前はあの子が追いかけなくても私たちが逃げていた。でも、今回はあの子が私たちを追ってきたね。・・・今度は前のようにならないように頑張ろう?」
羽菜「そうですね。さて、家に戻りますか。」
歌奈「そうだね・・・。」
家に戻り、別の世界へ向かった。
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歌奈たちはまだ時空の狭間にいた。歌奈は運転しているが、羽菜は少し話しかけた
羽菜「歌奈ちゃん、これからどうするんですか?それを付けたままじゃ、全力を出せないですよね。」
歌奈「うん。これを付いている間はほとんどの能力が出せないし、力も出せないよ。強制的に使えば、できるけど、無理だね・・・・・。でも、“発明”だけ使えるし、基本的な物なら作ることは出来るよ。」
この指輪は歌奈の能力を大幅に封印する力がある。“時空”は使用できないが、“発明”ならば、簡単なモノだけは作ることができる。この場合、『創る』ではなく、『作る』になるが・・・。
羽菜「『創る』ではなく、『作る』ですね。」
歌奈「うん。簡単に言えば、フルコースから家庭料理に腕が落ちるっていう例えかな。さらに材料は“発明”で創ればいいけど、それができなくなったから、材料がないと、“発明”で物を作ることが出来ないんだよ。」
羽菜「つまり、材料がないと、物を作ることができなくて、作る範囲は基本的な物しか作れないってことですね。」
歌奈「うん。まぁ、ある程度の物は材料があれば、力の多さは関係ないけど、作る範囲が一気に減ったのは変わりないけどね。」
羽菜(それって、錬金術師と変わらないと思いますよ。材料さえ用意できれば、何でも作ることができるのは、錬金術師ですから・・・。)
そう、錬金術師と変わらない気がするが・・・。
羽菜「さて、向かいますか。」
歌奈「何処に行くの?」
羽菜「もう着きますよ。疲れたら、言ってくださいね。」
歌奈「は~い。」
羽菜の言葉に返事をした。
いよいよ次回からは原作に入ります。