異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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第49話 爆弾魔

ショッピングに到着し、店内で御坂たちとは別行動をし、歌奈は羽菜とも別々でそこら辺の店を見周っていた。服や家具などが綺麗に置かれていた。それはいつもの光景だが、それでも多種多様にあり、ブランド品も混ざっている。

 

歌奈「色々とあるね。何を買おうかな~?でも、特にあるわけでもないしね。ん?」

 

辺りを物色していると、奥に御坂と男の子が言い争っていた。

 

歌奈「御坂さんが誰かと言い争ってるね。」

 

気になるため、近づいた。歌奈が声をかけようとした。直後、いきなり微量の電気が来たため、電気を軽く浴びる。

 

歌奈「きゃっ!」

 

反射的に悲鳴を上げ、多少身体が痺れる。

 

御坂「えっ。歌奈さん!?大丈夫?」

 

歌奈「うん。軽く電気を浴びただけだから。」

 

しかし、近くに小さい子供がいて、逆に電流を傾けていた。つまり、小さい子供に当たらないようにしていたため、歌奈に向かった電気の量が少し多かったようだ。

 

?「本当に大丈夫か?ビリビリ、幾ら威嚇したって他の人に当ててはいけないだろ。」

 

御坂「うるさいっ。」

 

歌奈「えっと、何があったのかは知らないけど、知り合いだってことは分かったよ。それと名前は?」

 

?「俺か?俺は上条 当麻だ。それと知り合いって言うより、このビリビリがちょっかいを出してきているだけだ。」

 

意見として言っているが、御坂は猛反発した。

 

御坂「アンタがいけないんでしょ!私の電撃を受けても何ともないだから!」

 

上条「それだけで襲われてたまるか!?」

 

再び言い争いが始まろうとした。

 

歌奈「細かいことは分からないよ。」

 

歌奈はいきなりの内容に話に付いて行けていなかった。が、ある事だけは理解した。

 

歌奈「でも、分かったことは、上条さんは御坂さんより、つ・よ・い・ってことだよね。」

 

上条に興味を惹かれ、威圧的に少し低く言った。

 

上条&御坂「!?」

 

歌奈「できれば、それに混ざりたいな~。」

 

笑顔で言ってるが、目が本気だった。

 

上条(・・・何だこの子は・・・・服を見るからに、ただの小学生じゃないのか・・・。)

 

見た目が小学生のような身長のため、勘違いされる。

 

御坂(佐天さんと初春さんが連れてきた子で、服が同じってことは同じ学校なんだろうけど、・・・・・・この子、・・・・・この低い声・・・・・、レベル5の人を倒せるぐらいの強さを持っているってことなの・・・・・・。それなら、私と同レベルって言うの・・・・。)

 

すると、奥から羽菜の声がした。

 

羽菜「歌奈ちゃ~ん。ここにいたんですか?」

 

後ろから声が聞こえ、振り向いた。

 

歌奈「どうしたの?」

 

羽菜「気になる物があったから、呼びに来たんですよ。きっと気に入りますよ。」

 

歌奈「は~い。」

 

そのままこの場を離れ、歌奈が気に入るかもしれないモノを売っている店へ向かった。

 

上条「・・・・あの小学生、誰だ?」

 

御坂「・・・知らないわよ。私だって今日、知り合いに紹介されたんだから。それと、中学生よ。」

 

上条「えっ、そうなのか…。」

 

歌奈の先ほどの口調や目に少し冷や汗をかいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして、合流をしようとして、戻っていると、初春がいた。勿論、御坂と佐天もいた。

 

初春「歌奈さん!羽菜さん!」

 

歌奈「どうしたの~?」

 

初春「はい。先ほどこのゼブンミストが爆弾魔の標的になりました!」

 

歌奈「爆弾魔って、あっちこっちで建物を壊すほどじゃない時もあれば、壊すぐらいしたりとしている事件だよね。」

 

羽菜「そうですね。」

 

たまにその情報を耳にしているが、さほど気にしていなかった。

 

御坂「すごい冷静ね。」

 

佐天「それは御坂さんもです。」

 

初春「全員に言えますよ・・・。それにパニックになっていたら、こっちも止めるのに大変ですよ・・・・・・。」

 

さらっと威厳を揺るがすようなことを言った。

 

羽菜「風紀委員本人が言ってはいけない発言だと思いますが・・・。それで私たちはどうすれば良いんですか?」

 

初春「はい。佐天さんと歌奈さん、羽菜さんと御坂さんは避難していてください。私は店員に協力を求め、避難誘導を行ないます。」

 

羽菜「分かりました。」

 

初春と別れ、店から避難した。外に出ると、佐天と御坂と離れてしまった。直後、上条が逆方向から店に入ろうとしていた。

 

歌奈「何してるの?」

 

上条「ああ。小さい子供が戻って来てないんだ。」

 

歌奈「そうなの!すぐに戻らなくちゃ!」

 

そのまま一足先に行ってしまった。

 

羽菜「ちょっ!まったく、しょうがないんですから・・・。」

 

制止する暇もなくいってしまったため、上条と一緒に追いかけた。

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

店に入って分かれて、辺りを探し回ったが、何処にも見当たらなかった。1階も2階も探しても小さな子供は何処にも見えなかった。

 

途中で上条と羽菜、歌奈と合流した。

 

歌奈「何処にいるの?」

 

羽菜「分かりません。しかし、このままではヤバいです・・・・・。」(汗)

 

上条「ああ。ん?あっ。ビリビリ!」

 

気付き、すぐに近づいた。歌奈と羽菜は奥を見ると、御坂がいた。

 

御坂「アンタ!それに歌奈さんたちも!避難したんじゃなかったの!?」

 

上条「それが例の小さい子がいないんだよ。それで探しに来たんだ。」

 

歌奈「私も。」

 

小さい子供がいないことに叫んだ。

 

御坂「はぁっ!一緒じゃないの!?」

 

上条「はぐれたんだよ。」

 

御坂「こんな時に・・・・。」

 

すると、初春が走って来た。

 

初春「全員、避難が終了しました。後は皆さんだけです。」

 

膝に両手を置き、息をたらしていた。初春はあまり体力がないようみたいだったので、きつかったようだ。

 

子供「おねえちゃ~ん。」

 

すると、子どもの声が聞こえた。どうやら丁度探していた子供だった。手元にはカエルみたいなぬいぐるみを持っていた。

 

初春「あっ!まだ避難してなかったですか?」

 

子供「ごめんなさい・・・・。それとこのぬいぐるみが落ちてたの。失くしちゃいそうだから、おねえちゃんに預けたかったの。」

 

それを理解した初春は子供が持っているぬいぐるみを受け取ろうとした。すると、ぬいぐるみはまるで中から吸い込まれるように縮んでいった。

 

初春「!!??」

 

すぐにぬいぐるみの異変に気づいた。すぐに奥に投げ、子供に巻き添えにならないように抱え、背を向けながら守った。

 

初春「あれは爆弾です!!!」

 

御坂「っ!」

 

咄嗟にコインを出して、爆弾ごと消し飛ばそうとした。しかし、やはりレベル5でも人間なので、時には焦りもする。結果、コインを落としてしまった。

 

御坂(ヤバッ!)

 

だが、ぬいぐるみは止まらない。すると、上条が御坂の前に出た。続きに羽菜がさらに前に出た。

 

上条「お前っ!」

 

だが、羽菜はスタートダッシュし、すぐにぬいぐるみを取った。ぬいぐるみが爆発しようとした直後、羽菜は自分の身体を“強化”で強化し、それを両手で握りつぶした。

 

上条&御坂「!?」

 

爆音はしなかった。つまり、ぬいぐるみが爆発しなかったのだ。羽菜は両手を開くと、両手には何もなくなった。

 

羽菜「ふぅ~~。危なかったですね・・・・・。もう少し手遅れだったら、間に合いませんでした。」

 

歌奈「そうだよ。まぁ、間に合って良かったんじゃない?」

 

危険が無くなり、羽菜に近づいた。

 

羽菜「はい。」

 

御坂&上条「・・・・・・・・・・。」

 

すると、初春は何も音をしなかったことに気づき、辺りを見回った。

 

初春「あれ?爆弾は?」

 

羽菜「威力はとても小さかったみたいですよ。音はそれほどしませんでしたし。ぬいぐるみはそれで焼け消えてしまったそうです。」

 

初春「あっ、分かりました。」

 

子供を避難させ、この場から去った。

 

御坂「アンタ、何者よ。佐天さんや初春さんの友達なのは知ってるけど・・・・・。」

 

羽菜「人には秘密が1つや2つぐらい持っていても不思議ではないですよ。」

 

上条「・・・・・。」

 

羽菜「佐天も待ちくたびれてそうなので、戻りますね。御坂さんはできれば、爆弾魔さんを探しに行ってください。歌奈ちゃん、行きますよ。」

 

歌奈「うん!」

 

この場を去った。その後、御坂は爆弾魔を見つけ、黒子も来て、捕まえたそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その翌日、御坂は電話ボックスにいた。

 

御坂「あの子達が誰なのかを確かめてやるわ。」

 

小型端末機からコードを伸ばし、電話機をつなげた。能力で電気を小型端末に流し、検索した。歌奈たちのことについて調べてみると、あり得ないことが書かれていた。

 

御坂「ウソっ!?あり得ないわよ!?」

 

端末には、歌奈はレベル1の『座標移動』で、羽菜は無能力者って事だった。

 

御坂「歌奈さんの方は目が本気だったし、羽菜の方は現実とは異なるわよ・・・・・・。もしかして、風紀委員のバンクが間違っているってこと!でも、・・・・検査日が最近だわ。そうよね。この前、能力検査があったもの。しかし、説明がつかないわ・・・。」

 

バンクと現状が異なるため、悩んでしまった。

 

御坂「あの子たちが話してくれるとは思わないし・・・・・・。それに、情報を見る限り、最近引っ越してばかりみたいね。仕方ないわ・・・。」

 

いずれ再び調べることがあるが、今は諦めた。小型端末を仕舞い、寮に戻った。

 

 

 




今回は長めにしてみました。…これで3000字越えですか。

約3話分です(投稿の字数:1000字/話)
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