異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結]   作:無の空間の存在維持

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第53話 乱入者!!

 

 

木山がいるだろう研究所に到着し、研究所の中に入った。その部屋に入ると、木山はいなかった。

 

初春「あれ?いません。」

 

辺りを見回すが、誰一人いなかった。

 

歌奈「何処かで休憩してるんじゃない?」

 

初春「そうですね。」

 

取りあえず、木山が来るまで椅子に腰を掛けて、待つことにした。

 

初春「?」

 

ふとっ何かに気付き、紙がはみ出ている事に気づいた。はみ出している紙を中に仕舞おうとしたが、中身が気になった。その紙を手に持ち、用紙に目を通した。

 

歌奈「どうしたの?」

 

初春が持つ神垣になりながら椅子に座って、脱力していた。まったりしすぎのように見える。初春が読み終えると、目開いた。

 

初春「これって・・・・・・。」

 

連絡しようと行動を取ろうとすると、木山が入って来た。

 

木山「客がいると聞いて、ここに来たが、知ってしまったか・・・。」

 

初春「木山先生・・・・・。これはどういうつもりなんですか?」

 

歌奈は紙の内容を呼んでいないため、話についていけなかった。

 

木山「書かれている通りだ。君もその用紙を目を通しても良い。」

 

歌奈「うん。」

 

初春の所に寄り、気になっていた用紙の内容を黙読した。読み終えると、納得した。

 

歌奈「へぇ。木山さんはそういうことをしてたんだね。」

 

木山「そうだ。さて、帰す訳にはいかないな。・・・・・それにもう連絡したのか。」

 

連絡し終えた初春の方を見た。

 

初春「はい。木山先生、自首してください。」

 

木山「無理な相談だな。仕方ないか。君たちには人質になってもらう。」

 

歌奈たちに近づき、初春と気絶させた。

 

歌奈「初春さん!?」

 

木山「君は運が悪かったな。ついて来なければ、巻き添えにはならなかったはずだ。」

 

歌奈は少し睨みながら黙って聞いていた。

 

木山「そういや、君の名前を聞いてなかったな。」

 

歌奈「・・・犯罪者に名前を教える意味はないと思うよ。」

 

ここまでしでかし、犯罪ではないと否定しない。なお、教える理由もなかった。

 

木山「大丈夫だ。絶対に死にはしない。あくまでも、人質までだ。だから、知る必要がある。」

 

歌奈「言い訳にしか聞こえないけど、教えてあげるよ。吉葉 歌奈。それが私の名前だよ。」

 

木山「吉葉 歌奈・・・・レベル1の『座標移動』だったな。」

 

歌奈「知ってるんだ。」

 

少し知っていることに眉毛が動いたが、すぐに戻した。

 

木山「ああ。すべてまではいかないが、少し事情があって少しなら君のことを知ってる。それにたまたま君を知っていただけだ。それと、君が歌奈か・・・・。」

 

歌奈「貴女は私について何か知ってるの?」

 

何故木山と面識がないにも関わらずに歌奈のことを知っているのかが知りたかった。バンクならば、『ある事情』までは関わらないはずだからだ。

 

??「それは私が話しますよ。」

 

突如、誰かがこの部屋に入って来る。歌奈は1人の乱入者によって理解した。

 

歌奈「っ!?!?」

 

声に上げていないが、目開きしながら驚愕した。そこには”探していた少女”がいたからだ。

 

??「もしかして、あり得ないって顔だね。」

 

歌奈「何でこの世界にいるの?」

 

ここに少女がいるため、すぐに警戒した。

 

??「いや~。歌奈ちゃんに指輪をプレゼントして、別れてから、やっぱり気になってね。」

 

この少女はついさっき別れた子のようだ。歌奈は悔しそうに指輪がはめてある手を見ている。

 

??「おや?まだその指輪が付いていたんですね。」

 

歌奈「だって、貴女が付けたんでしょ。だったら、取れやすいわけがないじゃん。」

 

??「そうだね。やはり、不便なのかい?」

 

その少女の問いに当たり前に答えた。

 

歌奈「そうに決まってるでしょ!」

 

??「でも、このまま外したら、私の勝機がないしね。」

 

歌奈「・・・・今度はこの世界で()()()()()()()()()?」

 

??「それはね。」

 

木山の方に目を向けた。何か興味が引かれるようなことがあったらしい。

 

??「中々面白そうな研究者だったからね。だって、ネットワークを使って、他の能力者を自分のものにするなんて凄いじゃん!」

 

歌奈「・・・・代償もあると思うよ。」

 

それが何なのかは知らない。しかし、ネットワークをも巻き込み、他人の能力を自分のように使用するところまでは分かった。

 

だが、そこまで大規模に行なうとなれば、何かしらの犠牲が生まれる。それは佐天などの犠牲者は出ている。だが、それだけではないとも予想している。

 

木山「そうだな。だから、その策もある。せめて、私の目的が達成するまで待ってくれないか。」

 

歌奈「・・・・・・・・・ハァ~。」

 

しばらく睨んでいたが、両手を出した。今は能力が封印されているため、対抗することはできない。

 

歌奈「今回は大人しく捕まるよ・・・。貴女がいるしね。」

 

??「それは私のことかな?」

 

歌奈「ふんっ。」

 

木山は気絶した初春と歌奈、謎の女の子を車の中に入れて、この場から去った。数分後、風紀委員らは木山がいた研究所に着いたが、すでに手遅れだった。

 

 

 

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