異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
ある程度近づくと、赤子の近くに御坂が戦闘していた。
歌奈「御坂さん、ここは私に任せてくれる?」
そう伝えると、木山を降ろした。
御坂「何か策でもあるの?」
歌奈「半分力任せだけどね。」
木山「でも、見た通りに再生するぞ。なら、勝ち目はないと思うが。」
御坂が電撃をかけているが、その度に回復し大きくなっている。不死に近い生き物ならば、いくら攻撃をしてもキリがない。
歌奈「だったら、作れば良いじゃん。作る状況がないなら、その状況を作れば良いでしょ。」
再びポケットから薬を取り出し、飲んだ。気付かれないようにしていたが、やはり木山と御坂には気づいていた。
木山「さっきから何を飲んでいるんだ?」
歌奈「あちゃ~。やっぱり、見られてたね。」
御坂「それは何よ。」
歌奈「ちょっとした補助機能かな。そういうものだよ。」
説明するのが面倒だったため、それしか教えなかった。
木山「よく分からん。」
歌奈「分からなくても良いよ。」
薬の事はスルーさせる。歌奈は赤子の方に向き、電撃を赤子に当てた。試しに歌奈も電撃を当てた。赤子は部分的に崩れた。が、やはりすぐに再生して、元に戻る。そこで、御坂たちは歌奈が同等の能力を使用することに目開いた。
御坂「それって、私の能力と同じ!」
歌奈「ちょっと違うけど、まぁそういうことにしておくよ。」
木山「待て!君のバンクにはレベル1の『座標移動』だったはずだ。今のは、レベル的にも能力的にも異なるはずだ。」
そう、能力の情報ならば、バンク内から知らなければならない。あるいは、実際にこの目で見るしかないが、バンク内の情報と異なることはあり得ないことだからだ。何故なら、能力検査の結果がバンク内に保存されるからだ。
歌奈「あれってね、違うんだよ。検査員たちがそう思い込んだだけだよ。実際は考え方の根本的に違うからね。まぁ、どうでも良いね。」
これも詳細には言わず、簡潔説明した。歌奈はもう一度赤子の生物を見る。何処をどう見ても傷ついていない。
歌奈「ふぅ。こればかりは仕方ないか。」
“時空”を使い、片手を振り下ろした。同時に赤子の身体を真っ二つにした。
御坂&木山「なっ!?」
だが、本来ならば、指輪で封印されている。しかし、強引に使用してしまったため、一気に力が抜けた。
歌奈「っ!」
少し顔を歪ませながら片膝を地面に付く。少し反動が大き過ぎたようだ。
御坂「ちょっ!大丈夫なの!」
歌奈「・・・・一応ね。」
少し汗をかき、指輪を見た。そうしているうちに赤子は再び再生し始める。