異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
家を出て、探し始めたところまでは良いのだが、行く場所が分からなかった。そのため、適当に人気のない何処かの建物を中心に探し回る。
いくつか建物に侵入するが、有力な情報を得られない。場所を変えては、探し回るが、気になる情報がない。
これで何個目の古い建物化としているボロいビルの中に入る。何処もヒビが出ているため、少し危険な場所になっていた。
それでも歌奈は引かずに、奥へと進み続ける。
歌奈「ん?電気が付いてるね。」
廊下を歩いていると、中を覗くととっくに先客がいる。だが、それにお構いなく、歌奈は中に入る。
歌奈「ヤホ~。初めまして~。と、お久しぶり~。」
??「歌奈さん!?」
?「誰?」
そこには、御坂と白服の人がいた。
歌奈「歌奈だよ。それに有名人が2人も会えるのは私もビックリだね。常盤台の御坂さんに、長点上機の布束 砥信さん。」
布束「…知ってるの?」
普通に何故歌奈が知っているのかを疑問に持つ。
歌奈「だって、長点上機学園は有名でしょ。それなら、知ってるもん。」
布束「・・・そう。」
簡潔な説明で、納得する布束。何処まで納得をしている歌は歌奈には分からないが…。すると、御坂から真剣な眼差しで歌奈に質問する。
御坂「それで、何でここに来たの?」
歌奈「何か情報がないかな~って探しに来たんだよ。」
御坂「何のよ。」
歌奈「御坂さんも知ってるはずだよ。まぁ、つい最近知ったんだけどね。
『レベル6への実験』って言えば分かるよね。」
それを聞いた御坂と布束は驚く。
布束「その情報は何処から手に入れたの・・・。何処からか情報が漏れたのかしら?」
その証言からして、今までその情報は外に出ないようにしていたようだ。
歌奈「ううん。一言で言えば、たまたま見つけただけだからね。それで反応をしたってことは知ってるんだね。」
布束「その子には今伝えたのよ・・・・。」
歌奈「へぇ。そうなんだ。」
布束から聞いて、歌奈は納得する。
御坂「それで知ってどうするつもりよ。」
歌奈「御坂さんの手伝いをするよ。1人じゃ、大変だろうしね。」
布束「何の目的・・・。」
歌奈を怪しむかのように見つめてくる。ほんの少し緊張する雰囲気が漂い始めるが、歌奈はいつもの調子で話をする。
歌奈「特に理由はないよ。良いでしょ。」
布束「生きて帰って来れないと思うけど・・・・。」
歌奈「それは大丈夫だよ。」
迷わずに即答する。
御坂「でも、あの時倒れたじゃない。」
御坂からすれば、大丈夫と言う理由が見当たらない。
歌奈「ちょっと私情でね。でも、もう倒れないよ。やっと本気が出せるしね。」
布束「どういうこと?」
私情という理由でさっさと流したかった歌奈だが、無理のようだ。
歌奈「説明しても良いけど、時間がないんでしょ。なら、しちゃおうよ。」
強引に話を逸らす。
御坂「分かったわ。では、行きましょう。」
歌奈と一緒にこの場を離れる。布束は離れていく二人をただ見届ける。
布束「貴女にその真実を受け入れられるのかしら・・・・。」