異世界へlet's go!!(歌奈編)[一時凍結] 作:無の空間の存在維持
町中に出て、御坂は近くにある電話ボックスに入った。歌奈は後を追い、電話ボックスの外で御坂に聞く。
歌奈「何するの?」
御坂「情報を入手するのよ。ここからでもある程度は情報を入手することができるわ。」
歌奈「そうなんだ。」
二人で電話ボックスはいるのは、無理があるため、歌奈は外で待つ。調べ終えた御坂は、歌奈を呼びかける。
御坂「取り敢えず、この研究所に行くわよ。」
飛び出すかのようにダッシュする。
歌奈「って!置いて行かないでよ~。」
いきなり走り出したため、出だしは遅れるが、そのまま御坂を追いかける。
向かうために着替えてから、御坂は研究所を確認するために潜入した。歌奈はただそれを追いかけていた。
歌奈「壊すの?」
御坂「違うわよ!まず、その計画がされているかを確認するのよ。」
目的に向かって、走りながら歌奈に説明する。建物に近づいてくると、止まらずに見つからずに奥へ入っていく。
巡回している警備に姿を見せないように、この建物の中心部へと向かう。特殊な部屋に近づくと、オートロックを解除する。中に入り、少し進む。
歌奈「奥に何かあるよ。」
目の前には窓があり、別の部屋がのぞける場所に近づいてみる。
窓の向こう側に幾つものの円形型の箱があった。御坂はすぐに目の前のパネルを起動させ、中の内容を小さく読み上げる。歌奈はその間、窓の向こう側を隅々まで見回す。すると、御坂は読み終えたようだ。
歌奈「何か分かったの?」
御坂「どうやら本当だったらしいわね・・・・。私のDNAを使って、私と同レベルのクローンを作ろうとしていたらしいわ。けど、作れたのは私の劣化版にしか過ぎないらしい。」
歌奈は御坂に軽い感じで返事をする。
歌奈「ふ~ん…、それで?」
御坂「本来の目的が達成できないから、中止し、永久凍結したらしいわ。もう2度と実行されない。・・・・良かった~。」
実験がないことに安心する御坂。歌奈は黙って、御坂の言葉を聞き続ける。
御坂「永久凍結したものが風の噂になっただけみたいね。歌奈さん、帰るわよ。」
歌奈「・・・・・・・うん。」
楽になった御坂は先に出て、後から歌奈が出る。侵入した痕跡を隠すために、御坂は解除したオートロックをかける。それを終えると、御坂は気持ちが楽になったままこの研究所から出る。歌奈も建物から出て、遠くからあの中を見定めるかのように建物を見つめる。
歌奈「・・・・じゃあ、作ったクローンは・・・・・・どうなったの・・・・?」
そっとつぶやくと、この場から去った。