聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ―   作:パワプロ大好き男

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小1から中3まで野球をやっていた少年が、今年から男女共学になる聖ジャスミン学園高校に進学することになる。
中学まで仲の良かった友達と別れ、高校で知り合った友達と出合い、恋もしつつ、野球の練習をしながら、女性初の甲子園を目指すのである。
果たして主人公は甲子園に出場出来るのだろうか?


第1章 甲子園目指して

4月、入学式が始まった。

 

「新入生代表、小鷹美麗(こだかみれい)」

 

「はい」

 

校長先生の掛け声に元気よく返事したのは、小鷹美麗だった。

メッチャ可愛かった。

 

「雪がとけ、暖かい春が私達を出迎えてくれました…」

 

俺はあまりの長さに寝てしまった…。

 

入学式が終わると自分のクラスに入った。

1年A組だった。

 

その中に男がいた。

 

「ねぇ」

 

俺が話しかけると、とても嬉しそうな感じで話しかけてくれた。

 

「おぉ~オイラと同じ男がいたでやんす~嬉しいでやんす~」

 

「そんなに?」

 

「オイラ矢部明雄(やべあきお)でやんす~」

 

「よろしく、俺は土屋浩貴(つちやひろき)。」

 

お互い仲良くなった。

 

「男が少ないから心細いでやんすね~」

 

「そうだね、去年まで女子高だからね。」

 

そりゃそうだ、女子が多いこの学校に俺達みたいな男子がいること自体が気持ち悪いんだから、仕方ない。

一歩間違えたら、犯罪になることだってあり得るんだから。

 

「ところで土屋君はどこに入部するでやんすか?」

 

「野球部」

 

「奇遇だね~オイラもでやんす~」

 

「マジで!?野球やってたの!?」

 

「もちろん、オイラ外野手だったでやんす~」

 

「嬉しい~、一緒にやろう~」

 

「ガッテンでやんす~」

 

仲間がいて良かった。

これで俺1人ぼっちだったら最悪だった。

早速、俺は矢部と一緒に野球部の練習風景を見に行った。

やっぱり女子しかいないから、かなり気まずかった。

 

「やっぱり気まずいでやんす~」

 

「そうだね」

 

「アレ?入部希望してる1年生?」

 

「はい、そうですけど…」

 

「キャーカッコいい!!」

 

「イヤン眼鏡君カワイイ!!」

 

2、3年生が練習そっちのけでこっちにやって来た。

そりゃそうだ、去年まで女子しかいなかったから、男子は珍しい存在に決まってる。

とはいえ、集まりすぎ、かなり痛かった。

ちなみに眼鏡君とは矢部のことである。

 

「コラァーサボるなー練習しろー!!」

 

「はい」

 

監督の掛け声に先輩方は練習に取り組んでいった。

 

「ゴメンね、ウチの子達がこんなんで、私は勝森武史(かつもりたけし)監督だ、よろしく」

 

「よろしくお願いします。」

 

「よろしくお願いしますでやんす。」

 

この方が野球部の監督だ。

30代前半といったような感じの人だった。

 

「君たちは野球やったことあるのかい?」

 

「はい、オイラはパワフル中学でセンターやってました、打順は1番でやんす」

 

「なるほど~君は」

 

「はい、青道中学でピッチャーやってました、打順は4番です」

 

「ホントでやんすか!?名門じゃないか!!」

 

「なるほど~2人ともかなり優秀だね、是非とも入部してね」

 

そう言って監督は練習に戻ったのである。

 

「土屋君、すごいでやんす~青道中学だなんて」

 

「いや、それほどでもないよ~」

 

すると、次から次へと俺と同じ1年生がいた。

 

「あら~あなたたちも野球部に入るの?」

 

そこには小鷹美麗がいた。

友達も数人いた。

 

「初めまして、太刀川広巳(たちかわひろみ)です」

 

「美藤千尋(びとうちひろ)です」

 

「川星(かわほし)ほむらです」

 

「大空美代子(おおぞらみよこ)です」

 

「小山雅(おやまみやび)です」

 

「夏野向日葵(なつのひまわり)です」

 

「よろしくね、私は小鷹美麗」

 

皆、女子で可愛かった。

太刀川広巳はショートヘアーで銀色だった。

美藤千尋はややロングヘアーで眼鏡っ娘。

川星ほむらはピンク色のツインテール。

大空美代子はロングヘアーでほんわかな感じの娘。

小山雅は黄色い髪で縛っている。

夏野向日葵はショートヘアーで頭にブローチ着けている。

小鷹美麗は入学式の時に壇上で話していた娘だ。

 

「よろしくでやんす。オイラ矢部明雄でやんす」

 

「よろしく。俺は土屋浩貴」

 

こうしてお互いに仲良くなった。

 

小鷹が言った。

 

「土屋君はどこ出身?」

 

「青道中学だけど…」

 

「えっ!?ホントに!?名門じゃない~」

 

小鷹の目は輝いていた。

 

「凄いわ~甲子園行けるわ絶対!!」

 

「そうかな…」

 

そんなわけねぇだろと言いたがったが、スルーした。

 

「ポジションどこ?打順は?」

 

もの凄い勢いで質問してきた。

 

「ピッチャーで4番だけど…」

 

すると一同が言った。

 

「凄いわ~完璧じゃん」

 

太刀川広巳の声

 

「エリートだわ~」

 

美藤千尋の声

 

「スゴいッス」

 

川星ほむらの声

 

「羨ましいです~」

 

大空美代子の声

 

「さすがです~」

 

小山雅の声

 

「出来る男は違うね~」

 

夏野向日葵の声

 

「土屋君モテモテでやんす~」

 

「よせよー」

 

すっかり溶け込んでいったのである。

そして俺達は入部したのである。

いっそう身が引き締まるのであった。

この野球部を甲子園に行こうと思った。




初めてなので分からないことだらけですし、上手く繋がるか分かりませんが、よろしくお願いします。
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