聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ― 作:パワプロ大好き男
1年生だった少年たちも、気がつけば3年生になっていた。
泣いても笑っても、この年が最後、甲子園に行けるだろうか?
4月、新学期が始まった。
俺達も、とうとう3年生になった。
長いようで、あっという間って感じだった。
早速、新しい1年生が入り、心機一転した。
夏の大会に向けて、熱い練習が待っていた。
絶対に甲子園に行きたいんだ!!
「土屋君、とうとう3年生になったでやんすね~」
「あぁ、絶対に甲子園に行こうな、先輩のためにも、監督のためにも。」
「オイラは監督と離れるなんてイヤでやんす、必ず行きたいでやんす~」
「俺もだよ。」
矢部君とそんな会話していると、監督が声をかけてくれた。
「2人とも気合入ってるな、君達の活躍を期待してるぞ。」
「はいでやんす!」
「ありがとうございます。」
俺と矢部君が返事すると、監督が続けた。
「お前達は十分、中心選手として活躍できると俺は信じている。聖ジャスミン学園を甲子園に導いてくれ。」
「はいでやんす!」
「分かりました。」
さらに監督がこんな事言った。
「矢部は盗塁はもちろんのことだが、ここ最近はバッティングも良くなった。守備も安定してきたし、肩も強くなった。送球も悪くないから、切り込み隊長として十分だ。」
「ありがとうございますでやんす!」
「土屋はエースとして十分な存在だ。あとは色んな人とバッテリー組んで己を強くなってくれ。」
「はい!」
「監督からメッセージだ、頑張れよ。」
「はい!」
監督が俺達2人を高く評価してくれた。
そう言って監督は俺達から姿を消した。
「土屋君、突然だからビックリしたけど、嬉しいでやんすね~」
「あぁ、監督のためにも頑張らないとな。」
すると、後ろから太刀川広巳達が来た。
「土屋君、私は投手から三塁手にコンバートすることになったんだ、エースはやはり君しかいないよ、でも、私だってエースを諦めていないから、君がマウンドにいる間はサードを守ってあげるよ、だから思いっきり投げてね。」
太刀川広巳が言った。
「土屋君とのバッテリー楽しみだわ~」
小鷹美麗が言った。
「ほむらも頑張るッス!」
川星ほむらが言った。
「アタシだってセカンドやりながらピッチャーも頑張るからね!」
夏野向日葵が言った。
「普段はサードですけど、レフトも頑張ります。」
大空美代子が言った。
「バックは任せてね。」
小山雅が言った。
「土屋君、調子悪かったら言ってね、ライトからピッチャーやるから。」
美藤千尋が言った。
俺には戦う仲間がいる。
1、2年生の後輩もいる。
監督、コーチ、記録員の猫塚かりんちゃんもいる。
その人達に感謝して戦うと俺は心で決意した。
今回は短くしました。
ご愛読ありがとうございました。
20章達成ですwwwwwwwwww