聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ―   作:パワプロ大好き男

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練習試合で薬師高校、稲城実業高校に勝った聖ジャスミン学園高校野球部。
夏の大会が近づくにつれて、レギュラーメンバーが決まろうとしていた。


第22章 レギュラー決まる。

5月下旬、レギュラーメンバーが発表された。

 

「色々と悩んだが、柏葉里緒コーチと相談した結果、レギュラーメンバーが決まった。今から背番号の若い順番に発表していく。」

 

そのレギュラーメンバーが以下の通りとなった。

1 土屋

2 小鷹

3 川星

4 夏野

5 太刀川

6 小山

7 大空

8 矢部

9 美藤

10 鈴本

11 樽本

12 美園

13 神宮寺

14 冴木

15 東條

16 小嵐

17 猛田

18 八尺

19 城井

20 鋼

 

俺はエースナンバーを着けることになった。

俺は小鷹とバッテリーを組むことになった。

ファーストは何気に足が速い川星。

セカンドは守備が上手い夏野。

サードは投手から三塁手へコンバートされた太刀川。

ショートは名手である小山。

レフトはパワーヒッターの大空。

センターはチームNo.1の俊足である矢部君。

ライトは肩が強い美藤。

 

俺達の代が全員スタメンに抜擢された。

 

「3年生にとってみれば、これが最後の大会だ、最後まで諦めず、自分の野球を貫き通すのだ。」

 

「はい!」

 

「それでは、初戦の試合は土屋で行く、スタメンは追って発表する。」

 

「はい!!」

 

これが最後の大会だ、だからこそ、この大会に優勝して、必ず甲子園に行こうと思った。

 

「土屋君、オイラ土屋君と野球が出来て1番嬉しかったでやんす。必ず甲子園に行こうでやんす。」

 

「あぁ、俺もだよ!!」

 

俺は先輩方の悔し涙を何度も見たことか。

今年こそ必ず甲子園に行って、先輩方に報告できたらいいなって思った。

 

「それじゃ皆、大会に向けて練習を始めて行こうか。」

 

「はい!!」

 

俺の掛け声に皆、返事した。

――――――――――――――――――――――

6月1日、抽選会場へ行った。

 

『聖ジャスミン学園高校野球部主将、土屋浩貴君。』

 

「はい!」

 

人生初の抽選会場だった。

かなり緊張したし、凄く責任を感じた。

先輩方はこんな感じで臨んでいたんだ、と考えただけでもイヤになる。

 

「10番です。」

 

良いところか悪いところかは分からない。

しかし、どこに当たってもいずれ対戦するであろうから、どこと当たっても絶対に勝とうと思った。

――――――――――――――――――――――

寮に帰って、皆に報告した。

 

「1回戦は乙女学園か、強いのかな?」

 

小鷹が不安気に言った。

 

「順当に行けば、3回戦で青道高校と当たるのか…」

 

太刀川も不安気に言った。

 

「まぁ、いずれ戦う相手だ、手っ取り早く片付けちゃおうや。」

 

「それもそうでやんすね、頑張ろうよ皆、甲子園に行くでやんす!」

 

矢部君の掛け声にみんな賛同した。




今回は短くしました。
ここまでのご愛読ありがとうございました。
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