聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ―   作:パワプロ大好き男

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夏の西東京地区大会の決勝戦に勝った聖ジャスミン学園高校野球部。
悲願の甲子園出場を果たし、西東京代表として、聖ジャスミン学園高校野球部の夏がまた始まったのであった。


第41章 いざ甲子園

8月1日、遂に俺達は憧れの地である甲子園球場に着いた。

 

「凄いでやんす、本物でやんす。」

 

矢部君が驚いた。

今まで俺達はテレビで甲子園を見る側だったが、今回は俺達がこの舞台に立つのである。

今でも凄くワクワクだ。

 

「あぁ、俺達は遂に甲子園に来れたんだよ。でも、俺達は思い出を作るために来たんじゃない。優勝するために来たんだから、気を引き締めていこうぜ。」

 

「そうでやんすね。」

 

俺の問いかけに矢部君が答えた。

開会式では全部で49校のチームが甲子園にやって来た。

周りを見る限り、みんな強そうだと感じた。

 

「ここで戦うけど、不安だわ。」

 

「ホント緊張するわ、胸がドキドキするもん。」

 

チームメイトがかなり不安な顔をしていた。

それもそのはず、俺達は1回も甲子園に行ったことが無かったわけだから、なおさら緊張するのは当たり前。

そんな状況にいても、勝ち進めることが俺達のやるべきことだと俺は思った。

 

「必ず甲子園で優勝するんだ。」

 

俺は、そう言い聞かせて気合いを入れ直した。

甲子園に行きたくても行けない人たちがたくさんいる。

その人たちのことを考えると、ここで負けるわけにはいかないと思った。

――――――――――――――――――――――

開会式が終わり、俺達は宿屋に入った。

旅館のような感じだったので、凄く楽しい気分になった。

 

「オー、これがウチラの宿屋ッスか!」

 

川星が言った。

 

「イヤッホー♪」

 

夏野が言った。

 

「嬉しいですぅ~」

 

大空が言った。

 

「そうですね、豪華です。」

 

小山が言った。

 

「景色も最高だわ。」

 

美藤が言った。

 

「皆、テンション上がってるね~」

 

太刀川が言った。

 

「そうね、私もウキウキしちゃうな。」

 

小鷹が言った。

 

「皆、試合に向けて、しっかり準備するでやんす!」

 

矢部君が言った。

 

「はい!!!」

 

皆が返事した。

 

「いいか、俺達は甲子園に行けたわけだが、いつまでも浮いているわけにはいかないんだ。また新たなスタートラインに立ったつもりで戦っていこう。甲子園に行けなかった皆の分まで頑張るぞ!!!」

 

「はい!!!」

 

俺の掛け声に皆が返事した。

 

「さぁ、試合まで時間があるから、それまでに準備するように。先発はエース土屋で行く。スタメンは後日発表する。俺達のやるべきことをしっかりやれ!いいな!!」

 

「はい!!!」

 

監督の掛け声に皆が返事した。

甲子園で必ず優勝して東京に持って帰る。

俺達の目標は決まっている。

絶対に勝って優勝。

いよいよ、甲子園で、暴れるのであった。

ある意味、楽しみでもある。




短めにしました。
ご愛読ありがとうございました。
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