聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ― 作:パワプロ大好き男
悲願の甲子園出場を果たし、西東京代表として、聖ジャスミン学園高校野球部の夏がまた始まったのであった。
8月1日、遂に俺達は憧れの地である甲子園球場に着いた。
「凄いでやんす、本物でやんす。」
矢部君が驚いた。
今まで俺達はテレビで甲子園を見る側だったが、今回は俺達がこの舞台に立つのである。
今でも凄くワクワクだ。
「あぁ、俺達は遂に甲子園に来れたんだよ。でも、俺達は思い出を作るために来たんじゃない。優勝するために来たんだから、気を引き締めていこうぜ。」
「そうでやんすね。」
俺の問いかけに矢部君が答えた。
開会式では全部で49校のチームが甲子園にやって来た。
周りを見る限り、みんな強そうだと感じた。
「ここで戦うけど、不安だわ。」
「ホント緊張するわ、胸がドキドキするもん。」
チームメイトがかなり不安な顔をしていた。
それもそのはず、俺達は1回も甲子園に行ったことが無かったわけだから、なおさら緊張するのは当たり前。
そんな状況にいても、勝ち進めることが俺達のやるべきことだと俺は思った。
「必ず甲子園で優勝するんだ。」
俺は、そう言い聞かせて気合いを入れ直した。
甲子園に行きたくても行けない人たちがたくさんいる。
その人たちのことを考えると、ここで負けるわけにはいかないと思った。
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開会式が終わり、俺達は宿屋に入った。
旅館のような感じだったので、凄く楽しい気分になった。
「オー、これがウチラの宿屋ッスか!」
川星が言った。
「イヤッホー♪」
夏野が言った。
「嬉しいですぅ~」
大空が言った。
「そうですね、豪華です。」
小山が言った。
「景色も最高だわ。」
美藤が言った。
「皆、テンション上がってるね~」
太刀川が言った。
「そうね、私もウキウキしちゃうな。」
小鷹が言った。
「皆、試合に向けて、しっかり準備するでやんす!」
矢部君が言った。
「はい!!!」
皆が返事した。
「いいか、俺達は甲子園に行けたわけだが、いつまでも浮いているわけにはいかないんだ。また新たなスタートラインに立ったつもりで戦っていこう。甲子園に行けなかった皆の分まで頑張るぞ!!!」
「はい!!!」
俺の掛け声に皆が返事した。
「さぁ、試合まで時間があるから、それまでに準備するように。先発はエース土屋で行く。スタメンは後日発表する。俺達のやるべきことをしっかりやれ!いいな!!」
「はい!!!」
監督の掛け声に皆が返事した。
甲子園で必ず優勝して東京に持って帰る。
俺達の目標は決まっている。
絶対に勝って優勝。
いよいよ、甲子園で、暴れるのであった。
ある意味、楽しみでもある。
短めにしました。
ご愛読ありがとうございました。