聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ― 作:パワプロ大好き男
決勝戦が終わり、宿屋では勝利の余韻に浸っていたメンバーであった。
ここまでの道のりは険しかったが、報われた瞬間でもあった。
決勝戦が終わり、甲子園球場から出ると、卒業生が駆けつけてくれた。
さらに在校生や先生方、両親も来てくれた。
俺は本当にこの高校に入って良かったと、しみじみと感じた。
俺達は皆に手を降りながらバスに乗り込もうとすると、女子生徒が俺にサインを求めてきた。
しかも学年問わず、かなり多かった。
「土屋君~私にもサイン頂戴!」
「キャ~こっち向いて~」
「土屋先輩、私にもサイン下さい!」
完全にアイドルのファンみたいな感じで俺に要求してきた。
他のメンバーはバスに乗り込んだのに、俺だけは乗れず、ずっとサインを書いていた。
全く、これだから女ってめんどくさい。
でも、わざわざ忙しい中、こんな野球しかやってこなかった俺達のことを応援してくれたわけだ。
俺はその人たちを大事にしようと思った。
「土屋、早く乗るぞ!」
「はい!」
監督の声に俺は応えた。
やっとバスに乗り込めた。
当然、疲れた。
バスに乗り込むと、真っ先に席に着いた。
しかし、女子生徒は俺達を追うようにバスを見ては手を降っていた。
「凄いね、この数wwwww」
太刀川が言った。
「完全に土屋君フィーバーみたいねwwwww」
小鷹が言った。
「フゥ~、土屋モテモテじゃん!」
美藤が言った。
「いいなぁ~羨ましいッス!」
川星が言った。
「土屋君、ファンに囲まれてる!」
夏野が言った。
「いいですねぇ~たくさんの人に囲まれて!」
大空が言った。
「本当ですね、さすがキャプテンです。」
小山が言った。
「よせよ、からかわないでくれよ。」
俺が言った。
「ムムム、土屋君ばっかりずるいでやんすー!オイラだって活躍したでやんすー!!チヤホヤされたいでやんすー!!!」
矢部君が完全にすねちゃった。
「あぁ~矢部君がすねてる~」
太刀川が言った。
「ホント子供ね~」
小鷹が言った。
「矢部っち変態~」
美藤が言った。
「矢部っち女の子のことしか考えてな~い」
川星が言った。
「矢部っちのエッチー」
夏野が言った。
「イヤ~ン、矢部君のバカ~」
大空が言った。
「矢部君、可哀想に。」
小山が言った。
「ウォー、皆がオイラをけなしてくる~」
矢部君がすねた。
「アハハハハ」
こうして、俺達の夏は幕をとじた。
「皆、お疲れ様~宿屋に戻れば祝勝会だニャー!!」
猫塚が言った。
「イエェーイ!!!」
皆のテンションは最高潮に達した。
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宿屋に入り、祝勝会が開かれた。
監督が挨拶をするが、あまりの感動に涙が出ていた。
「皆、本当にありがとう…こんな監督に…ついてきてくれて…お前たちに…感謝してる…」
監督の涙に選手全員涙した。
「お前たちは…俺の誇りになってくれた…この学校が甲子園に行けたこと…本当に…感謝してる…ありがとう…」
監督は涙を吹きながら、最後に乾杯した。
「お前たち最高だ!!」
「イエェーイ!!」
「今日はいっぱい食って飲もうぜ!!」
「ウエェーイ!!」
「カンパ~イ!!」
「カンパ~イ!!」
俺達は今までの疲れを吹き飛ばしたのであった。
今回は短めにしました。
ここまでのご愛読ありがとうございました。