聖ジャスミン学園物語―女子と共に甲子園へ― 作:パワプロ大好き男
そのころ、3年生の間ではドラフト会議が行われ、見事、少年はドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団することになった。
卒業式が近づくにあたって、それぞれ進路が決まっていくのであった。
「皆、どこへ行くの?」
俺が言った。
「私は壱琉大学に進学するんだ。」
太刀川が言った。
「私もよ、ヒロとバッテリー組むんだ。」
小鷹が言った。
「ほむらは六面(ろくめん)大学に進学ッス。」
川星が言った。
「私は白薔薇(しろばら)かしまし学園大学に進学するの。」
夏野が言った。
「私は芸農(げいのう)大学に進学します。」
大空が言った。
「私はあかつき大学に進学です。」
小山が言った。
「ウチは黒鉄(くろがね)大学に進学するわ。」
美藤が言った。
「私はリハビリ専門学校に行くニャ。」
猫塚が言った。
「皆、大学に進学でやんすか、羨ましいでやんす。」
矢部君が落ち込みながら言った。
「矢部君は?」
「オイラは公務員でやんす、大学に行くだけのお金がないから仕事するでやんす。」
矢部君の答えに皆が驚いた。
「そうか、矢部君が大学に行けないのは寂しいね。」
太刀川が言った。
「大丈夫よ矢部っち、皆、矢部っちの味方だからね。」
小鷹が言った。
「ありがとうでやんす。」
「ところで公務員の何を受けたッスか?」
川星が言った。
「オイラ警察になるでやんす。」
「凄いじゃん、良い夢だよ。」
夏野が言った。
「嬉しいでやんす。」
「合格しましたか?」
大空が言った。
「ガッテンでやんす。」
「スゴ~イ、矢部っちさすがじゃん。」
小山が言った。
「私達を守ってよ♪」
美藤が言った。
「頑張れ矢部っちニャ。」
猫塚が言った。
「野球は辞めちゃうけど俺達は親友だからな。」
俺が言った。
「ありがとう…皆…優しいでやんす…」
矢部君が泣きながら言った。
「矢部っち泣きすぎwwwww」
「アハハハハ」
俺達は他愛ない会話をしていた。
「そういえば土屋君と矢部っちって彼女いるの?」
美藤が言った。
「なっ、なんだよ、いきなり。」
「オイラも土屋君もいないでやんす。」
俺と矢部君が言うと、美藤が太刀川と小鷹を連れた。
「実は、ヒロが土屋君、タカが矢部っちに告白したいんだって~」
美藤が言った。
「フゥ~」
川星、夏野、大空、小山、猫塚が言った。
「土屋君、私、貴方と一緒に野球出来て本当に楽しかった、私と付き合ってください。」
「矢部っち、私、貴方の頑張ってる姿を見て、カッコ良かったよ、こんな私だけど、貴方の彼女になりたいです、お願いします。」
太刀川と小鷹が照れながら言った。
「あぁ、実を言うと、俺も太刀川広巳の事が好きだ、大好きだ、俺で良ければ是非、お願いします。」
「オイラも小鷹美麗ちゃんのことが大好きでやんす、これからもよろしくでやんす。」
俺と矢部君は快く受け入れた。
彼女が出来た。
「やったー」
「ありがとう」
太刀川と小鷹が照れながら言った。
「フゥ~」
川星、夏野、大空、小山、美藤、猫塚が言った。
「キース、キース、キース…」
結局、からかわれたが、俺は太刀川と、矢部君は小鷹と、それぞれ、唇同士でキスをした。
「フゥ~、カップル誕生、結婚、結婚、結婚…」
またからかわれた。
「おいおい、勘弁してよ~」
俺が言った。
「ちーちゃん、やり過ぎでやんす~」
矢部君が言った。
「コラー、ちーちゃん言うな!」
「ヒィ~」
「待ちやがれ~」
「助けて~」
「アハハハハ」
こうして、俺達は残り少ない学校生活を楽しんだのであった。
短めにしました。
ご愛読ありがとうございました。
次回で最終回を予定しています。
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