今回はチェイスとの2回目の戦いです。でも短い!正直バトル以外のほうが長いです。
今回は一夏時点と凛時点があります。それではどうぞ!
「たあっ!」
私のハイキックが敵に命中する。このタイヤ付きドライブになってから変身するのはかれこれ4回目だ。そして進化体ロイミュードと戦うのはこれで3回目だ。最初はハート。次にアイアン(遠坂命名)。そして今回のペイント(遠坂命名)だ。
このペイントは今回の事件=連続誘拐事件の犯人だ。この誘拐事件はいずれも夜中に20代の女性ばかり誘拐されるものだった。そして誘拐された時間帯に重加速が発生しているのだ。そこで我々特状課が捜査にあたったのだ。捜査の中で誘拐されているのがとある画家の家の近くであり、その家主の男に誘拐事件の事を説明すると、
「僕は知らないよ。きっと怖~い怪物がやったんだよ」
すると奴は既に進化体になったロイミュードに変身した。当たりだった。こんなにもボロを出すのが早いとは思わなかった。しかし奴は私が仮面ライダーだとは知らず変身したのだろう。私が変身した瞬間バトルに発展し今に至る。
「どうした?それでは進化体の名が泣くぞ?」
「くそ!仮面ライダーはこんなにも強かったのか?んでタイヤなんかつけてたか?」
奴はそう叫びながら攻撃してくる。遠距離攻撃が多い奴のため懐に入ればこちらのワンサイドゲームだ。しかし無駄に弾幕が多い。
「くそ!鬱陶しい。ならこれだ!」
『スピスピスピード!』
シフトアップした私は敵の弾幕をスライディングで掻い潜り懐に飛び込む。そして新技『フルスピードラッシュ』を叩き込む。はっきり言って雑魚にちかいなコイツ。そしてトドメに入ろうとした瞬間銃弾が私に炸裂する。この銃弾は・・・奴しかいない。
「久し振りだな、チェイス」
「久し振りだな、織斑千冬」
チェイスに気をとられているとペイントに逃げられてしまった。だがコイツが追いかけさせてくれるはずもなく、
「行かせんぞ。ここで戦え仮面ライダー!」
「どうせこうなるのは予想できた。いいだろうあの時の続きといこうか」
奴は銃=ブレイクガンナー(私命名)を。私は別のシフトカー=スピンミキサーを。
『break up!』
『タイヤコウカーン!スピンミキサー!!』
チェイスは魔進チェイサーに変身し、私はミキサータイヤにタイヤを交換する。と同時に始まる弾幕戦。チェイスは銃弾、私はコンクリート弾を発射し互いに牽制しあう。しかし互いにらちがあかないと思いやがて殴りあいに変わる。
私が殴る。倒れないチェイス。
チェイスが殴る。倒れない私。
私が蹴る。吹っ飛ぶチェイス。
チェイスのドロップキックが炸裂する。吹っ飛ぶ私。
しかし吹っ飛んだおかげで距離が取れた。そしてシフトカー=マッシブモンスターを装填する。
『タイヤコウカーン!マッシブモンスター!!』
新たに身につけたモンスタータイヤには武器=モンスター(そのまんま)が装備されている。まさにモンスターの牙だ。
「そのようなうちわでは俺には勝てんぞ!」
「こいつをうちわ呼ばわりでも勝てんぞ!」
ぶつかりあう武器と武器。チェイスは私のモンスターをブレイクガンナーで受け止めている。何度も何度もモンスターをぶつけようとするも全てブレイクガンナーに止められる。
「くそ!コイツならどうだ!」
『ヒッサーツ!フルスロットル!!モンスター!!!』
タイヤから伸びた舌でチェイスの腕を縛る。これでチェイスはブレイクガンナーを振り回せない。すかさずモンスターを叩き込む。モンスターの名は伊達ではなくチェイスに確実にダメージを与えている。実はこのモンスター、ISのバリアを無効にする能力がある。さらに言うと前に使ったハンターもバリアを無効にできるらしい。
「まだまだいくぞ!」
『タイヤコウカーン!ドリームベガス!!』
次に交換したのはドリームベガス。武器にドラムシールドが装備されているが今回は一気に決める。
『ヒッサーツ!フルスロットル!!ベガス!!!』
必殺技を発動するとドラムシールドはベガスタイヤに並ぶように私の体に刺さる。おかげで体が凄い形になってしまったが気にしない。そしてスロットが回る。止まった目は・・・
麻婆豆腐、お茶碗、バナナ
どんな技になるか予測できない。私が期待しチェイスが警戒する。そして!タイヤから!!コインが!!!
1枚だけ排出された。
「「『・・・・・・・・・・・・え?』」」
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「全くなんなんだあれは。なんでコイン1枚なんだ!」
『あれは君の運気の力だ。つまり今回は運が無かったのだよ』
「なんで戦いで運気が必要なんだ!訳がわからんぞ!」
とか言いながら私の家に上がり込む千冬とベルトさん。いつの間にか私の家はドライブチームのたまり場と化している。まあ中学から私の家はたまり場と化しているけど。
「ちょっと私の家でケンカしないでくれる?」
「『ケンカなどしていない!』」
「なんでそこだけ息ピッタリなのよ。今新武装の開発してるから。お腹空いたら勝手に食べていいから。あ、それとラベルに『私の』って書いてるプリン食べたr「このプリン食べて構わんのか?」・・・・・・話聞きなさいよ」
聞きながらプリンを食べる千冬。また私プリンが・・・。でもこっちも完成させないと。
「ん?今度の新武装は剣か」
「ええそうよ。これは自分でも傑作だと思うわ」
「剣か。最近握ってないな。久し振りに握っておくか。そう言えば一夏は部活剣道するのだろうか?」
そう言いながらバクバクプリンを食べる千冬。千冬はあのエセ神父に八極拳を習う他に束と剣道をしてたの。そんで一夏君も姉に憧れて始めたってわけ。確かに一夏君どうするんだろう。
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「はあ~部活どーーしよーーかなーー」
剣道部に見学に来たのはいいけど他にもやってみたい部活ばっかりだ。弓道とか茶道とか。どうしようか。
「そこにいるのは折村か?」
「ボーデヴィッヒさん多分漢字違う」
「では織斑か?」
「うんそうだと思う。でボーデヴィッヒさんはなんでここに?剣道やるのか?」
「いや一通り部活を回っているだけだ。そう言うお前は勉強しなくていいのか?明日だろ勝負」
「俺はテスト前日はそんなに勉強しないから。ボーデヴィッヒさんこそ勉強しなくていいのか?」
「私に勉強は不要だからな」
ボーデヴィッヒさんは小柄な体で胸を張る。顔もドヤ顔だ。ちょっと可愛い。でも俺もそんな自信が欲しいよ。
「テストといえば今日オシリアは来ていないな」
「セシリアな。オルコットさん風邪みたいだよ。でももう治ってるから明日は来るって。って言うかボーデヴィッヒさん人の名前覚えるの苦手?」
「いやそんなことないぞ」ドヤァ
自信満々だけど間違えてるよ。そして俺はオルコットさんと連絡先を交換しているのだ!!
「そんでボーデヴィッヒさん結局部活どうするんだ?」
「うむ。どうすればよい?」
「あーーーー。茶道部とかどうかな?ほら茶道だったら日本の歴史っつーかなんつーか。それにうまい抹茶飲めるしな」
「ほほう、なるほどな。よし茶道部に入部してくる!」
「まてまてボーデヴィッヒさんはどうしたいんだよ」
こういうのは自分の気持ちが大事だ。人に無理矢理とかそんなのはよくない。経験者が語るんだから。しかしボーデヴィッヒさんは、
「ああそうかもな。だがお前が勧めてくれたのだ。悪いはずがなかろう。行くだけ行ってみるさ」
そう言ってボーデヴィッヒさんは茶道部のある方に歩いていった。さて俺も今回は家に帰ろう。今は勉強だしな。
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「しかしペイントは何処に誘拐した女を監禁しているんだ。奴のアトリエには奴意外居なかったんだろう?」
「ええそうよ。あったのはペイントが書いたとされる大量の絵だけよ。何処にも誘拐された人はいなかった」
私と遠坂は今回の事件について話していた。犯人はペイントなのは分かっているが、肝心の誘拐された人の場所が分からないでいた。ペイントを倒しても誘拐された人を解放できなければ仮面ライダーとしてはいいかもしれんが刑事としては最悪だ。
「やっぱり他の場所にいるのかしら」
「そう考えるのが正しいか・・・遠坂なんで奴にペイントなんて名前をつけた」
「え?そりゃあいつの体に絵の具やら筆やらそんなのいっぱいついてたからに決まってるじゃない」
「絵の具か・・・・・・まさか誘拐した人間を絵にしているとか?」
「まさか・・・・・・でも否定できないわね」
「よし確認に行くぞ。誘拐された人と絵に書かれたモノを比べるんだ。ソックリならビンゴだ」
「って今から!?もう夜よ?」
「明日になって絵が移動でもしていたらどうする。それこそ最悪の事態だ」
遠坂をトライドロンに乗り込ませ発進させる。向かうはペイントのアトリエだ。
しかしいざ奴のアトリエに入ってみると、絵は1枚も無かった。すでに奴は絵を移動させていたのだ。そして翌朝今度は金髪ロールの女子高生が行方不明になった。
はいというわけで誘拐された金髪ロール女子高生。それを知らず勉強する一夏。そして名前を間違えるラウラ隊長。このラウラは眼帯してません。両目とも赤です。
千冬とチェイスはあのあと少し気まずくなりお互い帰っていったことになっています。あと次回も戦います。
さあ次回は新武装(そこまで新じゃない)と遂に一夏が!!では次回もひとっ走り付き合ってください!