千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうも 無限の槍製 です。

今回はドライブとルパンの一騎打ち。そしてあのフルーツ侍が少しだけ登場します。更に久し振りの一夏視点もあります。

では前回の暴走からです。どうぞ!


千冬はなにを盗まれたのか?

「ああもう早く変身解除してよ!」

 

「それができんから止めてもらいたいんだ!」

 

デッドヒートはどうやら時間経過で暴走?する設定??になっているみたいだ。なんでエミヤ博士はこんなもの作ったんだよ。こんなはっきりとデメリットが分かるシフトカーなんて使いたくねーよ。

 

「くそっこうなったら、どうなっても知らないぞ~!」

 

『ヒッサツ!フルスロットル!!トマーレ!!!』

 

俺はゼンリンシューターにトマーレを装填し必殺技を発動させる。更に前輪部分を回転させエネルギーを集中させる。狙うのはドライブのタイヤ。あそこがバーストして暴走したんだからあれを破壊できれば!

 

「ちょっと痛いけど我慢してよ!」

 

ゼンリンシューターでタイヤを殴り付ける。そしてタイヤに電撃が走りドライブの動きが止まり変身が解除される。倒れそうになるけど踏ん張る姐さんを俺は支える。普段なら『これくらい耐えれる』なんて言い出すけど今回は流石に疲れたのか言い出さない。流石にそんな気力はないか。

 

「すまんな剛。今回は肩をかしてくれ」

 

「今回と言わずいつでもかすよ姐さん。だから今はゆっくり休んでよ」

 

そうすると言ってすぐに寝息をはく。このまま引きずって帰るわけにもいかず、結果的にお姫様だっこになるな。何?おんぶとかあるだろって?バカ野郎!それじゃ姐さんの珍しい寝顔が見れねぇだろうが!!変身時間限界が近いけど姐さんの寝顔のため俺は限界を越えるぜ!!!

 

「いやっほーーー!!!」

 

「五月蝿い馬鹿」

 

寝てませんでした。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「何をニヤニヤしている一夏?」

 

「そりゃ~ニヤニヤするよ~。だってあの魔術戦士キリツグのサインだよ!しかももうすぐセカンドシーズン始まるし、もう最高だよ~~」

 

ラウラは俺がニヤニヤしているのに気がついたようだ。それにしても男がニヤニヤしては気持ち悪いな。俺はサイン色紙を鞄に片付けラウラに向き合う。

 

「そういえばクラリッサも『キリツグのセカンドシーズンが始まるよーーー!!やったーーーー!!』とか言っていたな」

 

「へぇ~ラウラの友達もキリツグ好きなんだな。その人とはいいジュースが飲めそうだ」

 

「言っておくがクラリッサは大人だからな。それと語り始めたら止まらんぞ」

 

「それだったら俺も止まらないよ。前に千冬姉にずっと語ってたら顔が真っ青になってたよ」

 

笑う俺に千冬姉に同情の念を送るラウラ。同じ被害者同士気が合いそうだな。そう思う俺の耳に、

 

「ねえ一夏ルパンって知ってる?」

 

シャルロットが話しかけてきた。てかルパンってあれか?モ◯キーパ□チ先生のあれか?

 

「あ、漫画の方のルパンじゃないからね。本物のルパンの事だけど」

 

「なんだ?本物のルパンがいるのか?へぇ~すごいな~」

 

なんでも本物のルパンは30年も前に怪盗をしていたらしい。しかしこの10年は怪盗をしていないらしい。なんでも歳がもうそろそろ50を越えそうらしい。確かに50を越えたら体に限界が来るものだしな。

 

「それでどうしたんだ急にルパンの話をして」

 

「それがね昨日セシリアの家にルパンが盗みに入ったみたいなの。朝方に盗みに来たらしいの。幸いにも何も盗まれなかったけどセシリアショックだったみたいだよ」

 

「それで昨日と今日来てないのか。大丈夫かな?学校終わったらセシリアの家に行ってみようぜ」

 

「そうだね私も心配だし」

 

「なら私も行こう。もしルパンがもう一度現れたら私が捕まえてやる」

 

「んじゃ決まりだな」

 

 

 

「という訳で来てみたけど」

 

「大きいね。想像以上に」

 

「うむそうだな。これほど豪華な豪邸ならルパンでなくとも侵入してみたくなるものだ」

 

学校が終わり3人でセシリアの家に来てみたわけだが・・・豪華なのは想像していた。でもこんなに豪華なのは想像していなかった。確かにラウラの言うとおり侵入してみたくなる。でもその分警備も厳しいのでは?そう思っているとラウラが家の呼び鈴をならす。

 

『はいどちら様でしょう?』

 

「私だ、開けてくれ」

 

少しお待ちくださいと言ってバタバタと音がしたあと玄関の扉が開く。て言うかセシリア、よくラウラのあれで開けるよな。俺だったら少しは怪しむぞ。

 

「あらラウラさんだけかと思いましたら皆さんいらしたのですね」

 

「やあセシリア。体調は良くなった?」

 

「よおセシリア。ルパンが押し入ったって本当か?」

 

「さあセシリア、早く家を探検させてくれ」

 

「皆さん一斉に言わないでください。さあ早く上がってください」

 

お邪魔しまーすとセシリアの家に上がり込む。中も想像どうりではなかった。でっかい階段にたくさんの部屋。うん迷子になりそうだな。

 

「ここは元々アイリスフィールというお嬢様が持っていたお屋敷らしいのですが、ご結婚されこのお屋敷が放棄されることになりましたの。そこで我がオルコット家が買い取ったという訳でございます」

 

「?結婚したならここに住めばよかったじゃないか」

 

「なんでも普通の家で普通の男性と暮らしたかったみたいで」

 

お嬢様の気持ちは分かるようで分からない。なんだろうこの気持ち。そしてリビングらしき部屋にたどり着く。リビングというよりは客間といったところか。

 

「少しお待ちください。お茶をご用意しますので」

 

またされる3人。俺とシャルロットはそわそわして落ち着かないけどラウラは堂々としている。凄いなこの余裕を少し分けて貰いたい。そわそわして周りをキョロキョロしていると凄まじい音がする。セシリアが皿を落とした音ではない。もっと凄まじい音が上からした。俺達の足は自然と上に向かっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

あの戦いから目を覚ますと既に次の日のお昼頃だった。流石にずっと寝ていたのとご飯を食べていないのが重なり体がかなり重い。ここは遠坂の家か・・・ならプリンがあったはず。体をリビングまで向かわせると遠坂がプリンを喰らってた。

 

「あら起きたの。その顔プリンを食べたかったって顔ね。でも残念、この家のプリンは全て私の「なんだまだあるじゃないか」・・・・・・ちょっと何勝手に食べてんのよ」

 

「いいじゃないか。腹が減ってはなんとやらだ」

 

ため息をつきプリンを食べる遠坂。そういえば昨日怪盗が押し入ったが何かとられたのだろうか。

 

「遠坂昨日怪盗に何か盗まれたか?」

 

「ええ宝石類をごっそりとね。あの怪盗捕まえたらただじゃおかないわ」

 

宝石類か・・・まあ怪盗なら金目のものに手がいくか。それより遠坂がそんな金目の物を持っているとは。あとこの近くでまだ被害にあっていない豪勢なところはと言うと・・・アインツベルンとかいう屋敷はまだ被害にあっていないな。いや正確には盗まれていないといったところか。

 

「遠坂、アインツベルンに向かうぞ。彼処はまだ盗まれていない」

 

「ええ知ってるわよ。だから警備を頑丈にしてあるわ。だから貴女はもう少し休みなさいってもういないし!」

 

遠坂が何か言っていたが無視だ。トライドロンに乗り込みアインツベルンの屋敷に向かう。もちろんスピードは守ってな。

 

 

屋敷に到着すると恐らく警備をしていたであろう警官が全員倒れていた。やはりこの屋敷を狙っていたのか。ふと屋敷の窓に目を移すと白いマントの一部分が見えた。間違いないルパンが来ている。

 

「ベルトさん!」

 

『OK start your engine!』「変身!」

 

『ドライブ!タイプスピード!!』

 

変身し屋根の方に一気に跳躍する。しかしそこには既に怪盗の姿があった。さっき見たときは二階にいたはず。この屋上は四階部分に位置する。その距離をどうやって?

 

「おっと考えてもムダだよ仮面ライダードライブ」

 

「そうみたいだな。さあ変身しろ。でなければお前を殴れん」

「そうかならご要望にお応えして・・・変身!」

 

奴はチェイスのブレイクガンナーに似た道具で変身する。どことなく怪盗を思わせるその姿は昨日より何かが違う。なんだこの違和感は?

 

「気づいたようだね。そう今の私は昨日よりも強い!覚悟したまえ過去の仮面ライダー!」

 

「誰が過去の仮面ライダーだ!私のはまだ新しい方だ!」

 

そして始まる戦い。しかし昨日より強いと言われても昨日コイツと戦っていないからよく分からないのだが。分かるのはコイツは私の行動パターンをほぼ読み取っているということだ。これほどやりづらい相手は初めてだ。

 

「ハハッ焦っているな仮面ライダー」

 

「そうみたいだ!」

 

自慢のケンカキックまで止められた。こうなったら力任せでいくか!私はすぐさまスピードをワイルドに替える。

 

「おまけだ。こいつも食らえ!」

 

『タイヤコウカーン!フッキングレッカー!!』

 

タイヤをレッカーに替え相手を捉える。ワイルドのパワーならいけるか?力任せに怪盗を下の地面に叩きつける。これは少しは効いたか。しかし今度は逆にこちらが引っ張られ地面に叩きつけられる。力任せでもダメなら、

 

「クールに撃ち抜く!」

 

『ドライブ!タイプ!!テクニック!!!』

 

テクニックに変身しドア銃で撃ちまくる。テクニックでドア銃を撃つと百発百中だ。しかし奴はその全てを自分の武器で弾く。ハッキリ言って後がない。まさかここまで押されるとは。

 

「もう終わりか?ならこちらの番だ」

 

『フルブレイク ルパン!』

 

奴は武器にエネルギーを集中させ巨大な剣を作る。これを食らったら確実に敗北する。そう確信した私はドア銃の機能のシールドを発動させ更にドライブの切り札を発動させる。

「これで終わりだーー!!!」

 

降り下ろされる剣。それをドア銃のシールドで防ぐ。剣とシールドがぶつかりその衝撃が地面を削る。奴の剣が強力な証拠としてドア銃のシールドが破れかけている。不味いなまだアレを完全にチャージできていない。最悪1枚でなんとかしなくては。

 

「準備はいいかベルトさん!」

 

『7枚揃っていないがやむを得ん。今だ!』

 

「ロー・アイアス!!」

 

発動したのはドライブの切り札=シールドエネルギーを使ったバリア=ロー・アイアス。バリアが花弁の形をし1枚1枚が強力な盾となる。しかし今のは3枚。防ぎきれずアイアスは破られる。だが私は避けることに成功した。まあアイアスは囮のようなものだ。しかしシールドエネルギーを使ったせいで今のドライブにはエネルギーがなくなり変身が解除されてしまう。

 

「私の勝ちだね仮面ライダードライブ。安心したまえ殺しはしない。だが『仮面ライダー』の称号は貰っていく。それとこれもね」

 

そう言って怪盗は銃をベルトさんにむけ・・・撃った。その弾丸は吸い込まれるようにベルトさんに向かって飛んでいく。そして避ける間もなく・・・・・ベルトさんに命中した。その衝撃で私からベルトさんが外れる。そう怪盗はベルトさんの命も奪ったのだ。ベルトさんを拾いにいくとベルトさんには穴が空いていた。

 

「ベルトさん!」

 

『すまない・・千冬。どうやら・・・ここまでのようだ』

 

「今から戻ればまだ、」

 

『それは難しい・・かもね。千冬、君にお願いが・・・ある

 

 

 

シンノスケのような無理は・・・しないでくれ』

 

 

 

ベルトさんはそう言うと機能を停止した。既に怪盗はいない。残ったのは私だけだった。

 

「おい・・・ベルトさん?おい!おい!もう一度喋ってくれ!おい!頼むよ・・・ベルトさん。ベルトさん!!!」

 

私の叫びはただオレンジ色に染まった空に響くだけだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺がこいつと戦うのはこれで3回目だ。戒斗やミッチ、貴虎にザックも既に何回か戦っている。 俺はすぐにベルト=戦極ドライバーにゲネシスコアをセットしロックシードを解錠する。

 

「変身!」

 

『オレンジ!』『レモンエナジー!』『ロックオン!』

 

二つのロックシードをドライバーにセットしドライバーについた小刀で切る動作をする。

 

『ソイヤッ オレンジアームズ!花道オンステージ!! ジンバーレモン!ハハッー!!』

 

「ここからは俺のステージだ!」

 

そう言って俺は無双セイバーとソニックアローをかまえ敵=メガヘクスに立ち向かっていった。




遂にベルトさんが壊れた!更に鎧武登場!この世界の鎧武は皆仲良くインベスと戦っています。あとまだ極アームズは持っていない時です。え?そんな装備で大丈夫かって?大丈夫だメガヘクスは少し弱くなっている。

あと戒斗さんも生きてるからね。フルスロットルみたいな切ないことにはなりません。

次回はどこまでいけるかな?まあとりあえず鎧武視点が多くなるかな?

では次回もひとっ走り付き合ってください。
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