千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうも 無限の槍製 です。

関係ありませんがドライブの映画やっと観に行けました。免許証は剛でした。皆の評価が良かったのですがほんとに良かったという事実。マジで面白かったです。

さて今回は少し短く、少々無理矢理な場面もあります。なんでこんな話になったのやら。

では鎧武の戦闘からです。どうぞ!


なにが彼女を走らすのか?

「セイハァー!!!」

 

『ソイヤッ!オレンジスカッシュ!ジンバーレモンスカッシュ!!』

 

ベルトの小刀を1回倒し必殺技を発動する。エネルギーを溜めたソニックアローで敵の首をはねる。首をはねられた敵は爆発し消え失せる。これで6体目。なんで今日に限ってたくさん現れたんだよ。しかもまだ4体いる。ちょっとキツいな。

 

「6体で根を上げるとはな。俺やザックはその程度ではくたばらんぞ葛葉」

 

「・・・・・あのな~戒斗。そんなこと言うために来た訳じゃないだろ。ちょっと手貸してくれよ」

 

「頼み方というものがあるだろう葛葉」

 

そう言いながら一緒に戦ってくれるのが戒斗の良いところだ。戒斗は戦極ドライバーを装着しバナナロックシードを解錠する。

 

「変身」『バナナ!』『ロックオン!』

 

『カモンッ!バナナアームズ!ナイト・オブ・スピアー!!』

 

戒斗は変身しアーマードライダーバロンになり武器のバナスピアーを敵に突きつける。これでこっちは二人。2体ずつならいけるな。しかし戒斗はまとめて4体相手しようとしている。まったくチームプレーっての知らないだろあいつ!

 

「おい戒斗。バラバラに戦っても勝てないぞ。ここはちゃんと一緒に」

 

「勘違いしているようだが俺はお前に手を貸すとは言っていないぞ。俺は目の前の敵を潰すだけだ!」

 

「お前らしいっちゃらしいな・・・でもあの数を見ても同じこと言えるか?」

 

俺が指差す方からたくさん飛んでくる敵。戒斗は静かに鼻で笑うと再び敵に斬りかかる。どうやらお構い無しか。

 

「流石に戒斗でもキツいだろうな。悪いけど勝手にやらせてもらうぜ。流れ弾当たっても文句言うなよ!?」

 

「勝手にしろ。最もお前が外すことなどないだろう?」

 

「その通りだよ!」『カチドキ!』『ロックオン!』

 

俺は今現在最も強いロックシード=カチドキロックシードを解錠しベルトにセットする。

 

『ソイヤッ!カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!!』

 

カチドキアームズをまとい武器の火縄大橙DJ銃を大砲モードにする。こいつなら一網打尽にできる。そして放たれた砲弾は敵の大部分を撃破する。しかしそのせいでこっちに一気に襲ってくる。最悪だぜチクショウ!

 

『カモンッ!バナナスカッシュ!!』

 

だがそれは戒斗のおかげで凪ぎ払われる。こういうときにバナナは強いのだ。戒斗曰く『バナナアームズは追い詰められたそのときにその真価を発揮する』らしい。つまり今現在ピンチってことかよ!

 

「チッ、キツいか。仕方ないこいつでいくか」『リンゴ!』『ロックオン!』

 

『カモンッ!リンゴアームズ!デザイア・フォビドゥン・フルーツ!!』

 

戒斗は自身の2番目に強いアームズ=リンゴアームズをまとった。一番強いレモンエナジーアームズを使うには別のベルト=ゲネシスドライバーを使わなければいけない。この数でそんな暇は無いからか今はリンゴアームズを使っている。

 

「そんなアームズで大丈夫か?」

 

「ふん。お前こそそれでいいのか?」

 

この返しができるなら大丈夫だ。俺は火縄大橙DJ銃に無双セイバーをさし大剣モードにする。更にロックシードをセットし戒斗は小刀で三回切る。

 

『ロックオン!一・十・百・千・万・億・兆・無量大数!カチドキチャージ!!』

 

『カモンッ!リンゴスパーキング!!』

 

それぞれの斬撃は残りの敵を粉砕する。残ったのは俺たちだけ。どうやら勝ったみたいだ。俺と戒斗はロックシードを閉じ変身を解除する。

 

「やっと終わったか。まったくなんなんだあいつらは」

 

「機械なのは明白だが誰が何のために送り込んだかは分からんな」

 

残った残骸を見て戒斗が呟く。こいつらのせいで沢芽市の被害は徐々に酷くなっている。早いとこ黒幕を叩かないともっと被害が酷くなる。でも今は何の手掛かりも無い状況だ。今はこいつらを1体でも多く倒すしかない。

 

「じゃーな戒斗。たまにはチームに顔出せよ」

 

「余計なお世話だ・・・・・・だが考えておこう」

 

そう言って去っていくツンデレバナナ。本人はそんなつもり無いだろうけど、ネットではかなり噂になっている。まあ言わぬが仏か。

 

「あれ、冬木の方雨かな?」

 

俺が見た方角=冬木市には雨雲が広がっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

やっとのことで屋上に着くと雨が降っていた。しかも土砂降りだ。大きな音がしたから屋上に向かおうとして階段を登っていたけど階段の位置がバラバラで中々上に上がれなかった。後でセシリアに訊くとなんでも面白い屋敷にしたかったらしく今のような設置になったらしい。

 

「あれ?千冬姉?おーーーい千冬姉!!」

 

屋上から下を見ると千冬姉が雨の中立っていた。これに反応したのか千冬姉はゆっくりとこっちに振り向く。遠くてよくわからないけど何処となく寂しげな顔をしていた。そして千冬姉はゆっくりとした足取りで雨の中に消えていった。

 

 

 

「あの人が一夏のお姉さんなの?」

 

屋上から戻り体を拭いていたらシャルロットがそんなことを聞いてきた。

 

「ああ、あの人が俺の姉ちゃんだ。千の冬って書いて千冬って言うんだよ」

 

「そうか。なら一夏が一夏なのも納得だな。一つの夏で一夏か」

 

「そうなんだよ。俺の両親にも数字と季節がはいっててな、それで俺と千冬姉にも数字と季節をいれることになったらしいんだ」

 

「らしい?それはどういう意味ですか?」

 

「ああ、俺の両親はもういないんだ。父さんは殉職して母さんは病気でな」

 

「そうでしたのですか。・・・ごめんなさい無神経でした」

 

「気にすんなセシリア。いずれ両親のことは皆に話すつもりだったし」

 

しゅんとなるセシリアを慰めながら俺は千冬姉の事を考える。さっきの寂しげな顔はいったいなんだったんだ?千冬姉があんな顔をするのは見たことがなかっただけに余計に心配だ。そうだ剛さんなら何か知ってるかも。すかさず剛さんに電話する。

 

『もしもし一夏か?どうした?』

 

「剛さんに聞きたいことがあるんだ。千冬姉のことなんだけど」

 

『姐さんのこと?』

 

それから事情を話すと剛さんはただ『分かった』とだけ言って電話を切った。剛さんにもしたのだから遠坂さんにも電話いれとくか。でもあの人携帯持ってたっけ?機械は一通り使えるようになったって言ってたけど。まあ家の電話番号しか知らないけどな。しかし遠坂さんが電話に出ることはなかった。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「あれ?やっべ充電無くなってんじゃん」

 

一夏から姐さんについて電話があり聞いていたが途中で充電が切れたみたいだ。なんでいっつも充電無くなるの早いんだコイツ。

 

「今の電話、一夏ですか兄さん?」

 

「箒か。まあそんなとこ。姐さんが元気ないって一夏から電話きてな」

 

「まったく一夏は千冬さんのことばかり考えおって。まあそれがあいつらしいですが」

 

そう言う箒の顔はどこか楽しそうだ。しかし姐さんから元気とったら後は何が残るんだよ。俺は急いでバイクに乗り凛の家に向かった。

 

 

凛の家につく頃には雨は更に酷くなりまるでハリケーンのようだった。凛の家に上がるとそこには姐さんと凛の靴があった。つまりここにいるわけだが、

 

「凛、姐さん居る?」

 

「あら剛久しぶりね。千冬ならそこよ」

 

そこにはソファに寝転がって寝ている姐さんがいた。元気あるのか?ないのか?・・・ダメださっぱり分からない。

 

「なあ凛。姐さん何処か変じゃなかった?」

 

「ええ変だったわ。いきなりコレを渡して寝始めたんだから」

 

コレと言われたのは真ん中に穴があいたドライブドライバーだった。渡したってことは凛に直してもらおうということだろうけど、

 

「私一人じゃ無理なのよ。だから助っ人を呼んだわ。貴方のよく知る人よ」

 

「凛、シフトデッドヒートの調整終わったぞっと剛じゃないか」

 

「え?!エミヤ博士なんで!?」

 

「デッドヒートの調整に来たのだ。あとドライブドライバーについてな」

 

「直るかしらエミヤ君。マッハドライバー作ったんだからできるんでしょ?」

 

「これは無理だな」

 

「即答!?どうしてよシロウ貴方なら」

 

「私ならと言うのは早計だ凛。私ならなんでもできると思わないことだ」

 

「でもそれを直さないと「そうか分かった。そこに置いといてくれ」千冬?」

 

凛とエミヤ博士の口喧嘩の途中で響く声。姐さんが起きていた。その目は涙で真っ赤にはれているが目は死んでいなかった。

 

「ベルトさんがいなくともルパンを捕まえることはできる。ようは変身される前に捕まえればいい」

 

「理屈ではそうだけど、そんな簡単にいくわけないじゃない」

 

「なら誰がルパンを捕まえる!!!」

 

姐さんが怒鳴ったのは久しぶりに見た。姐さんは時に怒るがそこまで激怒することはない。恐らく今はベルトさんを失って気が気じゃないのだろう。

 

「私が捕まえるしかない。ルパンに勝てるのはドライブしかいないんだからな・・・私は信じている。ベルトさんがまだ死んでいないと」

 

そう言って姐さんは部屋を出ていった。一瞬見えたその顔はいつもの姐さんだった。姐さんはベルトさんを失い仮面ライダーで無くなっても刑事であることに変わりはない。刑事としてルパンを捕まえる。その信念は誰にも曲げられない。だから姐さんは進み続けるんだろうね。まったく本当に凄い人だよ姐さんは。

 

「まったくビックリさせるんじゃないわよバカ千冬。あんたが怒鳴ったおかげで空が晴れたじゃない・・・ほら行くわよ剛!」

 

「分かってるよ凛」

 

そして姐さんを追いかけるように俺たちは部屋を飛び出していった。勿論ドライブドライバーを手に持って。




はい千冬さん復活です。彼女が走るのは刑事としての信念の為に。こんな感じですかね。まあ後々ぶれるかも?

次回はドライブ&マッハ&チェイサーVSルパンとなる予定です。その次はフルスロットルなあの戦いになるかと。

では次回もひとっ走り付き合ってぐださい!
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