今回の戦闘はドライブVS新ライダーとマッハVSチェイス&メディックになります。しかも短い!
では新武装の開発がスタートするところからどうぞ!
「ライドブースター?」
書類を纏めていると遠坂から話しかけられ『ライドブースター』について説明される。
「ええそうよ。エミヤ君と合同で製作が決まったの。設計的にはトライドロンと合体させて空の飛行を可能にするの」
「空の飛行ならフルーツでもできるだろう」
「それ+ライドブースターなの。飛ぶなら早いほうがいいでしょ」
なるほどな。確かにそうだが完成するのにいったい何日かかるんだ。設計図を見る限りトライドロンの後輪にくっつけるみたいだが2つも要らなくないか?
「まあ作るなとは言わないが、安全設計でな」
「はいはい。そういえばあんたは何の書類を纏めてるのよ」
私が纏めた書類は遠坂によってバラバラになる。まったくガサツにも程がある。遠坂は書類をパラパラと読んでいくと、
「成る程。久しぶりの殺人事件ね。しかもこれロイミュード関係の事件でしょ」
遠坂の言う通りこの事件は殺人事件、しかもロイミュードがらみの事件だ。被害者は3人。いずれも関係性がなく、いずれも防犯カメラに映った瞬間殺害されている。しかし殺害方法は全てバラバラだ。殴られたり、首を絞められたり、首チョンパで死んだり。
「殺ったのは進化前ロイミュードって書いてるけど、これで上に通るの?ロイミュードってなんだ!ってならないの?」
「なるだろうな。進化前ロイミュードなんてこっちにしかわからないことだしな。まあ動ければ問題はない」
荷物をまとめトライドロンに向かう。遠坂も当たり前についてくる。今では遠坂は大事なバディだ。
「行く宛は?無いとは言わせないわよ」
「まずは一人目が殺された現場に向かう。その次は二人目、三人目と続けて現場に向かうからな」
『OK早速向かおう』
トライドロンを走らせ現場に向かう。剛にも現場に向かってもらおう。『犯人は現場に戻ってくる』というのは恐らく本当だろうからな。
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『件名 ここに来い
本文 冬木三丁目の工場。急ぎで頼む』
「まったくいつも短いメールなんだから。多分例の殺人事件かな。死因はバラバラ。どれも謎のヒトガタの生き物が関与しているってニュースだから。まあどうせロイミュードだろうけど」
姐さんのメールを一通り読むと現場に向かう。運が良いことにここは現場に少し近いとこ・・・・いややっぱり運が悪い。
「よおチェイス。なんだケリつけにきたか?」
チェイスがこちらに銃口を向け道路の真ん中に立っている。引き倒すぞこの野郎。
「ふんそんな軽口叩けるのも今のうちだぞ」
「ほざけ」『ライダー!マッハ!』
「お前がな」『breakup!』
「「潰す!」」『ズーットマッハ!』『tune chaserbut!』
それぞれの武器がぶつかり合う。俺はゼンリンシューターの前輪をチェイスのウィングスナイパーにぶつけ回転させる。ビートマッハーはチェイスの顔面を狙うが寸前で交わされる。
チェイスはウィングスナイパーから矢を飛ばし俺を狙うが当たるわけにはいかない。てか、かすっただけで道路が抉れてるんだぜ。絶対当たりたくないね。
「この!」
「はあっ!」
次第に激しさをます戦いは自身の愛車を使ったカーチェイスに発展する。スピードや武装もほぼ同じのカーチェイス。このレースは何処まで続くのか。それは二人ともわかりはしなかった。
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「剛のやつ遅いな」
先に現場入りし捜査をしているが剛が来る気配がしない。連絡してから30分。剛からの連絡もなし。
「遅いわね剛のやつ。どんだけ遠いところにいるのよ」
「まったくだ。連絡のhん?あれは・・・・誰だ?」
剛を待っていたら別の人が来た。ダークスーツに身を包んだオレンジ髪の女だ。女は真っ直ぐこちらに向かってき、私たちの前で止まった。
「ここは関係者以外立ち入り禁止の筈だが」
「悪いねぇ。一応関係者なんだわ・・・・まあ死んでくれや」
『HENSHIN』
女は不適な笑みを浮かべると腕のブレスに何かをつける。次の瞬間女は立っておらずかわりにそこにはフルフェイスの何かが立っていた。
「お前は?いったい何者だ!」
「知ってるだろ?お前らが捜している亡国様だよ!!」
「・・・・そうか。なら聞かせてもらおうか。世界を潰した後に何が残るのかを!変身!」
『ドライブ!タイプスピード!!』
「そいつがドライブか。このオータム様を楽しませてくれよ!」
「ひとっ走り付き合えよ!!」
始まる戦闘。女=オータムは私の攻撃を交わそうとせずそのまま受け止めた。そこからのラッシュも全てオータムの体に叩き込むが、
「おいおいそんな「こんなものじゃないぞ!」へぇ」
『ドライブ!タイプワイルド!!』
攻撃が効かないという焦りからか一気にワイルドにチェンジした。ハンドル剣の斬撃はオータムを捉えるが一向に効いている気がしない。
「やっぱりこんなもんか・・・・さあ死ねよ」
オータムの殺気が更にます。そしてオータムの背後から現れる4本の腕。その全てに爪がついている。
「そういやこの姿の名前は言ってなかったな。こいつは仮面ライダー、いやマスクドライダーアラクネってんだよ」
マスクドライダーアラクネだと?マスクドライダーも仮面ライダーじゃないか。だがアラクネとだけはある。恐らく背後の爪は蜘蛛の足なのだろう。自分の手足と合わせて8本。まさしく蜘蛛=アラクネだな。
「さあこのアラクネの脚の餌食になりな!!」
繰り出されるアラクネの斬撃は捌くだけで精一杯だ。8本の脚から繰り出される斬撃は予測ができなく次第にワイルドの装甲を削っていく。
「不味いな・・このままじゃ」
『千冬このままでは装甲を破られるぞ!』
「わかっている・・・・ベルトさん準備しろ」
「なにゴチャゴチャいってんだよ!さっさと死にな!」
『RIDERKICK』
8本の脚に溜まるエネルギー。それを避けることは相手の力がまだ未知数の今まずできない。なら防ぐだけだ!
「死ねぇぇぇぇ!!!」
「『熾天覆う七つの円環!!!』」
熾天覆う七つの円環MAXパワーはアラクネの8本全てを受け止める。しかし1枚、また1枚と割られていく。支えている右腕が折れそうだ。だがここで負けるわけには・・いかない!
「くたばりやがれぇぇぇぇ!!!!」
「はああああ!!!!!とまれぇぇぇ!!!!」
そして、最後の1枚が・・・・・・割れた。
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チェイスとのレースはまだ続いていた。若干こっちが有利だけどこの差はいつ埋まってもおかしくはなかった。ほぼ横一線。ゴールのないレースは・・・・一人の女が止めた。
「姐さん?いやお前も偽者か?」
「偽者とは心外だなシノノノゴウ。オリムラチフユと私は同じだよ」
驚いた。外見だけでなく声まで一緒。いやロイミュードはここまでコピーすることは知っていたはずだろ。今さら驚くことじゃなかった。姐さんの姿のロイミュードは白銀のロイミュードに戻ると重加速と衝撃波を同時に放ってきた。
「やべっ!ぐあっ!」
見事に当たっちまった。しかもこの重加速普通じゃない。重加速なら動けるはずなのにこれは動けない。超重加速といったところか。
「ならこいつなら!」
デッドヒートを手に持つと超重加速は少しだけ緩和された。すぐさまデッドヒートマッハに変身する。これで少しは動けるはずだ。
「ちょっと変わっただけじゃ私には勝てないよ。ほらこれが証拠だよ」
ロイミュードの衝撃波は確実に交わしたはず、なのになんで俺は吹っ飛んでんだ?いや違う見えてなかったんだ。あまりにも早すぎる衝撃波は俺の視覚やマッハのハイパーセンサーでは追い付けない程のスピードだったんだ。
「ちく・・・・しょう」
マッハの変身が解除されてしまい、気を失ってしまった。最後に見たのは白銀のロイミュードがこっちを見下している、そんな最悪の映像だった。
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「メディックのやつ、中々やるじゃないか」
ハートはビルの屋上からメディックの様子を伺っていた。私としてもメディックは強すぎる、そんなイメージができてしまっている。彼女よりもナンバーは若く強い筈なのに。
「ブレンはメディックが怖いか?」
「ええ怖いですよ。ですが何処か素敵で可憐でそして・・・」
「ふっ・・・三つ目言えよ」
ハートは笑いながら私の方を見る。しかしその表情は一瞬で冷たくなる。その目の向く先には一人の女が立っていた。
「あらハート。友達をとられてご立腹といったところかしら?」
「あまり俺を怒らせるなよスコール。あの時の決着でもつけにきたか?」
「そんなつもりはないわ・・・・今は、ね。それにしてもお宅の新しいお友達は実に動いてくれてますね」
「そこまでにしておけスコール。俺が一歩踏み出す前にな」
「あら怖いわねハート。また来るわ」
そう言うと女は金色の炎に包まれ姿を消した。そしてハートは静かに「二度とお前の顔は見たくないよ」と呟いた。
はい仮面ライダー敗北です。新ライダーは仮面ライダーアラクネ、変身するのはオータムさんです。姿はISのアラクネがイメージです。
そして強すぎるメディック。こちらは少しだけ姿が違っています。イメージは『白銀の女神』ですね。姿は皆様のご想像にお任せします。
ロー・アイアスは『熾天覆う七つの円環』にしました。なんでかって?千冬さんがこっちがいいって言うからです。
次回は遂にF1ボディが登場です。早いですね!作者もそう思います。
では次回もひとっ走り付き合ってください!