この話とは関係ありませんが遂にバトライド・ウォーの新作が発表されましたね。やっとドライブとマッハを使え・・あれチェイスは?
今回はそんなチェイスとの戦い3戦目です。ドライブは新車を乗りこなせるのか?ではどうぞ!
「・・・・・・・・ここ・・は?」
目を覚ますと見慣れぬ・・いや病室か。体を起こすと全身に凄まじい痛みが走る。やはりアラクネの攻撃でここにいるのか。あんなふざけた技は初めて見た。背中の4本の脚と腕と足についたブレードの同時攻撃。この8本の脚での攻撃は全てを貫くとでもいうのか?そんなバカな。今までアイアスを破る攻撃は幾度かあった。しかし完全なるアイアス7枚を破るほどの攻撃があるとはな。
「あら起きたのね千冬」
「遠坂か・・・・私は何故助かったんだ?」
「聞くと思ったわ。それね実は仮面ライダーが助けたの」
仮面ライダーが?アラクネが情けをかけたとは思えない。恐らく別の仮面ライダーだろうが・・・いったいどこの誰が。
「クワガタみたいな青い仮面ライダーだったわ。あっという間にアラクネを撃退したんだから」
「クワガタか・・・・あのアラクネを退けるとはな」
「熟練された技ってああいうのねって何してるのよ!」
「何って着替えているのだが?」
「あんたはまだ入院してなきゃダメでしょ!」
「あんたは?」
「ええ剛のやつ、チェイスと新しいロイミュードにやられたわ。今は現場に戻ってるけど」
あの剛がやられるとは。チェイスが力をつけたのか、ロイミュードが強すぎたのか。恐らく一桁ナンバーのロイミュードか。ハートや剛の言っていたブレンとやらもかなり強い。対抗するには新しいタイプが必要になるか。
「遠坂、新しいシフトカーや新武装なんかないか?」
「一応あるにはあるけどまだ完成してないし、それに完成しても訓練が必要だからいつもみたいに『新しいシフトカーか。よし使おう』なんてすんなりいかないわよ」
「そうか・・・・お前には負担ばかりかけさせてすまないが、できるだけ早く完成させてくれ」
「・・・・わかったわ。千冬も無理しないでよ」
遠坂は本気で心配してくれている。そら仮面ライダー二人が同時にやられたら心配もするか。だが安心しろ。次は負けん。
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「くそっ!あいつら何処にいやがる!」
チェイスと白銀のロイミュード、そしてオータムを探すためライドマッハーを走らせて約3時間が経過する。いまだに見つからない。姐さんは亡国のオータムと戦って重症らしい。
「オータム。姐さんを倒すとはね。でもオータムを退けたのは青いクワガタライダー。青いクワガタっていったら宛は2つだな」
ひとつは2つの剣を装備した仮面ライダー。もうひとつは青き龍の戦士。どっちもそれ相当の力を持っている。オータムぐらいは退けられるか。
「俺ももっと力を身に付けないと、このままじゃ姐さんの足を引っ張るだけだ」
しかし現実は非情である。願っただけでは力は手に入らない。特訓あるのみか。仕方ないあの人たちに頼んでみるか。俺はすぐにある人に電話をかける。
「・・・・あ、もしもし?俺です剛です。お久し振りです。あのお願いがあるんですけど・・・・特訓をお願いしたいんです。いいですか・・一文字さん」
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「期待外れだったよ。あれが最新型の仮面ライダーなのかい?あれに圧されるとはブレンも腑抜けだね」
「ははっ言われているぞブレン」
「私は腑抜けじゃない!」
メディックが加わってからこんな会話がずっと続いている。メディックは姿こそ織斑千冬と同じだが中身は違う。傷ついたロイミュードを介抱し更に強化までする。人間の言葉で言えば『一石二鳥』といったところか。
「さあ行くよチェイス。オリムラチフユにその力見せてあげないと」
「そうだな。だが行くのは俺一人で構わない。お前はここに残れメディック」
「・・・・ふふっ分かったよチェイス。君が一番オリムラチフユと決着をつけたがってるからね。安心して怪我してきなよ」
どうやら俺が無傷で帰ってくるとは思ってないらしいな。確かに織斑千冬との戦いではいつも怪我をしてしまう。油断も慢心もしていない。ただ本気で戦い傷ついてしまう。それだけのことだ。さて織斑千冬に挑戦状でも書いておくか。
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「チッ!くそあいつ!」
オータムは帰ってくるなりソファにふんぞり返りテキーラをイッキ飲みする。体に良くはないだろう。だがそれは普通の人間ならの話だ。私たちは普通じゃない。改造人間といったところか。
「ご機嫌斜めのようだなオータム」
「ああ?あーマドカか。そうだな機嫌はよくないな。まさかあそこでヤツが入ってくるとは」
「大変だったみたいねオータム」
「スコール。ゼクターは確かに使えるがあいつらには敵わないぜ。早いとこマスクドライダーシステムの解析を進めねぇと」
オータムのいうゼクターとはアラクネゼクターのことだ。スコールが捕まえてきたバッタのゼクターを解析した結果蜘蛛のゼクター=アラクネゼクターが完成した。オータムが一番適合率が高かったためオータムがゼクターに選ばれた。
「スコール、私の方はどうなっている」
「ごめんなさいマドカ。少しドライブのデータが足りないの。オータムをもう一度向かわせても」
「いや自分が使うことになるモノだ。次は自分で何とかする」
「悪かったな。ドライブの奴もっと張り合いがあると思ったんだがな」
確かにドライブはロイミュードにたいしては無類の強さを誇る。だが突然の敵やアクシデントには弱い。その例としてルパンとの戦いやオータムとの戦いだ。しかし次は必ず勝つというデータもある。厄介な人だよ貴女は。
「あら?今から行くのマドカ」
「いや少し自分の部屋に戻るだけだ。何かあったら連絡しろ」
次は自分で何とかすると言ってしまった今、作戦を練らねばな。オータムのように仮面ライダーの力を持っていない今自身の知恵をフルで活用しなくてはいけない。まっていろよ、必ず貴女を殺しに向かう。
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「腹へったなーーーーーーー」
お昼。セシリアとシャル、ラウラがそれぞれ弁当を作ったから屋上で待っていてほしいと言われ絶賛待機中の俺、織斑一夏は目が死んできてしまっている。
「まだかなぁーーーーーーー弁当まだかなぁーーーーーーー」
「お待たせしましたわ一夏さん」
「ごめんお待たせ一夏」
「待たせて悪かったな一夏。さあ食え」
セシリアがバスケットを、シャルが風呂敷に包まれた弁当を、そしてラウラが弁当を食べながら俺の所に来る。てか食べながら歩くなよラウラ。
「お腹すいたよーーーー眠たいよーーーー」
「はい一夏さん。待ったかいがあったと言うようなお弁当ですわよ!はいあーん♪」
セシリアが差し出してきたのはおにぎりだ。セシリアの料理には人の記憶を吹き飛ばす力があるが、まあおにぎりなら大丈夫だよな。おにぎりを口にする。これは・・・・なんだ?鮭でも梅でもない。
「なあセシリア。このおにぎりの中身ってなんだ?」
「ふふっ分かりませんよね。これはパンを細かく切り刻んでおにぎりに詰めてみましたの。分からないように更に味付けもしましたのよ」
まさかパンを突っ込んでいるなんて思わないだろ!味付けは怖いから聞かない。でもこれはこれでアリかもな。さて次はシャルの弁当か。
「はい一夏どうぞ。初めて人に弁当を作ったから味の保証はないけどね」
シャルの弁当は俗にいうキャラ弁というやつだ。しかも可愛い熊さんだよ。こんなに凝った弁当食べるのはなんか勿体ないな。でも同時に美味しそうと脳が『喰らえ!喰らえ!』と言っている。ここは本能に従おう。
「ん、美味しいじゃないかシャル。でも次はキャラ弁じゃなくて普通の弁当にしてくれると有難い。なんか熊の顔から食べると罪悪感がヤバイんだ・・・・」
「あ、うん。そうだね。なんか私も罪悪感に包まれるよ」
でも美味しい。シャルはいいお嫁さんになりそうだ。さて次はラウラのべ・・・・もう食べきってるじゃん。
「おっと済まない食べきってしまった。いやすまんははっ」
「ラウラの弁当食べたかったなぁ。次は頼むよ」
「ああ分かった。おっとそういえばお前の机に手紙があったぞ」
手紙?まさか俺にラブレターが!・・・・あれ?挑戦状?千冬姉宛?差出人は・・・・チェイス?誰だよこれ。千冬姉また変なとこで因縁作ったのかよ。
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「まさか私に挑戦状を叩きつけるとはなチェイス。所々漢字間違えていたが」
「なんだと!いや今はそんなことはどうでもいい。俺と戦え」
一夏からチェイスの挑戦状を渡されたとき正直焦った。まさか敵から挑戦状が届くとは思わないだろ。そして今、海浜公園で私とチェイスは向かい合っている。互いに変身は終わっている。どちらかが動いた瞬間戦いが始まる。
「行くぞ!」「覚悟しろ!」
動いたのは同時だった。クロスカウンターから始まり互いの技がぶつかり合う。ハイキックとハイキック。パンチとパンチ。そして互いの武器が擦れあう。チェイスは力を更につけてきているようだ。全ての攻撃に重みが増している。正直傷をおっていない状況でもチェイスが優勢だろう。くっ傷が開いてきた。
「その程度か!」
「いやまだまだだ!」
『ドライブ!タイプフルーツ!!オンステージ!』
フルーツになりナギナタモードとハンドル剣を構える。大丈夫だ練習した通りにやれば!ナギナタでブレイクガンナーを防ぎハンドル剣で切りつける。少し戦い難いが今はこの戦法が頼りだ。
「ほう、ならこれでどうだ!!」
チェイスはブレイクガンナーにエネルギーを溜めると地面に叩きつける。その瞬間広がるドーム型の衝撃波。そして吹き飛んだ瞬間私の体は動かなくなってしまった。この感覚は重加速、それは恐らくその進化した超重加速といったところか。
「流石にお前もこれには対抗できないか。名残惜しいがこれで終わりだ」
『tune chaser spider bat cobra tripletune fullbreak tripletune』
チェイスの右腕に3つの武器が集まり1つになる。不味いな、この動けない状況では私はただの的になっている。なんとかして動かねば。たが、策がない。
「ベルトさん何かないのか?」
『くっ・・・・やむを得んか。千冬必ず無理はしないでくれよ』
次の瞬間私の手に収まる青いシフトカー。すぐにそれをシフトブレスに装填すると同時にチェイスの攻撃が飛んでくる。
「ふん。この世界ではお前は動けまい。これがお前の限界だったな」
「・・・・・・・・ふっ」
次の瞬間巻き起こる竜巻。竜巻は炎を巻き上げそして消滅する。炎が無くなった今見えているドライブは青かった。
「風を操ったのか!?・・・・それがお前の新しい姿か」
「ああそうだ。スピード重視の新車さ」
『ドライブ!タイプフォーミュラ!!』
フォーミュラ登場です!なんか話のペースが早い!もうフォーミュラあと少しで最強フォームでちゃう!
剛は特訓の為一時戦線離脱です。そして中々出してやれない幼馴染みコンビ。違う学校にするんじゃなかったよ!
次回はチェイスとの決着!なるか?では次回もひとっ走り付き合ってください!