気がつけばお気に入りが50になってました。こんなお話を気に入ってもらえるとは嬉しい限りです。
今回は千冬と快が風都へ向かいます。といっても最後の方ですが。あとはマッハVS3号になります。
では久しぶりの一夏視点です。どうぞ!
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・あ、あのさぁ」
「玄関で友達が待っているようだが?早く行けよ一夏」
「う、うん。いってきます」
気まずすぎる我が家から脱け出し玄関へ向かう。え?なんで気まずすぎるかって?そりゃあねぇ?千冬姉が・・・ねぇ?まあ今は皆で遊びにいくことに集中しよう。今日は箒にセシリア、鈴とシャルとラウラと一緒に出掛けることになっている。待ち合わせは何故か俺の家だ。
「おはよう一夏」
「おはよう箒・・って皆は?」
「ああ集合時間までまだ少し時間があるしな、そう気にすることはないだろう。私も今来たところだしな」
時間を見ると集合時間まであと五分。そろそろ来ても良いと思うんだけど。まあ焦らず待つとするか。
「千冬さん、今日はいるんだな」
「うん、今日と明日は休暇を貰ってるんだって。ほら最近事件多いから」
「なんとも酷い事件だ。これが全て人の手によるものだというのだろう?どうかしている」
箒は正義感が強い。この正義感は剛さん譲りだろう。それでも短気なのは変わらないんだよなぁ
「まったくだよ。出来れば箒や千冬姉たちに被害が及ぶ前に事件を解決してもらいたいけどな」
「心配してくれているのか?」
「当たり前だろ。箒は大事な人なんだから」
「友達としてか?それとも?」
「バ、バカ!言わすなよバカ!箒だって分かってるだろ」
「すまんすまん」
箒がこうやって俺をイジってくるのは久しぶりだ。まあ学校が違うから仕方ないっちゃ仕方ないけど。箒と世間話をしていると、
「一夏さーん!お待たせしました」
「ごめん一夏、セシリアの準備が長引いちゃて」
「いいよ、そんなに待ってないし」
セシリアと鈴、シャルとラウラがやって来た。時間もちょうどだし行くとするか。
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「おかわりいるか?」
「いえお気遣いなく。それよりそろそろ」
「わかってる。一夏も出掛けたことだしな。話してくれるか」
私と日向がただ黙ってコーヒーを飲んでいるのには一夏も居心地が悪かっただろうな。日向が何故家に居るのかというと、昨日の戦闘から日向を連れて帰ったからである。仕方なくだぞ!決して下心があったからではない。絶対ない。
「まず今の情報を教えてくれ。奴らは何なんだ?」
「奴らはショッカー。かつて仮面ライダー1号と2号が壊滅させた悪の組織だ」
『その後も何度も悪の組織は仮面ライダーに挑戦してきたんだ。言わば全ての悪の組織の原形とも言える組織だ』
仮面ライダー1号と2号はベルトさんから聞いたことはあった。最強の仮面ライダーとも呼ばれ他の仮面ライダーを導いたとかなんとか。
「お前が戦っていた金色もショッカーの敵か?」
「ああそうだ。名はエステバン。俺と少し因縁があった奴だ。あれはコピーロイドと呼ばれ色んな敵をコピーしているんだ」
「つまりショッカーはコピーロイドだらけということか?・・・・ちょっと待て。じゃあなんでギャバンのUFOはエステバンのUFOを攻撃していたんだ?」
「簡単なことだ。何処の組織にもある仲間割れさ。エステバンはショッカーからあるものを奪ったんだ。この星生まれの物を」
「なんだそれは。見当もつかんが」
「ISといったか。そんな名前の物を奪ったらしい」
耳を疑った。ISを奪った?今現在ISはロイミュードに進化している。ロイミュードを奪ったならまだ想像がつくがISを奪ったとなると想像がつかなかった。だいたいISに戻せるのか?となると戦い方も変わってくる。まったく面倒なことに。
『ISを奪ったならUFOが爆発した瞬間無くなったんじゃないのか?』
「分からん。第一ISがどんなものか俺にも分からん」
「そうか・・・ショッカーについて他に何か情報はないか?」
「それなら1つ。ショッカーにはショッカーライダーと呼ばれる兵隊がいる。雑魚が大勢、リーダーが自称『仮面ライダー3号』と名乗っている」
「仮面ライダー3号か・・・」
『そんな仮面ライダー聞いたことないぞ』
「あくまで自称だからな。だがその実力は仮面ライダー並みだ。既に何人のも仮面ライダーがやられている」
また耳を疑ってしまった。仮面ライダーが何人もやられた?グローバルフリーズの時一緒に戦ってくれたあの仮面ライダーたちが?
「今動ける仮面ライダーは君とマッハ、WとV3の四人だけだ。とここで提案だ。今動ける仮面ライダーを集めてショッカーを叩く。さっそくで悪いが」
「わかった。これでも刑事で仮面ライダー。やれることはやってやる。さっそく風都に行くか!」
四人+宇宙刑事を集めてもショッカーに勝てるかどうかわからない。だが何もしないのは私らしくない。やれるところまでトップギアでいく、さあ有言実行だ!
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「ここがフジョウビルか。特に何もないけど・・・なんでここばかりで飛び降り自殺が多いんだ?」
最近探偵擬きになってきた俺は飛び降り自殺が多発している『フジョウビル』にやって来た。ひと昔前に同じような事件が起きている。その時は最後に一人の女性が飛び降り幕を下ろした。他にもおきている事件はいずれも過去におきていた事件と酷似していた。
1つは体が捻れて死んでいる事件。こいつも過去におきており、その時は『橋』が捻れ壊れたあとからおきなくなった。もう1つのバラバラ殺人事件は1995年と1999年の2回おきており犯人は捕まっていないはずだ。これは恐らくまた犯人が動き出したということだろう。
いずれも同じ街でおきており、そしていずれも一人の女性が目撃されている。その女性の名前は、
「お前が仮面ライダーマッハ、篠ノ之剛か」
「!仮面・・ライダー?じゃあーなさそうだな」
「いや俺は仮面ライダーだ。仮面ライダー3号」
「3号?3号はV3だろうが。歴史を学べよ」
「なら覚えておけ。3号とは1号と2号を倒したものに贈られる名だということを」
倒した?本郷さんと一文字さんが?いやそんな筈はない。あの二人が負けるなんて。天と地がひっくり返ったらありえるかもしれないけど。それでもあの二人が負けるなんて。
「だったらそうとう強いよなお前。相手しろよ」
「お前が言わなくても相手してやる。覚悟しろよ」
『シグナルバイク!ライダー!「レッツ変身!」マッハ!!』
マッハに変身しゼンリンアッパーを叩き込む。だが少し仰け反るだけであまりダメージが無いように見える。流石大口叩くだけはある。
「その程度ではないよな?」
「当たり前!でりゃ!!」
「ふっ!はあっ!!」
3号の攻撃は一撃一撃が重く鋭い。こっちの攻撃がピストルなら3号はライフルみたいな。てことはこっちにもまだ勝機はあるということ!
『シグナルバイク シフトカー!ライダー!デッドヒート!!』
「どうなっても知らないぞ!はあっ!」
「っ!そっちの方が手応えがありそうだ」
「勝手に言ってろ!」
デッドヒートマッハのお陰でやっと同じ土俵に上がれた感じだ。なんとも奴の態度が気に入らねぇけどそれ相当の実力があるのも事実。ほんと俺の嫌いなタイプだ。それ故に手は止めねぇよ。
「おらっ!!」
「くっ、とうっ!」
「っておい!逃げんのか!」
俺の右ストレートを交わすと3号はビルの屋上まで一気に跳躍した。このフジョウビル、かなりの高さがあるがそれをひとっ飛び。マッハでもこの高さはキツい。
「ふむ・・・確かにその方が多く叩けるな。分かったここは退こう。では」
「おいコラ!今からそっち行くから待ってろ!」
「来る必要はない。また会おう篠ノ之剛」
「っておい!・・・くそっ逃げやがった『オツカーレ』ん?姐さんからメールきてる」
件名 なるべく早くこい
本文 風都に来てくれ。大至急だ。急げよ ゜Д゜)
「・・・・絵文字の使い方間違ってるよ姐さん。よし行くか!」
姐さんにも3号のことを伝えなきゃ。今回は変な邪魔が入らなきゃいいけど・・・・
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トライドロンを走らせ40分。そろそろ風都に到着するがそろそろお尻が痛くなってきた。こんなに長く運転するのは久しぶりだからな!
「運転変わらなくて大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない・・と思っていた時期が私にもあったよ」
トライドロンの走る道を遮るように道路に広がっている黒い兵隊が立っている。こいつらがショッカーの戦闘員といったところか。
「運転で疲れていたんだ。少し付き合って貰おう」
「よしいくぞ!」
「変身!」「赤射!」『ドライブ!タイプスピード!!』
シャリバンの赤射云々プロセスのやつはやらないぞ!ちょっと私には難しいからな!さて戦闘開始だ!
「俺の街で好き勝手はさせねぇぜ」
その時吹いた一陣の風。そしてこのハードボイルド風の声は。声の方を向くと見たことのあるハネっ毛。私の記憶に間違いが無ければあいつは、
「左?」
「フィリップ!変し・・あぁ?あぁもうまたかよ!ああ分かった。大丈夫だ問題ねぇ。他の仮面ライダーがいるからな」
「何独り言を話しているんだあいつは」
『ジョーカー!』「いくぜ、変身」『ジョーカー!』
腰にベルトを巻くとスロットにメモリを装填する。その瞬間左は真っ黒の仮面ライダーに変身する。なんの飾りもないシンプルなライダー。そいつは戦闘員に指を向け、
「この街を泣かせるやつは許さねぇ。さあ、お前らの罪を数えろ!」
ジョーカー参戦!グローバルフリーズの時はフィリップはいませんでしたが今は戻って来ています。なのでWにもなります。
剛が調べていた事件は『ドライブ』でいう『仮面ライダー4号』の話で説明します。まあ実質チェイサー編になりますが。
次回はドライブ&マッハ&W&シャリバンVS3号になります。そして久しぶりにロイミュードも登場予定です。
では次回もひとっ走り付き合ってください!