ドライブが終わり遂にゴーストが始まりますね。自分はドライブがとても好きだったんですがゴーストにもかなり期待しています!
アーサーゴースト眼魂とかクーフーリンゴースト眼魂でないかな?
今回は前編です。ではどうぞ!
「いくぜ うおらっ!」
軽く手を振り戦闘員どもに突っ込んでいく左。その様はまさに考えなし、だが実力は私より上だろう。徒手空拳を駆使して戦う左とは反対にハンドル剣とレーザーブレードを振り回す私と快。戦い方はそれぞれというわけだな。
戦闘員を3人で片付けていると恐らくこの部隊の隊長であろう男が出てきた。男は腕にメモリのようなものを差し更にスイッチを押した。次の瞬間そこに男の姿はなく怪人が立っていた。バッタの様な姿に星座、オリオン座の様な模様も体に刻まれている。
「ドーパントとゾディアーツの融合みてぇだな。厄介なやつだぜ」
「おい何か手はあるんだろうな!」
「グゥガァァァァァ!!」
「「「!!」」」
一瞬で間合いに入られた。そのスピードはタイプスピードを上回るかもしれん。ドライブのハイパーセンサーのお陰でなんとか避けれているが左と快は交わしきれていない。
「スピードで追い付けないなら動きを止める!」
『ドライブ!タイプテクニック!! タイヤコウカーン!ロードウィンター!!』
テクニックに変わりウィンターにタイヤコウカンする。全てを凍らせるウィンターで回りに冷気を放つ。敵は想定外だったのか一瞬動きを止めた後動きを止められてしまう。回りに放った為快まで凍っているがフレアが解凍しているから大丈夫だろう。
「ナイスだぜあんた。さあメモリブレイクだ」
『ジョーカー!マキシマムドライブ!』
『ヒッサーツ!フルスロットル!!ウィンター!!!』
「ライダーキック!」
私はタイヤから放った氷の槍を押し出すように飛び蹴りを繰り出す左。そして槍は敵を貫き、飛び蹴りは敵を吹き飛ばす。怪人になっていた男が倒れこむと男は塵になって消え失せ、そこには壊れたメモリとスイッチだけが残っていた。
「ふぅ~終わったな」
「そうだな」
「ううっ寒い・・・」
変身を解除した私たち3人。左は帽子をかぶり直し、快は少し震えている。私は壊れたメモリとスイッチを拾うとそれは証拠隠滅の様に消え失せた。
「なあ左。お前が仮面ライダーの一人でいいんだな」
「ん?ああそうだが、あんたなんで俺の名ま・・お前織斑か?」
「なんだ、あんた達知り合いだったのか」
「小学生の時にな。あん時は確か織斑が迷g痛い痛い!つねるな!言わねぇから!」
「古い友人の様なものだ。それより左。お前はショッカーについて何か知っているか?」
「少しぐらいな。まあ話は事務所でしようぜ」
確かにここは道路の真ん中。さっさと移動するのが良いだろう。左に案内されるがままに事務所=鳴海探偵事務所に向かった。
トライドロンの駐車に悪戦苦闘すること10分、ようやく駐車でき事務所の中に入ると一人の男が左手に本を持ち壁に何かを書いている。こっちが入ってきたことにも気付かずただただ書いている。まさに夢中と言うやつだ。そして男が書き終わると、
「お帰り翔太郎。そっちの人は久しぶりの依頼人かい?」
「まあそんなもんだ。ああこいつはフィリップ、俺の相棒だ。普段は滅多にこうなることは無いんだが」
「翔太郎は知らないだろう?麻婆豆腐という食べ物を!!」
「とまあ何かにハマるとこうなっちまうんだ。フィリップ追加で検索頼めるか?ショッカーの目的についてな」
「分かった翔太郎。検索を始めよう」
それだけ言うとフィリップは両手を広げ目を閉じた。すると彼の回りが光だす。しかも口を開けていないのに言葉が聞こえてくる。まさにテレパシーの様な。
『検索するのはショッカーの目的について。キーワードは』
「まずは『仮面ライダー3号』だ。その次に『マクー』だ」
『・・・!凄い一気に本が減った!でもまだ数がある。他にキーワードは?』
「そういえば奴らはISを持っていたな。『IS』と追加してみてくれ」
『凄い本が1つになったよ。題名は・・・・リベンジだね」
リベンジ。恐らく我々仮面ライダーに向けてのリベンジだろう。昔仮面ライダー1号と2号に負けたショッカーは今仮面ライダーにリベンジしようとしている。そしてそれはほぼ現実と化している。既にドライブ、マッハ、W、V3以外は負けているのが証拠だ。
「今回は日向と織斑のキーワードのお陰だな。でショッカーの目的はなんなんだ?」
「言った通りリベンジだよ。全ての仮面ライダーにね。彼らは『宇宙犯罪組織マクー』と手を組み『仮面ライダー3号』を作り出した。そして仮面ライダー3号が僕たちを倒して回っている。勿論他の怪人も僕たちを倒そうとしている」
「マクーとは最近復活し始めた宇宙犯罪組織の名前だ。だが俺達宇宙刑事がマクーを壊滅させた筈なんだが」
「何故か甦った。いや名乗っているだけかもしれんがな」
「名乗ってるだけ?なんでだ?」
「マクーの単語をちらつかせれば宇宙刑事が出向く。そして宇宙刑事を倒す、若しくは操って配下に置く。そうすればリベンジにはかなり役立つだろ?」
「彼女の言う通りその可能性は高いよ。現にギャバンとシャイダーが捕まっているようだよ」
「シャイダーまで!?くっ・・残った宇宙刑事は俺だけか」
となると残った戦力は仮面ライダー4人と快の計5人だけか。厳しい戦いになりそうだな。だが戦わずして負けるなど絶対にやってはいけない。
「まずは残った仮面ライダーを集めなくてはな。剛が来るのを待t」
ドゴオオオオオオン!
鳴り響く爆発音。ここからかなり近い。事務所を出ると黒煙が上がっている。しかもかなりデカイ。私と快はトライドロンに、左とフィリップは黒と緑のバイクに股がり爆発の現場へ向かった。
「まさか風都でまた会うとは思わなかったな」
「こっちは最悪だよ!」
現場はショッピングセンターの駐輪場。既に人はおらず変わりに剛と見たことのない仮面ライダーがいた。奴が仮面ライダー3号だろう。
「剛!」
「姐さん!と誰?」
「そんなこと言ってる暇ねえだろ小僧!いくぞ!」
「小僧って・・ああもう分かったよ!」
それぞれ腰にベルトを巻き仮面ライダー3号に向き合う。3号の立っているところはかなり深いクレーターができている。それだけでも実力は分かる。手は抜けない。
『シグナルバイク!ライダー!!』
『サイクロン』『ジョーカー!』
「レッツ「「「変身!」」」」「赤射!」
『ドライブ!タイプスピード!!』『マッハ!!』『サイクロンジョーカー!』
「ドライブにマッハにW、シャリバンまでいるとはな。お前達は他の仮面ライダーよりも手応え有るのだろう?」
「あんま姐さんなめてっと痛い目みんぞ!!」
「どこのヤカラだお前は」
だが私が他の仮面ライダーより手応えがあるとは思えない。何せ他の仮面ライダーより圧倒的に実力経験共に不足している。恐らくドライブのスペック差などを含めても怪しいところだ。4対1の戦い、勝たねばな。
「さあひとっ走り付き合って貰うぞ」
「『さあお前の罪を数えろ』」
「ひとっ走り付き合ってやるが罪は今更数えきれん、な!」
私達と3号の間にはかなりの距離が有ったがそれは無意味となる。3号の跳躍はその距離を一気に縮めWとシャリバンにラリアットを繰り出す。一瞬の事で反応が遅れたがギリギリ交わすことに成功する。
「っ!たくやるじゃねえか」
『奴の攻撃は危険だ。ここは防御力をあげておこう』
「分かったぜ」『ヒート』『メタル!』
『ヒートメタル!』
Wは緑と黒から赤と銀に代わる。更に棒状の武器=メタルシャフトを3号に向け突き出す。しかし3号はそれを簡単に交わし、そこからまだ反撃までしている。Wに遅れをとるわけにはいかんな。
『千冬、ワイルドで押しきろう!』
「よしいくぞ!」
『ドライブ!タイプワイルド!!』
私もワイルドになりハンドル剣を3号を切りつける。剛と快もそれぞれの武器で援護している。だが悔しいことに私達の攻撃は1度も当たっていない。それどころかこちらが受けるダメージが増えてきている。埒があかない、がここで焦ってはいけない。まだ反撃の隙はある筈だ。
「はあっ!」
「うおらっ!」
「その程度か仮面ライダーズ。これならまだV3一人の方が強かったぞ」
「なっ、V3を倒したのか!?」
「ああ。タイマンなら一番強かったな。だが最強の1号と2号を倒した俺の前では無意味だったな」
最悪だ。1号と2号に直々に特訓されたらしいあのV3が負けたとなると、こちらが勝てる確率がかなり下がってしまう。いや勝率など関係ないだろう織斑千冬!
「こーなったらおアツいの『メタル!マキシマムドライブ!』かましてやるぜ!」
『タイヤコウカーン!フッキングレッカー!』
「『メタルブrあーー!?何してんだ織斑!?」
何やらWがデカイのをかまそうとしているのでレッカーをWに結び付け振り回す。この私のテクニックなら鞭のように扱えるのだ!事実3号は何処から来るか警戒し攻撃が出せていない。
「よしチャンス!」『シグナルバイク シフトカー!』
『ライダー!デッドヒート!!』
「レーザーブレード!」
『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!デッドヒート!!!』
「シャリバン・クラッシュ!」
この隙を見てか剛はヒートキックマッハーを、快はシャリバン・クラッシュを繰り出した。これに対し3号は・・受け止めた。恐らくいまだに振り回しているWを警戒しての結果だろう。交わしてはWと私の連携攻撃。だからといって剛と快の攻撃を交わさないわけにはいかず結果受け止めることになったのだろう。
「ぐううううううっ!」
「!このヤロ!くたばりやがれ!!」
「くっ・・・はあっ!」
シャリバン・クラッシュを弾き飛ばし、ヒートキックマッハーを防ぎきった。防いでもダメージはあるみたいだ。だがこれで終わるとは思わないことだな。
「いくぞ左、フィリップ!準備できてるな!」
「ふ~り~ま~わ~す~な~あ~あ~!!!」
「いくぞ!!」
レッカーでWを振り回し3号にぶつけまくる。勿論Wをぶつけているのではなくちゃんとメタルシャフトが当たるように合わせている。名付けて『メタルドライブランディング』(以下MDB)とでもしておくか。MDBを連続で食らっている3号は徐々に動きが鈍くなっている。
「トドメいくぞ!」『ヒッサーツ!フルスロットル!!レッカー!!!』
『こうなったらヤケクソだね』『メタル!マキシマムドライブ!!』「なんでお前ヘーキなんだよおおおお!!」
「MDB!LEVEL MAX!!」「変な名前つけてんじゃねぇ!!あとなんでそんな発音いいんだよ!!」
更に振り回すスピードを上げ3号にぶつけまくる。遂にはW本人がぶつかっているような。
「はああああああっ!!!」
「くっ!うおおおおおおおおっ!!!!!」
Wの渾身の一撃と3号の起死回生の一撃はぶつかり合い、周りの地面をえぐり始めた。3号はさっきの攻撃でダメージが蓄積されているから威力はこちらが上の筈。そして押し勝った・・・・筈だった。
「?ぐあっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・どうだ!」
「マジかよ・・・・」
威力はこちらが勝っていたが押し負けてしまった。吹き飛んだWは倒れこんで動けないでいる。しかも3号は調子を再び取り戻し剛と快を吹き飛ばす。万事休すか・・・いやまだだ。
「終わりだ仮面ライダードライブ」
「いいのか?私を倒してしまって」
「どういう意味だそれは」
「いやなに力ではどの仮面ライダーにも勝てんだろう。だがスピードなら誰にも負けん。どうだ私達とスピード勝負でもしないか?」
「俺にメリットが感じられんな。悪いが」
どの仮面ライダーよりも強いと思っているコイツならのると思ったんだがな。これじゃホントに万事休すじゃないか。3号の攻撃が届くと思いおもわず顔を背けてしまった・・・・ん?何故こない?顔をもとに向けると。
「ハート!?」
そこには3号の攻撃を防いでいるハートの姿があった。よく見るとメガネの男と・・・私!?恐らく私の姿をコピーしたのだろう。
「やあオリムラチフユ会えて嬉しいよ。私はメディック。以後よろしくね」
「あ、どうも」
メガネの男は前に剛から聞いたブレンとやらだろう。
「何のつもりだロイミュード?」
「お前達が俺達の友を使って暴れているらしいじゃないか。しかもその最中何人か失っている。これはどういう意味だ!!」
「ふん。仮面ライダー撲滅はお前達にも利益になるはずだろう。なら少しぐらい借りてもバチは当たるまい。まあ返すつもりも無いがな」
そして3号が指を鳴らすと空から何かが落ちてきた。大きさは私達と同じか少しデカイ。土煙が晴れるとそこには銀色の装甲に身を包まれたヒトガタの何かが立っていた。
「011!?その姿は!!」
「コイツがロイミュードだと!?」
「なに元に戻してやっただけだ。もうコイツは011ではない。『シルバリオ・ゴスペル』だ。なんならお前も戻してやろうか『紅椿』?」
「断る。俺の名はハートだ。それ以外ありえない。それでも向かってくるなら・・・・我々は仮面ライダーと共同戦線を張らせてもらう!」
その言葉を合図に一斉にロイミュード体に変身する3人。そして始まる戦闘。ハートと3号は互角だ。
「チフユチフユ、君はそこのノビテル人達を連れて早く逃げなよ。今回だけの共同戦線なんだから命を大事にね」
メディックはそれを伝えると戦闘に加わっていった。確かにここはハート達に任せる方がいいかもしれん。
『タイヤコウカーン!ディメンションキャブ!!』
「恩に着るぞ」
左とフィリップと剛と快を連れてキャブでワープする。ショッカーとの戦いはハート達の参戦により更に波乱を巻き起こすのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おいおいこの世界前に来なかったか?」
壁には車が2台とバイクが6台描かれている。その中には自分の物も混じっている。どうやらこのレースに参加するのがこの世界での俺の役割らしい。
外に出ると風が心地いい。無数の風車が回っている。向こうには黒煙が上がっている。もう戦闘か早いな。俺は自分のバイクに股がり戦闘場所へ向かう。さてこの世界も救ってやるか。
ロイミュードとの共同戦線!そして通りすがりの彼が!彼はこの世界の仮面ライダーではないですからね。因みにこの世界のWとは初対面です。
次回はレース対決の後編です。レース展開とか難しそうですがガンバります!
では次回もひとっ走り付き合ってください!