千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうも 無限の槍製 です。

最近忙しかったんですよ。部活の大会や学校の体育祭などなど。でももうそんなことは暫くないので安心ですね。

今回はグダグタのレースバトル!なんか変な感じがしますね。ではどうぞ!


仮面ライダーズVS3号の結果は?(後編)

目を覚ますとそこは探偵事務所のソファの上だった。あの戦いのあとキャブでなんとかここまでワープしてきたが、トライドロンは向こうに忘れ、他の奴らは完全にのびている。私も疲れから少しソファで横になりそのまま眠りについた。

そして現在、午前1時。他の奴らは起きており私だけが寝ていた状況だった。

 

「すまん。私が一番寝ていたようだな」

 

「君がこっちにとばされてから実に12時間。少し長い仮眠だったね」

 

「?お前どうやって帰ってきたんだ?変身したあとバタッて倒れたが」

 

「ああその事ね。エクストリームメモリのお陰でここにいるんだよ」

 

なんでもフィリップはエクストリームとやらの中に取り込まれ危機を脱出したらしい。エクストリームはWの最強の姿にもなれるらしいが、まあ今はそんなことどうでもいい。

 

「これからどうすんだ。ロイミュードって奴らが共同戦線するとか言ってたけどよ」

 

「信用できないねあんな奴ら。っても今は手を組むしかねぇのか・・・・」

 

コンコン

 

これからについて全員で話し合っていると玄関をノックする音が聞こえた。今の時間を考えると依頼者じゃないのは明白だ。となるとショッカーの奴らが?

 

「どうする?」

 

「どうする?って言ったって・・・なあ?」

 

「・・・なんで全員俺を見んだよ!」

 

「所長がいない今は翔太郎がここのトップだろう?なら翔太郎が出るのがスジじゃないのかい?」

 

「・・・・ああもう!分かったよ!でりゃあいいんだろ!」

 

翔太郎は腰にロストドライバーを巻きメモリをすぐにスロットに入れられるように構えた。少しへっぴり腰だが問題ないだろう。もし3号が入ってきてもいいように全員変身する構えをとる。そして・・玄関を・・・開けた瞬間!

 

「イッーー」

 

ショッカー戦闘員が一人だけ立っていた。警戒は解かないが少し安心してしまった。ショッカー戦闘員は翔太郎に手紙を渡すとそそくさに立ち去ってしまった。

 

「・・・・なんだったんだ今の」

 

翔太郎に渡された手紙は我々仮面ライダー達に向けた挑戦状だった。内容はレース勝負だった。

 

 

拝啓 仮面ライダーズとシャリバンへ

 

ドライブが自分より速いものはいないと言うのでここに「仮面ライダー対ショッカー GP大戦」の開催を宣言する。

ルールは簡単だ。お前達の中で一人代表を決めてもらう。その代表とこの俺、仮面ライダー3号とのレースをしてもらう。お前達は全員で俺を妨害し代表を俺より先にゴールさせろ。まあ俺はその程度では屈しないがな。

お前達が勝てば大人しく地球を去り銀河連邦に自首しよう。たが俺が勝てば人質の遠坂凛を殺し地球を破壊する。開催日は今日の正午、風都サーキットだ。今のうちにマシンのメンテナンスをしておけよ。

 

PS お前の車が汚かったので少し洗車しました。

 

 

「おいおいマジかよ。織斑お前なにいってんだよ」

 

「あのときは軽く流されたからこうなるとは思ってなかったんだ。しかも人質で遠坂が拐われているとは」

 

『凛を助けるためにもここはレースに参加すべきだ。どのみちこの場所はバレている。参加しなくては向こうからくるぞ』

 

確かにそうだ。ここで参加しなくては遠坂どころか地球そのものが危険だ。となるとレースに参加するのは必然だが・・・まあ代表は私だろうな。分かったから全員期待した視線を向けるな。外へ出るとピカピカのトライドロンがあった。決戦は今日の正午。覚悟するのはそっちだ、3号。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

よう俺だ。ショッカー戦闘員だ。昨日仮面ライダー達に手紙を届けた俺だ。今現在実況放送ナウだ。いやまだ始まっていなかったな。俺としては勿論3号さんに勝ってもらいたいが実況放送としてはフェアでやりたいと思う。

 

「おいこの放送全部聞こえているからな!」

 

下で織斑千冬、仮面ライダードライブが叫んでいる。そう何を隠そうこの放送は絶賛放送中なのだ。つまり今こうして言っているのも全部筒抜けなのである。

 

「あいつは誰に向かって言ってるんだ?」

 

「俺の計算上あいつの言うことは100%真に受けなくていい」

 

そんなこと言わなくていいじゃないか。まあそんなことより各選手の紹介を始めようか。

 

ショッカーチーム

仮面ライダー3号 トライサイクロン

 

仮面ライダーチーム

仮面ライダードライブ トライドロン 代表

仮面ライダーマッハ ライドマッハー

仮面ライダーW ハードボイルダー

宇宙刑事シャリバン モトシャリアン

 

おや?ここで仮面ライダーチームに助っ人の登場らしいぞ!

 

「助っ人?誰か頼んだのか?」

 

「いや誰も呼んでないけど。てかロイミュードの奴らは?共同戦線じゃねーの?」

 

『翔太郎!彼処に誰かいる!』

 

おや?Wの右手が指す方向に誰か立っているぞ!いったい誰なんだお前は!?

 

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

「「「「『『誰だ?』』」」」」

 

おっと誰も知らないようだが大丈夫が?一応説明するが彼の情報は・・・・おっと1つもない!なってこった!敵も味方もその素性を知らないとなるとこっちの対応にも困ってしまうぞ!

 

「まあ少しは期待しろ。この世界ではこのレースに参加するのが俺のやるべきことらしいからな。変身!」

 

『カメンライド!ディケイド!!』

 

なるほど仮面ライダーディケイドというわけか。ならあのバイクはマシンディケイダーといわけだな。オーケーオーケー全員揃ったな。さあここで各選手に意気込みを聞いてみよう。先ずは我らの仮面ライダー3号だ!

 

「勝てば正義、負ければ悪。それを奴らに教えてやる」

 

次は仮面ライダーチーム。ドライブ、マッハ、W、シャリバン、ディケイドの順で聞いてみよう。

 

「何が勝てば正義だ。仮面ライダーは正義の味方。その仮面ライダーの名で悪事を働いているお前は正義、悪以前の問題だ。そのことをお前に教えてやる」

 

「まあ何はともあれやってやるよ。姐さんの足は引っ張れない」

 

「俺達仮面ライダーはぜってぇ負けねぇ」『その自信は何処からくるのか分からないけど、その意見には賛成だよ』

 

「俺は仮面ライダーじゃないが、足は引っ張らないさ」

 

「だいたい分かっている。この勝負俺達の勝ちだ」

 

全員やる気満々だ!では皆さん所定の位置にお着きください。

 

さあここでコース紹介と賞品だ!先ずは直線からの90°カーブだ!そしてそこから緩やかな山道を走り抜けこのサーキットを1週し先にゴールした方が勝ちだ!

 

賞品と言うべきなのか分からないが、仮面ライダーチームが勝った場合、人質の遠坂凛を解放し我々が銀河連邦に投降するというもの。ショッカーチームが勝った場合はこの世界の征服ができるらしいぞ!ではここで人質の遠坂凛にインタビューをしてみよう。遠坂さーん?

 

「こちら遠坂です~って出ると思ったら大間違いよ!!千冬!信じてるから!絶対勝ちなさいよ!」

 

さあ全員位置についたな?遂に始まる前代未聞のレース!さあシグナルが赤から青に・・・・・・変わった!

 

一斉に飛び出すなかずば抜けて速いのが・・ドライブのトライドロンだ!!

 

「ぶっちぎってやる、ぞお!?」

 

おっと飛び出したトライドロンを3号のトライサイクロンのミサイルが襲い掛かる!直撃はしなかったが大きくコースアウトしてしまったぞ!そのトライドロンをトライサイクロンと仮面ライダーチームのバイクが抜き去っていく。仮面ライダーチームはドライブがゴールしなくては意味がないのだがなにか作戦があるのか?

 

「手筈通り頼むよ!」『シグナルコウカン!カクサーン!!』

 

「よし分かったぜ」『ヒートトリガー!!』

 

「やれやれ、だいたい分かった」『アタックライド!ブラスト!!』

 

「クライムバスター!」

 

おっと仮面ライダーチームがトライサイクロンを取り囲み一斉に射撃を開始したぞ!だがトライサイクロンはスピードを落とさない。これが我ショッカー随一の戦力、仮面ライダー3号の力だ!

 

「姐さん・・・早く巻き返してくれよ・・」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「くそっ!エンジンがやられてる」

 

3号の車にミサイルが積んであるとは思わなかった。いや普通思わないだろ?何とか直撃は免れたが爆風でこの様だ。直撃すればトライドロンはたちまちスクラップになるだろう。

 

『安心しろ千冬。この程度ならピットクルーで何とかなる。カモン、ピットクルー!』

 

「ピットクルー?」

 

ベルトさんの呼び掛けに反応して3台のシフトカーが飛んでくる。シフトカーはトライドロンの周りを回った後、トライドロンを修理し始めた。

 

『オレンジ色がマンターン、ミドリ色がジャッキー、キイロがスパーナだ。それぞれフォーミュラ専用のタイヤコウカーン用シフトカーだ』

 

ベルトさんの話が終わる頃にはトライドロンの修理は終わっていた。そうかフォーミュラの力をトライドロンにのせれば今からでも追い付くな。

 

「考えるのはヤメだ。まずは3号を追い越す!」

 

『ドライブ!タイプフォーミュラ!!』

 

フォーミュラでトライドロンに乗り込み走り出す。何となく走りが快調になったような気がする。さあひとっ走りいくか!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さあドライブがもう一度走り出したが、こっちは既に山道を走っている。ただいまの順位はマッハ、3号、W、ディケイド、シャリバンの順だ。さあドライブが帰ってくるまでこの順位をキープできるか?

 

「くっ!そのバリア厄介だな」

 

「ふふーん。これがライドマッハーの秘密装備の1つ、シールドエネルギーだ!」

 

「ISと同じやつか。ならコイツの相手をしていろ!」

 

おや?空からなにかが・・・・おっとあれはIS『シルバリオ・ゴスペル』じゃないか!我ショッカー最強の戦闘マシーンをマッハと戦わせるのか!?

 

「おっとお前の相手は俺達だ」

 

ここでWが前に出た!シルバリオ・ゴスペルの行く手を遮るように立ちはだかったW。シルバリオ・ゴスペルを一人で止めるつもりか?

 

『違うよ。僕達は二人で一人の仮面ライダーだ!』

 

「その通りだ相棒。エクストリームで勝負だ!」

 

『サイクロンジョーカー!』『エクストリーム!!』

 

Wはバイクをおりてシルバリオ・ゴスペルに挑むつもりだ!この足止めは吉と出るか凶と出るか!既に選手の姿はない。ここは既に二人、いや三人の戦場になった。

 

「プリズムビッカー!」『プリズム』

 

「さあ、お前の罪を数えろ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おいおい全然姿が見えないぞ」

 

トライドロンを走らせて暫くたつがいっこうに姿が見えない。まるで道を間違えたみたいだ。ショートカットしたいがこの山道を突っ切るのは少し難しいか。

 

「どうにかしてショートカットできないか?」

 

『ひとつだけある。フレアとダンプ、スパイクで無理矢理登るんだ!』

 

「むちゃくちゃじゃないか!」

 

だがそれ以外にはないのだろう。仕方ない。また故障しそうだがトライドロンなら何とかしてくれるだろう!タイヤフエールでタイヤを装備し何とか登る。木々を薙ぎ倒す様はまさにモンスターマシン。夜中にこんなのが走ってきたら仮面ライダーでも逃げるぞ。

 

途中Wとシルバリオ・ゴスペルが戦っているのが見えた。加勢したいが私が代表である以上私がゴールしなくてはいけない。ゴスペルをWに任せ私は山道を抜けた。さあゴールはもうすぐだ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さあこのレースもいよいよ終盤!サーキットに戻ってきたレーサー達。残るはこのサーキットの1週だけだが・・・おおっと!遂に!仮面ライダードライブが!追い付いてきたーー!!!

 

「何!?」

 

「姐さん!!」「やっときたか」「計算通りだな」

 

「もう負けん。3号このレース、私の勝ちだ!」

 

しかーし!トライドロンとトライサイクロンの差は一目瞭然!まだなにか策があるのか!?

 

「策?そんなものはない!ただスピードで捩じ伏せるのみだ!」

 

『フォフォフォーミュラ!』

 

トライドロンが加速していく!加速して加速して加速して並ぶ並ぶ並ぶ並んだ横一線!!!トライドロンとトライサイクロンのボディがぶつかり合う!これはもう意地と意地のぶつかり合いだ!プライドが負けることを許さないこのレース。遂に最後の直線だーーーー!

 

「まだまだぁぁ!!!!」『ヒッサーツ!フルスロットル!!フォフォフォーミュラ!!!』

 

「おのれドライブ!!お前には敗けはせんぞ!!」

 

そして遂に・・・・ゴールを・・・・過ぎたぁ!!!勝ったのは・・・・・・・・僅かの差で、

 

 

ドライブだあ!!!その差約3ミリ!僅かの差で仮面ライダーチームが勝った!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「負けたのか・・・・」

 

「ああ負けたんだお前は。なにせ私は最速の仮面ライダーだからな!」

 

無意識にドヤ顔になってしまった。このレースはぶっちゃけこっちが圧倒的に有利だった。なにせ大勢による妨害にルール無視のショートカットなどしているのだからな。となると真面目なスピード勝負ではこっちが負けていただろう。

 

「この勝利は仮面ライダーチーム全員のお陰だ。お前とのサシなら私が負けていただろう」

 

「いやお前達をなめていた俺の負けだ。正直お前達全員と戦っても勝てると思っていた。だが絶対にお前を勝たせようとしていたあいつらを見るとな、なめていた自分を恥じたよ」

 

「そうか・・・まあこれが絆というやつだな」

 

「絆か・・・・さあ約束通り人質を解放し我々も投降しよう」

 

そうこれで終わったと思った。だがまだ終わりではなかったのだ。

 

『まだ終わっておらんぞ!仮面ライダーへのリベンジはこれから本格的になるのだ!』

 

「首領!俺との約束を忘れたのか!」

 

『負ければ悪なら我々は悪。悪はどんな手を使ってでも正義を滅ぼすのだ!』

 

現れたショッカー首領は3号にビームを当て続ける。すると3号の姿はみるみると変貌していき、最終的には3号ではなくなっていた。

 

『さあ行くのだ!全ての仮面ライダーに死をもたらすもの、仮面ライダー4号よ!』

 

「死をもたらすから4号か・・・・下らない。悪がいる限り仮面ライダーは絶対に死なない!!」

 

「大人しくすれば痛い目にあわずにすんだのにな。姐さん!思いっきりやっていいよね?」

 

「たく、どうしていく先先でこうなる。まあ諦めてたけどな」

 

「ショッカー首領。お前には数々の容疑がかけられている。今ここでお前を逮捕する!」

 

『行けショッカーの偉大なる戦士達よ。仮面ライダーを皆殺しにしろ!!』

 

そしてここに仮面ライダーとショッカーの最後の戦いの幕が上がったのである。




レースだけで終わらないのがライダーGP。4号登場で仮面ライダーはどう戦うのか!?GP大戦編は次回で最後です。でもまだ続く第4章。どうなるんだ!

では次回もひとっ走り付き合ってください!
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