千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうも 無限の槍製 です。

今回でGP大戦は最後です。しかもかなり長いです!歴代最長かな?

あとゴースト面白いですね。ムービー大戦も楽しみです。ではどうぞ!


GP大戦 ドライブとシャリバン

風都上空。今俺、いや俺達はハードタービュラーに乗り込みシルバリオ・ゴスペルと空中戦を展開している。状況はあまりいい方じゃない。ゴスペルとの圧倒的な機動力の差が激しい。攻撃力ならこっちのプリズムビッカーが勝っているが、当たらなくちゃ意味がねぇ。

 

「あーくそっ!当たりやがれ!」

 

「落ち着くんだ翔太郎。今ここで焦っては当たるものも当たらなくなる」

 

「じゃあどうしろってんだ!」

 

「奴は無数の弾幕で攻撃している。ならこっちは更に倍の数の弾幕で押しきればいいんじゃないかな」

 

「どうした、お前らしくないテキトーな作戦じゃねぇか」

 

「イラついているのは翔太郎だけじゃないってことだよ」

 

『サイクロンマキシマムドライブ!』『ヒートマキシマムドライブ!』『ルナマキシマムドライブ!』『トリガー!マキシマムドライブ!』

 

「「ビッカーファイナリュージョン!!」」

 

フィリップの作戦通り無数の弾幕で応戦する。ゴスペルも弾幕で応戦するが数はこっちが上。弾幕を相殺しながらビッカーファイナリュージョンはゴスペルの翼を破壊する。このことに焦ったのかゴスペルは風都サーキットに逃げ帰ろうとする。

 

「逃がすわけにはいかねぇ。これで決まりだ」

 

『エクストリームマキシマムドライブ!』『プリズムマキシマムドライブ!』

 

「「ダブルプリズムエクストリーム!!」」

 

逃げるゴスペルに追い討ちをかけるようにダブルプリズムエクストリームを叩き込む。俺達の連続キックを受けながら風都サーキットに落ちていく。下ではショッカーと仮面ライダー達が戦っている。さてこいつを倒して俺も加わるか。

 

俺達はまだ気づいていなかった。こいつはまだ本気じゃないことに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『ファイナルカメンライド!ディケイド!!』

 

『ライダー!デッドヒート!!』

 

ショッカーの怪人との戦いが始まって15分ぐらい。やはり数の関係があってか、こちらが若干劣勢だ。ディケイドと剛は怪人どもと戦い、快は洗脳されたギャバンとシャイダーと戦っている。そして私は、

 

「その程度か?ガッカリだよ仮面ライダードライブ」

 

「くっ・・フォーミュラでもキツイな。せめて左とフィリップにはいてほしかったな」

 

『居ない人のことを言っても仕方ないぞ。今は目の前の相手に集中するんだ!』

 

「わかってる、よ!」『タイヤコウカーン!フォーミュラ!03!』

 

右腕にグラスパークローを装着し4号に叩き込む。が効果は薄いか・・不味いな。ハンドル剣もドア銃も効かない。現最強装備のフォーミュラのピットクルーでも効果が薄いとなるとますます手がつけられない。

 

「はあっ!」

 

ギュイイイイン!ガツンッ!!

 

「・・・・俺は何故このような貧弱な技を受けているのだろうな」

 

「おいおい、少しは効いたふりでもしてくれよ」

 

現実は非情なり。ここまで嫌になる戦闘は初めてだ。4号の腕に力が貯まっていく。こっちの腕は4号に捕まれ逃げられない。最悪あれをやるか・・・・

 

「いいか。パンチとはこうするのだ!!」

 

4号のパンチが私の顔にクリーンヒットする。意識が飛びそうになる。しかも視界に光が入ってくるということはマスクを割られているか。だがこれでいい。

 

「・・・・なに!」

 

「つー・・・か・・まーえ・・た・・・逃がさんぞ、4号!!」

 

背中のブースターとPICを起動させ空を飛ぶ。4号のパンチが強すぎたのか、顔以外の至るところから火花が散る。ベルトさんがなにか言っているが耳に入らない。よしここまで来たなら充分だな。下を見ると1ヶ所にショッカーが集まっている。彼処に落とせば戦力を大分削れるか。

 

「何をするつもりだ!」

 

「何ただのバンジーだよ。普通のバンジーと違って地面に激突するがな!」

 

再びブースターを起動させ地面に向かう。このまま落ちれば4号も私もただではすまないだろう。だんだんと地面が近くなる。剛とディケイドはこっちに気づいたかなにやら慌てている。心配するな、お前たちの上には落ちないさ。

 

「おのれおのれおのれおのれおのれぇぇ!!」

 

「いっけぇぇぇ!!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ドゴォーーーーーン!!!!

 

姐さんと4号が落ちてきた。何を言っているか分からねぇだって?俺は事実を話しただけだ。ディケイドと一緒に戦っていたらいきなりだ。それに巻き込まれてショッカーの怪人が何体か逝ったな。ってゆーか無茶苦茶だよ姐さん!!

 

「姐さん!ってお前!!」

 

「くっ・・今のは少し効いたな」

 

最悪だ。姐さんの無茶苦茶な攻撃は4号に少しだけダメージを与えただけで致命傷には至らなかったみたいだ。しかも姐さんは変身が解除されピクリとも動かない。死んでないとは思うが現在の戦力を考えると不味い状況だ。ディケイドと俺だけじゃ・・・でもやらなきゃ。

 

「次はお前か?仮面ライダーマッハ」

 

「ああやってやるよ。俺も仮面ライダーの端くれだからな!」

 

「良いだろう。なら全力で!?ぐあっ」

 

4号の悲鳴が聞こえたと思ったら4号の腹部から剣が貫かれていた。その剣には見覚えがある。ドライブの戦力の1つ、ハンドル剣!

 

「やっと、隙を見せてくれたな」

 

「姐さん!」

 

「貴様・・卑怯だぞ!それでも仮面ライダーか!!」

 

「お前が言えた口か!!!」ズシャッ!!

 

ハンドル剣を刺したまま一気に上に引き上げる。これでどうなるのかわかるだろうか。お腹に刺さった刃物が上に上がってくる。つまり一刀両断に近い形になる。てか変身してないのにハンドル剣で4号の体引き裂いたよあの人!!!

 

「悪いが私は仮面ライダーである前に刑事でな。どんな手を使ってでも犯人は捕まえるのさ」

 

バタリと崩れ落ちる4号。目から光は消えており機能は停止したみたいだ。あと姐さん、その台詞悪役みたいだよ。

 

「さて残るはお前らだけだが、まだやるか?」

 

姐さんの気迫に押されたのか怪人どもが後退りしているのが分かる。やっと終わりか・・・・ん?この音は?空を見上げると落ちてくるW、そして白銀の光。あれは・・シルバリオ・ゴスペル!?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ギャバン!シャイダー!元に戻ってくれ!」

 

怪人どもから少し離れた場所、俺はギャバンとシャイダーのタッグと戦っていた。2本のレーザーブレードを何とか防ぎながら応戦するが流石宇宙刑事といったところか。洗脳を解く方法も分からない今あいつらのコンバットスーツを解除させ拘束するのが俺の計算の結果だ。

「シシー聞こえるか?」

 

『あ、快やっと通信にでた!もう今の今まで何してたの!ショッカーの宇宙船を追いかけて緊急用の船で出ていくし!地球についたと思ったらいきなり反応消えるし!もう心配したんだから!』

 

「それについてはすまなかった。それでいきなりで悪いがグランドバースでギャバンとシャイダーを狙え!」

 

『え?なにそれいきなりすぎ!て言うか狙っていいの?』

 

「構わん!俺が許可する!」

 

『うーーん、まっいっか♪ポチッとな♪』

 

本当なら二人の宇宙船からコンバットスーツを解除させるのが手っ取り早いが船がショッカーにあるゆえにこうするしかない。悪いと思っているが、俺の計算上死ぬ確率は極めて低い・・筈だ。

 

ドゴォーーーーーン!!!!

 

爆炎が二人を包み込む。炎が晴れるとそこにはコンバットスーツが解除された二人がいた。

 

「・・・・俺は今まで何をしてたんだ?」

 

「確か3号に負けてぇ・・・どうなったっけ?」

 

「二人とも無事だったのか、よかった」

 

いや本当によかった。今ので死んでしまったのではないかと思ったがシシーが威力を抑えてくれていたみたいだ。

 

「おっとお二人さん、話してる暇は無いみたいだぜ」

 

周りを見るとショッカーの怪人どもがうようよしている。だがこっちは伝説のコードネームを受け継いだ3人だ。負けるわけがない!

 

「蒸着!」「焼結!」

 

2人にコンバットスーツが装着される。次の瞬間そこに立っていたのは2人にの宇宙刑事。その名は!

 

「宇宙刑事ギャバン!」

 

「宇宙刑事シャイダー!」

 

「宇宙刑事シャリバン!」

 

「一気に決めるぞ!」

 

「「「レーザーブレード!」」」

 

「ギャバン・ハイパーダイナミック!」

 

「シャリバン・クラッシュ!」

 

「シャイダー・ブルーブラッシュ!」

 

名乗りをあげたあとすぐにレーザーブレードで敵を一掃する。これこそが宇宙刑事の本気だ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

4号を切り伏せたあとWが落ちてきた。しかもおまけでシルバリオ・ゴスペルまで落ちてきた。エネルギーの翼を生やし爪がかなり巨大になっている。一目でヤバイのが分かる。

 

「ああなってしまっては、もう破壊するしかないか」

 

「あ、てめぇハート!なにが共闘だ!お前らなんかしたのかよ!」

 

「心配するな、今やっている」

 

ハハハッと笑い飛ばすハート。こいつにはため息しかでないがハートが破壊するしかないということはかなりヤバイということか。

 

『GAAAAAAA!!!』

 

最早機械の叫び声とは思えない。これは獣の咆哮だ。一瞬で身構える一同。あ、変身解除されてたわ。

 

「変身!」『ドライブ!タイプフォーミュラー!!』

 

『GAAAAAAAAAAA!!!!』

 

ゴスペルの爪の衝撃波は地面をえぐり私達を狙う。紙一重で交わすがその衝撃波はショッカー怪人を吹き飛ばす。見境無しに攻撃しているのか。

 

「ったく、厄介なヤローだぜ」

 

「でも翔太郎にはこのぐらいが丁度いいんじゃないかい?」

 

「言ってくれるじゃねぇかフィリップ。こいつは俺達と士が何とかする」

 

「はあ!?何故俺まで!?」

 

「ここで会ったのもなんかの縁だ。付き合ってもらうぜ」

 

『ルナマキシマムドライブ!』

 

Wが腕でゴスペルを絡めとるとそのまま投げ飛ばした。Wとディケイドはそれを追っていく。さて私達はこいつらの相手だがいつの間にか剛までいなくなっている。ハートと2人か。

 

「足を引っ張るなよ仮面ライダー」

 

「こっちの台詞だハート」

 

そして一斉に飛びかかった怪人は、一斉に吹き飛ばされた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「俺にタイマンを挑むとはね」

 

「お前はこのヒルカメレオン様が殺してやる!」

 

ヒルカメレオンに連れてこられたのはサーキットから少し離れた場所。すぐに倒せば姐さんに合流できる。

 

「マッハで行くぜ!」『バースト!デッドヒート!!』

 

デッドヒートマッハは通常マッハよりスピードは劣るが、それでもこれは仮面ライダーマッハ。そのスピードは全仮面ライダーの中でもトップクラスだ。勿論ヒルカメレオンはついてこられていない。

 

「くっ、小癪な!」

 

「お前のそれも卑怯だけどな!」『シグナルバイク!カクサーン!!』

 

『バースト!カクサーン!!』

 

ヒルカメレオンはカメレオンの様に姿を消すことができる。いや正確には景色に合わせているだけだが。それなら弾幕であぶり出せばいい。

 

「ぐあっ!」

 

「へへっ、動きが単純なんだよ!」『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!デッドヒート!!!』

 

「はあぁぁぁ、てやぁぁぁぁ!!!」

 

必殺のキックはヒルカメレオンを意図も簡単に粉砕した。こうも簡単に倒してはなにか引っ掛かる部分もあるけど、まあいっか。

 

「結構いい絵でしょ♪」

 

誰に聞かせるわけでもないが取り合えず言っておく。さて早く合流しないと。そう思いサーキットに向かおうとすると、

 

「うわっ!なんだこれ」

 

「へへっ、かかったなマヌケめ」

 

紫色の粘液が俺の体にへばりつきやがった。なんとか声のする方を見ると、そこにチーターとカタツムリを合わせたような怪人がいた。いや俺の回りに怪人が何人かいる。

 

「結構不味いかもね・・・・」

 

「死ねぇ!」

 

怪人軍団の総攻撃。万事休すか、そう思ったとき。

 

『バナスピアー!』

 

たくさんのバナナの槍が怪人軍団の総攻撃を防いだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「うおらっ!」

 

「たあっ!」

 

俺達の剣は意図も簡単にゴスペルに防がれる。あんなことを言ったわりにはかなり苦戦している。だがまだ希望は捨てちゃいねぇ。

 

「ディケイド、切り札はあるんだろうね」

 

「ああ、あるにはあるが・・・・何処から割ればいいんだ」

 

「知るかよ!」

 

『GAAAAAAAAAAA!!!!』

 

ゴスペルの竜巻型のレーザーは俺達を吹き飛ばす。くっそぉ、もうちょっと戦力が欲しいぜ。そう思っていると、

 

「ライダー超銀河フィニッシュ!!」

 

『プラズマシャイニングストライク!!』

 

2つの斬撃がゴスペルを吹き飛ばす。今のデケェ声とやかましい音声は、

 

「おお!リーゼント!それに英司に魔法使い!お前ら生きてたのか!」

 

「勝手に殺さないでくださいよ翔太郎さん。俺は元気だぜ」

 

「って言っても弦太郎君、かなり怪我してたよね。無理しちゃダメだよ」

 

「ま、仮面ライダーはそう簡単に死なないってこと」

 

「へ、だろうな!」

 

揃った仮面ライダー達。W、ディケイド、オーズ、フォーゼ、ウィザードの5人。これならゴスペルにも勝てるかもしれねぇ。さあ行くぜ!

 

「「さあお前の罪を数えろ!」」

 

「やっぱりライダーは助け合いでしょ」

 

「タイマン張らせてもらうぜ!」

 

「さあ、ショータイムだ」

 

それぞれの武器がゴスペルを狙う。俺達と春人が止められるが弦太郎と士の剣がゴスペルを捕らえる。そして英司のトラクローリゾットがゴスペルの翼を引き裂いた。更に動きが鈍くなったところにそれぞれの必殺技が叩き込まれる。

 

『スキャニングチャージ!』『コズミック!リミットブレイク!』『チョーイイネ♪キックストライク!サイコー!』

 

「セイヤーッ!」「おらぁぁ!」「だあぁぁぁ!」

 

『GAAA,AAAAA』

 

それぞれのライダーキックはゴスペルの装甲をボロボロにする。あと一押しか。

 

『ファイナルフォームライド!ダダダダブル!!』

 

「ちょっとくすぐったいぞ」

 

「あ?お、おい!」

 

『サイクロン サイクロンエクストリーム!』「翔太郎?」

 

『ジョーカー ジョーカーエクストリーム!』「フィリップ?」

 

Wが更に半分こになった。一人でWになるのは少し新鮮だな。

 

「決めるぞ!」『ファイナルアタックライド!ダダダダブル!』

 

「「「トリプルエクストリーム!!!」」」

 

『GAAAAAAAAAAA!!!!』

 

3人の必殺技はゴスペルを完全に破壊した。こうして強敵シルバリオ・ゴスペルは俺達5人の仮面ライダーがやっとのことで倒すことができた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

案外2人でもどうにかなるものだったが、他の先輩ライダーの皆が加勢に加わったことでそれは更にどうにかなるものだった。2人のときは片やトレーラー砲を撃ちまくり、片や撃ち漏らした敵を殴って倒す。ショッカーからすればかなり相性が良いように見えるのだろう。こちらとしてはそんなつもりは無いのだが。

 

『フルフルフォーミュラー大砲!!』

 

トレーラーインパクトで敵を一掃する。もう怪人軍団はいない。残るは、

 

「後はお前だけだ、ショッカー首領」

 

「私を倒せると思っているのなら大間違いだぞ仮面ライダー」

 

謎の自信を持つショッカー首領。こちらは仮面ライダー30人。更に宇宙刑事3人の合計33人。 私でもこの数の仮面ライダーを相手にしようとは思わない。しかしショッカー首領は笑っているのだ。

 

「まあよい。貴様ら全員でかかってくるがよい!」

 

「なら遠慮なくいくぞ!」

 

しかしショッカー首領の自信は自身の戦闘力から出るものだった。自身の蛇頭から蛇を伸ばし火球で攻撃してくる。その数は1つの蛇から数十発。弾幕の数は圧倒的だ。

 

「くっ。千冬さん!」

 

「いくか、紘汰!」

 

『極スカッシュ!』『ヒッサーツ!フルスロットル!!フォーミュラ!!!』

 

「セイハーッ!」「はあぁぁぁ!」

 

「小賢しいわっ!!!!」

 

ドライブと鎧武のダブルライダーキックもショッカー首領にはとどかなかった。

 

「「「宇宙刑事!デルタダイナミック!!」」」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄っ!!」

 

宇宙刑事のデルタダイナミックまで首領に防がれてしまった。

 

「こうなったら皆で一斉にライダーキックだ!」

 

「でも隙がなねぇ!どうにかして隙を作らねぇと」「なら俺が作ろう」

 

「何いっ!」

 

ショッカー首領に組ついたのは仮面ライダー3号だった。あのとき私が切り伏せた筈の彼が今、私達のために戦っている。

 

「これだから本物の仮面ライダーをコピーしたものはダメなのだ!要らぬ感情まで持ってしまう」

 

「俺も仮面ライダーと認めてくれるなら、これぐらいはさせてくれ!!」

 

「3号・・・だから俺達を殺さなかったのか」

 

3号にも仮面ライダーとしての魂があったのだろう。その魂が他の仮面ライダーを殺さず、そして一緒に戦ってくれている理由なのかもしれない。

 

「その魂、しかと受け取った!君は・・・仮面ライダーだ!」

 

「いくぞ皆!」

 

『オールライダーキック!!!』

 

私を覗いた全員の仮面ライダーのライダーキックが首領に次々と叩き込まれる。首領も蛇で攻撃するがそれさえも砕きライダーキックは首領を貫いていく。

 

「「レーザーブレード!」」

 

「ライダーパンチ!」

 

「ギャバン・ハイパーダイナミック!」

 

「シャイダー・ブルーブラッシュ!」

 

最後の力を振り絞り3号は首領を打ち上げた。そこへ叩き込まれる宇宙刑事の必殺技。残るは私と快の攻撃。さあトドメと行くか!!

 

「ひとっ走り付き合って貰うぞ!」

 

「思いきり、思いっきりいくぜ!レーザーブレード!」

 

『ヒッサーツ!フルスロットル!!フォーミュラ!!!』

 

「シャリバン!アンリミテッドクラッシュ!!」

 

「ライダーーキーーック!!」

 

「おのれおのれおのれおのれおのれぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

 

爆発するショッカー首領。それを見届けた瞬間、3号はその全ての機能を停止した。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

3日後。私と剛と快は教会に来ていた。あのとき私と快が初めて出会った教会だ。何のためにここにいるかと言うと快の見送りだ。宇宙刑事である快は長いこと地球にいるわけにはいかないのだ。

 

「世話になったな千冬、剛。探偵たちにも礼を言っといてくれ」

 

「いや礼を言うのはこっちだ。いろいろとすまなかったな」

 

「あんたがいなきゃ俺達どうなってたか分かんないし、その点ではありがたいって思ってるよ」

 

短い間だったが快と一緒に戦った記憶はきっと忘れないだろう。そして快が宇宙船に乗り込もうとしたとき、

 

「これを君に渡しておく」

 

「これは・・シフトカーじゃないか」

 

「バード星の技術で作られたものだ。本当なら最初に渡しておくべきだったんだが、グランドバースに忘れてしまってな。そのまま俺の記憶からも抜け落ちていた」

 

人間なら誰にもあることだ。いや快は宇宙人か?いやそんなこと言ったら私達も宇宙人だよな?はてさて?

 

「ああ、ありがとうな」

 

「ではこれで。また会おう織斑千冬、篠ノ之剛」

 

快は敬礼をしたあとグランドバースに乗り込み飛びだった。ああ私達もまたお前に会えることを願ってるよ。

 

「さて帰るか剛」

 

「そおーだね。そういえばさ、なんで凛は風都に来てたんだろ」

 

「そういえばそうだな、何故だ?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まったく何処に行っていたのよ!」

 

少し風都に行っていた。心配をかけたな。

 

「まったく本当よ!」

 

お前は捕まっていたようだな。

 

「そうよ!なんで助けに来るのが遅いのよ!」

 

すまん、いろいろと立て込んでいてな。

 

「・・・・もういいわ、まあ助けてくれてありがとうねチェイス」

 

まあこれもお前に助けてもらった礼だ凛。




GPが終わりショッカーも壊滅でき、一件落着。とはいかずまだ事件が残ってます。そう千冬と剛が追っていた3つの事件です。この物語にチェイスが絡みます。それで4章は終わりです。

では次回もひとっ走り付き合ってください!
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