千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうも最近ゴッドイーターにはまっている 無限の槍製 です。

今回から悩み相談篇が始まります。更にあのライダーが登場!オータムから千冬を救った青いクワガタです!

ではどうぞ!


千冬の悩み相談所1 セシリアの悩み

「こんなものか」

 

「何やってんだ?悩み相談所?」

 

「ああそうだ。近頃の若者は悩みを抱えがちだからな」

 

「おめぇもだいぶ若者の部類だけどな」

 

潜入捜査を始めて早1週間。私は空き部屋を使い悩み相談所を作った。だがまあ表向きは悩み相談所だが、裏の顔は事件を捜査するための拠点だ。いちいち特状課に戻るのは面倒だからな。しかしオータムから話しかけるとは。

 

「悩みがあるのかオータム?私みたいなスリムなボディになりたいとか?」

 

「そ~なんだよ。最近お腹の肉が・・ってちげーよ!あと人がいるときは眞神礼子って呼べ。そっちの方が都合がいい」

 

「分かったよ」

 

そのままオータムは『調子狂うぜ』とぼやきながら廊下を歩いていく。さて悩み相談所の相談者第1号は誰だろうな。

 

「あら織斑先生。悩み相談所・・ですか?」

 

「オルコットか。どうだ悩みはないか?いやなくても入れ!」

 

「え?あ、はい」

 

オルコットがたまたま通りすがかったので無理矢理相談所へ連れ込む。大丈夫お茶ぐらいはだすさ。

 

「織斑先生に話したいことがありましたのでちょうど良かったですわ。返答次第で相談するかもしれませんわ」

 

「話したいこと?言ってみろ」

 

もしかしたら今回の事件に関係あるかもしれん。とは言えないがな。

 

「織斑先生はお料理は得意なのですか?」

 

事件と全然関係ありませんでしたはい。しかし料理ときたか。カレーは得意だが他の料理はサッパリできない。あとはレンジでチンだ。

 

「得意な料理もあるが、苦手な料理もあるな」

 

「得意な料理はなんですか?」

 

「カレーだ」

 

なんか逆に相談をうけている様に見えてきた。おかしいな私が相談を聞く方なのに。

 

「・・・・織斑先生。カレーが作りたいです」

 

「・・・いきなりだな。カレーぐらいレトルトで良いじゃないか」

 

「教える気ZEROですか!?」

 

「いや~作るのと食べるのは得意なんだが、教えるのはしていないんだ。一夏にもな」

 

そのため一夏と私の作るカレーでは味が少し違う。一夏のが少し甘くて私のがかなり辛い味になっている。一夏は私のカレーの味の方が良いと言っているがそのわりには涙目になっている。

 

「私どうしてもカレーが作りたいんです。一夏さんと約束したんです」

 

「約束?カレーを食べさせるか?」

 

「はい・・・今日の昼休みに一夏さんが『カレー食べたいな~』とおっしゃったので『明日作ってきます』と」

 

だからカレーなのか。今日の晩御飯カレーにしようかなって思ってたんだが。しかしオルコットがメシマズらしい噂は少し聞いている。噂を信用するわけにはいかないが、どうせ食べさせるなら美味しい方がいいだろう。

 

「カレーの作り方もわからんのに明日作るなど言うな。仕方ない、私がオルコット流のカレーを作らせてやる」

 

「私流のカレーですか?」

 

「お前が作るからオルコット流のカレーなんだ。よし早速調理室に行くぞ!」

 

「はい先生、いえ・・師匠!!!」

 

 

 

「というわけで調理室に来たわけだが」

 

「なんで私までやるんだよ!」

 

「眞神先生も料理が上手と織斑先生から聞きましたので」

 

「てめぇ・・・・!」「ふふっ」

 

オータムこと眞神先生を巻き込み3人でオルコットの料理特訓を始める。オータムとは戦闘でケリをつけられないのでこうした嫌がらせで対抗するしかない。まあ満更でもなさそうだが。

 

「よし早速調理開始だな。使う材料はカレー粉に肉、馬鈴薯、人参に玉ねぎ。まあこんなところか」

 

カレーの作り方は簡単だ。まずは材料を洗い皮を剥いていき切っていくが、オルコットの切り方は・・・・怖い。というか危ない。高く降り下ろした包丁はいとも簡単に馬鈴薯と人参を切っていく。切り方など関係なし。兎に角ぶったぎって食べやすいサイズにしているだけましか。

 

「なんだそれは?」

 

「クミン、ターメリック、コリアンダー。まあ香辛料だ。どうせ作るならうまい方がいいだろ」

 

(まあ本当はてめぇのカレーをメチャクチャにするために用意したんだがな)

 

「なんだ私のカレーと同じようなものか」

 

(はぁ!?こんなに香辛料ぶっこんで食うのか?マジかよ人間じゃねぇ)

 

それにしてもこの悪の幹部、ノリノリである。オータムから香辛料を受け取りすぐにスパイスの製作を開始する。後でオルコットにスパイスのレシピを教えておくか。

 

「織斑先生。この後は?」

 

「ああ・・・・馬鈴薯と人参の形がかなり小さいな。まあ皮剥きの時点で形が・・・なぁ」

 

「こいつは酷いな」

 

「ううっ・・・」

 

「まあ切り方はこれからなんとでもできる。次は玉ねぎを切っていくが・・・・まあ気を付けろ」

 

「?わかりました」

 

玉ねぎを切っていくオルコット。するとオルコットの目から涙が零れはじめる。まあ玉ねぎを初めて切ったらそうなるよな。私もそうだった。

 

「目が、目が痛いです!」

 

「私はいつも我慢している」「私はゴーグルしてるな」

 

「織斑先生は我慢して、眞神先生はゴーグルですか?どちらがよいのでしょう?」

 

「慣れないうちはゴーグルか何かで目を保護したらどうだ?」

 

オルコットにアドバイスしながら肉を炒める。そうした方が私は好きなのでな。いやいかん。私がただ楽しんでいるだけじゃないか。

 

そして数分後。カレーが完成した。え?途中経過?知らんな。途中オルコットのせいでカレーが闇鍋になりそうになったことなんてないからな!絶対ないからな!一応私とオータムが手伝ったから不味いことはないと思うが。

 

「「「いただきます!」」」パクッ モグモグ ん?

 

「私のカレーとほぼ同じだな」「「辛ーーーーーーーい!!!!」」

 

オータムとオルコットの目から大粒の涙が零れる。そんなに辛かったのだろうか?まあ私とほぼ同じカレーの味なら一夏も気付くだろうな。まあそこはオルコットに任せるとして。

 

「いつまで泣いているんだお前らは」

 

「らって辛いんでふもの!ヒリヒリしまふ!」

 

「てめぇ・・・許せねぇ・・・・ぜ」ガクッ

 

もう一度言うがそんなに辛かったのだろうか?やはり私の舌がおかしいのか?

 

 

 

「はい一夏さん!カレーです!」

 

「本当に作ってきてくれたのか!ありがとう!」

 

「美味しそうだねセシリア。私も貰っていい?」

 

「どうぞ!皆さんの分もありますわよ」

 

クラスの皆にカレーを振る舞うオルコット。しかしあんなデカイ鍋をよく持ってきたな。昨日私が手取り足取り教えてやった成果がでるのか!?因みにオータムは体調が優れないため今日はお休みだ。

 

「いただきまーす!」パクッ モグモグ ん?

 

「どうでしょうか?」

 

「旨いなコレ。旨いよセシリア!」

 

一夏の美味しい宣言。これを境に次々と口に運ぶ生徒たち。そして各々が美味しいと言っている。体で美味しいと表現しているやつもいるな。

 

「本当に旨いよ!千冬姉のより美味しいか・・・・はっ!」

 

クラス全員気づいたようだな。私の放つ魔のオーラに。覚悟しろお前ら。今度は私が最高のカレーを作って喰わせてやる!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あんたは?」

 

特状課に行くと姐さんのデスクの反対方向に見知らぬ男が座っていた。年齢は30前半ぐらいだな。俺に気づき立てる男。その身長はかなりデカイ。

 

「本日付で特状課に配属になった、加賀美新だ。宜しくな」

 

「加賀美、新・・・・あ!仮面ライダーガタック!」

 

「おう!よろしくな後輩!」

 

男の名は加賀美新。ワームから地球を救ってくれた仮面ライダーの一人だ。確か戦いが終わった後交番で勤務してるって聞いてたけど、まさか特状課に配属になるとは。

 

「しっかし特状課に仮面ライダーが3人もいるはとはな。いや俺を入れて4人か」

 

「ずっといるんですか?」

 

「いや俺がいるのはロイミュードと亡国を倒すまでだ。それまではバンバン頼ってくれや!」

 

「ロイミュードならず亡国まで知ってるなんて。あんたがいてくれれば助かります。姐さんも潜入捜査中だしチェイスはどっか行くし」

 

「そして君も焦ってる。違うか?」

 

言葉が出なかった。その予想は当たっている。現に俺は焦ってる。ロイミュードや亡国に対して全然役にたててない。こんなんじゃいけないんだ。それは分かってるのに。

 

「・・・・うーん、もし迷惑じゃなかったらちょっと手合わせしてくれよ。最近体が鈍っててさ」

 

「・・・・分かりました。戦神に何処まで食らいつけるかやってやりますよ!」

 

「よし!表にでろ!」『HENSHIN』

 

「上等ですよ!」『ライダー!マッハ!!』

 

そして始まる仮面ライダー同士の戦い。てか表に出る前に変身しちゃってるし。そして表に出るなり、

 

「喰らえ!」ドンッ!ドンッ!

 

「甘い!」『ズーットマッハ!!』

 

ガタックバルカンを発射するガタック。それを高速移動で回避する俺。流石にガタックバルカンでは俺には追い付かない!しかし、

 

「ふっ!」「ぐがっ!」

 

一瞬の隙でジャブとストレートをくらってしまう。ガタックのマスクドフォームは防御力だけじゃなく装甲分だけパワーもある。たった2発で吹っ飛ばされる俺。やっぱ本気になんなきゃ!

 

『シグナルバイク シフトカー!!ライダー!デッドヒート!!』

 

「そう来るか。なら!キャストオフ!」

 

『CAST OFF』

 

『CHANGE STAGBEETLE!』

 

『バースト!デッドヒート!!』

 

「クロックアップ!」『CLOCK UP!』

 

クロックアップ。俺の頭じゃ理解出来ないことだけど、とにかく面倒な能力なのは分かる。全身に打撃を加えられているのが分かる。これじゃジリ貧だ。

 

「この!」『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!デッドヒート!!!』

 

『ONE TWO THREE』

 

「ライダーキック!」『RIDER KICK!』

 

「はあぁぁぁぁぁっ ていりゃぁぁぁぁ!!!」

 

「だあっ!」

 

ぶつかるライダーキック。俺のライダーキックは一般的なオーソドックスなライダーキック。ガタックはボレーキックだ。ライダーキック同士のぶつかり合いは俺の敗北で幕を閉じた。

 

「くっ・・はぁっ」

 

「筋はいいな・・・・よし!俺がこれから特訓してやる。覚悟しろよ!」

 

「ああ・・・宜しくお願いします」

 

ここは素直に受けるべきだ。俺が更に強い力を手に入れるために。004を倒すために!




ガタック登場!オータムは千冬と仲が良いのか?これから良くなるのか?そして剛と004との因縁も次回判明します。

次回の悩み相談はシャルロット&ラウラです。何故かセットになってしまった。因みに箒と鈴もやります。千冬じゃないけど。

では次回もひとっ走り付き合ってください!
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