今回は仮面ライダー達と004の対決。そして遂に剛がバーストする!
ではどうぞ!
「フハハハハハハハ!!!!どうしたどうした!!」
進化前ロイミュードの癖にタイプスピードのスピードに追い付いてくる。いやそのスピードより遥かに早い。これも複数のロイミュードのコアを取り込んでいるためか。
「素手でダメなら二刀流だ!」
『ドライブ!タイプフルーツ!!オンステージ!』
タイプフルーツの無双セイバーと大橙丸を連結させナギナタモードにする。更にハンドル剣も構えることで二刀流だ。少し扱いにくいがこれなら攻撃範囲が増えて攻撃力もある。一石二鳥だな!
「武器が増えたぐらいでは俺には勝てんぞ」
004は尚も私を煽ってくる。しかし奴にはそれを言えるほどの実力はある。悔しいがな。
「そらっ!」『フルフルフルーツ!』
ナギナタ無双セイバーとハンドル剣にエネルギーを集中させ004に投げつける。ブーメランのように飛んでいく二本の武器。変則的に飛んでいくソレは004を切りつける。これで少しぐらいはダメージを与えられたはずだ。
しかし本物の004はさっきの004とけた違いの強さだ。いや確かに奴は『使いこなせれていない』と言ったがこんな力を使いこなしたら我々ドライブ、マッハ、チェイサーでも少々手こずるかもしれん。だが仮面ライダー全員となればそれも勝ち目があるが、ロイミュードは我々の問題だ。我々で解決せねば。
「ほう。少しは出来るようだな」
「それはどうも!」『ヒッサーツ!フルスロットル!!フルーツ!!!』
そのまま勢いにのって頭の網傘も投げつけ視界を遮る。その隙にPICで上昇する。004がこっちに気づいたときには目の前に私のライダーキックが目の前にまで迫っていた。それをモロに食らった004は火花を散らしながら爆発した。ともあれこれで勝ったわけだが・・・・
「なん・・・・だと?」
004が立っている。その体は以前とかわらな・・・・いやそう言うことか。
「体に埋め込まれたコアを盾にしたか、それともそのコアにダメージを全て受け渡し身代わりにした。このどっちかだろ?」
「そうよ!この体には無数のコア、ロイミュードのその殆どのコアを取り込んでいる!そう俺はロイミュードの王となるのだからな!」
「そうか・・・・ならお前を倒せばロイミュード撲滅へと大きく前進できるわけだ」
「そう言えるな。が今日はこれで仕舞いだ。砂ぼこりで汚れる」
回りを見ると砂塵が舞っている。004を倒したときに出来たものだろう。もう一度004へ目線を向けようとするが、
『逃げられたね。だがこれでどう対抗するか決まった。特状課に戻ろう』
「ああ、そうだな」
仕方ないので現場をあとにする。しかしこれで学校でおきた事件は終わったのだろうか?
「004が・・・この近くに?」
私からの報告をうけた特状課のメンバー。そこからの第一声が剛の呟きだった。しかし剛の隣の男が気になる。課長から連絡がきているが新しい同僚というわけだろう。
「剛、分かってると思うが「『復讐より回りの人に気を配れ』でしょ?分かってるよ」
男の言葉より先に剛が口を開く。復讐というフレーズから剛が004と絡んでいると見えるが。剛は居心地が悪くなったのか特状課を出ていく。
「おっと挨拶が遅れたな。加賀美新だ。しばらくよろしく頼む」
「織斑千冬だ。早速だがさっきのはいったいなんだ?」
「ん?ああ、あれはだな」
そしてそこから聞かされたのは剛の過去についてだった。剛と004との関係。なるほどな。アメリカで剛を襲ったのは本物の004。私が日本で倒したのは別のロイミュードが004になっていたのか。しかしこうと知れば剛が危ないかもしれん。あいつはすぐに熱くなって後先考えずに突っ込んでいくから危なっかしい。
「しっかし大変ね。取り込んでいるロイミュードのコア全てを壊さないと004が止まらないなんてね。こうなったら最後の切り札の出番かしら」
「最後の切り札?」
「シフトトライドロンを変身用シフトカーにするのよ。シフトカー全ての力をえたドライブなら004を倒せるかも」
「トレーラー砲でシフトトライドロンの力を解放するのではいけないのか?」
チェイスの言い分もある。確かにトレーラービッグインパクトなら004のコアを一気に破壊できるかもしれない。
「さっき千冬が言ったけど004はパワーもスピードもけた違い。そんな状態でトレーラー砲を当てられる?剛とチェイスが押さえつけるにもちょっとしか時間が稼げないわ。だったらいっそのこと変身用シフトカーにしようってこと」
「なるほどな。それにはどれくらい時間がかかる?」
「2日、いや1日でなんとか使い物にするわ」
となるとあとはどうやって004を倒すか。いやその前に剛を探して一緒に作戦をたてないと。
「いくぞチェイス。剛を探しにいく」
「わかった」
特状課を出てトライドロンとライドチェイサーで剛を探しにいく。情に流されて大変なことになれなければいいが。
「あんたは行かなくていいの?」
「ああ、俺には別にやることがあるからな」
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『復讐より回りの人に気を配れ』
あの人に言われた言葉が頭の中で渦巻いている。俺はそんな野蛮なことはしない・・・・と思う。実際のところ自分でもよく分からない。もしかしたら復讐を優先してしまうかもしれない自分が嫌になる。仮面ライダーを復讐の道具にするなんて。まったくバカなこと考えてるよ俺。
「ん?あの緑の髪は」
時刻は既に午後8時を回っている。そんな暗がりでもわかる緑の髪は一人しかいない。
「やっぱり山ちゃんだ」
「あれ剛君じゃないですか。久しぶりですね。愛歌ちゃん元気ですか?」
「いや最近愛歌には会ってない。いやそれよりも」
夜道に出会ったのは山田真耶。004に狙われた一人だ。その狙われたのも姐さんと凛のおかげで難を逃れた・・・はずだ。いやあの004だぞ。自分がやられる間際に先輩を攻撃した奴が簡単に引き下がるはずがない。つまりまだ山ちゃんを狙ってる可能性がある。
「あ、夕御飯食べました?食べてないなら一緒にどうですか?私の家ですけど」
「ん、分かったよ。俺もまだ食べてないし。お邪魔するよ」
山ちゃんと一緒にいれば護衛できるし夕御飯も食べれる。一石二鳥だね。
「はいどうぞ!」
「お!待ってました山ちゃん特製肉じゃが!」
現在山ちゃんの部屋。彼女はマンションで一人暮らし中だ。山ちゃんにバレないように姐さんとチェイスに連絡をいれ外を警護してもらってる。
「高校時代はよく3人で食べてたね。私と剛君と愛歌ちゃんで」
「あんときはよくバカしてたよな。楽しかったなぁ」
そう言えばどうして俺は愛歌に日本に帰ってきてすぐに連絡しなかったんだろう。連絡したのは日本に帰ってきてから4日たってからだった。こんなんじゃ彼氏失格だな。
「剛君は今は楽しくないんですか?」
「え?なんでさ?」
「あの時は楽しかった。そういう風に聞こえたので今は楽しくないのかなって」
敵わないな。山ちゃんは何故か他人の悩みなんかに敏感だ。学校で姐さんが悩み相談してたみたいだけどぶっちゃけ山ちゃんの方が向いていると思う。
「・・・・今は楽しい方が多いよ。でもやらなきゃなんないことがあってね。それがうまくいかなくてさ。正直まいってるんだよ」
最新のネクストシステムの仮面ライダーとして日本に帰ってきた。日本じゃ姐さんがドライブとして戦ってた。それでもドライブなんかには負けないって思ってた。でもそれからドライブはフォーミュラで強敵を倒していった。
更にチェイスまで仮面ライダーになった。そこから頑張っても姐さんやチェイスには追い付けなかった。最近じゃ助けてもらってばかりだ。こんな自分が嫌で加賀美さんに特訓してもらって、それでもイージスに『弱い』って言われた。
「なかなか『自分が強くなる』って上手くいかないんだね」
「うーん・・・剛君がなんで強くなろうとしているか分からないけど、剛君は既に強いと思いますよ」
「俺はこのままじゃいけないんだよ!」
「剛君!」
「あ・・・・ご、ごめん」
「ふぅ・・・・今の剛君はただ焦ってるだけです。剛君は既に強い。足りないのは自信ですよ。『自分は強いんだ!』って自分を信じてください」
「自分を・・・・信じる・・・・」
ドゴォォォォォン!!!
「な、なんですか!?」
「・・・・004!」
「「変身!!」」
『ドライブ!タイプフォーミュラー!!』『ライダー!チェイサー!!』
下に降りると姐さんとチェイスが004と戦っている。ナンバーが複数あるから本物の004だろう。俺はデッドヒートをドライバーに装填する。覚悟を決めろ俺!山ちゃんに言われたとおりに自信をもて俺!
「レッツ変身!」
『ライダー!デッドヒート!!』
「剛!」
3人で004を攻撃する。それでも004は余裕の素振りで攻撃を交わしていく。しかも交わしながら俺たちに攻撃を加えてくる。一撃一撃に力を込めながら004を攻撃する。何度も何度も。
「そのスピードなら楽しめそうだな」
「来るなら来い!倍返しだ!」『フォフォフォーミュラー!』
超高速のバトルが始まった。クロックアップほとじゃないけど目で追うのが精一杯だ。だが攻撃がぶつかる度に回りが壊れていく様子から見てハイレベルな戦いなのは分かる。
「少しは楽しめたな。だが!」
「なっ!ぐあっ」
それでも004が一枚上手だった。姐さんを吹き飛ばすと次はチェイスに狙いを定める。チェイスもシンゴウアックスで応戦する。
「死神ごときが俺を処刑できると思わないことだな!」
「俺はもう死神ではない!人類の守護者だ!!」
「ならそこいらの人間を守りながら死ねぇ!!」
「やらせっかよ!!」
004の攻撃をチェイスに届くところでギリギリ弾く。弾いたことでこちらにも攻撃がとんでくる。上等じゃねぇか!やってやる!
「てりゃぁ!!」
「?なんだこの攻撃は?」
「くっ、このやろ!!」『バースト!デッドヒート!!』
「フハハハハハハハハ!!効かぬわ!!もっと強くなってから出直してこい!」
004の一撃で吹き飛ばされる。その一撃は俺の比にならなかった。もう何度負けれゃ気がすむんだよ俺は・・・何度出直せばいいんだ・・・・・・・いいやまだだ。俺はもう出直さねぇ。『次はもう少し強くなって』?『もっと強くなってから出直してこい!』?
「ふざけんな!!俺はもう負けない・・・・焦らなくてよかったんだ。何故なら、俺は既に」
『バースト!デッドヒート!!』
「強いからだあぁぁぁぁ!!!!!!!」
『バースト!キュウニ!デッドヒート!!!』
スイッチを連打してタイヤをバーストさせる。衝撃で体がぶっ飛びそうになったがそこは根性だ。
「追跡ぃ!!撲滅ぅ!!いずれもぉぉ!マッハーーー!!!
仮~面ライダ~マッ!ハーーーー!!!!」
ゼンリンシューターで射撃しながら殴り付ける。本来ならこんな使い方は武器を傷めるだけだが今はそんなことは構ってられない。俺の攻撃のラッシュに驚いたのかその殆どを食らう004。すかさず004も攻撃するが俺には効かない。いやもろ食らってるからかなり痛いけど構ってられねぇ。
「いくぜ!」
『ヒッサツ!フルスロットル!!マッハ!!!』『ゼンリン!』
「食らえゼンリン!もう一発ゼンリン!!これがトドメのゼンリンだぁぁぁぁ!!!!」
『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!デッドヒート!!!』『シューター!!』
ゼンリンシューターにシグナルマッハを装填して004を空高くに打ち上げる。そこにゼンリンシューターからの連続射撃技『ルート・ザ・デッドヒート』を叩き込む。
「チェイス!私たちも一発」『フルフルフォーミュラー大砲!』
『イッテイーヨ!フルスロットル!!』「食らえ!!」
そこに加わる姐さんとチェイスの連続攻撃。その連続攻撃をくらい爆発する004。しかしその体は尚も健在。ならダメ押しだ!
『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!デッドヒート!!!』
「てりやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ダメ押しのヒートキックマッハーは004の体を貫く。勿論爆発する004。今度はそこに004の体は残っていなかった。今度こそ確実に倒した証拠だった。
「結構いい絵だったでしょ?」
「まったく無茶しおって」
「でも勝った。それでいいでしょ」
「ああ、そうだな」
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剛が004を撃破した。それは喜ばしいことだが何か引っ掛かる。あの004が簡単に死んだとは思えなかった。そしてそれは最悪の状況で、
ドシュ
「姐さん?」
「千冬?」
「お・・・・ん!しっ・・・ろ!」
「まっ・・・・・・でな・・・・る」
「目をと・・・・・・・・・・・・」
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少し離れたところで見ていたがまさか最初に超進化したのが004とはな。しかも織斑千冬を殺すとは。背後からレーザーとは流石卑怯な小物だ。あの王のような態度は多くのコアを取り込んでいたからか。でもその正体は小心者の小物。そんなやつに殺されるとは・・・・
「あんたもここまでってことだ織斑千冬。変身」
『ドライブ!タイプネクスト!!』
せめてこの姿を見せつけてやりたかった。このダークドライブを。今はそれだけが残念だよ。
千冬・・・・殉職 になってしまった。勿論やったのは004しかも超進化しちゃた!進化したのはコアが004の1つだけになったからです。進化した姿はシュートロイミュードで。
次回は・・・・分かりますよね?最・強・登・場!
では次回もひとっ走り付き合ってください!