いやー更新するのが遅れて申し訳ありません!何故遅れたかって?FGOで靴下集めてました。すみません。
今回は5章の最終回!てか全然潜入捜査してなかった!タイトル詐欺だなこりゃ
ではドライブ最強の姿が初御披露目です!どうぞ!
現在午前3時。病院のロビーには私と剛、チェイスに加賀美さんがイスに座って顔をさげている。このメンツの中にいるはずの千冬はいない。いるはずがない。いたらそれこそお化けだ。
姐さんが・・・・死んだ
剛から聞かされたときは新手のイタズラかと思った。でもそれは事実で病院に行くと・・・・千冬が息をせずに寝ていた。訳が分からなかったけど涙は出なかった。悲しい、辛いはずなのにどこかこの現実を自然と受け止めている自分がいた。薄々気づいていたのかもしれない。千冬がこうして戦っていればいつか負けて死んじゃうじゃないかって。そういう風に割りきってしまう自分自身が嫌だった。
「どうすんだよ。これから」
この重い空気のなか口を開いたのは剛だった。『どうするのか』というのは004についてか。それともこれからの戦いなのか。はたまた別のことか。
「どうするもこうするもないわ。まずは敵討ちよ。じゃなきゃ悔しいのよ。何もできなかった自分が嫌なの」
「でもそいつは剛とチェイスが二人がかりでも倒せなかったんだろ?俺が加わっても厳しいぞ。何かあるのか?」
こんなとき千冬がいたら『何もない。やらないよりはマシだろ』とか言うだろう・・・・ダメねこんなときに『千冬がいたら』なんて考えたら。もう千冬はいない。だから私たちでなんとかしないと。
「あの~少しよろしいでしょうか。織斑さんのご遺体からベルトが外れないのですが」
医者からの発言ではっとなる。もしかしたらまだ・・・・
「あるわ。どうにかする方法!」
「え?それってどういう・・・・」
「千冬は・・・・まだ死んでない!」
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『いくぜベルトさん!!』
『行こう!進ノ介!start your engine!』
進ノ介と呼ばれる男がドライブに変身する。戦っているのは死神だったころのチェイス。互いに一歩も引かない戦い。そして互いの技がぶつかったとき場面が変わる。次に映し出されたのは仮面ライダールパンと戦うドライブ。タイプワイルドになるも負けてしまいベルトさんを破壊されてしまう。そこから更に場面は変わり今度はチェイスと共にルパンと戦い、見事勝利した。
「あんたはまだ死んじゃいけない」
目の前の映像にくぎづけになっていると背後から声をかけられる。振り返るとそこには・・・・
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午前9時 新都の港近く
「ほんとに大丈夫なの?」
「ええやってやるわよ。私に任せなさい。だからあなたたちは回りを警護して」
そう言ってトライドロンのエンジンをかける。隣には意識のない千冬。そう千冬はまだ死んでいない。仮死状態といえる状況だ。何故そうわかったのかというと・・・・
「千冬は・・・・まだ死んでない!」
確証はなかった。ただ壊れたベルトさんがいつまでも千冬の腰に引っ付いているはずがない。そう思った。千冬がいる部屋に入ってベルトさんを確認する。いきなり入るなり遺体をさわるなんて不謹慎なのは分かってる。でも今はこれを確認しないと。
「・・・・・・!やっぱり」
「やっぱりって何が?」
「千冬はまだ死んでないわ。ベルトさんの救命装置が働いているおかげで辛うじて仮死状態ってとこね。でも長くはもたない。もってあと半日ね」
「どうにかなるのか?」
「救命装置以外は全てやられてるわ。それを直そうにも千冬から外せば千冬が死ぬ。だから・・・・・・・・そうだわ!」
「方法があるのか!」
「ええ!シフトトライドロンを使えばね!」
「それじゃあお願いね」
「了解!」「わかった」「了解した」
剛とチェイス、加賀美さんはそれぞれ変身して位置につく。私もトライドロンのアクセルを踏む。車の運転なんて久しぶりだけどただ一直線に走るだけ。それで千冬が助かるのだから。
千冬とベルトさんを復活させるには、まずベルトさんをシフトトライドロンの力で復元させなくてはいけない。シフトトライドロンならベルトさんを修復できる。その為にはトライドロンの最高時速でずっと走らなければならない。しかしその最高時速で走らせなくてはいけない距離が分からない。しかもそれを行うにも場所がない。
『陸の道がないなら海を走ればいい』
でもチェイスのその一言で問題は解決した。トライドロンの最高時速なら海の上を走れる・・・・はず。確証はないけど。それでも『やらないよりはマシ』だ。
そして復活したベルトさんが救命装置をフルで稼働させれば千冬が戻ってこられる・・・・という作戦だ。
「行くわよ千冬。しっかり掴まってなさい」
勿論千冬から返事はない。それでも『事故せず安全に頑張れよ』って言っている気がする。なんとも千冬らしいわね。そう呟きながらトライドロンを走らせる。速度は既に最高時速の560km/hに到達している。でもシフトトライドロンに変化はない。そしてもうすぐ陸の道がなくなる。このまま海の上を走れなければ海へドボン。そんなのは嫌だ。ドボンするのは冬のテムズ川で充分だ。
「いっけぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
トライドロンはそのまま・・・・・・・・海の上を走る。成功だ。不安があったけど成功して良かった。あとはずっと走り続ければいい。しかし現実は非情で、
「凛!危ない!!」
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「あそこか!」
凛と姐さんが乗るトライドロン目掛けてミサイルが飛んでくる。撃ってきたのは新都のセンタービルの屋上からか。狙ってきたのは004なのはわかる。俺達の邪魔はさせねぇ!
「加賀美さん!姐さん達を頼みます!004は俺とチェイスで抑えます」
「でもお前たち二人じゃ!」
「大丈夫です。姐さんがパワーアップして戻ってきてくれるって信じてますから。いくぞチェイス!」
加賀美さんからの返事を待たずチェイスとともにセンタービルへと向かう。が少し距離がある。近くの橋から飛べれば・・・・そうだ!
「チェイス!ちょっと歯ァ食いしばれよ!」『バースト!キュウニ!デッドヒート!!』『ゼンリン!』
「剛?」
「行け!あの野郎を斬り伏せろ!!!」
チェイスの背中のタイヤをおもいっきりブン殴る。今までのストレスも込めて。殴られたチェイスは一直線にセンタービルへ飛んでいく。これならセンタービルに届くだろう。俺は最近知ったライドマッハーとライドチェイサーの合体機能を作動させライドクロッサーを完成させる。さて俺も追い付かないと。
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ガタックエクステンダーでトライドロンを追いかけること5分。異変がおきた。シフトカーがトライドロンと合体していくのだ。そして虹色の軌跡を描きながら走るトライドロン。そしてその車体は虹色の光に包まれ・・・・水柱を立てた。
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「死ね死ね死ねぇ!!」
004の連射してくるミサイルをシンゴウアックスを回転させながら防ぐ。しかし威力はそれなりにあるようでシンゴウアックスから軋む音がする。004は強敵だ。だがあの時は千冬がやられたことで焦っていたから倒せなかった。だが落ち着いていれば004の攻撃は単調で防ぎやすかった。ただ威力があるだけで。
「死ねぇ!ぐあっ!!」
「まだ生きてるみたいだなチェイス」
「死ぬかと思ったがな剛」
ライドクロッサーに乗った剛からの攻撃。効果は抜群のようだ。しかしこんな冗談をいえる分少し余裕があるようだな。いや少しじゃない。004の攻撃を煽りながら交わすところをみるとかなり余裕があるようだ。
「まだまだいくぜ!!」
「せいっ!!」
ゼンリンシューターとシンゴウアックスの連撃を食らってもびくともしないのは流石進化体といったところか。だがここで焦っては昨日の荷の前だ。焦らず着実に攻撃を加えていかねば。そして・・・・
「ライダーキック!はあっ!」
仮面ライダーガタックのライダーキックが004に命中する。加賀美新がここにいるということは・・・・やっとご登場か。
「待たせたなお前ら。織斑千冬・・・・リターンズ!」
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「どうやら私が寝ている間にことが進んで・・・・いないな。全く倒しておけというものを・・・・いや冗談だ」
「何故だ!俺が殺したはず!」
「言っただろ?リターンズだと。地獄の底から舞い戻ってきたんだ。拍手ぐらいしたらどうだ?」
『お喋りはここまでだ千冬。私たちの新たな変身を見せてやろうじゃないか!』
それもそうだ。ずっとこのまま話していても004は消えんからな。さあやってやるか。驚けよ剛、チェイス。
『ファイヤーオールエンジン!』
「いくぞベルトさん!!変身!」『start your engine!』
『ドライブ!タイプトライドロン!!』
トライドロンが複数のパーツになり私の体に装着されていく。そして中から出てくるずぶ濡れの遠坂。変身が完了したその姿はトライドロンを人形にしたようなドライブ、タイプトライドロンになった。これが私達の最強のドライブだ!
「さあ、ひとっ走り付き合って貰うぞ!」
004と3回目の戦い。あの時は後ろからいきなり撃たれたからな。この姿は初めてだが・・・・なるほどミサイルやレーザーが主力か。ミサイルを全て弾き返し004にぶつける。それに続いて拳と蹴りの連打。タイプフォーミュラよりスピードは劣るがパワーは上がっているみたいだ。
「この!なめやがってぇぇ!!」
「おっと、アレは地味にトラウマなんだよな。交代してくれベルトさん」
『OK運転を変わろう』
「死ねぇ!!!」
004のレーザーを片手で受け止め跳ね返す。がこれは私がやっているのではない。ベルトさんと運転を交代して・・・・まあ簡単に言えばベルトさんが弾き返した。これが一番簡単な紹介だ。
「な、なんだと!」
「悪いが私にそのような生半端な攻撃は通用しないよ。このタイプトライドロンはノータイムでアイアスを展開できるのだからね!!」
だそうだ。いやバリアをノータイムで展開できるのはかなり便利だな。そこまでは把握していなかった。て言うかベルトさんノリノリだな。戦い方に余裕と優雅さがある。きっと人間の姿をしていれば『後ろからプスッといきたくなるような髭の御方』に違いない。
『あーそろそろフィニッシュといこうかベルトさん』
「そうだね。運転を戻ろう」
「っと、さあこれで終わりといこうか」
『カモンッ!フレア!スパイク!シャドー!』
『タイヤカキマゼール!!アタック1・2・3!』
シフトトライドロンを操作してタイヤを3つ召喚する。そしてそれを1つに融合させて『アタック1・2・3タイヤ』を作製する。これがタイプトライドロンの強み=タイヤカキマゼールだ。更にシフトアップさせ四人に分身する。
「さあ避けきれるかな?せやあっ!!!!」
フレアの火炎弾、スパイクのトゲトゲ、シャドーの手裏剣を同時に四方向から放つ。全弾命中した004はその場に崩れ落ちる。しかしまだ立てるのか足を踏ん張っている。なら仕方ない。ダメ押しだ。
『スピード砲!』
『ファイヤーオールエンジン!!』
『ヒッサーツ!フルスロットル!!』
『フルフルスピードビッグ!大!砲!!』
「いくぞぉ・・・・はあぁぁぁぁ!!!!!!」
トレーラー砲から放たれたトライドロン型の光弾=トレーラースピードビッグインパクトは004を打ち上げて空中で爆発四散した。勿論コアも破壊して。
『nice drive!』
「やったか・・・・ふぅ」
「姐さーん!」「千冬!」「千冬さん!」「ちょっと冷えるから早くトライドロンに乗せて!!」
それぞれの言葉をかけられながら変身を解除する。悪いが浮かれるのは・・・・ベルトさんの話を聞いてからだな。
「さあ話してもらおうかベルトさん。あんたは何者なんだ?」
ベルトさんを取り囲むように集まったいつものメンバー。ベルトさんから聞きたいことがある。そう言って全員に集まってもらった。
『・・・・・・・・』
「黙っていても始まらないぞ」
『・・・・そうだね。全てを話そう。単刀直入に言うが私はこの世界の“ベルトさん”ではない』
「「「?????」」」
「ちょっと待って。じゃあ別の世界にもベルトさんがいるわけ?」
『その通り。私は『仮面ライダードライブ』の世界からきた。私の本名は『クリム・スタインベルト』という』
「クリム・スタインベルト・・・・この世界じゃ聞かないな」
それではこの世界はなんの世界なのだろう。『仮面ライダードライブの世界』ならドライブしかいないのだろうか?
『その世界で私は既に死んでおり、ドライブドライバーに意識を移して『泊進ノ介』と一緒に仮面ライダードライブとして戦っていたんだ』
「泊進ノ介ねぇ・・・・確かこの世界にもいるよね。確か上の方の階級だったけど」
「ああ、あの人には頭が上がらないよ」
しかしあのとき見た映像の泊進ノ介とは程遠い装いだがイケメンだ。
『その戦いの中で001との戦いがあったんだ。しかしその戦いで進ノ介と私は負け死んでしまったんだ。今回のように救命装置も起動できずにね。そして気づけばこの世界のドライブドライバーになっていたんだ』
「気づけばって、おいおいそこはもっとあるだろ。なんか熱い展開が!」
『まあ、あえて言うならば私は『織斑千冬と共に最後まで戦い抜く』ためにこの世界に来たのかもしれないね。何故千冬なのかは分からないがね』
「面白いことをいってくれるじゃないかベルトさん。なら私は『ベルトさんと最後まで戦い抜く』ためにドライブになったのかもな」
ベルトさんから聞かされた事実は正直現実味がないし嘘かも知れない。だが『最後まで戦い抜く』というのは嘘ではないと信じているぞ。これからもよろしく頼むよベルトさん。
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「甦ったんですか。ゾンビっスね」
「言ってやるな。それにあたしたちの相手は篠ノ之剛だろ?」
「んじゃあたしはチェイスか。マドカは勿論織斑千冬だろ?」
「当たり前のことを聞くな」
「それじゃあ準備なさい。戦いは近いわよ」
聞いているだけで胃が痛くなる。なんなのこいつら?ホントにヤバイよこいつら!
仮面ライダーWの強化版の仮面ライダーイージス
マスクドライダーシステムの仮面ライダーアラクネ
最強のアーマードライダーの仮面ライダーマルス
そして、ちーちゃんのデータから作られた仮面ライダーダークドライブ。
あーもうホントにここから出たいよ。んで早く伝えたいのに!こいつらよりヤバイのがいるってことを!!
はい!タイプトライドロン登場!え?分かってた?そうですよね。そしてまさかのベルトさんは『仮面ライダードライブ』のベルトさんだったことが発覚!!
このベルトさんは『001との戦いでマジで死んでしまった』ベルトさんです。つまり進兄さんも死んでいます。その他にも色々と面倒なことになっている世界になってます。
次回から6章です!千冬たちが別の世界に飛ばされるのですが一帯どんな世界なんだ・・・・でも次回は剛のデート回です。
今年の更新はこれで最後です。それでは皆様よいお年を。そして来年もひとっ走り付き合ってください!