千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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お久しぶりです 無限の槍製 です。

今年も『千冬ドライブのひとっ走り』をよろしくお願いします。てか前回からかなり間が空きましたね。

今回から新章突入です!千冬たちが別世界へ。そしていきなりの大問題!?

それではどうぞ!


千冬ドライブのひとっ走り サプライズワールド
別世界への入口はなぜ開いたのか?


004との戦いから約一月。あの戦い以降ロイミュードや亡国との戦いはなかった。いやホントに何事もないまま時間がたっていった。そして8月の中頃・・・・

 

「あつ~~~い。暇だ~~~」

 

非番の私は家で暇をもて余していた。ただいま家には私の他に一夏もいるがあいつはもう少ししたら出かけるらしい。つまり今後晩御飯まで暇と戦わなくてはいけないのは私だけになる。確かに休日にはやることがあるだろう。録画しておいた番組をみたり、借りてきたDVDを見ればいい。最悪この炎天下の中出掛ければいいが・・・・まあそれは最後の手段だが。

 

「千冬姉しゃんとしてくれよ。いつまでもグータラしてないで」

 

「こんなにも暇なのがいけないんだ!これだったら仕事した方がましだ!」

 

「じゃあ特状課にいけば?」

 

「それじゃあ折角の休みが台無しだろ!」

 

「じゃあどうすんだよ!?」

 

それを考えているのだ。どいつもこいつも仕事だデートだで誰も相手してくれないのだ。

 

凛はエミヤ博士とライドブースターの最終調整をしている。私も手伝おうと思ったが『千冬がいたら作業が遅れるから別に来なくていいわよ』と言われた。泣きそうになった。

 

チェイスはいつも何処にいるのか分からない。特状課で寝泊まりしているのかと思ったがフラッと何処かに出掛けていくのだ。恐らく他に寝る場所があるのだと思うが。まあ今日も何処かにいるだろう。

 

剛は一度アメリカに飛び大学の先輩のお見舞いに向かった。そして帰ってきて早々に彼女とデートだという。まったく剛は今すぐ爆発してもいいと思う。くそっ!リア充め!!爆発してしまえ!!!

 

くそっ!こんな日に休みを貰うんじゃなかった!!男もいない、友達も仕事だデートだ。しまいには一緒にゲームをしてくれそうな我が弟も出掛けていく。暇すぎてヤバイ。私の精神がヤバイ・・・・・・・・出掛けるか。

 

 

 

新都に来た。なんの目的もないまま新都に来た。新都に来れば何か目的が見つかると思ったが何もない。このまま何もせずに家に帰ってはトライドロンの燃料が無駄になっただけだ。せめて何か小物でも買って帰りたいが・・・・ん?あれは、

 

「剛じゃないか。つまりその隣の女が・・・・」

 

剛の隣を歩く翡翠のドレスを着た女。後ろ姿のため顔が分からないが何処かで会ったことがあるような・・・しかしお陰で目的が出来た。このまま尾行してあの二人を観察しようじゃないか。暇人の私にピッタリだ。それにその中で何か他の目的が出来るかもしれないしな!そうと決まりば早速追いかけてみるか。

 

「いきなり映画か・・・・昼時だしご飯を食べるかと思ったが」

 

映画館に入っていく二人。正直お腹すいたな。さて二人は何を見るのかな。

 

「『怨念2』大人二枚で」

 

おいちょっとまて。『怨念2』っていった?あれホラーじゃないか。私の嫌いなホラー映画じゃないか!何でそんなものを観に行くんだ! 彼女もワクワクしてるんじゃない!!因みに我が織斑家ではホラーは禁止している。家族全員ホラーが嫌いなのである。くそっ!いきなり尾行は中止か。まあ尾行なんて誉められたものではないしこれで正解なのかもな。

 

「ん?千冬ではないか。丁度よかった」

 

「ああチェイスか。何がよかったんだ?」

 

「映画を観ようと思うのだが一緒にどうだろうか」

 

チェイスは一人で映画を観ようとしていたのか。いやそんなことを言ったら私も同じようなものじゃないか。まあ暇人な私に断る理由もないが。

 

「いいぞ。それでどれを観るんだ?」

 

「すぐに観たいからな。この『怨念2』にしよう」

 

「え?ちょっ「大人二枚で頼む」・・・・」

 

こうして映画館の六番スクリーンに一人の女の叫び声が轟くのであった。

 

 

 

チェイスは映画を見終わったらさっさとライドチェイサーで帰っていった。いまだに私はゲッソリして涙目だ。思い出しただけで泣きそうである。ただいま剛たちはファミレスで食事中だ。しかし高そうな所を選ばない辺り二人で話しているのだろうか?私には分からないことだな。

 

「御待たせしました、ジャンボチョコレートパフェです」

 

さて食べるか

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お、あの人ジャンボチョコレートパフェ食べてる。あんなの食べるの姐さんぐらいかと思ってたけどいるんだな」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後服を買ったり小物を買ったりと比較的(私にとって)安全にデートを進めている。しかしデートを尾行するのもあまり面白くないな。気づけば剛は一人だ。御手洗いでも行っているんだろうな。仕方ない帰るか。帰ろうと駐車場に向かうと、

 

『千冬!高エネルギー反応だ!かなり近いぞ』

 

「いきなり喋るな!ビックリするだろ。それでどこだ?」

 

鞄の中からベルトさんが話しかける。一見すると何処からか声がするため回りの人はかなり不気味だと思うだろう。だが今は幸いにも人はいない。しかしロイミュードではなく只単なる高エネルギー反応。これは初めてのケースだな。現場に駆けつけてみるとチェイスと剛が先に到着していた。しかし剛の方が先に到着していたとはな。

 

「あれ?姐さん。ああやっぱりアレ食べてたの姐さんだったんだ」

 

「お前デートはどうした?」

 

「流石にこんなのが出たとなるとデートどころじゃないでしょ。愛歌には連絡いれましたし埋め合わせもちゃんとするよ」

 

剛が言う『こんなもの』とは、目の前に現れている穴だ。ワームホールというのだろうか?それは永遠と私たちの前で開き続けている。だいたいこういうのはいきなり吸い込まれて別の世界か過去か未来に飛ばされるものだが・・・・

 

「入ってみるか」「入ってみる?」「入ってみてみるか」

 

三者一致の意見。例えそれが危険なものだとしても我々三人は迷わず飛び込むだろう。そして飛び込む私達三人。目の前に広がる光に思わず目を閉じる。そして・・・・

 

 

 

 

 

私達は飛び込んだ場所に立っていた。

 

 

 

 

 

「あれ?変わってないね」

 

「だが人の気配がしないぞ。それにこの音は・・・」

 

音とはさっきから上を飛んでいる飛行機のようなもの。上を見てみるとかなりのスピードでビュンビュン飛んでいる。しかも時おりビームなんかも飛んでいる。もしやここは未来の世界か?

 

「あ!織斑先生!ってスーツはどうしたんですか?」

 

「山田君?そんなに慌ててどうした?それにあの飛んでいるのは何か分かるか?」

 

「はあ?何いってるんですか!冗談を言っている場合ではありませんよ!早くその二人を避難させないと」

 

「避難ってなんかあったの山ちゃん?」

 

「知らない人にも山ちゃんって言われた・・・・」

 

「千冬。あれは・・・・ISだ」

 

ISだと?上を見るとISの一機が落ちてくる。白いISだ。しかも人がISをまとっているのか?てかあの顔は・・・・

 

「織斑君!」「一夏!!」

 

「ヤバイなアレ!レッツ変身!!」『ライダー!マッハ!!』

 

「変身!」『ライダー!チェイサー!!』

 

剛とチェイスが変身しチェイスが一夏を助け、剛が追撃してくるもう一機のISを迎え撃つ。隣で山田君が驚いているが私もいかなくては。

 

「いくぞベルトさん!」『まて千冬!問題発生だ』

 

「問題?何がだ?」

 

『君はこの世界をどう思う?』

 

「どうって、そうだな・・・別世界か?」

 

『その通りだ。そしてこの世界に来たのは』

 

「私とベルトさんと剛とチェイスだけだろ?あ!」

 

『分かったようだね』

 

 

 

「トライドロンがない。つまり・・・・変身できない」

 

 

最悪だ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「何者だ貴様」

 

「てめぇこそ何者だ!」『シグナルコウカーン!マガール!!』

 

「いけっ!」

 

ビルの屋上からISを狙撃する。しかしISのファンネルですべておとされてしまった。全く面倒なやつだぜ。そんな俺達のもとへ飛んでくる紅い光。敵の増援か?

 

「はあぁぁぁぁ!!覚悟!!!」

 

「って箒!?」

 

箒だった。我が妹の篠ノ之箒だ。しかも身に纏っているのはISだ。それにしてもいつの間に箒はあんなにも勇ましくなったんだ?

 

「くっ・・流石は第四世代だな。ここは退かせてもらう」

 

「逃がすと思いまして?」「逃がさないんだから!」

 

と今度は青い機体と暗いピンク(マゼンタ?)カラーの機体がレーザーやら青竜刀で攻撃している。三機に囲まれ苦戦する敵の機体。それを眺める俺。もうあの三人だけでいいんじゃない?とか思ってたら形勢逆転になってしまった。まあ俺も仮面ライダーなんだし、ちょっとは貢献しないとな!

 

『ヒッサツ!フルスロットル!!マッハ!!!』

 

「てりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

キックマッハーは見事敵を・・・・スカッた。外しちまったぁぁぁぁぁ!!!!逃げていく敵の機体。ビルに激突する俺。唖然とする三人娘。ああもうどうしよう・・・・

 

 

 

「よ、よう箒。どうしたんだそれ?」

 

「何故貴方が私の名前を知っているんですか?」

 

「何でってお前の兄貴だからだよ。当然だろ?」

 

「箒さんお兄さんがいらしたのですか?」

 

「へぇ~はじめて聞いたかも」

 

「まてまてまて私に兄はいない!貴方もデタラメを言うな!」

 

なんて会話が有ったとか無かったとか。とまあそれは置いといてどうなってんだこの世界は?戦ってるうちに結構遠いとこまで来ちまったしまずは姐さんの所に戻らなくちゃな。

 

「全員無事か?」「皆大丈夫?」

 

また増えた。今度はプラチナとブロンドの女の子だ。ってか何で皆こんなスク水みたいなエロい服きてんだよ。やべぇよ目線が自然と胸元に・・・・

 

「ってイテテテテテテ何しやがる!?」

 

「嫌らしい目で私達を見たな。この体をマジマジと見ていいのは一夏だけだ!」

 

「なんでさ!?」

 

「とりあえず連行する。お前のベルトも気になるしな。まあ調査が終わればお前は私の射撃訓練の的になるが」

 

「なんでさーーーーーー!?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「織斑君は無事ですよ。命に別状はありませんし明日には退院出来るそうです」

 

「そうか・・・・はぁよかった」

 

「やっぱり弟さんですものね。心配して当然ですよね」

 

「当たり前だろ。私のただ一人の家族なんだからな」

 

「ってあれ?いつもみたいに怒らないんですか?」

 

「怒る必要がないだろ。家族ネタで怒るのはストレスがたまりまくったバカか心の狭い奴だな」

 

「ほう、つまり私はバカか心の狭い人間だと」

 

「え、ええええ?!???!!?!??」

 

山田君と話していると背後から話しかけられる。その声は毎日毎日嫌というほど聞いている声。振り向くと目付きの悪い女。

 

「しっかし自分の目の前に自分がいるというのは気持ち悪いな」

 

「それはこちらの台詞だ織斑千冬。何者だ貴様」

 

こうして相対する私と私。千冬と千冬が出会った瞬間だった。




千冬たちがたどり着いたのは『ISの世界』です。つまり原作に近い世界です。近いというのはほんの少しだけです。まあそんなに気にならない程度で。

時間軸はキャノンボールフェストぐらいです。千冬ドライブの季節と違いますがまあ別世界ということで

トライドロンがなく変身できない。ならばどうするか?IS学園の人ならマッハドライバーぐらい・・・・

次回は千冬VS千冬が勃発!それからいろんな生徒との交流もあります。

それでは次回もひとっ走り付き合ってください!
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