千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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エミヤ「久しぶりだな。私がこんな形で登場することになるとはね。いやなに、たまにはこういうのも悪くないさ。

今回はバトル多めだ。因みに3人のライダーはマッハ、チェイサー、ガタックだからな」


激闘の1週間 決戦 3人のライダーと凛の3日目

「トップスピードだ!」『バースト!キュウニ!デッドヒート!!』『シグナルコンカン!カリバー!!』

 

「いいねいいね!!その調子だ!」

 

戦闘開始から既に一時間。降りしきる雨のなか、赤い閃光と白銀の天使が拳を交える・・・・なんてカッコイイこと言ってみる。戦況は五分五分。ロイミュードも既に何体か倒したがその分メディック、ブレン、ハートがその穴を埋める。数も戦力的にも向こうに少し分がある。

 

「前よりもずーっと強くなってるね!嬉しいよシノノノゴウ!」

 

「テメェは変わらねぇな!まあそっちの方がいいけどな!」『バースト!エクス!カリバー!!』

 

ベルトのスイッチを連打してコウリンカリバーを光の剣に変化させる。その姿はまるでアーサー王伝説の聖剣エクスカリバーだ。

 

「おら吹き飛べ!!」『ヒッサツ!バースト!フルスロットル!!カリバー!!!』

 

「そうはいかないよ!」

 

こちらの一撃に対してメディックは無数の光の鞭で応戦する。徐々に威力が殺されていくがメディックの方もギリギリみたいだ。これなら押しきれる!!

 

「うおおおおおおっ!!」

 

「はああああああっ!!」

 

 

しかし押しきれず互いの攻撃でスパークが起きる。目映い閃光。光が晴れた頃にはクレーターが出来ており何体かのロイミュードが巻き沿いを食らっていた。

 

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『イッテイーヨ!!』

 

シンゴウアックスでロイミュードを数体倒す。下級ロイミュードは既に両手で数えれるぐらいになった。剛はメディックと。加賀美はハートと戦っている。俺はブレンと戦っていたが、下級ロイミュードを倒したとき、そこにブレンの姿がなかった。ハートやメディックを置いて逃げるとは考えにくい。となると、

 

「もうすぐ001が来るのか?」

 

ブレンは001は遅刻しているといった。そしてこの状況だ。恐らく001を迎えに行っているのだろう。ならばさっさとここの戦いを終わらせねば。001が相手では俺達3人では難しいかもしれない。せめて千冬が居てくれればどうなるかわからない。

 

「まったくこんなときに何処に行っているのやら!!」

 

『ヒッサツ!フルスロットル!!チェイサー!!!』

 

チェイサーエンド(回し蹴りversion)で下級ロイミュードを殲滅する。これで残るは3人、いや001を含めて4人か。戦況を考えてまずは剛に合流するのが先決か。

 

「剛は・・・・あっちか」

 

試験場から少し離れた道路から斬撃音が聞こえてくる。剛がコウリンカリバーで戦っているのだろう。すぐに合流に向かうべきだな。剛の元へ行こうとすると、

 

「!!・・・・お前たちは亡国の」

 

亡国の雑魚どもが行く手を阻む。加賀美の言うには「大したことはない。でも蘇生能力が厄介」と言っていた。戦闘力はあまりないが蘇生能力を生かして攻めてくると。脅威ではないが面倒だな。

 

「仕方ない。消えてもらうぞ」『tune super chaser!!』

 

仮面ライダー超チェイサーに変身し雑魚を蹴散らしていく。しかし何故ここに亡国の敵がいるんだ・・・・?

 

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外は爆音が響き、中ではパソコンのキーボードを叩く音が響く。現在急造品のマッハドライバーを製作中。これを誰がつけるのか?勿論私がこれで変身する。私の尊敬する李書文直伝らしい言峰式八極拳という複雑な技を使えばロイミュードぐらい倒せるでしょ!

 

「・・・・・・・・っ!?」

 

突然頭痛がする。そして流れ込んでくるとある記憶。ついこの間まで忘れていたとある人物との記憶。何故その記憶が今流れ込んできたのかは分からない。正直混乱している。でも体はキーボードを叩いている。体は正直なものね。さっさと完成させなきゃ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「クロックアップ!」『CLOCK UP!』

 

「!?・・・・なるほどな。まったく見えん」

 

まさか俺がハートと戦うことになるとは。これも千冬がいないせいだ!今俺はシグナルマガールの力で自由に動け、クロックアップで更に有利に動けている。しかしハートはクロックアップにも対応できてきている。慣れてきているのか?こいつは厄介だな。

 

「ライダーカッティング!!」『RIDER CUTTING!』

 

「なかなかお前でも楽しめるなぁ!!」

 

「言ってろ!」

 

ハートの死角からライダーカッティングを叩き込む。がハートもこれに対応してくる。千冬はいつもこんなバケモノじみた奴と戦っているのか。こいつは骨が折れるな。物理的にも。

 

「うおりやああああああっ!!」

 

「うおおおおおおっ!!」

 

ライダーカッティングはハートの腕を切り落とす。しかしダブルカリバーはへし折れてしまった。腕硬すぎだろ!

 

「ぐっ!ハハハ・・・やるじゃないか青い仮面ライダー」

 

「折れちまったか・・・・こうなったらステゴロでやるしかないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その必要はないぜ。ここで死ぬんだからな」

 

行きなり飛んでくる8本のレーザー。これが使えるのは一人しかいない。

 

「久しぶりだなクワガタ!あの時はよくも邪魔してくれたな」

 

オータムが暗闇に立っていた。しかも人を二人抱えて。人質のつもりか!

 

「オータム!なんでお前がここにいる!!」

 

「なんで?愚問だろ。テメェらを一網打尽にするためさ」

 

そう言うとオータムは人質を放り投げた。その顔は見覚えがあった。全身がボロボロになった織斑千冬と緑色の服の男=ブレンが、そこに倒れていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ホラホラホラホラ!!!!」

 

「チッ!なんでテメェらがここにいんだよ!」

 

「勿論あなたたちをここで始末するためよ」

 

「成程ね。互いに消耗しきった今を狙ってたわけ?」

 

「そう言うことっス」

 

メディックとの戦闘中に仮面ライダーイージスと仮面ライダーマルスが乱入してきた。しかも大量の戦闘員まで。まったくメディックの言うとおりなら最悪じゃねぇか。

 

「ほら疲れが見えてきてるわよ?」

 

「これで疲れねぇ方がおかしいだろ!」

 

「くっ!こっちもギリギリなんだけど?」

 

「ほら目の前の事に集中しな!」

 

やっべ、かなりキツいぞこれ。メディックだけでもかなりキツかったのに仮面ライダーが二人も増えて戦況は最悪だ。せめてチェイスがいてくりゃ。

 

「呼ばれた気がした」『ヒッサツ!フルスロットル!!チェイサー!!!』

 

「・・・・・・・・おせえんだよポンコツ」

 

チェイスがライダーキックしながら乱入してきた。もっとマトモに来てくれ。しかし形勢逆転だな。

 

「ほらこいつ使えよ」

 

「ん?いいのか」

 

「壊したら弁償な!」

 

「いいだろう。てんこ盛りだ!!」『ライダー!デッドヒート!!』『シグナルコウカン!カリバー!!』

 

ええっと?チェイサーの姿でデッドヒートとライノスーパーバイラルコアを使って更にシグナルカリバーを装備した?ほんとにてんこ盛りだな。タイヤコウカンまでしたらほんとにやべぇな。

 

「仮面ライダーてんこ盛りチェイサーと呼んでもらおう」

 

「「ダサッ!!」」

 

「行くわよてんこ盛りチェイサー!!」

 

「「!?!?」」

 

「さあ構えろてんこ盛りチェイサー!!」

 

「「もうツッコまない!!」」

 

しかしそのふざけた名前とは反対に性能はバケモノじみている。だいたいデッドヒートにライノの力をプラスしてコウリンカリバーとシンゴウアックスを振り回しているんだ。弱いわけがない。しかも隙がない。こいつは敵にはしたくないな。

 

『バースト!エクス!カリバー!!』

『ヒッサツ!マッテローヨ!』

『ヒッサツ!フルスロットル!!カリバー!!!』

『イッテイーヨ!!フルスロットル!!!』

 

「終わりの時間だ」

 

もうあいつ一人でいいような気がするが俺もやらなきゃな。

 

『ヒッサツ!フルスロットル!!マッハ!!!』

 

「「うおおおおおおっ!!!」」

 

ダブルライダーキックはマルスとイージスをぶっ飛ばした。以前この二人には俺達二人では勝てなかった。でも皆の力をプラスしていけばいつかは勝てる。

 

「「どうだ!!これが俺達の力だ!!」」

 

「・・・・・・・・・・息ピッタリだねチェイス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「漫才は終わりか?なら終焉だ」『ヒッサーツ!フルスロットル!!ネクスト!!!』

 

俺達に頭上から無数の青い光が襲う。しかも変身が解除されてしまった。今の攻撃はいったい誰が?

 

「!?姐さんの言ってた偽物か」

 

「偽物か・・・・お前も私をそう言うか?チェイス」

 

「人間からみればお前も俺も偽物だ」

 

「そうか。だがこの世界偽物が本物に劣ることはない。もしかすると本物より強いかもしれんぞ?」

 

ダークドライブは俺達のもとに何かを投げる。それはロイミュードの顔だ。見たことのないやつ。まさか、

 

「001!?」「フリーズ!!」

 

「こいつが001?まさかあいつが殺ったのか?」

 

「思った以上に楽だったぞ。コレがボスとは拍子抜けだな」

 

「貴様っ!!」

 

「ふっ激昂したところで何もできはしまい。ほらそこの3人もさっさと立てれ」

 

「あら?少しぐらい寝かせても良いじゃない。少しは痛かったのよ?」

 

「人使いが荒い後輩だぜ」

「まったくっス」

 

おいおいマジかよ。俺達の攻撃が効いていなかったのか?敵は3人、こっちは動けない。万事休すか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!!』

 

『オレンジスカッシュ!』

 

その時緑と黒とオレンジの閃光が敵の前に落ちた。こんな状況でこの二人はかなり嬉しい参戦だ。

 

「『さあ、お前らの罪を数えろ!!』」

 

「ここからは俺達のステージだ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クロックアップ中の戦い。ダブルカリバーがない今の状況でかなり戦闘がキツい。ハートもクロックアップに慣れただけであって完全に見切れた訳じゃない。ハートの助太刀もあまり期待できないだろう。

 

「はっ!双剣がなきゃその程度か?」

 

「くそっ!そんなわけないだろ!!」

 

「諦めな。それがお前の限界だったんだよ!」

 

「ぐっ!ぐあっ!」

 

オータムの右ストレートが顔面にヒットし変身が解除されてしまう。こいつはヤバイな。

 

「さあフィニッシュだ」『RIDER KICK』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだだ!こんなとこで終わらせるか!!白騎士!」

 

白銀の一撃がオータムの4本のアームを粉砕し、オータムを吹き飛ばした。吹き飛ばしたのは白い騎士。その輝きは夜の世界を照らした。




エミヤ「ふむ、やはり千冬は不死身の肉体なのだろうか?そしていつのまにか殺られている001。ぶっちゃけ作者曰く『001の出番がない。どうしようか』と悩んでいたからな。まあ無理に出すよりこうして『いつのまにか死んでた』とした方がよかった・・・・のだろうか?

次回は3日目ラストだ。復活した千冬と参戦したWと鎧武。さて戦況はどう動くのか。次回もひとっ走り付き合ってくれ」
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