千冬ドライブのひとっ走り   作:無限の槍製

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どうもお久しぶりです 無限の槍製 です

最近はこの物語の登場人物に前書きを書いてもらってました。さて今回は決戦の前。千冬が『仮面ライダー』として戦う最後の決戦ですからね。

ではどうぞ!


激闘の1週間 決戦の前に 千冬の4日目

目が覚めたのは午前9時。昨日の激闘が終わったのは午後8時ぐらいだった。そこから特状課に戻りすぐに眠りについた。体のダルさは残っていないが痛みが多少残っている。

 

「む、私が最後だったか」

 

周りを見渡すと既に起きている面々。遠坂、剛、チェイス、加賀美刑事、左、フィリップ、葛葉。この狭い特状課の部屋にこんなに人がいては蒸し暑くなるだろうが。

 

『いやあんな激闘の後なのだ。一番理想的な睡眠が出来ているのは君だよ』

 

「あいつらはそんなに寝てないのか?」

 

『君が起きる2時間前には起きていたね』

 

早起きなことだ。しかしよくそれだけでいいな睡眠。出来ることなら家の布団で寝たいものだ。

 

「さてと。全員起きたことだしこれからのことについて計画を練るぞ。まずは敵についてだ。分かってることがあったら言ってくれ」

 

「左が仕切るのか・・・・」

 

『ならば私から一つ。敵は『小川マンション』をアジトとしている。これは千冬も確認済みだ』

 

「小川マンション!?それって」

 

「ああ沙条愛歌、お前の彼女の家だったな」

 

あの時私はマドカを追って小川マンションに乗り込んだ。そこで行われた私VS亡国の戦い。結果はお察しの通り惨敗だった。いやまさかあそこまでボコボコにされるとは思わなかった。慢心ダメ絶対だな。

 

「乗り込むにしても住民のことがあるな。てかお前が戦ってるときはどうしたんだよ?」

 

「ん?ああ恐らくあのマンションに何かしら仕掛けを施していたんだろう。誰も来なかったしな」

 

「仕掛けねぇ・・・・まあ昨日の一件で避難してるとは思うがもしものことがある」

 

「そおいや凛はどうやってマッハドライバー作ったの?グローバルフリーズの中じゃ作れなかったんじゃ?」

 

「ああそれね。この部屋だけ重加速を打ち消す装置を起動させてたの。ドライブやマッハにも使われているコアをね。名付けて『コアドライビア』よ」

 

成る程なだからドライバーを製作できていたのか。まあ間に合わなかったがな。

 

「だいたい今回のグローバルフリーズは世界規模じゃないのよ。推定でもこの冬木の町を覆ったぐらい。まあロイミュードの数が少なかったのもあるかもだけど」

 

「成る程ね。そういやあの3人は何処に行ったんだよ」

 

「恐らく外にいるだろう。あの3人も怪我をしているからな。そこまで動けないと思う」

 

あの3人は外にいるのか。どうりでここにいないと。

 

「んじゃ次だ。何かねぇか?」

 

「それじゃあ僕から。あのイージスとかいう仮面ライダー。恐らく人の考えていることが読める力を持っているね」

 

「人の考えていることを?そうかあの時の違和感はその力のせいか」

 

「だから俺達の攻撃を先読みしたり出来たのか。厄介だな」

 

考えていることが読める。要するに『心が読める』か。だから私の攻撃も止められたのか。

 

「うーん・・・・こうなりゃ誰が誰と戦うのか、それも考えなきゃいけねえか」

 

「悪いけどイージスは俺が倒す。何度も負けっぱなしってのは嫌だからね」

 

「なら俺はマルス、スコールを倒そう。俺も負けっぱなしは嫌だからな」

 

「だったら私はオータムだ。そろそろあいつと決着をつける」

 

「ったくどいつもこいつも好き勝手言いやがって・・・・だったら俺とフィリップは剛をサポートする。そこまで言ったんだ、キッチリ勝ってこいよ」

 

「OK!任せといてよ」

 

「なら俺はチェイスをサポートするぜ。俺の力がありゃチェイスに絶えず武器を与え続けれる」

 

「いいだろう。お前の武器、俺が完璧に使いこなしてやる」

 

「千冬は私がサポートするわ。マッハドライバーもあるし千冬と一緒に戦うわ」

 

「そうか、ありがとう遠坂。よろしく頼む」

 

こうして『マッハ&Wチーム』『チェイサー&鎧武』『ドライブ&遠坂チーム』の3チームが完成した。それぞれイージス、マルス、アラクネを打倒として。さてあの3人にも協力してもらおうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特状課を出るとそこは荒れた教習所が広がっている。直すのにはいったいどれくらい時間がかかることか。そんな荒れた教習所のベンチに座っている3人。

 

「腕は・・・・生えてこんか」

 

「そうだな。俺は緑色の宇宙人じゃないしな。メディックも機能が少し損傷していて治療が出来なくてな」

 

「すまないねハート。まさかここまでポンコツに成り果てるとは思わなかったよ」

 

「全くですよ。誰がハートの傷を治すのですか」

 

「そう怒るなブレン。剥げるぞ?」

 

「もうハゲハゲですよ織斑千冬!」

 

3人とも元気そうだ。どちらかというとこいつらの傷は私たちがつけたようなものなのに。それでも3人は気軽に話してくれる。なんとも嬉しいな。

 

「で何しに来たんだ?ただのお喋りじゃないだろう?」

 

「ああそうだな。単刀直入に言う。亡国を倒すために協力してくれ」

 

「・・・・そうだな。良いだろう」

 

「そうか、ありが「但し一つ条件がある」・・・・なんだ?」

 

「その戦いが終わったあとに、俺達と決着をつけてもらう。たとえどんな状況でもな」

 

「・・・・分かった。決着をつけよう」

 

一つの条件で新たなチーム『ガタック&ロイミュードチーム』が生まれた。目的は雑魚の処理と民間人の避難。少々不安が残るが・・・・まあ大丈夫だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰ると玄関が開いていた。いつもなら当然のことだが、今は避難警報が発令中なのだ。なのに玄関が開いているということは、

 

「やっぱりいたか一夏」

 

「お、帰ってきたんだ千冬姉。待っててすぐなんか作るから」

 

いつもなら『いや構わん。すぐに出る』なんて言ってしまうが、今回は何も言わなかった。いや言えなかった。恐らくこれが仮面ライダーとして戦う最後の戦いになるだろうから。

 

「はいどうぞ。ごめんなこんなのしか作れなくて。俺もさっき帰ってきたところだから」

 

「避難警報が発令中だろうが。何故帰ってきている」

 

「いや何となくさ千冬姉が帰ってきそうな予感がしてさ。だったら飯でも作っとていてやろうかなって。あ、新しいスーツはそこにあるから」

 

「・・・・まったく。出来の悪い弟だ」

 

「む、悪かったな出来の悪い弟で」

 

「いや・・・・ありがとう」

 

軽食を食べ終えると新しいスーツを着る。うんいい感じだ。

 

「あ、そうだ一夏。こいつを」

 

「なにこれ?ミニカー?」

 

「お守りだ。それがあるかぎり私は絶対帰ってくる。だから待っていてくれ」

 

「千冬姉・・・・まるで戦に行くみたいだ」

 

「ふっ、そうだな・・・・では行ってくる」

 

「うん。行ってらっしゃい」

 

玄関を出る。トライドロンに乗り込む。たったそれだけの行為でも凄く時間がかかったみたいだ。もしかしたらここにはもう帰ってこれないかもしれない。それでも私は行かなくてはいけない。待っていろ皆。私は絶対帰ってくる。

 

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「行くみたい、じゃないよな千冬姉」

 

千冬姉に預けられたお守りをみる。それは赤いミニカー。それを俺は知っている。あの時助けてもらったとき仮面ライダーはこれをつけていた。そして千冬姉からこれを渡されたとき確信した。

 

ーーーーー皆のヒーローは、こんなに近くにいたんだと

 

「絶対帰ってきてよ千冬姉。俺待ってるから」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして日付は次の日へ。亡国も仮面ライダーが乗り込んでくると考え待ち構える。一人を除き。

 

仮面ライダーたちは準備を進める。亡国を倒すため。一人の人間を助けるため。

 

そして戦いは始まる。最初の戦いは教習所の駐車場で。時計の長針は後2分で12時を指す。対峙する二人。そして動いたのは同時だった。




次回は遂に亡国との最終決戦。こいつらを倒せば戦いは終わる・・・・と思うか?いいやまだロイミュードがいる!そして●●もスタンバってます。

次からはバトルばっかり!しばらくバトルばかり!
では次回もひとっ走り付き合ってください!
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