「ねぇ、くっし~。さっき言ってたEPSっていつ使用できるの~?」
他薦せれまくったクラス代表を、アークルナ・フリート総旗艦であり、AST社のCEOもしているという理由で辞退し、聖護に代表を任せてから数時間後。食堂で天ぷら定食を食べていた俺に布仏本音(本人曰くのほほんと呼んでで良いらしい)が、友人らしき水色の髪の眼鏡少女と共に現れ、そう聞いてきた。
「ウチのマッドな工作艦のアカシが、海域強襲制圧艦のアカギとカガに協力を頼んで製造したらしくて、昼イチの授業には持ってくる」
俺の言葉に、本音の友人がおずおず手を挙げてきた。
「……本音曰く、ロボットらしいけど、どんなの?」
「えっと「更識簪、簪で良い」分かった。一年三組のみ使用するEPSは、EOSをモデルにしているけど、俺が知る限りのロボットアニメやゲームに出てくる機体を実機として再現している。しかも、男女問わずに使用できてISよりも使い勝手が良いくらいのスペックがある。っと……確か簪は専用機を製作している最中らしいけど、ウチのG-ISフレーム、使ってみないか?」
『G-ISフレーム?』
「俺が作製したバルバトスとプロトゴウヨウに使ってるG-ISフレームと同一の型なんだが、3機余っててな。装甲材も大量にあるから、いっそのことソレ使って専用のIS作ったらと思ってな」
「じゃあ、私も持てるの~?専用機」
「あぁ、お望みならね。但し、生半可なISよりも高性能かつ使い勝手の良いISになるから、一年一組の担任の世界最強がなんだかんだ理由付けて奪おうとするだろうから、ソコは要注意だな」
俺の言葉に簪は、本音以上のキラキラ目をして俺を見つめている。ラ、ラウラ並みの可愛さだと言うのか?お持ち帰りしてー。
「簪はどんなのが好きなんだ?」
「……イクスブラウにマドロック」
「もしかして、面制圧可能な武装のメカ?」
「……そう」
面制圧可能な武装のメカ。でもイクスブラウを挙げたってことは、クロスレンジ戦闘能力も考えてるのか。ラウラと考えは似てるな。とっつき系の武装はシャルが使いたいらしいし、ライガーゼロのCAS使うか。
「判った。なら、コアを持って放課後に海岸へ来てくれるか?アークルナ・フリートに行くから」
俺の言葉に簪は本音と共に頷いた。轡木さんには諸々の許可を貰ってるし、世界各国の代表や国際IS委員会には代表候補生がウチに所属したい場合、拒否出来ないようにさせてるから問題なしだ。
そう考えていると、ローター音が聞こえ、オスプレイのような可変ローター翼を持つ大型の輸送機、ブラストが5機姿を現した。
搭載機数10機だが、現在の搭載機数は各機6機に各種弾薬や消耗品である。
「一応は、訓練機と言うことにしてるが本当は専用機と同じなんだよな。聖護から聞いてた自己中掃除道具と勘違い女がどう動くかが、問題だな」
小さく呟いた俺の言葉は、誰にも聞こえなかったが、頭が痛くなる状況が生まれるとは、思ってもいなかった。
活動報告コメントにありました機体の1つ、イクスブラウを簪の専用機にと考えましたので、打鉄弐式には可哀想ですが、弐式には改造されません。弐式ファンの方がおられましたら、申し訳ありません。
また、簪が好きなアニメが作者さんごとに違うので、判断つきかねたのでこの作品では、ロボット系のアニメが好きであると言うことにしました。