原作アルペジオの霧の艦隊と違って、蓮華君は海上封鎖何て考えていません。唯、怒りに触れた存在には容赦しないだけです。
それにしても、文才が欲しい。他の作者さんの文才が羨ましい。
ヤマト達霧の艦隊と別れてドイツへと潜入した俺は、ラウラやクロエのいる研究施設の近くの森に隠れていたのだが、同行者が一人いた。
あの迷惑神アンバーが、艦隊と別れた直後の俺を送り込んだ世界で知り合い、最高神の手で戻る俺と離れたがらなかった為、俺と共にこの世界へとやって来た北方悽姫ことほっぽだ。
そして、俺の額の中央にある天宙眼(サードアイ)と身体に融合し、全身に根を張った8個の奇魂(くしみたま)が新たに顕現した事だ。
しかも、このサードアイは眼とついているのだが、五感系の器官ではなく、電子機器とアクセスする能力があり、その関係上、MMTI(マン・マシン・テレパシック・インターフェイス)機能とナノマシンの保有と生成、気の感知と把握及び操作能力を備えている魔眼の一種と言われれば、多少は納得できる。
「しかし、何で悪巧みする輩は地下に隠れたがるかな?」
「殲滅スルノ?レンカ?」
「救出目標の保護が、最優先だな。まぁ、邪魔者は排除するけど」
現在、ラウラとクロエは俺の足下の逃走経路を通過して、200メートル先の出口に向かっていた。
俺の船体であるカグラナギホノカグツチは、そこから50キロ離れた場所の海中に潜航している。
「レンカ、見ツケタ!」
俺と共に走り出したほっぽは、直ぐに地上へと脱出したラウラとクロエを発見し、北方悽姫としての艤装を展開、二人をアームでかっさらって担ぎ上げた。
「あ、あの……貴方達は誰ですか?」
ほっぽに担ぎ上げられた少女の片方、目を閉じている事から、クロエだと判った方がそう聞いてきた。
「詳しい事は、後で話す。君達を助けに来たんだが……ほっぽ、後方に追っ手30」
「ワカッタ。スピードヲ上ゲル」
俺の言葉に答えたほっぽは、直ぐに走るスピードを上げ、引き離しに掛かった。
メンタルモデルと同等の身体能力を備えている上、逃走経路をあらかじめ考えていた事から、俺達は無事にカグラナギホノカグツチの艦内に戻れた。また、ラウラとクロエの体内に埋め込まれていた発信器は、サードアイの能力で破壊しておいたし、後は研究施設の消滅だけだな。
「access、アル・イスカンダリア・システム、起動。起動モード、フォール・レインを選択。殲滅ターゲット、ロックオン。発射!」
俺がそう呟いた直後、天から光の柱が何本も施設目掛けて降り注ぎ、巨大な爆発が発生した。
「二人共、無事か?」
「はい、大丈夫です。貴方達は一体、何者何ですか?」
「俺は、ある神が唯暇だからというふざけた理由で殺され、その神が断り無しに、その神が面白そうだと思った世界へと転生させる前に、別の神と最高神の手で救われ、この世界へとやって来た転生者だ。それと提案なんだが、二人共、ウチに来ないか?」
「目的は、何ですか?」
「この世界に来た以上、俺にしか出来ない事があるんだろうけど、今は分からない。何か有れば神様から連絡して来るだろう。それと、俺達の技術なら、君達の能力を安定化させて、デメリット無しに出来るけど、どうする?君達は生きているのだから、明日や夢、幸せを掴む権利がある」
「転生…ですか?にわかには信じがたいのですが」
「確かに、言葉だけでは信じられないだろうけどさ。二人がいまさっき目にした光景を作り出した兵器を、目にしたり、聞いたりした事ある?」
俺の言葉に、二人は揃って首を振って否定してきた。
「現実は、喜怒哀楽を生み出して突き付け、決してその存在は否定できないしさせてくれない。そして荒唐無稽な話だろうと、現実に存在するなら現実だ」
「では、先程のは」
「迷惑な死を俺に与えて好き勝手した神と、俺を救いこの世界に転生させてくれた二人の神様がくれた転生特典という名の特殊能力の一部だ」
俺の言葉に、ラウラとクロエは頷いた。なんとか信じてくれたみたいだ。それにしても、ラウラは人見知りするのか、クロエの後ろに隠れていたけど、隠れきれてない。何ですか?この可愛い生き物!
まぁ、その後は半メンタルモデル化の技術を使って二人を半メンタルモデルにして、能力の安定化を行った。
これは、俺のアドミラリティコアを使って二人に合うメンタルコアを作成し、植え付けると共に二人の船体も作成可能な量のナノマテリアルも俺の船体内で生産した。
さて、後はアメノミハシラに帰還するだけだ。
はい、弩チート攻撃でラウラとクロエのいた研究施設を消滅させた蓮華君です。
後は、シャルロットの救済と天災兎さんとの出会い、雨や秋、Mの救済ですね。
それが終われば、原作に入ります。
一応、原作にあったクラス対抗戦や臨海学校、タッグマッチ、学園祭は入れるつもりです。