まぁ、主人公の敵を考えると、出番無いんで問題なし。
兎さんは、神出鬼没ですから!
「何なんだ?このカオスは」
ラウラとクロエを連れてアメノミハシラに帰還した俺は、目の前の状況に対して思わず、そう呟いた。
アメノミハシラのメンタルモデル、シーラを抱き締めたウサミミの女性は、不思議の国のアリスコスをしており、ヤマトはラウラが気に入ったのか艦コレの島風コスやビスマルクコス等、大量の衣装をラウラに着せていた。
クロエは、ヤマトに協力している上に、かなり嬉々としている。
「ムサシ、何で篠ノ之束が此処にいる?」
「総旗艦が帰還される一時間前に、アメノミハシラの哨戒網をくぐり抜け、やって来ました。何でも、我々霧の艦隊に対して、保護を求めたらしいのです。対価として、ISのコアを4つ、持参したそうです」
「シーラ!現状の戦力は、どれくらいある!」
「は、ハーフメンタルモデルの蓮華さんの船体である神戦艦、カグラナギホノカグツチに、超戦艦のヤマト、ムサシ。大戦艦のナガトにコンゴウ、キリシマ、ハルナ、ヒュウガ、イセ、ヒエイ。巡洋戦艦のレパルス。重巡洋艦のマヤにタカオ、アシガラ、アタゴ、ミョウコウ。軽巡洋艦のナガラにヴァンパイア。海域強襲制圧艦のショウカク、ズイカク、レキシントン。イ400、イ402。給糧艦のマミヤ。MVFーX1620機、ドレッドノート1輌、アルトドラグーン・リーゼ、以上が此処にある覚醒済みの総戦力です」
「れー君!束さんからのお願い事なんだけど、フランスに行ってくれない?」
「フランス?何でだ?」
「フランスのデュノア社が、ISをテロリストに売ってる上に、人体実験してるんだ」
「潰せ、という事か?」
俺がそう言った直後、索敵範囲、それもすぐ真横に反応が現れ、一隻の潜水艦が浮上した。ロシアのタイフーン級原子力潜水艦だ。
微細動タイルに水流ジェット推進システムによる高静穏性能で、此処まで来たのか。
この世界に転生して覚醒してからドイツの研究施設の消滅、さらには、此処までの道中、嫌な視線が感じられたが、衛星での監視か?
「此方は亡国機業の使者です。敵対する意思はありません」
潜水艦から出てきたのは、亡国の雨、秋、Mことスコール・ミューゼルにオータム、マドカだ。
俺は、クラインフィールドをタラップとしてタイフーン級と繋げると、3人を移乗させた。
「此処に来た理由は、おそらくだが分かっている。亡国機業と我々霧の艦隊の同盟を締結に来たんだろう?」
「はい。偶然、我々の監視衛星のカメラが貴殿方の姿を捉え、さらには研究施設の消滅により貴殿方の戦闘能力を知りました。故に、上層部は貴殿方との同盟を結びたいと」
「確かに、ソコは警戒してなかったな。だがもう既に、亡国のアジトは全て消滅させている。更に、君達の体内のナノマシンも既に機能停止、無力化している」
「「「なっ、なに!?どういう事だ?」」」
「簡単だ。彼らは自らよりも強大な力に対し、欲望を以て操ろうとした。その情報も、帰還する途中で入手した」
亡国のアジトを消滅させたのは、帰還する途中で、我々霧の艦隊をメンタルモデル含めて知った亡国の首脳陣が、不躾な自主規制行為を計画したのを知り、俺がそれにキレたからだ。
アジトにいる連中の所に突撃し、直死の魔眼で四肢を切断した上にアル・イスカンダリアシステムを使って自動追尾。浸食弾頭ミサイルの雨とアル・イスカンダリアシステムの最大出力攻撃を食らわせてしまった。
ナノマシンに関しては、サードアイとハッキング能力を使用したから、アッサリ完了。
「我々霧の艦隊は、ある目的がある。まぁ、人類の殲滅ではないから、安心してくれ。3人は、此処に居れば良い。おっと、そう言えば、あのタイフーン級は良い出来だ。多少、油断してたとは言え、至近距離まで接近したのだからな」
俺はそう告げると、ヤマトが然り気無く出してくれたMVFーX16に乗り込み、VTOL発艦。
フランスに向かったのだった。
残すは、シャルロットの救済ですね。一応、原作突入位に、女神から連絡して敵判明にしようかと思っています。
ちなみに、ウチのスコールはオータムと付き合うレズビアンではなく、男性への恋愛感情があります。オータムやマドカのお姉さん的存在です。
目指せ、艦隊のお母さん。目指せ、第2のマミヤ。