インフィニット・ストラトス〜スカルハート〜   作:〜レオス〜

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お待たせしてすみません!

えっ…別に待ってなかった…?そんな悲しいこと言わないで………はい、滑ってますね、そんなことわかってます(泣)

今回は少し短め!




第十話 少年少女たちの休日

「ん…んん〜………」

 

シャルルがシャルロットだということがわかって数日、再び男女同じ部屋という問題が発生したためにシャルルもといシャルロットはもう1人の転校生、ラウラボーデヴィッヒと同じ部屋になった。

 

そして久々の休日、一夏は学年別トーナメントの疲れを癒すためにぐっすりと寝ていた。そして目を覚ました。起きて伸びをし時間を確認する。

 

「もう朝か…ん?」

 

一夏は自分の足元に何か違和感を感じた。モゾモゾしてる…恐る恐る掛け布団を取ってみると

 

「ん…なんだ…もう朝か?」

 

そのモゾモゾの正体はラウラであった。そのラウラは眠そうに目を擦っている。

 

「ラウラお前!ってなんだその格好!?」

 

一夏はラウラから目を逸らす、なぜなら彼女は素っ裸だったからである。

 

「ふ、ふ、服を着ろ!服を!」

 

「何を言っている?夫婦とは互いに包み隠さないものだろ?」

 

「なんだそれ!そもそも俺とお前は夫婦じゃない!」

 

「??お前は私の嫁であろう」

 

ラウラは学年別トーナメント後から一夏のことを『嫁』と呼んでいる。なんでもドイツにいる部下から教えてもらったというが

 

「日本では気に入った相手のことを『俺の嫁!』と呼ぶとクラリッサに教えてもらったぞ?」

 

「誰だよっ!ってか間違った知識だぞそれっっっ!痛っ!」

 

一夏がラウラに指をさした瞬間何故だか知らないがラウラは一夏に対して腕十時をかけてきた。

 

「一夏、お前はもう少し寝技の練習をしたほうがいいな………もしよかった私が付き合ってやっても…」

 

ラウラはそう言い顔を赤くする。腕十時という技をかけている張本人が赤面した。

 

「なんでそこで赤くなる!」

 

ガチャ

 

部屋の入口の扉が開く音が聞こえる。この状況はまずいと思った一夏はラウラの技から抜け出そうとするが流石はドイツ仕込み、技がとける気配は一向にしなかった。

 

そして

 

「一夏、朝稽古の時間だぞ」

 

現在この状況を見られたくない人物top3に入る人が来た。

 

「いくら休みの日だからといって朝稽古をサボるの……は……」

 

箒はベットのほうまで歩いてきて現在の俺達の状況を見て固まった。

 

「な…なななな!何を朝からやっている!」

 

箒は顔を真っ赤にして問いただす。

 

「むぅ…夫婦の営みに割って入るとは不躾なやつだな」

 

それにたいしラウラはムスッとした顔で答える。一夏は隣でどうすればいい…と悩んでいる。箒とラウラが何やら言い合いをしているのでとりあえず止めなくてはと思い一夏は静止に入る。だがそれがかえって火に油を注ぐ行為になってしまい

 

「天誅!!!」

 

箒の持っていた竹刀で力いっぱい叩かれたのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あははははははははは!」

 

「笑い事なんかじゃねぇって…ホントに」

 

モノレール内にトビアの笑い声が響く。そしてそのトビアの隣にはシャルロット、一夏の隣には箒がいた。

 

本来の予定では水着を持っていないトビアとシャルロットのために一夏がショッピングモールを案内してくれることになっていた。だが朝の出来事のせいで箒の機嫌を大いに損ねた一夏はせめてもの罪滅ぼしとして箒を買い物に誘ったのであった。

 

「トビア、お前生徒会の仕事あったんだろ?大丈夫だったのか?」

 

一夏は心配する。以前誘ったときは生徒会の仕事があるから諦めると言われたのだが昨晩になり返事が180°変わったのであった。

 

「あー…先輩が行ってきていいって言うからさ。それにしても海か〜楽しみだな〜」

 

「トビアは海に行ったことないの?」

 

シャルがトビアに聞いてくる。

 

「うん、スペースノイドには地球の海なんて夢のまた………いや!俺って内陸のほうに住んでたからさ!行ったことなかったんだよなー!あはははー!」

 

途中まで素が出てしまっていてトビアは焦って訂正をした。

 

「ふーん、そうなんだ。僕も海なんてそんなに行ったことないかなー」

 

シャルは気付いていないのか…それとも気付かないフリをしてくれているのか…心配になったがもう心配しても遅いと思い自分の発言をなかったことにしようと心に決めたトビアであった。

 

「………なぁ箒…機嫌直してくれよ」

 

「…………」

 

誘ったときは嬉しそうな顔をしていたのだが今は仏頂面に戻ってしまっていた。女の子の扱いは難しいと思った。

 

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街一番の大型ショッピングモールがある駅についた。駅内表示やショッピングモール内の表示に従えばある程度はわかるようになっているがトビアとシャルはここに来るのが初めてなのでやはり地元民の一夏に案内してもらいたいところだ。だが

 

「い、一夏…!」

 

「ん?どうしたんだよ箒?」

 

箒は勢いよく手を一夏の前に出し、酷く赤面した顔で言う。

 

「朝の淫らな行為の罰だ…私と…私と手を繋げ!」

 

それって罰なのか…?とトビアとシャルは思った。だが鈍感の代名詞たる一夏はそんなことは気にしない。

 

「そういや箒がいた頃にはこのショッピングモールなかったもんな」

 

「う、うむ!そうだな!しっかりと頼むぞ一夏!」

 

一夏はその手をしっかりと握りシャルとトビアに向かって行くぞと合図をしてショッピングモールに向かう。箒は一夏に手を引かれとても嬉しそうな顔をしている。その光景をトビアとシャルは見て2人とも流石一夏…と思ったそうだ。

 

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その傍から見たら微笑ましい光景を微笑ましくない表情で見ていた人物が2人いた。

 

「ねぇ…セシリア…今の見た?」

 

「えぇ、見ましたわ鈴さん…」

 

2組のクラス代表であり同時に中国の代表候補生である鳳鈴音とイギリスの代表候補生であるセシリア・オルコットである。

 

一夏に対して特別な感情を持っている2人は今の箒の行動は目に余るものであったようだ。

 

「白昼夢でもなんでもなく…あれは事実なのよね?」

 

鈴の目に光はなく体の周りには負のオーラのようなものまで見て取れる。セシリアも同じように目に光がなかった。現在駅に人がいなくて幸いしている、実際人がいたらこの2人を不審がって警察に通報するに違いない。今の2人はそのくらいヤバイ。

 

「よし!殺そう!」

 

鈴は不動明王のような顔をして自身の専用機『甲龍』を右腕だけに部分展開して一夏に襲いかかろうとする。

 

ーーーーーーーーーだが鈴はそれをやめた。なぜなら

 

「………?」

 

鈴やセシリアにとっては因縁の相手と言ったも過言ではない人物、ラウラ・ボーデヴィッヒに気付かれたためだ。

 

「お前達そんなところで何をしている?」

 

ラウラはこちらに向かってきた。鈴とセシリアは以前ラウラにボコボコにされているので彼女との接触にはいい思い出がない。鈴は警戒して部分展開した右腕を構える。

 

「まぁ待て、ここでお前達と揉め事を起こすつもりはない。それより何をしていたんだ?」

 

ラウラは再び同じ質問をした。鈴とセシリアは互いの顔を見てその質問に答えるか否かを検討する。

 

「えぇと…あれよ、あれ」

 

鈴は既に先に進んでしまった一夏一行を指さす。

 

「なるほど、そういうことか。感謝する」

 

ラウラは指をさされた先の一夏一行を隠れる気もなく追いかけようとする。

 

「ちょっ!あんた何する気なの!?」

 

鈴は慌ててラウラの静止に入る。

 

「何をって…混ざるのだ!どうやらシャルロットやお兄様もいるようだしな」

 

お兄様、つまりトビアのことだ。ラウラは学年別トーナメント後から一夏のことを『嫁』トビアのことを『お兄様』と呼ぶようになったのだ。なぜそんな呼び方をするかはよくわからないが何やら本国の仲間の入れ知恵らしいとの噂だ。

 

「未知の敵を相手にする時はまず情報収集からですわ!」

 

セシリアもラウラの静止に加わった。

 

「………確かに2人の言ってることは一理ある…」

 

こうして[一夏ストーカーの会]は新たな仲間を加えた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後一夏、箒、トビア、シャルの4人はショッピングモールを回った。箒が[一夏ストーカーの会]に気付き、逃げるために一緒の更衣室に入って、その現場をたまたまそこに居合わせた千冬、真耶に見られてただならぬ事態になった。それに引き換えトビアとシャルは健全に至って健全に水着選びを終えた。

 

そして舞台はいざ臨海学校へ!




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次回からは臨海学校へ、ここでクロボンキャラがまた一人登場します!

登場のしかたは賛否両論あると思いますが、あらかじめ覚悟(楽しみに)しておいてください!

ではまた遠くないうちに

※評価、感想、指摘お待ちしてます
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