いや…ホントに…忙しかったんすよ…マジで
やっている部活のほうで国体選手に選ばれるわ何やらで………
前からチマチマ書いてたので今まで以上に内容がこんがらがってるかもしれませんけど
お許しを!
その日の晩
皆宿舎で豪華な日本料理を食べていた。
「うーん!美味い!!流石本わさ!」
「「本わさ?」」
一夏が食べていた謎の緑の物体をトビアとシャルは丸々塊ごと口に入れる。
「「ッッ!!!」」
「んあああああっ!!!!!!」
トビアの絶叫が食事中の部屋に響く、そこにいる皆がトビアに注目するが同時にその隣の一夏も目に入りほぼ皆が「あ、いつものか」と納得した。
床を転げ回ってるトビアをよそにシャルは鼻をおさえ必死に耐えている。
「ん…んんん…風味があって美味しいよ…」
「どんだけ優等生なんだよ、ホラ」
「ありがとう」
一夏がシャルにお茶を渡す。シャルはそれを飲み落ち着く。一方トビアはまだヒーヒー言って床を転げ回っている。
すると廊下からドカドカと不吉の足音が聞こえてくる。
「お前らうるさいぞ!食事時くらい静かに出来ないのか!」
織斑千冬が部屋の扉をバンと開け大声を上げる。
「織斑、アロナクス、静かにしろ!騒ぎを鎮めるのが面倒だ」
「「…はい(ふぁい)」」
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食事が終わり、トビアが自室に帰ってくると中には箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラがいた。
しかも千冬と一夏の前に正座というなんとも奇妙なカタチで
「あの〜……どうしかした?」
苦笑いしながら問う。何やらいろいろと複雑な何かがあったらしい。
「帰ってきたばかりで悪いがアロナクス、織斑と一緒に売店で人数分の飲み物を買ってきてくれないか?」
と千冬からお願い(命令)をされた一夏とトビアは部屋を後にした。
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トビアは千冬からのお願いを忠実に遂行した。部屋に戻ったとき女子達の顔が妙に赤かったのが気になったトビアだった。
なぜか部屋にいるのは少し息苦しいかったのでトビアは再び外に出た。そして空を見上げるとそこには満点の星空が広がっていた。
それは彼の元いた世界と変わらない。
「…………………」
トビアはその星空を見て人知れず涙を流していた。
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……………………
「あれ…ここはどこだ?俺は確か旅館で寝てたはず…」
見渡す限りに広がる海、遮蔽物が何もないのでどこまでこの海が広がっているのかすらわからない。
…………ビ……!……け…………
「誰か…呼んでる…?」
トビ……ビ…!たす……!……け……!
トビアはその声をハッキリと聞いた。そして声の主が誰かも
「もしかして……ベルナデット!?ベルナデットなのか!どこだ!どこにいる!」
………………………………
それからはもう何も聞こえなかった。トビアがわかったのは彼女、ベルナデットの身に何かが起こり助けを求めているということ。
「ベルナ…デット………」
ーーーーーーーーいいのか、トビア
「!?」
自分の後ろから聞こえた声に驚き振り返る。
お前はベルナデットを守ると誓ったはずだ、それこそ自分という存在を殺してまで
逆光でよく見えないがトビアにはわかった。その人物が、自分に海賊としての生き方を、戦い方を教えてくれて自分にガンダムを託してくれた人物……それは
「キンケドゥさん!」
こんなところでモタモタしている暇はないんじゃないか?そうこうしてるうちにベルナデットはーーーーーーーー
そこまで言ってキンケドゥはすぅっと消えていった。
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「待ってくださいキンケドゥさん!ベルナデットは!ベルナデットはいったい…どう…なって……」
目を開けるとそこは先ほどまでと違い見覚えのある部屋だった。
「……………夢だったのか…それにしても妙にリアリティのある夢だったな…」
寝覚めが悪い。頭の中が混乱している。状況が飲み込めない。
「………先生と一夏はもう起きたのか…」
働かない頭を動かし今の状況を確認する。周りを見ると綺麗に畳まれた布団が2つ。
「俺もはやく起きるか…」
本当はもう一度寝て頭をスッキリさせたいのだがまた寝てみんなに迷惑かけるわけにはいかないので流石に起きた。
寝巻きから私服に着替え旅館の廊下を歩いていると
「おーい、トビアー!」
と呼ぶ声が聞こえる。
振り向くとISスーツをきたシャルがいた。
「どうしたの、ISスーツなんか着ちゃって」
「織斑先生が今から専用機持ちを集めて何かするみたいなんだよ、だからトビアも急いだほうがいいよ」
「わかった、ありがとなシャル」
千冬からの招集ということは少しでも遅刻すると鉄拳制裁が行われるということだ。あれは冗談抜きで痛いから急いで支度しようと自室に向かうトビアだが
「あ、待ってトビア!」
再びシャルが声をかけてきてその足を止める。
「なんか顔色悪いけど…大丈夫?」
「…うん、大丈夫だよ。昨日もしっかり眠ったしね」
「それならいいけど…無理はしないでね。じゃあ僕は行くから」
そう言いシャルは先に向かった。
「…………顔に出てたのかな…」
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シャルからどこに向かえばいいか聞き忘れたがトビアはなんとか辿りついた。
「アロナクス!遅いぞ!」
「す、すみません」
ちくしょう!急いだのに鉄拳制裁かよ!と思って目を瞑っていたが聞こえたのは拳を握りしめる音ではなく千冬のため息と「もういい、はやく並べ」という声だった。
トビアはほっとしてみんなのいるところに向かう。並ぼうとして違和感に気づく。
「あれ?なんで専用機持ちじゃない箒がいるんだ?」
メンツは一夏、セシリア、鈴、シャル、ラウラと箒だった。簡単に言うといつものワイワイ騒いでるパーティーなのだが
「それについてはこれから説明する。篠ノ之、今日はお前の専用ーーーーー」
千冬がそこまで言いかけたら遠くからドドドドドとイノシシが全力で突進してきたと勘違いするほどの大きな足音が聞こえ
「ちーーーーーちゃーーーーん♪」
という叫びと同時に何かが千冬に飛びかかる。
千冬はそれを見事な動きでかわし、それの頭部にあたる部分を鷲掴みにする。
「まったく…お前は相変わらずだなぁ…束」
「そういうちーちゃんも相変わらずのアイアンクローだね」
どうやら千冬に飛びかかってきた人物は彼女の知り合いだったらしい。名前は束…束?
「あの…束ってもしかして篠ノ之束博士のことですか?」
セシリアが千冬に質問する。それはここにいる全員が思ったことだろう。
「あぁ、いかにも。コイツは篠ノ之束、篠ノ之箒の姉だ」
「「「「「…………」」」」」
一夏と箒を除く専用機持ちたちはそれを聞きポカーンと口を開けていた。
「束、自己紹介しろ」
「え〜めんどくさいよ〜!」
「いいからやれ」
「はーい、天才の束さんだよ〜!おしまいー」
なんなんだ…この人…
それが束を見て感じたトビアの感想だった。箒の姉ということは一夏も少なからず面識があるはずとトビアは考え後でどんな人か詳しく聞いてみることを心の中で決意した。
トビアはチラッと束を見ると束もトビアのことを見ていた。そして彼女はこちらに寄ってきて
「ふ〜ん…君が
「「「!??」」」
「は、はぁ…確かに僕がトビアですけど…
あの束が身内以外に興味を示した。その事実に幼い頃からの知り合いである一夏、箒、千冬が驚いた。同時にこれは何かあると思い3人はそれなりに警戒をした。
「うんうん!充分
束はトビアの顔の横に自分の顔を持ってきて耳元でこういう。
「ーーーーーーーーーー宇宙世紀からやってきたト、ビ、アくん♪」
「!!!!」
一瞬ゾゾゾという寒気に襲われた。この秘密を知っているのは楯無と一部の教員のみ。その人たちが外部に情報を漏らしたとは考え辛い。ならば……
「彼女がずっと助けを求めてる人だからもっとゴツくて怖い人かと思ったよー」
「…彼女……?」
「うんー!目がおっきくて〜金髪の……名前は…テテニス?いやベルなんちゃらだったようーーーーー」
束がそこまで言った瞬間、束の首筋に部分展開されたクロスボーンガンダムX1 真のビームザンバーが迫った。
「ト、トビア!」
「……んでだよ……」
遠目で見ていた一夏たちの声が聞こえた。だがトビアはそれを気にすることなく叫ぶ。
「アンタがなんでベルナデットを知っている!?」
「うんうん、知ってるよ〜!だって彼女のお世話は私がしてあげてるんだからね〜」
「お世話だと?じゃあベルナデットもこっちに…?お前!ベルナデットに何もしてないだろうなっ!?」
「だ〜か〜ら〜お世話してあげてるって言ってんじゃん!まぁ…お世話意外にもいろいろしてるんだけどね〜」
「ッ!コイツ!」
今にも束の首を斬り飛ばしそうなくらいの剣幕。だが束は先程までの笑顔を崩さままひとっ飛びでトビアの剣が届かない距離まで逃れた。
「やめろアロナクス!」
「止めないで下さい織斑先生、コイツは俺がこっちに来た原因を知っている。そう確信出来る…それにベルナデットについても…何か」
千冬の静止すら聞かないトビア、そして他の専用機持ちもトビアの気迫に圧倒され動くことが出来ない。そんな篠ノ之束は笑顔を崩さずこういう
「わかった、じゃあ私との勝負に勝ったら全部知ってることを教えてあげるよ」
「おい束、貴様何を勝手に」
「それはホントだな、嘘なんて言ったら…」
「うんうん、大丈夫。束さん嘘はつかないからさ〜。でもちょっと待っててね、準備に少しかかるから」
「アロナクス貴様も…!」
「どっちにしろ紅椿の稼働テストする予定だったんだからいいじゃん〜、それに実践データのほうが参考になると思うよ?」
「………それはそうだが……まぁいい、怪我人が出ないように好きにしてくれ」
千冬は額に手を当て項垂れていた。
真面目にやってるのかそれとも不真面目なのか…調子が狂う。それに準備?準備とはいったい…とトビアがそう思った瞬間、空中からダイヤよような形をした何かが上空から風を切って降ってくる。
「さぁさぁご覧あれ!これが天才篠ノ之束さんが自ら作った現行ISの全てを上回った
ダイヤが割れ中から姿を見せたのは未稼働状態のIS。そのボディは真っ赤に染まっている。
「第…四世代?」
「そんな……各国がやっと第三世代の開発に着手したころですのに」
専用機持ちの面々も衝撃を受けたようだ。それもそうだ、先程セシリアが言ったようにどんなIS先進国であっても現段階で第三世代が作れる最高作だ。
「いやホラ、そこは天才束さんだから〜」
その一言で片付くから天才というのは恐ろしい…
「ホラ箒ちゃん、さっさとフィッティングとか済ませちゃお」
束が手招きして箒を呼ぶ。箒は紅椿に搭乗し、束は自分の目の前に現れたディスプレイを目にも止まらぬ速さで操作しながらこういう
「この紅椿はいっくんの雪片二型が進化したものなんだよ」
「俺の雪片二型が?」
「うん、雪片二型は展開装甲でしょ。つまり〜」
「…ISの全身を展開装甲にしたってことか」
束の説明にトビアが割って入る。
「正解だよ〜流石だねトビアくん」
トビアは不機嫌そうに座っている。
そして1分くらいたっただろうか、束がパンと手を叩く。
「はい、おしまい。箒ちゃんとトビアくんお待たせ」
束のその言葉にトビアを除くその場にいた全員が驚く。
「ね、姉さん…いったい何を…」
「まさか箒さんとトビアさんを戦わせる気ですの…?」
「そんなの無茶よ!初めて使う専用機でトビアに勝てるわけーーーーー」
鈴が言い切る前にトビアが前に出てISを展開し、鈴に言う。
「その差を埋められるほどの圧倒的性能の差ってことだよ……よっぽど自分の作ったISに自信があるみたいだね…」
トビアは眼前の箒と束を見る。そしてビームザンバーの刃の先を束に向けて
「なんとなくだけど…最初からこんなことだと思っていた…アンタの傑作、俺が打ち負かしたら知ってることを教えてもらうからな!」
束は笑顔を崩さずこくりと頷いた。
そして箒もまさか初戦の相手があのトビアとは想定外だった。だが彼女は内心では少し喜んでいた。はやく自分の力を見せたい、この時をずっと待っていたと
そして両者は上空に上がり敵を見定める。
「…ごめんな箒、俺の事情に付き合わせて」
「あぁ、もし悪いと思っているなら全力で相手してもらう!」
箒は紅椿の武器である日本の刀を構える。
「もちろん全力で行かせてもらうさ…いや悪いけど…手加減は出来ないっ!」
トビアはガンダムのスラスターを目一杯吹かして一瞬で紅椿の後ろに回り込む。そしてビームザンバーを両手持ちし頭上から振り下ろす。
一方箒は紅椿の武装である2本の刀のうちのひとつ空裂を横に振りトビアのビームザンバーを受け止めるーーーーーーーーーーはずだった。
一瞬で反応し勢いよく振り返った拍子に空裂を思いっきり振ってしまった。本来剣術の腕が一級な箒がそんなミスをするはずがない。慣れない専用機と予想以上の推進力で手元が狂ってしまったのだ。
だが今回はそれが幸をそうした。力いっぱい振られた空裂が斬撃をエネルギー刃として飛ばしてきた。
「っ!?」
トビアは咄嗟にビームザンバーを逆手持ちにし、エネルギー刃を受け止めた。
そしてトビアは1度後ろに下がり体制を立て直し状況を整理した。
「(エネルギー刃か…多分もう一つの刀にも同じような効果が…こっちのビームライフルにはあんなパワーはない…中距離戦は不利か…なら!)近接戦闘で一気にカタをつける!」
ビームザンバーを腰にマウントし、肩のビームサーベルを2つとも抜き先程とは違い真正面から突っ込む。
「馬鹿正直に!」
箒は再び空裂のエネルギー刃を飛ばす。だがトビアは身体を捻らせそれを回避する。
「1度見ればそんなものっ!」
そして箒の雨月とトビアのビームサーベルがぶつかり合う。
「やるじゃないか箒…紅椿の性能もあるとはいえここまでっ!もっと手早く終わると思ってた!」
「私も驚きだ、あのトビアと私が互角に戦えるなんて…だが互角以上に戦って勝つ!」
箒が力を入れてきてトビアは押し返される。
「ぐぐ…!らぁっ!」
だが足裏から出したヒートダガーで紅椿の脚部分を蹴り離れる。
離れた両者は睨み合って再び最接近し剣を交える。打ち合っては離れまた接近し打ち合う。それを何度も続ける。
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「す、すごい…」
「これが第四世代の性能なのか…」
「あのトビアと互角だなんて……」
「いえ、わずかにですが箒さんのほうが上回っているようにも見えますわ」
「…箒…トビア…」
鈴、ラウラ、シャル、セシリア、一夏は絶句している。なにせ代表戦やリーグマッチの時に圧倒的な強さを見せたトビアが思うように動けていないから、そしてこの5人、いや正確には箒にもトビアが今ここで戦っている理由はわかっていない。なにやら束と言い合いをしていて気付いたらトビアvs箒の状況になっていた。
そしてなんとなく話を聞いていた千冬にもよくわからなかった。
(なぜアロナクスはここまでやけになって戦っている…勝負を焦っているせいで全力も出せていない…)
思い出す。先程のトビアと束の会話を。特異点
「まさか!」
千冬は気付いた。束はトビアが他世界から来たことを知っている、そしてそれに関する何かを
「織斑先生〜!大変です〜!!」
千冬が考え事をしていると後ろから真耶の声が聞こえた。しかもその声色はなにやら焦っているようにも聞き取れた。
「どうかしましたか、山田先生?」
「こ、これ見てください!」
千冬は真耶から端末を受け取り見る。するとそこには緊急事態を伝える文字が
「………………これは…おい束、紅椿の稼働テストは終わりだ」
「えー!せっかくいいとこなのに〜」
「アロナクス!篠ノ之!そこまでだ!」
千冬が大声をあげ2人の静止に入る。
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「はあああああああ!」
「でやああああああ!」
2人の剣撃は激しさを増す一方だった。そして状況も変わる。最初のほうは互角に思えたが、勝負が長引いたために箒が紅椿に順応してきて動きのキレも上がって来ている。一方トビアは勝負が長引くことに苛立ちを覚え始め冷静な判断が出来ずにいた。
それらの要因が絡み合い勝負はだんだんと一方的な展開になっていく。
「はぁ…はぁ…はぁ…(まずいな…このままじゃ…勝てない…あの機体はクロスボーンガンダムより強い…そしてあいつも俺より強い…どうすれば…どうすれば勝てる…!)」
「どうしたトビア、お前はこんなものではないはずだ!」
息が上がるトビア、その反面彼をここまで追い詰めたことに喜びを感じている箒。
「…まったく強いな箒は……でも負けるわけにはいかないっ!」
トビアはビームサーベルを首元に収納してビームザンバーを再び構える。
そしてすべての推進剤を使う勢いで加速し箒に接近する。
「でやああああああ!」
「アロナクス!篠ノ之!そこまでだ!」
トビアが箒にビームザンバーを振り下ろす直前千冬の声が聞こえた。ビームザンバーは箒の眼前で止まり、箒とトビアは千冬のほうに向く。
「アロナクス、お前の事情も想像出来るが今は緊急事態だ。悪いが協力してもらう」
「……………わかりました」
トビアはビームザンバーをしまい下に降りていく。放棄もそれに続く。
「各専用機持ち、至急宿に戻り作戦会議をはじめる」
そういい放ち千冬は宿に戻っていった。
そして専用機持ちたちも
だれも束が微笑んでいることに気が付かずに
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その後、箒を含めた専用機持ちは大広間に集められ、大型のディスプレイを見せられていた。
その大広間にはIS学園の教師たちが真剣な顔つきでパソコンに向かい合っている。
「2時間前、ハワイ沖で試験稼働にあったアメリカ・イスラエル共同開発の軍用IS『福音』が制御下を離れて暴走し、監視空域を離脱した」
その説明に、一夏を除く専用機持ちは厳しい顔つきになるが、トビアは意識ここにあらずとの感じだ。
「その後、衛星による追跡の結果、50分後に福音はここから2キロ先の空域を通過することが判明した。学園上層部からの伝達により、我々がこの事態に対処することになった」
他国の軍用ISが手違いによって暴走した。偶然近くを通過するためIS学園がそれの尻拭いをしろということだ。
「それでは作戦会議を始める。意見があるものは挙手しろ」
専用機持ちは真剣な顔つきで作戦会議を始めていく。
状況や事態を理解できていないのか、一夏が呆然としていた。トビアもトビアで先程までの束との会話を思い出し考え事をしている。
「福音は現在も超音速飛行を続けている。アプローチは一回が限界だろう」
「ならばできるだけ一撃必殺の機体で…」
一撃必殺という単語で全員が一夏を見る。
一夏の白式には零落白夜という全ISの中でトップクラスの攻撃力を持つ。
「問題は一夏をどうやって運ぶか、だね」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺がやるのか?」
「当たり前じゃない。ほかにできる機体なんてないわよ」
いつの間にか自分が話の中心にいることに困惑している一夏。それを見て千冬が
「織斑、これは訓練ではなく実戦だ。大きな危険が伴うがこの事態を解決するために協力してほしい」
千冬の真剣な視線にしばらく一夏は考えるような表情をしていたが
「やります。俺がやってみます」
覚悟を決めたかのように千冬に頼もしい目つきで見つめ返す。
一夏はやる時はやる男なんだ。
「では一夏の白式をベースに作戦を立てることにしよう、現在最高速度が出るISは?」
今度は専用気持ち全員が考え事をしているトビアのほうを見る。
「………………えっ…?みんなどうしたの?」
トビアは皆の視線に気付きようやく気付く。
「あの…トビアさん話聞いていましたの?」
セシリアが戸惑いながら問う。トビアは「話って?」と言う始末。それに憤慨した千冬のゲンコツがトビアに入ったのは言うまでもない。
そして状況を再説明してもらいようやく納得したトビア。
「なるほど…そういうことですか……確かにあと1つブースターレベルを上げれば白式を背負っての飛行も可能だと思いますけど………………」
トビアは箒のほうをチラっと見て
「……あまり言いたくありませんが僕は紅椿のほうが適任だと思いまーーーーー」
「よく言ったよ少年!」
バンっと急に天井の蓋が取れそこから束が降りてくる。
それを見てトビアは眉間にシワを寄せる、他の専用気持ちたちは驚いて言葉も出ないらしい。
「この作戦は箒ちゃんの紅椿が適任なんだよ!」
確かに現在ここにあるISの中でもっとも性能が高いISは紅椿だ。当然最高速度はガンダムよりも速い。
千冬は少し悩んでいたがもう最初から結果は決まっていた。
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「……あの…織斑先生?なんで僕まで……?」
「織斑と篠ノ之がヘマを仕出かした場合の保険だ。黙ってやれ」
「……はい」
結局トビアも参加することになってしまった。トビアは今はあまり他のことを考えたくかったのに…と思っている。先程の束とのやり取り、ベルナデットのこと……
一方束は先程のトビアとの戦闘後のメンテナンスと調整をやると言って紅椿を弄ってる。ついでにガンダムのもやろうか?と聞かれたが自分で出来ると言って断った。自分である程度は出来るのもホントだがあんなわけもわからんやつにガンダムを弄られたくないのが本音だ。
「………はぁ〜」
大きなため息が吐かれる。
………はい、今回の話のキーになってくる人が出てきましたね
多分わかる人にはわかると思うんですが原作ヒロインのベルちゃんが出てきます。どっかの話で言ったように賛否両論あると思うんですが…まぁ勘弁してくだせぇ
あとアンケートも取りたいです
ベルナデットをISに乗せた状態で登場させたいんでそのISの案を
条件は
宇宙世紀136年(鋼鉄の7人の時)よりも前のガンダムタイプの機体でお願いします!
コメント欄のところに書いてくれれば結構です!それか自分の活動報告のところにあるTwitterでも構いません。多くの回答?待っています!
※評価、感想、指摘お待ちしてます