インフィニット・ストラトス〜スカルハート〜   作:〜レオス〜

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いや、文才がほしいな

そういえばトビアがゴーレムにダメージを与えたのは木星戦役時にローズマリーの機体をぶっ壊した技だね。

そして鈴とセシリアの攻撃を防いだのはビルドファイターズトライのルーカスがキジマたちの攻撃を防いだアレです。

まぁとりあえず本編どうぞ


第七話 転校生たち後編

今日は土曜日、ISの学年別トーナメントのこともあり多くの生徒がアリーナで特訓をしていた。

 

「こう、『ズバー!』っとやってから、『ガキン!』『ドカン!』という感じだ」

 

「なんとなく分かるでしょ? 感覚よ感覚! ……はあ? 何で分かんないのよバカ!」

 

「防御の時は右半身を斜め上前方へ五度傾けて、回避の時は後方へ二十度反転ですわ」

 

「大丈夫、一夏!なんとかなる!」

 

「……………率直に言わせてもらうぞ…全然わからん!箒は擬音が多すぎて何を伝えたいのかわからないし鈴は感覚的すぎてもっとよくわからん!それにセシリアのは一見わかりやすそうだけど理論ばっかでかえってわからんしトビアに至ってはアドバイスでもなんでもない!」

 

一夏が4人にド正論をぶつけたので4人はブツブツと小言を言い出してしまった。

 

「ねぇ一夏、白式と戦ってみたいんだけどいいかな?」

 

シャルルが自分の専用機である『ラファール・リヴァイブ・カスタムⅢ』を展開して一夏に言う。

 

「あぁもちろんいいぞ」

 

「あとトビア、あとでトビアとも戦いたいんだけど?」

 

「あぁ、大歓迎だ!それまで端っこで射撃練習してるから終わったら呼んでな」

 

「うん、わかったよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一夏とシャルルの対決は一夏の惨敗で終わった。

 

「くっそー!なんで勝てない!」

 

「う〜ん…一夏が勝てないのは単純に射撃武器の特性を理解してないからじゃない?」

 

「射撃武器の特性?」

 

「なんて言うのかな…?そうだ、試しに撃ってみなよ」

 

そう言いシャルルは自分の射撃武器を一夏に渡した。

 

「他の人の武器って使えないんじゃなかったのか?」

 

「使用者が許可すれば大丈夫なんだよ」

 

「へぇそうなのか、なんかシャルルの教え方ってわかりやすいよ」

 

その様子を影から見る3人がいた。

 

「ちょっとあいつら仲良すぎやしない?」

 

「………」

 

「なぜ私の理論指導が……」

 

3人がブツブツ言い出した。

 

そして

 

「そういえば!おーい!トビア!終わったよ〜!」

 

シャルルはトビアを呼ぶという約束を忘れていたようだった。シャルルが呼んですぐにトビアは飛んできた。

 

「じゃあシャルル、早速「ちょっと待って!」ん?」

 

「一夏の射撃練習に付き合ってあげたいんだけど、いいかな?」

 

「あ、そういうことね。いいぜ付き合うよ」

 

「じゃあ早速だけどお手本見せてあげてよ」

 

いくつか的のようなものが出てきてそれを順番に撃ち抜くのが普通のやり方だ、だが

 

「わかった。へへへ一夏、格の違いを見せてやるっ!」

 

トビアは右手でピーコックスマッシャーを構える。

 

「行っけええええええええ!」

 

ピーコックスマッシャーの9つの砲門からビームが発射され全ての的の中心を同時に射抜いた。

 

「うわー!」

 

「トビア!それスゲェな!」

 

トビアは自慢げにピーコックスマッシャーを肩に担ぎ一夏のほうに行く。

 

「一夏も撃ってみなよ」

 

「おう」

 

シャルルが言うと一夏は的を狙って数発撃つ。的の中心は射止めていないがそれに近いところは撃ち抜けてるのでまずまずの結果であろう。

 

「なんかなぁ〜…」

 

「僕は初めてにしては上出来なほうだと思うけど」

 

「俺もトビアみたいなの使ってみてぇよ」

 

「やめといたほうがいいよ、これは見た目以上に難しいから」

 

「そうなのか…う〜ん…」

 

しばらく射撃練習を続けているとアリーナがざわめき出した。

 

「ねぇ、あれってドイツの第三世代型じゃない?」

 

「嘘、本国ではまだトライアル段階っていう噂じゃ…?」

 

そう、そこにいたのは先日一夏に平手打ちを喰らわせようとしたラウラが専用機である『シュヴァルツェア・レーゲン』を身にまとっていた。

 

「あいつは……」

 

「ラウラ…ボーデヴィッヒ…」

 

「何!?あいつなの!?転校早々一夏をぶとうとしたやつって!」

 

 

 

「貴様……織斑一夏!貴様も専用機持ちならここで私と勝負しろ!」

 

「…それなら月末のトーナメントでやればいいじゃないか…それに…俺には、お前と戦う理由がない」

 

「だが私にはある」

 

ラウラは一夏に向かってレールカノンを撃った。

 

「っ!…ドイツの人は随分と沸点が低いんだね!」

 

一夏に直撃だと思われたがそれをシャルルが割って入って防いだ。

 

「フランスの第二世代型ごときがでしゃばるな」

 

「未だ量産の目処が立たないドイツの第三世代型よりは動けると思うけど?」

 

「…………」

 

「…………」

 

両者の睨み合いが続いていた。

 

「ちょっとちょっと!シャルルもラウラも落ち着いて!ここで喧嘩したってなんの意味もないだろ!?」

 

2人のあいだにトビアが割って入る。

 

「トビア……」

 

「トビア・アロナクス……なら貴様が相手になるか…?」

 

「なんでだよっ!俺とラウラが戦う理由のほうがないだろ!?」

 

「私に消しゴムをぶつけただろ」

 

「そんな理由かよ……で、それで戦うの?」

 

「ふっ…興が乗らん………命拾いしたな織斑一夏、トビア・アロナクス」

 

ラウラはISを待機状態に戻してアリーナから出ていった。

 

(興が乗らんって……わけわかんないよ…)

 

「一夏、あんたあいつと何があるのよ?」

 

鈴が一夏に質問してきたがその質問に一夏が答えることはなかった、否答えられなかったのである。

 

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その後アリーナでの特訓を終え、一夏トビアシャルルという男3人はアリーナの更衣室にいた。

 

「一夏、多分大丈夫だと思うけどこれから気をつけとけよ」

 

「え?何がだ?」

 

「ラウラのことだよ、下手すると普段の生活中も襲ってくるかもしれないだろ?」

 

「あーなるほどな」

 

トビアと一夏が話しているとシャルルがISスーツに上着を羽織った状態でやってくる。

 

「一夏、トビアお疲れ様、僕は先に戻ってるね」

 

「ここでシャワー浴びないのか?お前いつもそうだよな」

 

「あ、あ、い、一夏!シャルルにも事情があるんだよ!え、えーと…水虫なんだよ!一緒に入ると伝染るだろ!?」

 

「水っ………」

 

「水虫ってそんなんで伝染るのか?」

 

「伝染るだよっ!フランス製の水虫は!」

 

トビアは一夏に説明してる途中にシャルルにジェスチャーで『早く行け』と伝えてる。

シャルルもそれを察したのかアリーナから出て行った。

 

「てか俺の部屋で風呂入られても水虫伝染るんじゃないのか?」

 

「…………」

 

トビアは頭を抑えていた。

 

その後一夏とトビアはアリーナでシャワーを浴びてから解散した。

 

「ん?これって一夏の忘れ物だよな」

 

トビアは一夏のバスタオルを拾った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

トビアはアリーナから出て寮への帰路についていた。

 

「何故ですか教官!」

 

トビアは聞いたことのある声を聞き、声のするほうへ向かった。するとそこではラウラと千冬がただならぬ雰囲気で話をしていた。

 

「こんな極東の地では教官の力はちっとも生かされません!この学園の生徒はISをファッションか何かと勘違いをして!」

 

「そこまでにしとけよ小娘、その年でもう選ばれた人間気取りか?」

 

「くっ………!」

 

ラウラは苦虫を髪潰したような顔をしてどっかに行ってしまった。

 

「そこの男子生徒も、覗き見とはいい趣味とは言えなんな」

 

「ははは……気配消してたはずなんですけどね…織斑先生はニュータイプですか……」

 

「くだらない冗談を言ってる暇があるなら少しでも訓練したらどうだ?」

 

「ついさっきまで一夏たちとアリーナで特訓してましたよ」

 

「そうか、あのバカはどうだ?」

 

あのバカ、一夏のことだ。

 

「あー…一夏はー………飲み込みははやいですけどそこ止まりですね、そこから発展させられてないのがまだまだですね」

 

トビアは苦笑いをしながら

 

「辛口だな、一般的には飲み込めたら合格なはずなんだがな」

 

「そうなんですか!?先輩には教えられたこと以上のことをやらなきゃ合格にしてもらえないんですけど!?」

 

「更識か…あいつは厳しいからな」

 

「それ織斑先生がいいます?」

 

「……どういう意味だ…?」

 

千冬は一夏に鉄拳制裁するときのような顔をしていた。つまり鬼のような顔をしていた。

 

「い、いえ!何も!…………じゃあ一夏に忘れ物も届けないといけないので!ではまた明日ー!」

 

トビアはまるで猫のような俊敏な動きで逃げていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一夏は部屋に帰り、シャルルがシャワーに入ってることをシャワーの音で確認する。

 

「お、そういえばボディソープ切れてたよな」

 

一夏は戸棚からボディソープの変えを取りシャルルに渡そうと扉を開ける。逆にシャルル側もシャワーを浴び終わりトイレとシャワー室を分けてる扉を開けた。

 

お互い目があった。しばらくしてシャルルの顔が赤くなる。

 

一夏もシャルルと同じように顔を赤くする。

 

「(あ……あれ?男って胸部にあんな膨らみあったっけ………?)あ、お……あの…これ…シャンプー……」

 

「おーい!一夏、これ忘れm………」

 

ちょうどタイミング良く、いや悪くトビアも一夏の部屋に入ってきてしまい。男3人、いや男2人が合流してしまった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

しばらく経ったらシャルルがシャワーから出てきた。

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

沈黙が3人を襲う。

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

(((き、気まずい…!)))

 

「そうだ、お茶でも飲むか?」

 

沈黙を破ったのは一夏であった。

 

「う、うん貰おうかな」

 

「じゃあ俺も」

 

一夏は緑茶を入れにいった。

 

「結局バレちゃったな」

 

「うん…そうだね……」

 

トビアは以前からシャルルが女だということに気付いていたのである。

 

それはーーーーーーーー

 

『君さ…なんでそんな格好してるの?』

 

『そんな格好?え?このジャージのこと?』

 

『あ、ごめん。そういう意味じゃなくってさ………なんで男の格好をしてるの?』

 

『…………ち、ちょっと言ってる意味がわからないかな〜…あはは〜…』

 

『……なにか事情があるんだよね?』

 

『……………』

 

『俺もシャルルが女の子だってみんなにバレないように協力するから、誰にも話さないしね』

 

『………ありがとう…優しいね、トビアって』

 

『そんなことないよ、友達として当然だよ』

 

『……ホントに…ありがとうね』

 

という経緯があったのだ。

 

「はい、トビア、シャルルお茶」

 

「お、サンキューな」

 

「ありがとってうわっ!」

 

トビアはしっかり受け取った。だがシャルルは手を滑らせてしまったのだ。そして一夏の手にかかってしまう。

 

「あちっ!あち!」

 

一夏は熱々のお茶がかかった手を洗面台で冷やす。

 

「一夏、ホントにごめんね!あー!赤くなってるじゃん」

 

シャルルは心配して一夏のところに寄り添うように来る。

 

「あ、あの…シャルル、当たって……る」

 

一夏の腕にそこまで大きくないがいい形をした胸が当たる。

 

「えっ!?あ…一夏のえっち」

 

「なんでそうなる!」

 

(あー…居づらい空気だなー)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一夏の手のほうも落ち着き、お茶も入れ直して各々ベッドに座った。(トビアは椅子に座ってる)

 

「シャルル、そろそろわけを話してくれるか?」

 

「うん…実家の指示でね…」

 

シャルルは俯き気味で話し出す。

 

「実家ってデュノア社の?」

 

「そこの社長が僕の父親なんだよ…………それで僕ってね、父の本妻の子じゃないんだよ」

 

「…!」

 

「お母さんが亡くなってからデュノアの人が迎えに来てね……父と本妻のあいだには子供は生まれなかったんだ、だから僕を跡取りにってね…そして色々調べる過程でIS適性が高いことがわかったて非公式ではあったけどテストパイロットをしてたんだよ、父に会ったのは2回しかないけどね………それからだよ、会社が経営危機に陥ってね」

 

「経営危機?デュノア社って量産機のシェア率世界3位じゃ…?」

 

「うん…でもリヴァイヴは第二世代型だから……今の主流は第三世代型でしょ?」

 

「待て!それがどうしてお前が男の格好してここに来ることと関係あるんだ?」

 

「………それは「世間から注目を集め直す広告塔として、そして俺や一夏のデータ収集……そんなことかな?」うん…そんな感じかな」

 

「トビアよくわかるな」

 

「話の流れ的にそうだろ……逆になんでわからないんだよ」

 

「トビアの言ったとおりだよ、日本に現れた特異ケースへの接触しそしてその機体のデータ収集、そのためにも同じ男のほうがいろいろやりやすいってね」

 

「……………」

 

「……………」

 

それを聞き、トビアと一夏は黙ってしまった。

 

「そんな感じかな……一夏、トビア、今まで騙しててごめんね……」

 

「………「それでいいのかっ!?」トビア?」

 

トビアは立ち上がりシャルルに言う。

 

「いやいいはずない!このまま本国に強制送還されたらシャルルは無事じゃないだろ?」

 

「う、うん…よくて牢屋行きかな……」

 

「親がいなきゃ子供は産まれない、それはそうだ!だからって子供の運命まで親が決めていいわけじゃない!」

 

「でも………」

 

「学園にいればシャルルの親父さんも手を出せないはずだ」

 

トビアは一夏の机の上に置いてあった生徒手帳の校則などが書いてある欄を見る。

 

「たしか〜……特記事項に……あれどこだっけ………とりあえず学校に在学中は手を出せないはずだ!」

 

「………トビア…」

 

「だからさ…うまく言えないけど…シャルルはここにいていいんだ!俺も一夏も…他のみんなもシャルルにはいてもらいたいんだ!」

 

「うん……ありがとね…トビア…」

 

シャルルは立ち上がり、トビアに礼を言う。

 

「あと…今日も僕とラウラが喧嘩しそうになったとき間に入って止めてくれたよね…?」

 

「あれ?そうだっけ……?」

 

「そうだよ、あの時僕ちょっと嬉しかったんだ」

 

「俺は面倒ごとを増やさないようにしただけだよ」

 

「でも、嬉しかった…ありがとトビア!」

 

トビアとシャルルが話していると扉がノックされる。

 

「一夏さん、いらっしゃいますか?」

 

「!シャルル、隠れろ」

 

「う、うん!でもどこに!?」

 

「ベッドで寝てるふりでもしてれば?」

 

「一夏さーん!入りますわよ!」

 

セシリアが部屋に入ってくる。

 

「お、おうセシリア!シャルルが体調悪くて寝込んでるとこなんだ」

 

「あら?トビアさんもいらいたの?」

 

「よ、ようセシリア!一夏行ってこいよ、シャルルは俺が見てるからさ」

 

「そうか、なら行くかセシリア」

 

「はい!行きましょ行きましょ!」

 

一夏のあとをおもちゃを買ってもらう前の子供のようにはしゃいでついていくセシリアだった。

 

「……ふぅ、行ったな」

 

「行ったね」

 

「それにしてもシャルルが女の子だったなんてなー」

 

「……シャルロット」

 

「ん?」

 

「僕の本当の名前…シャルル・デュノアじゃなくて…シャルロット・デュノアっていうんだ……」

 

シャルルは少し顔を赤くして言う。

 

「シャルロット……なんかそっちのほうが可愛らしくて似合ってるよ」

 

「かわ…!…………」

 

シャルロットは顔を真っ赤にしている。

 

「そうだ、シャルお腹空いたでしょ?」

 

「う、うん!ってシャル?」

 

シャルは首を傾げる。

 

「そう、シャルロットじゃ長いからシャルダメかな?」

 

トビアは自室で食べようと購買で買ってきた数個のパンを取り出す。

 

「い、いいよ!全然!」

 

「へへへ、ありがとな。パンだけどいい?」

 

トビアはシャルにパンを渡す。

トビアはパンを食べているシャルをジッと見つめてる。

 

「…?どうしたの?」

 

「いや、なんか小動物みたいで可愛いなって」

 

「えっ!?」

 

シャルは顔をさらに赤くした。

 

「そ、そういえばトビアってどこで僕が女の子だってわかったの!?」

 

シャルは別の話題を振った。

 

「いや〜最初はちょっとした違和感だったんだけどね、それでいろいろと観察してたら確信に変わったよ」

 

「そうなんだ、これでも男の子の仕草とかは勉強したんだけどな」

 

「でも最終的な判断材料は俺の感だからさ、いい線いってたと思うよ」

 

「………やっぱりトビアは優しいね」

 

シャルはトビアに気付かれないような小さい声でそう言う。

 

「ん?何か言ったか?」

 

「いや何も、それよりごめん…トビアのパン全部食べちゃった」

 

「あ……あぁ、別にいいよそのくらい」

 

トビアは少し残念そうにする、その時

 

「おーい、シャルル、トビア、帰ったぞ」

 

一夏が和定食を持って部屋に入ってきた。

 

「シャルル、飯持ってきたぞ」

 

「ごめん一夏、僕もうトビアからパン貰って食べちゃった」

 

「そうなのか残念だ、なら俺が「一夏!それ俺にくれ!」は?お前は先輩から美味しいご飯作ってもらえるんだろ!」

 

「今日先輩遅くなるから作ってもらえねぇんだよ!」

 

「知るか!自炊しろ!」

 

「お願いだよ、このままじゃ翌朝のランニングは空腹で死んじまうよ」

 

「……………ったくしょうがないな、さっさと食べれよ」

 

一夏は和定食をトビアに渡す。

 

「サンキュー一夏!ではいただきまーす!」

 

トビアはすごい勢いで和定食を食べ始める。

 

「すごいねトビア、カナダの人なのにお箸そんな完璧に使えるなんて。僕は練習してるのにさっぱりだよ」

 

「箸の使い方が綺麗なのは箒と一夏だな、さすが日本人だ」

 

「トビアもなかなか綺麗だと思うぞ?」

 

「まぁそれなりに箸での食事はしてるから」

 

そうしてこの夜は更けていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アリーナ

 

アリーナのピットに人影がある。

 

「………織斑一夏…教官に汚点を与えた張本人……」

 

ラウラ・ボーディッヒである。

 

そして彼女は左目の眼帯を取り、琥珀のような瞳を輝かせる。

 

「排除する!………たとえどんな手を使ってでも!」

 




どうもトビアを活躍させようとするとトビアハーレムが出来てしまいそうで怖い……

現時点でシャルはもう手遅れ……

*感想、評価、指摘お待ちしてます
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