初めて夏コミに参加して来ました。元々東方厨だったので東方オンリーには行っていたのですがコミケは格が違いましたね。
艦これがとても盛況で良かったです。
1928年11月24日 広島・呉
新人の艦娘の練度がある程度上がると午前演習、午後座学(逆もある)というローテーションになる。吹雪達もそれには慣れていたが今日は緊張した顔つきだった。それは初めての射撃訓練だからだ。
艤装に燃料を入れた後、いつもは寄らない弾薬庫に向かう。吹雪が書類を出すと係員が弾薬の用意をする。フォークリフトなどはまだないため台車を十数人が押して運んでくる。だが事前に申請していたのと熟練の技により時間はかからなかった。
「12.7mm砲弾300発、六年式魚雷が45本です。12.7mmは特型しか使いませんので新品です」
「あ、ありがとうございます」
弾薬を目の前に積み上げられて返事をしたものの、どうしたらいいか分からなかった。
すると磯波が進み出て弾薬を拾って妖精に渡した。60発仕舞うと、今度は魚雷をひょいと持ち上げる。重そうには見えないが、あの魚雷は1625kgあるはずだ。係員は慣れた様子ではあるがその様子に釘付けになっている。そこでようやく皆に見つめられている事に気が付き、あわあわする。
「あれ、みんなどうしたの?」
「重くないの」
白雲が驚愕の顔で聞く。
「そんなに」
「力持ちなのね」
「そ、そんな事ないよ!艦娘なら重くないはず」
磯波は相模湾で試験航行をしたそうだが、射撃訓練もしたようだ。磯波に倣って四人も弾薬を装備していく。腿の三連装発射管に魚雷を装填し、補給を終えた。
五人が桟橋に行くと鬼怒と阿武隈、そして司令達が待っていた。
「今日は実弾演習をするよ。気を引き締めてね」
「はい」
「後…昨日はごめん!」
鬼怒は諸注意の後に突然謝った。吹雪達はなんの事か分からず顔を見合わせる。
「えっと、吹雪達の父親を…」
「あぁ、その事ですか。気にしてないので大丈夫ですよ」
「本当!?ありがとうー!そうだ、今日の訓練には阿武隈にも手伝ってもらうよ」
「阿武隈です。漢字は…今はいいや。よろしくね」
「お願いします」
昨日の件は深刻な問題では無かったようだ。騒動になった場合に備えて阿武隈を連れて来たのだが杞憂だった。魚雷の的として頭数が必要なので阿武隈にはそのまま参加してもらう。
その後いくつか確認をして"抜錨"した。
鬼怒を先頭に阿武隈、吹雪達が続く。
訓練時間が被ったのか隣の桟橋からは第一水雷戦隊が出撃して来た。
天龍を先頭に樅型、若竹型など13人が一列に並ぶ。流石に練度が高く、列にぶれがない。
「よお、演習か?」
眼帯を着けた旗艦の天龍が話しかける。
「うん。特型のね」
「阿武隈も行くのか?」
「え、まあ。そうだけど…」
「そうか、頑張れよ。よっしゃ!一水戦、
天龍は微笑むと指示を出して離れていく。麾下の駆逐艦達は陰口を言っていたが、指示が出ると速度を上げ、あっかんべーを残していった。
吹雪達は反撃する程の度胸はないので睨み返す。鬼怒と阿武隈は天龍に手を振った後に顔を見合わせて苦笑した。
「駆逐艦はいつもの通りね」
「すっごくうざいんだけど」
「あたし達も方向転換しましょ」
「そうだね。
倉橋島を挟んで右側に一水戦、左側を吹雪達に分かれた。
「よし、ここでやろう。両舷停止!」
広港は商業港である。小型の貨客船が往来するが、この時間は海軍が抑えてある。しかし沿岸の航行は自由なので日常生活に支障が出る事はない。広島や呉へは倉橋島の西を通るルートが一般的なため、訓練を見られにくいというのが利点だ。広港は商業港だが航空機を開発する呉海軍工廠広支廠が半分の面積を占めているのでよく見えないのだ。もっとも、狭い海域なので駆逐艦の訓練くらいしか使い道はないが。
五人は鬼怒の指示で曳航してきたブイに括り付けられた的を設置する。所定の位置に置くと、ついに射撃訓練が始まった。
「まず測距儀で距離を測る。吹雪ちゃんのは18500m飛ぶけど遠くて10000、普段なら6000で当てられれば十分じゃないかな。実戦では動きながら撃つけど、まずは静止して撃とう」
五人が横一列に並ぶ。
「じゃあまず鬼怒が見本見せるね」
鬼怒は主砲を着けた右腕を上げると的に狙いをつける。
「距離6000!撃ち方、始めー!」
ダンッ!
50口径三年式14cm単装砲から初弾が撃ち出される。早くて追えなかったが、的の板に穴が空いているので当たったようだ。
ギャラリーから歓声が上がる。しかし阿武隈は不満そうだ。
「初弾から当てちゃうのね」
「いや、静止目標に停止してるのに外したら逆にパナイでしょ」
「そうだけど、それじゃ教育にならないじゃない」
「じゃあどうするの」
「あたしがやるから見てて」
阿武隈はそう言うと腕を伸ばして的を狙う。
「
ダンッ!
的の手前に水柱が上がった。
「えぇ…」
「い、今はわざと外したんだけどぉ、」
鬼怒の困惑に阿武隈がなぜか慌てて言う。
「普通は初弾から命中なんてありえないわ。だから弾着観測をするの。習ったでしょう?」
五人が頷く。
「仰角が足りないわね。調整して…。撃ーーッ!」
先程とは違い、的の奥に水柱が上がる。至近弾だったらしく的が揺れた。
「これで大体の距離が分かったわ。次は一斉射撃するわよ。撃ーーッ!」
ダダダン!
七発の主砲が発射される。的はたくさんの水柱に囲まれて見えなくなった。
「目標を夾叉したわ。後は撃ち続ければいつかは命中弾を得られるのよ。分かった?」
五人は圧倒されて反応が遅れた。普段の阿武隈はいつもオドオドしており自信なさげだったからだ。
「ちゃんと返事しなさい」
「はい!」
「オッケーです。あなた達は連装砲だから観測射撃は片方ずつ撃ってね」
「了解です!」
「じゃあ訓練開始!」
「はい!」
五人は持ち場について練習を始めた。
「あ、阿武隈」
「なあに」
「私が教官なんだけど」
「私の方が分かり易いと思うわ」
阿武隈はしたり顔で言う
「か、艦長ー。何か言ってよ」
--申し訳ないが阿武隈の指導は完璧だった。
「そんなー」
一時間後、呉の隣にある広村に数人の軍人が降り立った。
広駅前には海軍軍人達が待ち受けている。
「遠い呉までようこそお越し下さいました!」
「うむ。御苦労」
「お迎え感謝致します」
あいさつもそこそこにT型フォードに乗り込む。前面に錨のマークがある事から鎮守府のものだろう。
しばらく走ると軽い山道になる。都市でさえ舗装されている場所は少ないので山道が舗装されている訳がない。とても揺れたが我慢である。
やがて見晴らしの良い丘の上に出た。自動車もその付近で止まる。
皆が下りると双眼鏡が配られた。降りるまで気が付かなかったが、遠くに砲声が聞こえる。訓練をしているのだろうか。
「閣下、そして大佐。目の前に見えるのが倉橋島です」
「そうか。それで?」
「その手前に艦娘が見えますでしょうか」
梨本宮守正王は渡された双眼鏡を覗く。私も覗いてみる。確かに海の上で少女が動いている。
「ああ見えた」
「はい。現在この海域では長良型軽巡洋艦2隻と新型駆逐艦"吹雪型"5隻が訓練しています」
吹雪型と聞いて私は慌てて倍率を上げて確認する。あの制服は確かに吹雪型だ。吹雪と磯波は知っているが他は見るのは初めてだった。
陸出身の閣下はピンと来ていないようだ。
「新型?」
「ええ。駆逐艦の概念を変える程です」
「そんなにか」
「それを設計したのがこちらの藤本大佐です」
「そうなのか。すごいじゃないか君」
「恐縮でございます」
「それで今はどんな訓練をしているのだ」
「は。現在魚雷発射訓練をしている所です」
再び双眼鏡を覗くと、駆逐艦娘が腿の発射管から次々に魚雷を発射させている。
その先には軽巡艦娘がいる。何本当たるだろうか。私は固唾をのんで見つめる。他の士官も同様のようだった。
魚雷のエンジンからは排気ガスが出る。それは外に排出されるがほとんど水に溶けないので白い筋として残る。それを追っていくのだが…
最初の攻撃は一本が鬼怒に命中する。それ以外はすり抜けていった。
二隻目の攻撃は二本が阿武隈に命中する。
その後は一隻が一本、残りの二隻は一本も当たらずにすり抜けていった。
魚雷を当てられた軽巡2隻は痛そうだったが(模擬弾頭でも普通に痛い)、苦渋の顔はそれだけが原因ではなさそうだ。
「……」
観戦している士官達は誰も話し出そうとしない。私はそっと双眼鏡から目を離して横を見る。
呉の中佐と目が合うがすぐに目を逸らされてしまった。
「ほう。このように射撃をするのか」
閣下が感心したような声を出す。
「はい。日夜訓練をしております」
「で、この命中率はどうなのだ?」
「それは……」
9本が5隻で45本。その内当たったのが4本。命中率は8.9%…。
中佐は言っていいものか迷っているようだ。それを見かねた私が元帥に進言する。現場の人より部外者(正確には違うのだが)の方が責任問題に発展しなさそうだと考えたからだ。
「はっきり言いますとひどいです」
「そうなのか」
「普通は30%と言われていますが、今回は4本しか当たっていません。せめて13本くらいは当てたいですね」
「新型でそれは大丈夫なのか」
「彼女らはまだ就役したばかりですし、これからです。まだ三等兵と言った所ですね」
部下の牧野もフォローする。
「なるほど」
「ただ、駆逐艦にも魚雷発射管制装置が必要かも知れませんね」
「今計画中の特III型に装備させましょう」
「そうしよう」
「後は確実に魚雷を撃たせるために発射管には防盾を付けるべきだと思います」
「なるほど、それもいい。缶が新しい分重量に余裕があるはずだ。後で計算してみよう」
「よく分からんが海軍が新型駆逐艦の事を大事にしている事は分かった」
「ありがとうございます」
嬉々として改造案を出し合う二人に元帥も呆れているようだ。呉の士官もホッとしている。だが元帥がその光景を見て羨ましそうな表情をしたのには誰にも気がつかなかった。
初めての射撃訓練が終わった。撃った魚雷は全部回収する。
全部ある事を確認して帰投した。
桟橋に上がると見慣れぬ人達が待っていた。いつもの士官服の人もいれば暗緑色の陸軍もいる。
いつもとは違う雰囲気を感じた鬼怒は部下を整列させる。
「敬礼!鬼怒、阿武隈以下12駆、吹雪、磯波です」
向こう側も答礼をした。
階級や勲章からして偉そうな陸軍軍人が挨拶する。
「君達の訓練を見させてもらった」
「…は!」
「訓練に励み、陛下をお守りするようお願いする」
「畏まりました!」
「我が陸軍の機械化兵力もこれだけ可愛げがあればいいのだがな」
「……」
「閣下!そろそろ…」
「うむ。呉鎮守府の司令長官に挨拶せねばならん。案内してくれ」
[は!」
閣下は出迎えの士官と共に鎮守府庁舎へ向かった。
残った士官がこちらに話しかける。
「吹雪、磯波。元気だったか?」
「お父様!」
「え?この人が?」
「藤本喜久雄造船大佐と部下の牧野中佐だ」
「こんにちは」
「新型重巡の出来を見に来たついでではあるが改良するところがあれば確認しておきたくてね」
藤本はそう言うと艦娘を見渡して鬼怒に目を留める。
「君が鬼怒か。どうだい。何か問題はあるか」
「え。そうだなぁ~。魚雷が片側4発なのはどうなのかなと思うけど」
「き、鬼怒姉さん…」
「確かに5500トン型は大正時代から変わらないからな。一考の余地はある」
鬼怒の冗談に艦政の二人は真面目に対応した。鬼怒もまんざらでもなさそうである。
「吹雪達はどうだ」
「私達ですか?特にないですけど…」
ふと磯波の妖精士官が肩までよじ登り、何かアピールし始めた。
「あ、あの。妖精さんが艤装の状態が悪化していると言っています」
「艦橋?」
「はい。なんか変色してるとの事です
「大佐!もしかして軽金属が原因では」
「可能性はあるな。見せてみろ」
藤本は磯波に近寄り、艤装をチェックしていく。変な事はしていないが磯波はもじもじし始めた。周りの四人はそれをじーっと見ている。
その光景を見て鬼怒が隣の阿武隈に話しかけた。
「藤本さんは愛されてるね~」
「そうね。」
「羨ましい?」
「そ、そんな事ないわよ」
「何を馬鹿な事しゃべってるんだ」
「艦長」
乗務していた艦長達が戻って来た。
阿武隈の艦長は豊田貞次郎大佐だ。12駆司令、鬼怒艦長の有地や有馬と同じ海兵33期の主席であり、自他共に認めるエリートである。
「何事だ」
「特型駆逐艦の設計者が調子を見てるみたいよ」
「そうか。君が藤本君だったか。何か問題でもあったか」
豊田は初対面にも関わらず上からの口調で話しかけた。同期の二人と鬼怒はその大胆さに驚く。阿武隈は慣れているようでため息をついた。
藤本は気に留めず、原因を調べる。
「ええ。軽量化のためにアルミ合金を使ったのだが腐食してしまったようです」
「ペンキを塗っているはずだが…」
「そうなのですが、一部剥がれています。そもそも軽金属は加工が難しいので今後量産する時に支障がありそうですね。鋼に戻します」
藤本は顔を近づけて艤装を見る。確かに塗装が劣化していた。なぜか磯波は顔を背けて頬を赤くする。
「改修工事は艤装だけで問題無さそうです。すぐに発注させますがよろしいですか」
部下の牧野が提案する。
「うむ。…いや、待ってくれ。もうすぐ観艦式だ。今特型が欠けては困るのだ」
豊田は苦い顔で呉市街方面を見る。海軍の桟橋と市街地にある鎮守府庁舎との間には呉海軍工廠がある。不景気で開店休業している造船所が多い中、軍拡に勤しむ海軍の軍艦を受注している造船所はフル活動している所が多い。その中でも呉海軍工廠は1万トンを超える大型艦を受注している。その工程の遅延が日本海軍の将校の頭を悩ませているのだ。
「そうでしたね…。分かりました。では観艦式と連合艦隊編成を待ちましょう。すぐに悪影響が出る訳ではありませんし」
「よろしく頼む」
「それでいいな?」
「いいと思うぞ」
豊田の問いかけに12駆司令の有地が頷く。
その後は訓練の意見交換をして、豊田と有地は報告のため帰って行った。豊田は終始高圧的だったが、帰りがけに振り返り、
「そうだ、藤本君。火力向上のために阿武隈の雷装を増やしてははどうだろうか」
と真顔で言った。
それを聞いた艦政の二人と艦娘六人は思わず吹き出してしまう。豊田など司令たちはその反応に怪訝な顔をしていたが、藤本の提案してみるとの返答に頷いて行ってしまった。
「鬼怒さんと同じ事言ってましたね」
「そうなのか?」
東雲の言葉に横山艦長が食いつく。
「はい。お父様に艤装の不具合はないかと聞かれた時に同じような事を」
「鬼怒は半分冗談のつもりだったんだけどね。でも豊田さんのはマジだったね」
鬼怒はそう言って笑う。
「あの人は自尊心が強いから冷たく接する時もあるけど基本は優しい人なのよ」
阿武隈は嬉しそうに言った。
「そうだったのか…」
「いい事を知った」
階級が低い有馬と横山は素直に感心していたが同期の小野は悪そうな笑みを浮かべた。
「そうだ。お父様は月曜の式典に参加するんでしょう?」
「ん?そうだが」
吹雪が藤本に聞く。
「その…明日は」
「明日ねえ。牧野、何かあったっけ」
「いや、ないはずですが」
「じゃあ…」
「明日遊ぼうよ!」
上目遣いの吹雪の言葉を白雲が遮る。
「じゃあ私も」
「私もいいですか?」
残りの吹雪型メンバーもそれに乗る。
「別に構わないが…」
「やったー」
「おい、まてい(江戸っ子)」
歓声を上げた吹雪達を止めたのは艦長の横山である。
「駆逐艦達とデートとはいけませんなぁ」
「そうだよ」
有馬が便乗する。
「お前有馬さ。先週呉で磯波と歩いてたよな?」
「え!?いや、そんな事は」
小野の暴露に有馬は動揺を隠せない。
全員が磯波を見るが本人は目を背けてしまった。
「裏切り者!君を信じていたのに」
「違うぞ横山!誤解だ!」
「じゃ、じゃあ来週は艦長と遊びましょう」
「ん?今…まあいい。吹雪に免じて許そう」
誰も得しない妬みに発展しかけていたので慌てて吹雪が代案を出す。
横山はそれで満足したようだ。
「チョロい…」
「こら!そう言わない!」
薄雲の失言を東雲が窘める。
「何かよく分からない事になったが、私だけで5人は対応出来ないだろうし、明日は牧野も来い。君も将来は私のようになるかも知れないし」
「分かりました。私で良ければご同行しましょう」
こうして日曜は出かける事が決まった。
観艦式が遠い…。
こんなはずでは無かったのですが、話題が思い付く間が華です。ネタ切れになるよりはマシかと。
でも次回で少し話は進みます。
~補足~
豊田貞次郎
海兵33期主席。この時は大佐で12区司令有地や鬼怒艦長小野の同期。
同じく同期の豊田副武と"両豊田"と呼ばれて将来を有望視されていた。本人もエリート意識が強く「大臣になりたい」が口癖だった。しかし皇族にも同じ態度をとったらしく更迭され、航空本部や広工廠(本編に出てきた所)に配備される。出世階段から転げ落ちた豊田だが、劣悪な現場環境を知ると、すぐにそれを改善して有能さを見せる。結果的に艦政本部、航空本部など、技術畑のトップを歴任して実績を積んだ。
ついに軍令部次官になった豊田だが、当然のようにその席に執着した。なお「大臣が変わっても次官の俺は変わらないから」発言の直後に異動になった模様。
その後大将昇格の代わりに商工大臣になってやると言って周囲を唖然とさせたりしたのち、近衛内閣で外務大臣になった。「米国との開戦は外務省と政府がするから軍(自分)は関係ない」と言った直後に外務大臣になるのか…。ブーメランかな?
結局開戦は止められず、鉄鋼会社で生産力UPを実施したり、鈴木内閣で軍需・運輸通信大臣になったけどすでに国土が荒廃しててやる事がなかったり、終戦の御前会議に着けるネクタイが無いと騒いだりして戦争を生き抜いた。
A級戦犯として逮捕されるも直前まで首脳会談へと動いていた事が認められて釈放。戦後の鉄鋼事業で活躍した。
…という人です。経歴調べてて思ったのですが、色々面白過ぎませんかねこの人。