『A』のために   作:RYOTA UI

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どこかで聞いたことのあるタイトルとどこかで聞いたことのあるストーリー。いろいろ混じってますが、頑張ります。


第1章
逃走


夜の森はとても静かだ。ヨルノズクがホーホーと鳴き、ヤミカラスの集団が木の上を静かに通って行った。そんな森の中に、突然高速の物体が木の間を通り抜けた。その勢いにより下を歩いていたオオタチが全速力で逃げ、木にぶら下がっていたミノムッチが吹き飛んだ。青い身体のそれはしばらく走ったのち、森の中の少し開けた所に音もなく降り立った。雲に隠れていた月が出てきてその身体が明るく、かつ暗さを持って姿を現した。青い身体に少し長めの赤いマフラー、カエルのような身体がを持つ彼の名はゲッコウガという。ポケモンでありながら忍者のような動きが出来るポケモンだ。特殊能力は『俊敏』。その速さは、光とほぼ同じ速さで動くことができるという。

そして、その後すぐに森の中から2匹のポケモンが姿を表した。1匹はエメラルドグリーンの髪を持ち、ふわふわと浮きながら表れた彼女の名はサーナイトという。特殊能力はパラメータを自在に上げることの出来る『超強化』。

もう1匹は水色の身体に黒いタテガミ、尻尾には星が付いたポケモン。高速で動くサーナイトの後ろをしっかりついてくる彼の名前はレントラー。特殊能力は『千里眼』。その名の通り、かなり遠くまで見通すことが出来る。

その数秒後、再び2匹のポケモンが開けた所に表れた。1匹は白い身体に赤い模様が入ったポケモン。もう1匹はふわふわとした白い胸元、青く手に棘があるポケモン。ザングースとルカリオだ。ザングースの特殊能力は『超聴覚』。全ての物音を拾うことが出来る。また、ザングースはこの5匹のリーダーでもある。ルカリオの特殊能力は『超腕力』。波動の力と組み合わせ、かなりのパワー出すことが出来る。この5匹のポケモンは自分の過去の記憶を何らかの事情で失った者たち。そして謎の特殊能力を得ている者たち。彼らは真実を知るために旅を続けている。

 

「早かったわね。ゲッコウガ」

 

メンバーの中で唯一のメスであるサーナイトが微笑みながらゲッコウガに問いかける。ゲッコウガは何も言わず採ってきたオボンの実をかじる。

 

「なあ。お前が無口でほとんど話さないのは知ってんだけどさ」

 

ザングースがこれまたオボンの実をかじりながら、ゲッコウガに言う。

 

「少しは答えてやったらどうなんだ?」

 

「・・・。」

 

やはりゲッコウガは何も言わない。そんな姿を見ていた他の三人はバレないように苦笑した。そんなとき。

 

「・・・!?」

 

全員が何者かの気配を感じ、立ち上がる。

 

「ルカリオ。」

 

ザングースが言うと、ルカリオは波動の力で辺りを探る。そのあいだにサーナイトがすぐ逃げられるよう、全員の素早さを上げる。レントラーが最適な逃げ道を超視覚で見つけた頃、ルカリオのサーチが終わった。

 

「いるのは5匹。例の奴らだ」

 

「ちっ・・・。めんどくさそうだ」

 

ザングースが舌打ちする。例の奴らとはザングースたち5人匹を追う政府の捕獲グループ『特殊ポケモン捕獲隊』である。政府の各部署のトップクラスのメンバーが集まっているグループとは、幾度となく戦ってきた。しかし、常に黒いローブを纏っているためポケモンの種類は分からない。そのため勝てる確率は限られているのでいつも逃げている。トップクラスといえど、特殊能力にたけた5匹には、追いつくことができない。

 

「さあ、仕方ない。いくぞ!」

 

ザングースがそういったと同時に5匹のポケモンが森の中を高速で移動して行った。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・。」

 

「・・・逃がしました。いつもの手口で」

 

「・・・まあ、いい。まだチャンスはある」

 

「あの5匹は生かしておいてはいけない。記憶が戻る前に処分しなければ」

 

「・・・はい。」

 

「任せたぞ。捕獲隊」

 

「・・・御意。官房長官、ブースター殿」

 

To be continued・・・.




次回・・・未定

頑張ります。
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