『A』のために   作:RYOTA UI

2 / 7
捕獲隊から逃げるポケモンたち。
それぞれいろんな思惑を持ち、とある街に集合する。

その中のレントラーの話。


千里眼

捕獲隊から逃げるため、3手に分かれて森の中を駆け抜けた五匹のポケモン。サーナイトの能力『超強化』により5匹はより早く行動できた。集合場所は、サクラシティ。そこには、五匹のポケモンの様々な思惑がある街だった――。

 

①レントラーの場合

 

レントラーの能力は『千里眼』。遠くのものまで見通すことが出来る。しかし、『千里眼』という能力は便利そうであって、全くいらない能力。部屋にいて、ふと横を向き、発動すると隣の家が丸見えである。プライバシーがダダ漏れになってしまい、嫌になることも多かった。

しかし、チームに入ってからはこの能力を評価された。しかし、なぜこのチームに入っているのだろう?レントラーは時々そう思う。レントラーには過去の記憶を思い出すことが出来ない。覚えているのは、冬空の下、凍えそうになっていたところを、ザングースに話しかけられた、という場面である。それから前の記憶はきりに隠れたように見えなかった。――そういえば、あの頃はまだ、ルクシオだった。逃げているうちにまたひとつ、思い出した。

 

「どうしたの?」

 

隣で走っていたサーナイトが話しかけた。サーナイトとは、何故かどこかで出会った記憶がある。しかし、未だにあやふやでよく覚えていなかった。

 

「大丈夫っス。すいません」

 

チームに馴染めなかったレントラーと一番話してくれたのは、サーナイトだった。彼女もまた、記憶が思い出すことが出来ないポケモンだった。サーナイトは、

 

「タメ口でいいよ」

 

と、言ってくれるが親しみ、そして感謝の意味を込め、敬語を使うようにしている。サーナイトだけではない。他のメンバーにも敬語を使っている。一番最後に入ったのだから。レントラーから見て、全員の印象はまちまちだった。リーダーのザングースは、拾ってくれた感謝の恩がある。サーナイトは一番優しくしてくれる先輩だ。ルカリオはザングースと一緒にこのチームを作ったポケモン。以前、自信の能力によって巨大な岩を何処かへ吹き飛ばしていたのを見たことがある。多分あの人が怒ったら怖いんだろうな・・・。そして、一番わからないのがゲッコウガ。ほとんどしゃべらず、何を考えているのか分からない。でも木の実を一番多く採ってきたり、捕獲隊と互角に闘ったり、優しさもあるが、とても強いポケモン。

 

昔のことは思い出せない。だけど、みんなとはどこか出会った。それは確実なはずなんだ。前にサーナイトに言ったら、サーナイトも同じだった。みんな同じだった(ゲッコウガはわかんないけど)。なぜ・・・?

 

そういえば、とある組織の組長が殺害されるのをレントラーは目撃していた。向かいのビルで銃を撃っていたのはエルレイドだった。近くのソファで何かが泣いていたけど気のせいだろうか・・・。まあ、その話はどうでもいいからみんなに話してないけどね。

 

 

 

 

 




・・・すいません。ほんとすいません。
ものすごく遅くなってしまった。
ほんとすいません。のろまなんです。亀なんです。
こんなペースじゃいつ終わるんだ?
次回も頑張ります。

次の投稿・・・未定
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。