『A』のために   作:RYOTA UI

5 / 7
いつぶりだ?投稿するのは。

3か月ぐらいたった気がする。

自分でもストーリーを忘れかけている。


集合

 春になると街路樹として植えられている桜の木が美しいほどに満開になる。その美しさは、各地から桜を見に来る観光客でにぎわう。それがサクラシティである。しかし表向きは桜の名所でも、中ではヤクザが行き交い、ひとつ路地に入れば怪しい店が連なる表と裏で全く違う顔を持つ街だった。しかし最近、政府の政策によりすべてのヤクザが摘発された。ヤクザが消えたサクラシティは信じられないほど人が少なくなった。

 人が少なくなっても桜が咲かないということはない。摘発されたことでサクラシティの現状が明るみに出て観光客も少なくなった。今ではこの地方の田舎と言われても過言ではないほどになった。怪しい店は取り壊されヤクザの事務所もただの空き家となった。そんな中、裏通りに唯一取り壊されずに残る一軒のバーがある。店名は「シエナ」。イタリア語で「裏」という意味のそのバーのマスターはサーナイトの顔見知りであり、5匹のポケモンたちが信頼する心強い数少ない味方だった。マスターであるフーディンは念力を使ってシェーカーを振る仏頂面のマスター。その正体は「情報の神様」と言われるほどの情報の持ち主で裏の世界では名の通ったポケモンだった。何故彼は逮捕されず「シエナ」も残ったのかは五匹のポケモンたちも知らない。今では隠れ家としてここを利用している。

 そんな「シエナ」に一番にたどり着いたのはサーナイトとレントラー。扉を開けて中に入るとマスターがチラリとこちらを向く。しかしすぐに手に持っていた新聞に目を通した。いつものことである。二匹は一番奥の目立たないカウンターに座る。「シエナ」の席数はそう多くない。カウンターに10席ほどとカウンターの後ろにテーブルが2つあるだけ。二匹が黙っているとマスターが二人の前にグラスを置く。サーナイトの前にはカクテルのブルー・ムーン。アルコールの飲めないレントラーの前にはウーロン茶が置かれた。

「ありがと」

サーナイトが礼を言うが相変わらずマスターは仏頂面のまま再び新聞に目を通し始めた。そしてレントラーがウーロン茶を二口ほど飲んだところで再びバーの扉が開いた。入ってきたのはザングースとゲッコウガ。

「悪い。遅れちまった」

ザングースはそう言うなりカウンターの席に着く。すると席に着くと同時にザングースの前にビール瓶とグラスが置かれる。ゲッコウガは少し離れて席に着く。前に置かれたのはカクテルのアレキサンダー。ゲッコウガはどんなにうまいカクテルが出されてもアレキサンダーしか飲まない。一方、ビール瓶とグラスが置かれたザングースはついでくれないのか、と言わんばかりにジトッとマスターを見る。マスターは一瞬ザングースを見たが再び新聞に目を通す。自分で開けろ、という意味だろう。仕方なく自分で栓を抜きビールをグラスに注ぐと一口飲んだ。バーの中には静かな時間が流れる。全員がそろうまで話し合うことはない。あと一匹。

 

サーナイト『Gardevoir』 レントラー『Luxray』 ザングース『Zangoose』

 

ゲッコウガ『Greninja』 ???『???』

 




これからは早めに投稿します。

みるひとなんていないけど。
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