全校集会
定例的に行われる行事で生徒は全員参加せねばならない
この学校で行われる全校集会にE組は他のクラスよりも早く整列してないといけないと言うルールがある。
因みにE組校舎から本校舎まで行くに為に昼休み返上で本校舎へと向かわなくてはいけない。
本校舎まで行く道中、岡島が川で溺れたり、岡島が蛇に襲われたり、岡島が落石にあったり、岡島が蜂に追い掛け回されなどの、ハプニングがあった。
アレは芸人ならオイシイと言えるなぁ。
因みに俺は岡島の後を歩き安全を確認しながら歩く。お陰で危険地帯を察知しながら進める。
やっとの思いで本校舎に着き、E組が整列をしたが遅れて他のクラスが整列を始めるが、他のクラスはE組の影口を叩く連中が多い。
なーんか、ああ言うのを見てるとものすごく人間的に小さく見える。
なんて思ってたら校長の話が始まっていた。途中経過でE組を馬鹿にする発言をしていたけど、為にならない話は聞く気ゼロだ。
あくびをしながら暇な話を聞いていたら烏間先生と姉さんが体育館に来た。
姉さんは渚に絡んでいた。頼むから、その手の行動は止めてくれ…….なんて思ってたら烏間先生に連れてかれて行った。
そんなこんなで全校集会も終わり頃、生徒会からの連絡事項を話しているがE組の分のプリントが無いとの事。他のクラスから笑い声が上がる。
「何よ……陰険ね」
姉さんが苦々しい顔で呟く。まったく同意見だ。
文句でも言ってやろうかと思ったら殺せんせーが手書きで人数分のプリントを用意した。素直に感心するよ本当に。
なんて思ってたら姉さんが殺せんせーにナイフで切り掛かり、烏間先生に連行されてった。なーにしてんだが。
E組の皆が声を上げて笑っていたが他のクラスから睨まれていた。
全校集会が終わり、E組はまた山道を歩かねばならない。
仕方ないことだと思い、山の上校舎まで歩こうかと思っていたら E組女子数名が絡まれていた。
「ちょーしに乗ってるんじゃないわよ」
「E組の癖に」
見てみれば速水、倉橋、矢田が絡まれていた。
なんかE組だからって、理由で他のクラスの女子数名から嫌味を言われていた。
「………仕方ないな」
俺は溜息を吐きながら速水達の所に歩いていく
「何やってんだ?早く教室行こうや」
速水達に声を掛けた俺はスーッと素通りしようとする
「何、アンタ?」
「アンタもE組?」
嫌味な視線を向けながら矛先を俺に向ける他クラス女子。
矛先が俺に来たと同時に指で速水達に先に行けとジェスチャーを送る。
悩んだ様子を見せていたが速水達は先にE組に向かった。
「ちょっと話を聞いてるの?」
「悪い、途中から聞いてなかった。『梅酒の梅は梅干しの梅より美味しい~』の辺りから頼むわ」
「そんな話して無いわよ!」
面倒くさいから適当に流したらキレられた。
「んじゃ用がないなら、さいなら」
「待ちなさいよ!」
スッと女子の間を抜けるが肩を掴まれる
「アンタね!E組が調子に乗って……」
「調子に乗ってるのは……どっちだか」
フゥと溜息を吐いた
「俺はA組に居たけどE組の方が楽しいぞ。少なくとも自分より立場の弱い人間を虐める奴は居ないし」
穏やかに済ませようと思ったが少しイラッと来たので反論したら皆、黙った。
気まずそうにしてたから今のうちに行こうと思ったら拳が飛んできた。
「危ないな」
「ふん、E組が」
俺に拳を見舞ったのはA組の空手部の奴だった
「流石はE組行きになった奴だな。女子を虐めるとは」
勘違いしてるのか目の前の奴は俺が女子を虐めたと勘違いしてた。むしろ、その行動に他クラス女子が引いてる。
「貴様のようなエンド野郎は俺が始末……」
「止めとけよ」
襲い掛かって来た空手部の拳が俺に出される前に止める。
何が起きたか解らないって様子の空手部を余所に俺は少し目を細めて。
「俺を始末したいなら強くなってからにしろよ。んじゃさっきは悪かったな、でもあんまり俺の友達に嫌味は言わないでくれよ」
空手部の肩をポンと叩き、他クラス女子に片手を上げながら俺はその場を離れる。俺の背に「待ちなさいよ」と声が掛かるが無視。
つうか、懲りろよ
俺はスタコラサッサッとその場を後にした。
途中で渚と合流したが何処か溜飲を下げた様な顔をしていた気がする。