暗殺教室 鶴久紅の事件ファイル   作:残月

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再会の時間

 

 

 

 

体育の授業を終えたE組は校舎に戻り、次の英語の授業を受けるために教室に待機していた。

 

 

「次はビッチ先生の授業だな」

「ビッチ先生?」

 

 

岡島の零した一言に俺はか首を傾げる。

 

 

「E組の英語担任だよ」

「マジでビッチだからさ、あの先生」

 

 

倉橋と中村が情報を追加するが混乱は深まるばかり。情報がビッチだけじゃわからないっての。

 

 

「まあ、見てみればわかるよ」

 

 

磯貝が笑いながら告げる。確かに見ればわかるか。

 

 

「ガキ共ー席着きなさい。授業するわよ」

 

 

そう言いながら入ってきた金髪美女。って………あの人は……

 

 

「あら、アンタがE組に編入してきた奴?アタシはイリーナ……」

 

 

教室に入ると同時に俺に気付いた金髪美女は俺に挨拶しようとしたが途中で口をつぐむ。

 

 

「こ……紅?」

 

 

疑問系で俺を指差す金髪美女に俺は苦笑いで。

 

 

「久しぶり、姉さん」

 

 

と返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「えええぇぇぇぇぇぇっ!?」」」

 

 

E組教室にクラス全員の叫び声が鳴り響いた。

 

 

「ね、姉さん!?」

「ビッチ先生と姉弟!?」

 

 

クラスが騒然とする中、俺は苦笑いで姉さんは驚いたままの表情だった。

 

 

「騒いでる所、悪いけど俺と姉さんは本当の姉弟じゃないぞ」  

 

 

騒ぎを納めようと俺は声を出す。

 

 

「俺の実家の大和屋って居酒屋なんだけど姉さんは何回か店に来てんだよ。んでその時に『アタシの方が年上なんだから姉さんって呼びなさい』なんて言うからさ」

 

 

説明したがまだまだ騒ぎは納まらず。

 

 

「なんだよビッチ先生!俺達の時はもっと高飛車な態度だったのに!」

「お姉さんぶって可愛いことしてるー」

「ビッチらしくないなぁ」

「やかましいわよ、ガキ共!」

 

 

クラス中から冷やかしに姉さんはキレた。

結局騒ぎが長引き、職員室から怒った烏間先生が姉さんと俺達を怒鳴りに来た。騒ぎがあった物の授業は始まった。

意外なことに姉さんの授業は分かり易くA組に居たときよりも学びやすかった。下ネタが多かった気もするが

授業を終えた後、姉さんが俺の下に来る。

 

 

「授業お疲れさまビッチ姉さん」

「アンタまでビッチって言うんじゃ無いわよ」

 

 

姉さんは表情は笑ってはいるが怒りながら右手で俺の口を乱暴に押さえる。

 

 

「んで、姉さんはなんでE組に居るんだよ。前に聞いたときに仕事の事は教えてくれなかったのに」

 

 

姉さんの手を口から剥がした俺は思った事を姉さんに聞く。

 

 

「そ、それは……」

「前に聞いたときは『女は秘密を抱えて綺麗になるのよ。女の秘密を暴こうとすると火傷じゃ済まないわ』ってさ」

 

 

口篭った姐さんに俺は椅子に深く腰掛けて足を組みながら手で後ろ髪を上げる仕草を見せながら言う。

当時の姉さんの台詞と仕草をまんま再現した。

 

 

「完璧に再現するんじゃない!つか良く覚えてたわね!?」

 

 

姉さんは怒るがクラスからは大爆笑が巻き起こっていた。でも、本当に久しぶり、姉さん。

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