それは、やがて伝説に繋がる物語   作:豚汁

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6話 サタデー・モーニング・コール

 

『――遅いわ、私からかけてるんだから、もっと早く電話に出なさいよ正也(しょうや)

 

「おいおい……早めに電話かけてきたのはそっちだろ真姫(まき)、こんな時間じゃ無くて、いつもの時間にかけてきてくれたら、3コール以内に電話にでてやるよ」

 

 

 俺は携帯の電話口から聞こえる若干理不尽なその言葉に、少し苦笑いを浮かべながらそう返した。

 

 この電話の主である少女の名は――西木野(にしきの) 真姫(まき)

 

 看護師である俺のお母さんの勤め先の、“西木野(にしきの)総合病院”の院長さんの一人娘で―――まぁ、言ってしまえば彼女は“超お嬢様”だ。

 

 そんなお嬢様が、何故ただのしがない公立中学の生徒会長に電話をかけてくるのかと言えば――それはこのお嬢様と俺が、小学生時代からの幼馴染であり、友達同士の関係であるからに他ならない。

 

 俺が小学二年生だった頃の終わりごろ、母さんに連れられて行った病院内で、当時まだ小学一年生だった真姫が、病院内の子供用の遊ぶスペースの中に設置されたアップライトピアノを弾いているところに、俺が声をかけたのが、真姫と俺の出会いのきっかけである。

 

 まぁ、そこから今のように気兼ねない友達と言える関係になれるまでに、色々あったのだが――今はそんな説明している暇は無いようで、俺の言葉に反応した真姫が、若干不機嫌そうな声のトーンで俺にこう言った。

 

 

『3コール以内? ――なにそれ意味わかんない、1コール以内で出なさい正也』

 

「真姫、それ俺が電話の前で本気で待機してないと無理なやつだよな!?

 こっちの方が意味わかんないわっ!」

 

 

 俺は真姫の理不尽な発言に、若干食い気味にツッコむ。

 何この扱い……あれ? おかしいよな? 俺本当に真姫と友達で合ってるんだよな?

 

 

『もう、なに本気にしてるのよ? 冗談よ冗談』

 

「ごめん、全く冗談に聞こえなかったんだけど……」

 

 

 真姫の冗談宣言に、思わず苦笑いしながら軽く真姫に文句を言う俺。

 普段からそう言いそうな感じしてるからな真姫は……全く冗談に思えなかった。

 

 真姫がこのように、若干高飛車な性格をしているせいなのかは分からないが、真姫には親しいと言える友達が、俺の母さんと俺以外には誰一人として居ないらしい。

 なのでこれでも真姫曰く、十分にフレンドリーに接しているらしいのだが――全く信じられない。

 じゃあ、通ってる中学ではどんだけツンケンしてるんだ……って話で、真姫の幼馴染であり、友達でもある俺としては、心配の種であったりする。

 

 ちなみに、穂乃果達三人や武司には、俺にもう一人幼馴染が居ると言う事は全くもって話した事が無い――というか、話す機会自体が全くなかったので、俺と真姫の関係は四人には知られていない。

 だから俺にとって真姫は、いつも一緒に居る穂乃果達の友達グループとは違う、もう一つの友達グループでの付き合いといったような、ちょっとややこしい友達だ。

 なので昔、実は真姫を穂乃果達と引き合わせようと画策したことはあったのだが、穂乃果達に会ってみないかと真姫に聞いて、それを真姫にすげなく断られてしまってからは、もうそのままって感じで――ついぞ今日まで来てしまっていたのだった。

 

 

「で、こんなに早くに何の用だよ真姫」

 

 

 俺は電話に出る為に止めていた歩みを、再び穂乃果の家に向けて動かしながら真姫に尋ねる。

 

 

『勿論、今日の事に決まってるじゃない……正也、あなた本当に今日大丈夫なんでしょうね?』

 

 

 そう言って電話口から、真姫が俺に問いかけた。

 ――全く、そんなに俺のことが心配なのかよ真姫は……まぁ、今日は俺達にとって大事な日なのはわかるけどさ。

 

 

「おおっと……? そんな事いつもは聞いてこないのに……もしかして、緊張してる感じなのかな真姫?」

 

 

 俺は真姫をからかうような声のトーンでそう返す。

 

 

『バ、バカ言わないで! 私は大丈夫に決まってるじゃない、私はただ正也の心配をしてるのよ!』

 

「はいはい、そういう事にしとくよ真姫ちゃ~ん」

 

『もう! ふざけないで!』

 

 

 電話口から怒ったような真姫の返答が返ってくる。

 さて、さっきからかわれた仕返しも済んだし、そろそろ真面目に行きますか。

 

 

 

「――でも、本当に俺は大丈夫だからさ、真姫こそ準備は万端にしておいてくれよ――なんせ、俺達は()()()()()なんだからさ」

 

『――わかってるなら良いわ……私のワガママ、聞いて貰って悪いわね……正也』

 

「おいおい……なんだよ、今日は本当にどうしたんだよ真姫――まさか、あの“お姫様”から謝罪の言葉を聞く日が来るなんて……」

 

『その呼び方、やめてって言ってるでしょ正也……私だって謝る時ぐらいあるわよ、バカにしないで』

 

「はいはい、わかったって真姫……謝らなくても、()()()()()()()()だろ? だったら、最後にするタイミングも真姫の自由だ、俺は全然気にしてないぜ!」

 

 

 

 俺は元気にそう宣言すると、たとえ電話先の真姫に見えなくても届くように、勢いよく片腕を前に突き出し、親指をサムズアップする。

 

 

『そ、そう……なら良いわ、その……あ、ありがとう、正也』

 

 

 携帯から、少しどもったようにお礼の言葉が返ってくる。

 見えなくてもわかる。絶対今真姫は、携帯を持ってない方の手で髪の毛先をクルクルして、恥ずかしさをごまかしてるはずだ。

 

 ――全く、こんなにも真姫は可愛い奴なのに、これで本当に学校で友達が居ないのが信じられない。

 同じ中学に通ってさえいたら、学年は違えど俺が絶対一人になんてさせなかったのに……と思うと、何処か歯がゆい気持ちになってしまう。

 せめて、お礼一つ言うのに物凄く苦労する、その素直じゃない性格さえマシになったらなぁ……。

 

 

「どういたしまして! なら――」

 

 

 俺はそう言って『また後でな! 真姫!』と、続けようとした時に、不意に携帯の充電が切れる事を知らせる電子音が聞こえた。

 

 

「あ、やばい、充電切れそうだ! じゃあまた後で!」

 

『え? ちょっと、正也! まだ話は終わって―――』

 

 

 俺は、真姫が電話でまだ何かを言おうとしてる雰囲気を感じたが、無情にもそこで携帯の電源が切れた。

 悪いことしちゃったな……これはまた真姫の機嫌直すのに苦労するパターンかも……

 電気代節約のためとはいえ、流石にギリギリまで携帯の充電をしないのはやり過ぎたかな……と、俺は少し反省する。

 

 

「ま、なんとかなるでしょ……一応機嫌直るかわかんないけど、真姫が好きなトマトの入ったジュース買って行こうかな……ちょっとは機嫌マシになるかもだし」

 

 

 俺は、誰に聞かせるまでもなくそう呟いた。

 

 

 

 

 ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 

 

「おはようございまーす! お久しぶりです月穂(つきほ)さん! 揚げまんじゅう10個、買いに来ましたーー!」

 

 

 俺は和菓子屋『穂むら』に到着すると、開口一番に元気よくそう言った。

 俺的には店番している頻度は穂乃果のお母さんである、高坂 月穂(つきほ)さんが一番多いため、思わずそう言ってしまったのだが――今日は違うようだった。

 

 

「あ――正也お兄……じゃ無かった、正也先輩、お久しぶりです」

 

「……ああ、今日は雪穂(ゆきほ)ちゃんが店番なのか? 久しぶり~!」

 

 

 俺を出迎えてくれたのは、穂乃果の妹である、高坂 雪穂(ゆきほ)ちゃんだった。

 

 いつも無計画で大雑把な性格である姉の穂乃果とは違い、しっかり者でどこかクールっぽい性格をしている子だ。

 ちなみに、俺と同じ音ノ木坂中学に通う一年生であり、俺の後輩とも言える。

 

 

「それにしても雪穂、俺の呼び方は“正也お兄ちゃん”のままで良いって言ったじゃん……冷たいな~雪穂。小さい頃は、『正也お兄ちゃん、あそぼ~!』って言いながら、俺によく懐いてくれてたのに……」

 

「わ、私もうお姉ちゃんみたいに子供じゃないですからっ! 先輩の事はしっかり先輩って呼ぶんですっ!」

 

 

 俺が軽くからかうと、雪穂ちゃんは若干顔を赤くしながらそう言ってきた。

 でも本当に少し寂しいと思うのは事実だ。……俺には妹や弟が居ないから、妹がいるみたいで嬉しかったのにな……

 

 

「ちぇ、残念……って、今日は雪穂(ゆきほ)が店番やってるの? 月穂(つきほ)さんは?」

 

「お母さんは今出かけてて……代わりに今、私が店番やってるんです」

 

「へぇ、ちなみに……穂乃果は?」

 

「――――まだ寝てます」

 

「あはははは! 期待を裏切らないな穂乃果は……」

 

 

 俺は相変わらずの穂乃果の寝ぼすけっぷりに、思わず笑ってしまう。

 

 すると、俺と雪穂ちゃんの会話が聞こえたのか、お店の厨房から白い作務衣(さむえ)姿の男性が姿を現した。

 

 

「あ、陸太(りくた)さん、お久しぶりです」

 

 

 俺は、その人……穂乃果のお父さんである高坂(こうさか) 陸太(りくた)さんに、軽くお辞儀をする。

 

 陸太さんはここ、和菓子屋『穂むら』の頼れる和菓子職人で、あまり人前で話す事のない、無口で渋くてカッコいい人だと俺は思っている。

 そして(うしお)さんと同じく、俺のお父さんとお母さんの中学時代からの親友らしい。

 

 なんでも、今でも父さんは暇さえあればちょくちょく『穂むら』に行って、普段喋る事が少ない陸太さんの為に、定期的に絡みに行ってるらしい……ちょっと迷惑じゃないか? 父さん……

 

 陸太さんは、そのまま店のカウンターまで来ると、おもむろに紙袋を俺に差し出す。

 中には揚げたての揚げまんじゅうが、丁度10個入っていた。

 どうやら、俺が店に入ったときの第一声をしっかり聞いていてくれたらしい。

俺は慌てて財布を取り出す。すると、そんな俺を見て陸太さんは首を横に振った。

 

 

「え……? もしかしてお金要らないってことですか、陸太さん?」

 

「ああ……そういえば正也先輩に、この前のお母さんのお礼がまだだったよね? お父さん」

 

 

 雪穂の問いかけに、頷く陸太さん。

 

 ――もしかして、あの事だろうか?

 

 だいたい二ヶ月ほど前、俺は穂乃果に借りてた少女漫画を返しに行ったときに――え? 男が少女漫画読むのはおかしいって? いや、読んだら全然男でも面白いと思える作品いっぱいあるんだって……

 

 ……まぁ、とりあえずそんな理由で、俺が穂乃果の家に行ったときに偶然、月穂さんが店のカウンターで倒れてるのを発見してしまったのだ。

 

 しかもその時は最悪な事に、穂乃果の家は月穂さんを残して、全員外出してしまっていた。

 なので、看護師の母さんから運よくこういう時の為の対処法を教わっていた俺は、すぐさま救急車を呼び、救急車が来るまで月穂さんに適切な応急処置を行って、無事に病院に送り届けた事がある。

 

 ――別にあれは大したことじゃないんだけどな……たまたま俺が発見したってだけで、べつに俺以外の人でも救急車を呼ぶことぐらいは出来たはずだし、しかも、結局月穂さんが倒れた原因はただの過労だったらしいし……

 

 俺はそう思って、せっかくの申し出だけど断ろうと口を開きかけた。

 

 しかしその時、陸太さんは『そんな事気にしなくてもいい』と言わんばかりに、有無を言わせず再びズイっと紙袋を俺に突き出す。

 

 

「正也先輩、遠慮しないで下さい。お母さんも正也先輩が来る時があったら、是非ともあの日のお礼がしたいって言ってましたから……」

 

 

 雪穂ちゃんはそう言うが、でもそう言う訳にはいかないと思う俺がいた。

 だ、だって、揚げまんじゅうは10個でだいたい千円もするし、そしてあんな誰でも出来た事で恩に着せてタダにして貰うなんて、カッコいい男としてどうなんだって思うし……!

 

 だから、俺は財布を出し、お金を陸太さんに突き付けようとしたが――

 

 

「あれっ……? お金ない……」

 

 

 俺は丁度財布の中に一枚入っている予定だった千円札が、無いことに気が付いた。

 

 ――ああ! そう言えば、この前の二次研の件の捜査で、色々連絡する事が多かったから、携帯代が普段より多くかかったんだった……!

 

 携帯代を親に頼らず自分で払ってる俺にとって、痛い残金の計算ミスだった。

 

 

「……お金ないみたいですね、では、遠慮せずにどうぞ正也先輩」

 

「はい……じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きます、陸太さん」

 

 

 俺は雪穂ちゃんにそう言われ、しぶしぶ陸太さんから揚げまんじゅうの入った紙袋を受け取った。

 ああ……さっきの海未の家での朝ご飯といい、今回のこれといい……今日は色々お世話になってばっかだな俺……

 

 そして、俺に紙袋を手渡した陸太さんは、そのまま厨房に戻った……と思えば片手にクーラーボックスを手にして、また戻って来た。

 

 

「――え? 陸太さん? それはどうしたんですか?」

 

「あ……それもしかして、お父さんが最近来てない響也(きょうや)おじさんの為に作ったって言ってた和菓子?」

 

 

 そう言う雪穂ちゃんに、頷き返す陸太さん。

 陸太さん……まさか、俺の父さんの為に、特別に和菓子を作ってくれたっていうのだろうか?

 確かにこの前、『ここ最近大変だから、めったに陸太の店に行けなくなっちまったな……』って父さんが言ってたけど……

 

 陸太さんが、またさっきと同じような形でクーラーボックスを俺に差し出す。

 今度は断る理由もなかったので、俺はそれを受け取り中を確認する。

 そこには緑色のおまんじゅうが沢山あった。

 

 

「もしかしてこれ……生地に抹茶(まっちゃ)が練りこまれてる……?」

 

「お父さんは、それ“抹茶まんじゅう”だって言ってました。 響也おじさんは抹茶、大好きでしたよね」

 

「――ありがとうございます陸太さん! 父さんきっと喜びます!」

 

 

 俺は感謝の想いで陸太さんに頭を下げる。

 すると陸太さんは、礼をいうのはむしろこちらの方だと言うように頭を下げ、そして厨房の奥に引っ込んでしまった。

 

 そして俺の両手には、揚げまんじゅう10個入りの紙袋と、お父さんの為に陸太さんが作ってくれた、抹茶まんじゅうの入ったクーラーボックスの両方を持つことになり、大変荷物が多くなっていた。

 というか、抹茶まんじゅうの量が結構あって重い……父さんが来なくて、どれだけ心配だったんだよ陸太さん……

 やっぱりこういった時は、俺の父さんがどれだけ大切に思われているのかを、つくづく実感することが出来る。

 

 ――全く、乗り超えるには大きすぎる背中だよ……父さん。

 

 俺が父さんのすごさを改めて再確認していた時、雪穂ちゃんがそんな俺に声をかけてきた。

 

 

「正也先輩、もし良かったら、ついでにウチでお茶でも飲んで行きませんか? お母さんもそのうち帰ってくると思いますし、お姉ちゃんもそろそろ目を覚ますはずなんで……」

 

「いやごめん雪穂ちゃん。ありがたいけどそれはいいよ、今日は他に用事があるから」

 

 

 俺はせっかくの申し出だけど断る事にした。そのお誘いに乗ると、結局そのままズルズルと真姫との約束の時間になるまで居続けてしまい、今日中に武司に揚げまんじゅうを届けられなくなってしまう気がしたからだ。

 

 

「――そうですか……じゃあ、仕方ないですね。正也先輩、今日は来店ありがとうございました」

 

 

 雪穂ちゃんの提案を断って店を出ようとする俺を、残念そうに見送る雪穂ちゃんに、俺は少し申し訳なく思ってしまう。

 

 

「そう言えば、正也先輩……また、前の呼び方で呼んで欲しいですか?」

 

 

 すると、雪穂ちゃんからそんな一言が飛んできた。

 前の呼び方……? まさか、“正也お兄ちゃん”のことかっ!?

 

 

「おお! また呼んでくれるのか!? いいよ、呼んで呼んで! 今すぐ! カモン!」

 

 

 俺は、そんな雪穂ちゃんの言葉に食い気味に反応する。

 ヤバい……俺、一人っ子だからかもしれないけど、結構“妹”って存在に飢えてるのかも。

 あれだよな、お兄ちゃんって言われて、思いっきり頼りにされるのって、憧れるよな……ああっ、お兄ちゃん助けて……って、言われてみたい!

 

 そんな妹という存在に甘い妄想を膨らませる俺に、雪穂ちゃんは少し間をあけ、そして輝くような営業スマイルでこう言った。

 

 

 

 

 

「―――正也お義兄(にい)ちゃん!」

 

 

「よし、雪穂ちゃん……お兄さんとちょっとお話しようかぁ……!」

 

 

 

 

 

 雪穂ちゃんの若干悪質なニュアンスの込められた“お兄ちゃん”呼びに、俺は堪らず雪穂ちゃんに詰め寄った。

 おいどうしてくれる雪穂ちゃん、甘い幻想から一気に現実に引き戻されて気分がもう俺ジェットコースター乗ってるみたいになっちゃったじゃねぇか。

 

 

「ええー、良いじゃないですか正也先輩、妹ができるんですよ? いつになったらお姉ちゃんを貰ってくるんですか? お姉ちゃん以外の私達家族全員、全然オッケーなんですよ?」

 

「よしオッケー、まずその思考回路に問題がある事が分った。まずは叩いてその思考の元から正すっ!」

 

「わー! 正也先輩が怒ったー!」

 

 

 和菓子屋『穂むら』の店内で、俺をからかって楽しそうな雪穂ちゃんと俺の、それなりに激しい攻防戦が幕を開けた。

 

 もう本当に……勝手に本人の意思もなしにそう言う事言っちゃうのって、幼馴染だから両想いのはずだっていう思い込みが透けて見えて嫌なんだよな……穂乃果がこれを知ったら、きっと良い思いはしないはずだ、うん。

 

 俺はそう思いながら、雪穂ちゃんに軽くチョップをかまし成敗した後、『穂むら』を後にした。

 

 

 俺の本日の用事はあと二つだ。

 

 

 




 
 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 また、この度評価をくださった方がなんと5人に到達したので、ここで一度きちんとお礼を申し上げさせて頂きます。

 とこもさん、秩序鉄拳さん、tatsumiさん、1000国さん、蒼陽さん

 以上五名の方、本当にありがとうございます。

 また、感想やお気に入り登録して下さった方も本当にありがとうございます。これからも更新頑張りますね!

 では誤字脱字、意見やご感想などがありましたら是非感想欄にお願いします。

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