今は移動中の馬車の中
「未開拓地だからなんかあるかな?」
「新しい武器とかありそうね」
「新しい武器と言えばそういえばまだ白い塊磨いてないよ」
「あ・・・忘れてたわ」
「このクエスト終わったら磨こう、シーナも手伝ってね」
「わかった、カズキが言うなら手伝おう」
「ありがと、シーナ」
「私も手伝うのに?」
「わかってるよ、ありがとカナン」
かなり進むと
「うわっすごい霧だね、カナン、シーナ」
「これは……モンスターの霧じゃないか!」
「シーナ?カナン?」
「カズキ逃げるぞ(わよ)」
「え?」
「声を出すな!気づかれたら終わりだ」
「洞窟に逃げるわよ」
「カナン、シーナあれはいったい?」
「カズキ、落ち着いて聞け、あれは古竜、オオナズチだ」
「はい?」
「言いたいことはだな」
「うん」
「お前じゃ勝てん、私でも、カナンでも」
「三人いても?」
「馬鹿者!奴はドンドルマの撃退クエストにもでてくるかなり強い古竜だ!」
「無理ってことよ、カズキ」
「そんな……」
「今日は帰りましょう、オオナズチがいただけで立派な調査報告よ」
「わかった、帰ろう」
カズキたちは何事もなかったかのように帰った
「ダルい〜!足が痛いよ〜」
「カナン、俺だって足痛いよ」
「いきなり走ったからだろ」
「走れっていったのはシーナじゃない!」
「カズキ!足揉んで」
「俺だって揉んでほしい」
「シーナ!(カズキ、カナン)」
「私だって揉んでもらいたいのだが…」
「だりい、俺は寝るぞ」
「じゃあ、私も寝ようかしら」
「おやすみ〜カズキ、カナン」
翌日……
「白い塊磨くの大変だな
「ガンナー用武器出たらいただくわよ」
「ランス出たら貰うぞ」
「ハア?」
「ん?文句あんのかしら?あるなら聞くわよ」
「無いっす、手伝ってくれてマジ感動っす」
「初めからそういえばいいのよ」
「(ったく…磨かせろって言ったのあの二人からなのに)」
「これは、ランスよ!」
「マジか、それは私にくれ」
視線を合わせるカズキとカナン
「良いぞ」
「良いんじゃないかしら?」
「ありがと、貰う」
「これは?片手剣か、強そうだしその辺のハンターにでも売っとくか」
「そうね………これはボウガンよ」
カナンむっちゃ嬉しそう 「当然よ、ボウガンなんて滅多に来ないわ」
「ふーん、って大剣だわ」
「ありがとう!」
「売りましょう?」
「名案だな」
「お前らは鬼か!」
「ハンターよ?」
「当たり前だな」
「泣くぞ、俺」
「冗談半分よ、はい」
「半分!?」
「もう半分は面白みで」
「もうやだ、こんなの」
投稿スピードを遅くします(極)
理由は新しい小説を書くからです