モンスターハンター 〜恋と絆の物語〜   作:雷竜

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雷竜です、夏休み終わりそうなのに宿題が終わらない!どうぞ!


アカツキの離脱、皆の危機

「なぜ教えなかった!」

 

アリスです、カズキが絶賛激おこ中です

 

「アカツキの進む道を変えさせる行為をしてはいけないと………ハンターの掟を忘れたか!第四項五条目にハンターがアイルーと共存関係であるがうえ互いの道を変えさせるのはその項目に違反するぞ!お前に置き手紙を残し旅に出た、読め!」

 

カズキはアカツキの置き手紙を読み上げた

 

「信頼なるご主人、カズキへ

まずは勝手に出ていくことを許してほしいニャ、旦那さんは知ってるニャ?アイルーの狩猟場があることを、上位ハンターの一部の人のみが教えてもらい、そこで上のハンターがと成績順に上のアイルーを雇うニャ、僕は成績ほぼ最下位僕より下なアイルーはもう死んだと聞いてるニャ、僕が生きてること事態奇跡ニャ。それはシーナの盾、カナンの援護射撃、アリスは………まだ助けてもらってないニャ、ニャハハハハ(笑)そして何より貴方の、ご主人の、カズキの優しさと愛情と言う名の見えない盾に守られたニャ!感謝ニャ!でも僕は自分を守り、最高の仲間を守るまで強くなって見せるニャ!食料や宿代が無いので旦那さんからいただ………げふんげふん、借りたニャ。仲間を守るため僕は旅に出るニャ!旦那さんに僕から元師匠に頂いた守りの護符をプレゼントするニャ!大切にニャ!最後に、貴方のオトモで誇らしいニャ!貴方と一緒に狩猟できて嬉しかったにゃ、借りた武器は返していく………のではなく貰うニャ、ニャハハ(笑)

旦那さんは悲しみを抑えきれないタイプだからニャ、仲間とケンカすると思うニャ、だから喧嘩しないでほしいニャ、すぐ帰るニャ!ではニャ!互いに頑張るニャ!」

 

そう強気で書いてあったが紙は涙がついた跡が残っていた

 

「速くいくわよ、ナルガクルガを倒さないと、悲しむのは帰ってからよ!」

 

そう言うカナンは涙が隠せなかった、カナンの頬に涙の跡がある

 

 

「ああ、わかったよ。」

 

カズキの首元に守りの護符をカナンはチェーンでつけてあげた、守りの護符はとても明るくオレンジ色に輝いていた……

 

「いたわ、ナルガクルガよ、どうするの?」

「私は眠りナイフを持ってきた、それを使って眠らせる」

 

シーナらしい作戦だ、ナイフは当たらなければ意味がない、チャンスは一度きり、しかも頭にナイフを刺さないと睡眠は成功しない。

 

「私がチャンスを作りますわ」

 

ここで声を挙げたのはなんとアリスだった

 

「どうやって隙を作る」

 

シーナは納得がいかない、隙を作るにはスタンさせる必要がある

 

「私に任せなさい」

 

アリスは自信に満ち溢れている目をしていた

 

「わかった、アリスに任せる。」

 

シーナは作戦を伝える

 

 

 

 

「………という感じだ」

 

「「「了解(ですわ)」」」

 

(ここからはシーナの一人称です)

 

「……」

 

カズキは指先をクイクイ上げた、作戦開始だ

 

「ピュー、ピピュー」

 

(高い音がこだまする………カズキが角笛を吹いたな)

 

瞬間、ナルガクルガはカズキに攻撃を仕掛けた、

 

(カズキ、耐えてくれよ………)

 

残り時間は多くて20秒だ

 

「今だ!準備!」

 

カナンは銃弾、雷撃弾を装填した

 

「急げ!」

 

皆はナルガクルガの近くの岩に大タル爆弾Gを置いた……その時

「危ない!えいっ……」

 

強烈な光が視界を襲った、閃光玉だ

 

「暴れんなよ………」

 

カズキは作戦通り後退、次にアリスとカナンと一緒にナルガクルガに走り出す

 

「閃光が効いている間は暴れて危険なので一旦待機よ」

 

 

 

「グォァァァァ!!!」

 

ナルガクルガは怒り状態………速度が上がり攻撃力が増えたのだ

 

「今だ、アリス!」

 

私は眠りナイフをを手に持ち、カナンとカズキは大タル爆弾Gを持った

 

「やぁぁぁぁぁっ!!はあっ!」

 

アリスは操虫昆を地面に打ち付け、空を舞い、操虫昆を縦、横、ナナメ切りを行い、そのままナルガクルガの背中に打ち付け、もう一回ジャンプしたあと武器を背中に戻し代わりにナイフを手に取った

「やぁぁぁぁっ!」

 

ナイフを獲物の背中に刺し込み、バランスを崩させた

 

「今よ、シーナ!」

 

私は倒れたナルガクルガの額に眠りナイフをを差し込んだ

 

「グ、アアアア……」

 

ナルガクルガが眠った、今がチャンスだ

 

カナンとカズキは大タル爆弾Gを背中、頭、翼………計5個置いた

 

カナンがライフルを持ち………銃口から雷が出た。雷撃弾だ

 

 

 

ドン!…ドコォォォン!

 

辺りは真っ暗、黒煙が視界を遮る………

 

「逃げろ!シーナ!」

 

カズキの声……目の前に出てきたのは破れた翼………

 

「っ………」

 

気がついた時には遅かった、声も出なかった

 

 

 

翼が肩を掠める……直後恐竜ウイルスが体に感染した

 

「ああァァァ!痛い!体が!焼ける!…なんだっ、これはぁ!」

 

体が焼けそう、恐竜ウイルスはまだこの世界はよく知られてなく、対処法も知られていない、

 

(もうダメだな、死んでしまう。走馬灯が見えそうだよ……カナン、アリス、カズキになんて言おう……)

 

「カナン!しっかりしろ!!」

 

カズキは閃光玉を放ちナルガクルガの目をくらませる

 

「カズキ……もう私………ダメだ…………力になれなくて………ごめんな………お前の……仲間で……良かったよ………」

 

「ふざけるなぁ!アカツキを失って、シーナを失ったら……ふざけるなぁ!!!」

 

カズキの目は殺意がこもっている、また、標準は……恐竜化したナルガクルガだ

 

「お前は助け出す!生きてだ!そしてこんな目に会わせたナルガクルガをユルサナイ……!」

 

カズキの体にオーラが走る……

 

「鬼神化?違うわ、カズキ、そんな力使ったら体が持たないわ!」

 

カナンは危ない、そう悟りやめさせる

 

「………」

 

カズキは大剣を持ち、アリスの操虫昆を………奪った………えっ?

 

「とりゃぁーっ!」

 

カズキは操虫昆を使い空を舞う

(私は操虫昆でジャンプするのに一年かかったのに……一発成功?)

 

「はあっ!っ!やあっ!」

 

カズキは背中に溜め斬り、体を無理に動かし頭にカチ上げ、さらにそこから回転斬りを放った

 

「グァァァ………」

 

ナルガクルガは生きたえた………

 

ドサッ

 

 

「えっ?カズキ!」

 

カズキは体を無理に使ったからか、そのまま倒れた………

 

「カズキをユクモ村に連れてくわよ、アリス!」

 

カナンはカズキを持ち上げアリスはシーナを持ち上げ…ナルガクルガの死体には目もくれず、ユクモ村に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナンとアリスは医療班に二人を連れていき、命に別状はないが、シーナは4日寝続けて、カズキは二週間、起きなかった………

 

 

カズキ、シーナ入院6月25日

 

ユクモ村、復興開始6月25日

 

シーナ、意識を取り戻す6月29日

 

ユクモ村、復興、7月5日

 

カズキ、意識を取り戻す、7月9日

 

 

 

 

 

 

「ここは?」

 

カズキは意識を取り戻した

 

「「「カズキ!」」」

 

ユクモ村の災いは、とりあえず去ったのだった




終わりみたいですが、終わりません!カズキのオーラは何だったのでしょう………?では!

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